banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR東日本 米沢(よねざわ)駅2008年2月3日訪問Googleマップ
JR-East Yonezawa Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から新幹線「つばさ」号で2時間強。米沢市は山形県の南端で内陸の盆地に広がる人口約9万人の城下町で、和牛の生産と江戸時代の名君である上杉鷹山が知られる。駅弁は2社がホーム上に駅弁売店を構え、それぞれ何種類もの牛肉弁当を揃えて競争する。1899(明治32)年5月15日開業、山形県米沢市駅前1丁目。

天然塩と秘伝のタレ Wで旨いカルビ丼(1,000円)2004年11月3日に小田急百貨店藤沢店駅弁大会で購入
Tennen Shio to Hiden no Tare W de Umai Karubidon

掛紙 外観 外観 中身

2003(平成15)年の秋の登場。白い円形の加熱機能付き容器を、焼肉の写真を載せた賑やかなボール紙のパッケージに入れる。中身はとてもシンプルで、薄く敷いた御飯の上に牛カルビ肉を載せるだけ。ひもを引いて暖めると確かに、タレと脂身に支えられたカルビ焼肉の風味が出て、分量のある牛肉は柔らかく、御飯が足りなくなる感じ。価格は2004年の購入時点で1,000円、2016年時点で1,150円。

※2017年2月補訂:値上げを追記
販売駅
奥羽本線 米沢(よねざわ)駅 1899(明治32)年5月15日開業 山形県米沢市駅前1丁目
調製元
有限会社 松川弁当店 山形県米沢市アルカディア1丁目808−20 0238(29)0141 http://yonezawaekiben.jp/

よねざわすきやき弁当(1,300円)2004年10月11日に東京駅駅弁売店「駅弁屋旨囲門」で購入
Yonezawa Sukiyaki Bento

掛紙 外観 外観 中身

2004年の秋シーズンの登場か。加熱式の発泡材容器に文字の多い掛紙をかけて焦茶色の紙ひもでしばる。中身は御飯の上に「米沢名物黒毛和牛」のすき焼き肉に、ごぼうやしらたきや椎茸と、細竹や紅生姜を載せる、牛肉弁当とすきやき弁当との合の子タイプ。味はともかく、肉がそれほど多くなくても1,300円も取るのには割高感がある。現地で売られていれば通常の牛肉弁当を選択するのが良いかと。2016年時点で「伝統の味すきやき弁当」1,350円の駅弁となっている。

※2017年2月補訂:現況を追記
販売駅
奥羽本線 米沢(よねざわ)駅 1899(明治32)年5月15日開業 山形県米沢市駅前1丁目
調製元
有限会社 松川弁当店 山形県米沢市アルカディア1丁目808−20 0238(29)0141 http://yonezawaekiben.jp/

特選牛肉弁当(1,250円)2002年8月17日に米沢駅ホーム上駅弁売店で購入
Tokusen Gyuniku Bento

掛紙 外観 中身 その他

発熱駅弁の先駆け的存在。底が深く断熱性の良い発泡材容器に発熱材とトレーを入れ、御飯としらたきと牛すき焼き肉を詰めたうえで、銀色の断熱シートで容器を巻いてから掛紙を巻く。

駅弁大会には紐を引いて容器を暖めるタイプの、現地では使い捨て携帯カイロの原理で熱を出すタイプの発熱材が使われている模様で、後者は駅弁では米沢駅にのみ残るものかもしれない。味は他の牛肉駅弁と同等も、肉が少し多く入っている気がするし、暖かいので味も良い気がする。価格は2002年の購入当時で1,050円、2016年時点で1,250円。

※2017年2月補訂:値上げを追記
販売駅
奥羽本線 米沢(よねざわ)駅 1899(明治32)年5月15日開業 山形県米沢市駅前1丁目
調製元
有限会社 新杵屋 山形県米沢市東3−1−1 0238(22)1311 http://www.shinkineya.com/

【掛紙】2016.10.29つばさ号シルバー色(L63編成)ラストラン弁当(?円)2016年10月29日調製
2016.10.29 Tsubasa-go Silver-Shoku L-63 Hensei Last Run Bento

掛紙

2016(平成28)年10月29日の調製と思われる、米沢駅弁の掛紙。これは駅や列車内で売られたものではなく、山形新幹線E3系つばさ号シルバー色をおしどり色に塗り替える前のイベントとして、JR東日本仙台支社が企画し同日に実施した団体旅行「つばさ号シルバー色(L63編成)ラストラン」で配布されたものらしい。中身は普段の特製牛肉弁当だったようだ。

販売駅
奥羽本線 米沢(よねざわ)駅 1899(明治32)年5月15日開業 山形県米沢市駅前1丁目
調製元
有限会社 新杵屋 山形県米沢市東3−1−1 0238(22)1311 http://www.shinkineya.com/

【終売】あったか牛肉弁当(1,200円)2011年7月18日に調製元で注文購入
Attaka Gyuniku Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

円形の加熱機能付き容器を、牛肉釜飯のイラストを描いたボール紙の箱に収める。中身は白御飯の上を牛肉煮と糸こんにゃくで覆い、錦糸卵とグリーンピースで彩り、ごぼう煮と桜漬けと味噌のシソ巻きを添えるもの。つまりだいたい、上記「特選牛肉弁当」と同じもの。発熱体が保温するか、あとで手作業で加熱するかの違いである。

パッケージのデザインからも察することができるとおり、新作ではなくそこそこの歴史がある商品であるはずが、過去に駅でも催事でも見たことがない。しかし駅前の調製元では以前から一覧に出しており、今回試しに注文したら本当に作ってくれた。待ち時間は10分ほど。

加熱機能付き容器の駅弁を出来立てで食べるほどの矛盾はないので、これは消費期限を見て翌日の消費。1個だけの注文生産だからか、具がとてもきれいに詰められていて、肉の分量や風味は十分、白御飯もなかなか多量を詰めており、良い弁当が食べられた。「牛肉どまん中」が消えない限り、どこにも出てこないとは思う。購入後ほどなく終売か。

※2017年2月補訂:終売を追記
販売駅
奥羽本線 米沢(よねざわ)駅 1899(明治32)年5月15日開業 山形県米沢市駅前1丁目
調製元
有限会社 新杵屋 山形県米沢市東3−1−1 0238(22)1311 http://www.shinkineya.com/

【終売】すき焼き弁当(1,300円)2009年3月1日に山形新幹線車内で購入
Sukiyaki Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

山形新幹線車内限定販売商品。といっても、似たような米沢駅弁は、いくらでも米沢や東京で売られている。長方形の加熱機能付き容器を、中身写真や商品名を派手に印刷したボール紙の枠にはめる。中身は白御飯の上に黒毛和牛の味付肉、糸こんにゃく、ごぼう、しいたけ、半熟卵、グリーンピース、紅生姜などを載せたもの。加熱式駅弁でこういう詰め方をすると、ふたを開けたら紅生姜の強烈な臭いが鼻に付くので嫌いなのだが、スキー場帰りで冷えた体にアツアツの牛肉弁当がとても合った。なお、パッケージのどこにもそんな記述はないが、調製元は「パワーアップすきやき弁当」と呼んでいる模様。これと同じ商品は現存しない。

山形新幹線は東京・山形間で3時間弱。全国の新幹線や特急の中で、特別に乗客が多いとか所要時間が長い短いということはないのだが、このような車内販売限定弁当が出たり、牛肉どまん中がたくさん売れたり、峠の力餅を持ってきたり、売り上げの良い車内販売員が著書を出して講演に呼ばれたり、なぜか車販に力がある。山形県民は車販好きなのだろうか。

※2017年2月補訂:終売を追記
販売駅
奥羽本線 米沢(よねざわ)駅 1899(明治32)年5月15日開業 山形県米沢市駅前1丁目
調製元
有限会社 松川弁当店 山形県米沢市アルカディア1丁目808−20 0238(29)0141 http://yonezawaekiben.jp/

【終売】牛べこ(1,000円)2006年1月7日に横浜松坂屋駅弁大会で購入
Gyubeko (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身

「牛」と「べこ」は同じものを指すと思うが、商品名の語感は悪くない。円形の加熱機能付き容器を、底面以外は文字だらけのボール紙製パッケージに詰める。中身は白御飯の上に牛角煮スライスやごぼうや舞茸やニンジンなどが、タレで濃く染まり同じような色になりながら載る。

ヒモを引いてから食べるまでの時間が短かったか、熱が肉まで回っていなかったが、常温で食べてもアツアツと変わらなそうな味。最近の駅弁催事で大きな顔をする加熱式米沢駅弁の中でも比較的初期に出たはずなので、常温で味を生かす駅弁屋の技術をベースに作られたのではと思う。2016年時点で現存不詳。

※2017年2月補訂:終売可能性を追記
販売駅
奥羽本線 米沢(よねざわ)駅 1899(明治32)年5月15日開業 山形県米沢市駅前1丁目
調製元
有限会社 松川弁当店 山形県米沢市アルカディア1丁目808−20 0238(29)0141 http://yonezawaekiben.jp/

【終売】熱熱牛肉ビビンバ丼(1,100円)2005年11月5日にダイエー横浜店駅弁大会で購入
Atsu-atsu Gyuniku Bibimbap Don (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身

駅弁大会シーズンに向けた、2005(平成17)年秋の新作か。四角い加熱機能付き容器を、中身のイメージ写真を大きく載せて賑やかなデザインのボール紙パッケージに収める。中身は御飯の上を覆うように、人参やモヤシや胡麻が混じった牛肉煮を敷き詰め、半熟卵を添えるもの。そのまま食べれば犬御飯だが、指示どおり加熱して添付の香味油とコチュジャンをかけて、半熟卵を落としてしっかり混ぜれば、軽くスパイシーなあったかビビンバ丼の風味が楽しめる。

ただこの駅弁、現地での販売があるのかどうか。パッケージ底面の宣伝のとおり、似たような加熱式駅弁を一社でいくつも出しているが、米沢駅での駅弁需要がこれほど旺盛とは思えない。公式サイトでの非掲載は単に更新が滞っていると見ても、収穫報告も駅弁催事のものしかなく、たぶん主戦場を駅での販売ではなく駅弁大会への輸送に置いた、催事向け商品だろう。2年間ほど売られた模様。

※2017年2月補訂:終売を追記
販売駅
奥羽本線 米沢(よねざわ)駅 1899(明治32)年5月15日開業 山形県米沢市駅前1丁目
調製元
有限会社 松川弁当店 山形県米沢市アルカディア1丁目808−20 0238(29)0141 http://yonezawaekiben.jp/

【終売】米沢厚切り牛肉チャーシュー丼(1,050円)2004年11月14日にユニーイセザキ店駅弁大会で購入
Yonezawa Atsugiri Gyuniku Chasyu Don (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身

駅弁大会シーズンに向けた、2004(平成16)年秋の新作。丸い加熱機能付き容器を、中身の写真を大きく載せて賑やかなデザインのボール紙パッケージに収める。中身は御飯の上を覆うように、味噌漬と醤油漬で合計6枚の牛肉チャーシューを載せて、ごぼうや椎茸を添える。

通常はチャーシューと言えば豚だけど、牛というのも乙なもの。ただ、2005年2月現在で公式サイトに掲載がなく、ネット上での収穫報告もないので、大手スーパー向け催事専門駅弁かもしれず、現地で販売されているかどうかは分からない。2年ほどで売り止めた模様。

※2017年2月補訂:終売を追記
販売駅
奥羽本線 米沢(よねざわ)駅 1899(明治32)年5月15日開業 山形県米沢市駅前1丁目
調製元
有限会社 松川弁当店 山形県米沢市アルカディア1丁目808−20 0238(29)0141 http://yonezawaekiben.jp/