banner  旅の友「駅弁」。
 館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR東日本 原ノ町(はらのまち)駅2005年5月7日訪問Googleマップ
JR-East Haranomachi Station

駅名標 駅舎 駅構内

仙台駅から普通列車で1時間半。南相馬市は福島県浜通りで太平洋に面する、人口約6万人の市。駅弁は過去には2社が、のち「丸屋」が駅舎内そば屋や、東北地方で唯一となるホーム上での立売で駅弁を販売したが、東日本大震災以降は構内営業を休止中。1898(明治31)年4月3日開業、福島県南相馬市原町区旭町。

ざるそば(440円)2002年8月16日に原ノ町駅ホーム上台売りで購入
Zarusoba

掛紙 外観 中身

薄手の長方形ボール紙製パッケージの中に、ざるそばとポリ容器入りのめんつゆが入る。柔らかめの麺も美味いが出汁の効いためんつゆはもっと美味く、ゴクゴクと飲み干したくなるほど。

国鉄時代は御飯の入らない弁当は駅弁と見なされず、時刻表での駅弁名記載の対象外であるが、現在はそんな縛りがなくなったのか、このざるそば駅弁の容器には駅弁マークが光る。

なお、調製元が2011年3月以降、駅弁屋を休業しているため、原ノ町駅では2014年5月現在で駅弁を買うことはできない。調製元のホテルは営業中で、駅そばは調製元のレストラン内で2011年8月に営業を再開。

※2014年5月補訂:販売現況を追記
販売駅
常磐線 原ノ町(はらのまち)駅 1898(明治31)年4月3日開業 福島県南相馬市原町区旭町
調製元
合資会社 丸屋 福島県南相馬市原町区旭町2−28 0244(23)6221 http://www.maru-ya.jp/

いなり天ざる(640円) 
Inaritenzaru

戦後間もない1950(昭和25)年頃に誕生。正方形の容器の中身は、ざるそばと海老・ししとう・薩摩芋・椎茸の天ぷらに、国鉄時代に駅弁のお墨付きを得るために御飯物を入れたという一口サイズのいなり寿司がふたつ入る。コンビニで見かけるざるそば弁当に似ているが、こちらは50年以上の歴史を刻む大先輩。東北新幹線の開業と夜行列車の衰退で、原ノ町に止まる長距離列車はとても少なくなってしまった。

なお、調製元が2011年3月以降、駅弁屋を休業しているため、原ノ町駅では2014年5月現在で駅弁を買うことはできない。調製元のホテルは営業中で、駅そばは調製元のレストラン内で2011年8月に営業を再開。

※2014年5月補訂:販売現況を追記
販売駅
常磐線 原ノ町(はらのまち)駅 1898(明治31)年4月3日開業 福島県南相馬市原町区旭町
調製元
合資会社 丸屋 福島県南相馬市原町区旭町2−28 0244(23)6221 http://www.maru-ya.jp/

舞たけごはん(800円)2005年5月7日に原ノ町駅ホーム上立売で購入
Maitake Gohan

掛紙 外観 外観 中身 中身

発泡材の正方形容器を二段重ねにして、これをデザインもスタイルも古風な掛紙ですっぽり包み、割り箸と共にビニールひもでしばる。中身は下段が水気と風味がとても豊かな舞茸御飯、上段が海老に玉子焼にかぼちゃに笹蒲鉾に、インゲン胡麻和えにきんぴらごぼうなどとデザートに桃の缶詰。上段でありふれた料理の安心感を出し、下段でどこにもない個性を出し、全体で手作り感を演じる、価格と販売方法も昔懐かしい、駅弁としての名作。

原ノ町駅は2003年のデータで、一日の乗降客数が約4,400人。かつて頻繁に通過した東京圏と東北を結ぶ長距離列車も、東北新幹線の開業と延伸でほぼ消えた。そんな駅に駅弁が残り、それも立ち売りで複数種類が出ているのは、かなり奇跡的なことだと言える。

なお、調製元が2011年3月以降、駅弁屋を休業しているため、原ノ町駅では2014年5月現在で駅弁を買うことはできない。調製元のホテルは営業中で、駅そばは調製元のレストラン内で2011年8月に営業を再開。

※2014年5月補訂:販売現況を追記
販売駅
常磐線 原ノ町(はらのまち)駅 1898(明治31)年4月3日開業 福島県南相馬市原町区旭町
調製元
合資会社 丸屋 福島県南相馬市原町区旭町2−28 0244(23)6221 http://www.maru-ya.jp/

特製幕の内ぼん唄弁当(920円)2002年8月16日に原ノ町駅ホーム上台売りで購入
Tokusei Makunouchi Bonuta Bento

掛紙 外観 中身

原ノ町駅の幕の内駅弁。ボール紙製パッケージにトレーを入れる、幕の内駅弁としてごく普通の容器に、笹蒲鉾と春巻と肉団子を除いて、幕の内駅弁としてごく普通の食材が詰められている。味は可もなく不可もなく、他の美味な駅弁があれば、この駅弁を積極的に選択する理由はなさそう。

なお、調製元が2011年3月以降、駅弁屋を休業しているため、原ノ町駅では2014年5月現在で駅弁を買うことはできない。調製元のホテルは営業中で、駅そばは調製元のレストラン内で2011年8月に営業を再開。

※2014年5月補訂:販売現況を追記
販売駅
常磐線 原ノ町(はらのまち)駅 1898(明治31)年4月3日開業 福島県南相馬市原町区旭町
調製元
合資会社 丸屋 福島県南相馬市原町区旭町2−28 0244(23)6221 http://www.maru-ya.jp/