banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR東日本 仙台(せんだい)駅2010年3月15日訪問Googleマップ
JR-East Sendai Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から新幹線で約1時間40分、東北新幹線にJR在来線各線と仙台市営地下鉄が接続するターミナル駅。仙台市は宮城県の中央に位置する人口約100万人の城下町で、東北地方の首都として君臨する。駅弁は地元業者と東北一帯を持つ駅弁屋とJR子会社が競争し、駅構内各地の売店で50種以上が売られる全国有数の激戦区である。1887(明治20)年12月15日開業、宮城県仙台市青葉区中央1丁目。

野辺地とりめし(800円)2015年12月6日に仙台駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Noheji Torimeshi

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

青森県の東北本線野辺地駅で1952(昭和27)年に登場し、長らく名物の駅弁であった「とりめし」が、仙台駅の駅弁になっているもの。かつての調製元である伯養軒が、仙台や盛岡や野辺地や青森に支店を持ち、それぞれで違う名前や意匠で同じような鶏飯駅弁を販売していたものを、おそらく2015(平成27)年に仙台駅と青森駅(盛岡駅でも販売)でブランドを同じくしたように見える。

菱形の容器に茶飯を詰め、卵そぼろと、グリーンピースをまぶした黒い鶏そぼろで覆い、鶏照焼スライスを並べ、刻みシイタケ煮を載せて、柴漬けを添える。この見た目と内容は、野辺地駅の名物駅弁であった「とりめし」と同じ。そのため、駅弁の名前に「野辺地」とある。というか、近年に追加された。

販売駅
東北本線 仙台(せんだい)駅 1887(明治20)年12月15日開業 宮城県仙台市青葉区中央1丁目
調製元
株式会社 ウェルネス伯養軒 仙台支店 宮城県名取市植松字入生346番1号 022(382)8940 http://www.greenhouse.co.jp/w-hakuyoken/

【終売】伯養軒のとりめし(700円)2005年4月9日に東京駅駅弁の日記念駅弁大会で購入
Hakuyoken no Torimeeshi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身

菱形の発泡材容器に掛紙代わりの紙蓋をかけて輪ゴムでしばる。中身は茶飯の上に鶏そぼろや錦糸卵を敷き鶏照焼をたっぷり載せる、駅弁名どおりの鶏飯。国鉄時代に有名だった青森県野辺地駅のとりめしと中身が同じなのではと思うが、仙台も野辺地も同じ伯養軒なので良いのだろう。味もとても良い。

この紙蓋のデザインは2003年12月20日に、文字にニワトリをイメージした仙台市内の専門学校の学生の作品に変更した。しかしその紙蓋にでかでかと調製シールを貼るのはいただけない。食品表示の強化により、仙台に限らず全国的にそんな傾向にあり、せっかくの意匠が泣いていると思う。少なくとも2009年までは、このデザインのふたで販売された模様。2015年時点で上記の「野辺地とりめし」として売られていると思われる。

※2016年2月補訂:現況を追記
※2005年12月補訂:公式サイトの閉鎖に伴いURLを削除。調製元の名称・所在地・連絡先も変更された可能性がある。
販売駅
東北本線 仙台(せんだい)駅 1887(明治20)年12月15日開業 宮城県仙台市青葉区中央1丁目
調製元
株式会社 伯養軒 仙台支店 宮城県名取市植松字入生346−1 022(382)8945

【終売】鶏めし弁当(780円)2005年8月27日に東京駅駅弁売店で購入
Torimeeshi Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身

仙台駅の鶏飯駅弁のNRE版。東京駅でよく見るような構造の、トレー付き長方形発泡材容器+透明ふた+ボール紙枠のパッケージ。中身は白御飯の上に辛めの鶏そぼろ、軟らか鶏つくね団子、しっかり鶏照焼と三種の鶏が載り、煮物などの付け合わせ少量。仙台駅との関わりは現在も今後も薄そうだが、機能本位で風味も分量も価格も申し分なく、地元業者を駆逐しない範囲で売れて良いと思う。今はこの姿では存在しないと思われる。

販売駅
東北本線 仙台(せんだい)駅 1887(明治20)年12月15日開業 宮城県仙台市青葉区中央1丁目
調製元
株式会社 日本レストランエンタプライズ 宮城県仙台市宮城野区原町4−11−1 022(257)2981 http://www.nre.co.jp/

【終売】みちのく鶏てり焼き弁当(800円)2006年10月8日に日比谷公園の鉄道の日フェスティバルで購入
Michinokudori Teriyaki Bento (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身

2005(平成17)年4月4日の登場。長方形の黒い発泡材容器を、鶏炭火網焼を思わせる写真を載せたボール紙の枠にはめる。中身は白御飯の上に鶏そぼろ、卵そぼろ、炭火であぶり焼きにしたという柚子風味な宮城県産「みちのく鶏」3切れ、タケノコなどを載せ、うぐいす豆、大根浅漬け、玉子焼、蒲鉾を添える。

この種の駅弁は各地でいくつも見た気がするが、こちらは鶏肉の締まりの良さと、玉子そぼろの手作り感で上位レベル。仙台駅弁は鶏もうまい。付合せの見栄えと内容をもう一段上げれば、なおよい。2009年頃までの販売か。

パッケージ側面に解説がある「みちのく鶏」。宮城県の平成ファーム宮城事業所が生んだ銘柄鶏を、2001年親会社の丸紅畜産が会社ごと吸収、そしてその主要顧客の生活協同組合が同社了解のもと、同じレベルの他社品もこれを名乗らせている模様。宮城の鶏なのに岩手産や青森産があるのはそのため。カボチャやスイカズラを食べさせていることよりはむしろ、安全や安心にかなり気を配っていることを売りにする。

※2016年2月補訂:終売を追記
販売駅
東北本線 仙台(せんだい)駅 1887(明治20)年12月15日開業 宮城県仙台市青葉区中央1丁目
調製元
株式会社 こばやし 宮城県仙台市宮城野区小田原3−2−3 022(293)1661 http://www.kobayashibento.com/

【終売】NEWわかどり弁当(600円)2003年8月31日に仙台駅駅弁売店で購入
New Wakadori Bento (end of sales)

掛紙 外観 中身

ヤワなトレーに発泡材枠を接着した廃棄物減量型容器に、駅弁名を書いて鶏がピースをするボール紙の枠をはめる。中身は白御飯の上に鶏照焼と鶏唐揚その他を載せただけのシンプルなもの。見た目に仙台を感じる点はないが、駅弁ファンなら味で仙台駅弁と分かるかもしれない、こんな傍流の商品でも高品質を保つのはさすが。なお、過去には「わかとり弁当」を名乗っていたそうな。2014年頃までの販売か。

※2016年10月補訂:終売を追記
販売駅
東北本線 仙台(せんだい)駅 1887(明治20)年12月15日開業 宮城県仙台市青葉区中央1丁目
調製元
株式会社 こばやし 宮城県仙台市宮城野区小田原3−2−3 022(293)1661 http://www.kobayashibento.com/

【掛紙】わかとり弁当(200円)調製年月日不詳
Wakatori Bento

掛紙

昭和40年代の調製と思われる、昔の仙台駅弁の掛紙。現在も販売が続くロングセラーだが、当時と現在で駅弁名が「わかとり」「わかどり」と1文字違いになっている。

販売駅
東北本線 仙台(せんだい)駅 1887(明治20)年12月15日開業 宮城県仙台市青葉区中央1丁目
調製元
株式会社 こばやし 宮城県仙台市東四番丁20 (21)1661

【掛紙】鶏茸弁当(250円)1972年12月12日調製
Toritake Bento

掛紙

1972(昭和47)年12月12日6時の調製と思われる、昔の仙台駅弁の掛紙。聞き慣れないし現存しない駅弁名で、御飯の上に鶏肉と椎茸でも載せていたのだろうか。

販売駅
東北本線 仙台(せんだい)駅 1887(明治20)年12月15日開業 宮城県仙台市青葉区中央1丁目
調製元
仙台伯養軒 宮城県仙台市東七番丁61の1号 (91)8101