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 館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR東日本 八戸(はちのへ)駅2004年8月6日訪問Googleマップ
JR-East Hachinohe Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から新幹線で約3時間、東北新幹線に八戸線と青い森鉄道が接続する乗換駅。八戸市は青森県南東端で太平洋に面する人口約23万人の港湾都市で、日本一の漁港と青森県一の工業港を抱える。駅弁は明治時代からの駅弁屋の駅弁が、JRの子会社の駅弁と共に販売される。1891(明治24)年9月1日開業、青森県八戸市尻内町。

E5系はやぶさ弁当(1,150円)2011年1月19日に東京駅駅弁売店「駅弁屋旨囲門」で購入
E5-kei Hayabusa Bento

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

東北新幹線「はやぶさ」登場を前に、2010(平成22)年12月21日に八戸駅で登場。東京、盛岡、新青森の各駅や主に東日本エリアでの駅弁催事でも販売される。はやぶさに使われるE5系新幹線電車の先頭形状を模したプラ製容器を、車両の写真やイラストなどを印刷したボール紙の筒に収める。

中身は茶飯の上にアメリカンドック、ミニオムレツ、ハンバーグ、エビフライ、フライドポテト、ウインナーを載せ、みつりんごを添えるもの。容器で買われる駅弁だろうし、お子様ランチな中身はコンセプトとしても、ここまで冷凍食品で中身を固めることはないと思う。しかし「はやぶさ」の登場が東京のメディアで何度も大きく紹介されたこともあり、このシーズンの駅弁催事では即刻完売の大人気であった。

E5系新幹線電車は、東北新幹線での時速320km運転を目指し、JR東日本が2009年に製造した新型車両。騒音対策で先頭に天狗の鼻が付き、「常盤グリーン」「はやてピンク」「飛雲ホワイト」に車体を塗り分け、客室が狭い10号車にはグリーン車より5,000円高い「グランクラス」を新設、宇都宮〜盛岡でトンネル坑口の緩衝工を延伸したうえで、2011年3月5日から営業運転を開始した。

2010年12月4日の東北新幹線新青森開業から約3か月遅れた理由は、もともと2010年度末イコール2011年3月の開業を目指していた八戸〜新青森の工事が約3か月間短縮できたため。「はやて」で約3時間半かかる東京〜新青森が「はやぶさ」では3時間10分となり、2013年度には時速320km運転を開始して3時間5分まで詰めることが発表されている。

ところが、登場わずか6日目の3月11日に東日本大震災が発生したため、東北新幹線は4月28日まで一部区間で不通が続き「はやぶさ」も運休、その後も速度を落として本数を減らした運行が9月22日まで続く不運に見舞われた。

販売駅
東北新幹線 八戸(はちのへ)駅 1891(明治24)年9月1日開業 青森県八戸市尻内町
調製元
有限会社 吉田屋 青森県八戸市一番町一丁目2−1 0178(27)4554 http://koutazushi.com/

【終売】E2系(1000番台)はやて弁当(1,150円)2004年6月12日に品川駅駅弁大会で購入
E2-kei Hayate Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身

2003(平成15)年秋の登場。東北新幹線「はやて」に使われるE2系新幹線電車の先頭車を陶器で再現した容器をボール紙の枠にはめる。紙トレーに入った中身はぐっと少なく、少量の御飯の上に鮭フレークと鶏そぼろ、少量のイクラと錦糸卵、ヤリイカと人参をひとつずつ載せるだけ。つまり容器を楽しむ駅弁で、子供へのお土産には最適だろう。2007年頃までの販売か。

JR東日本のE2系新幹線電車は、1997年10月開業の長野新幹線用として開発され、東北・上越新幹線で1982年の開業時から使われる200系電車の置換用としても増備された。その1000番台は、2002年12月の東北新幹線八戸延伸で登場したマイナーチェンジ版。長野新幹線の50/60Hz両対応だった電源周波数を50Hz専用化、高速走行時の車両動揺を抑えるサスペンションを装備、側窓の1列1窓から2列1窓への大型化などが、1000番台の登場で0番台と呼ばれるようになった原版と異なる。同時にE2系0番台の東北新幹線用編成についても、8両編成に1000番台2両を入れた10両編成化と車体帯色の変更を実施し、長野新幹線では走れなくなった。

駅弁容器で再現された車両は、陶製容器は1000番台、ボール紙の枠は小窓な東北新幹線色なので長野新幹線を走れない0番台のタイプ、パッケージの写真は全車1000番台の編成で、駅弁名では(1000番台)を付記する。そんな差異の考察をすることは自由だが、一部の鉄道マニアはこれを間違いだ嘘つきだと騒ぎ立てて周囲の迷惑と引き替えに自己満足を得るため、鉄道趣味への偏見や無理解を助長してしまう。

※2017年5月補訂:終売を追記
販売駅
東北新幹線 八戸(はちのへ)駅 1891(明治24)年9月1日開業 青森県八戸市尻内町
調製元
有限会社 吉田屋 青森県八戸市一番町一丁目2−1 0178(27)4554 http://koutazushi.com/