banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR東日本 郡山(こおりやま)駅2006年11月5日訪問Googleマップ
JR-East Koriyama Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京から新幹線「やまびこ」号で約1時間20分、東北新幹線と東北本線、磐越西線、磐越東線が接続し、水郡線の列車が乗り入れる駅。郡山市は福島県の真ん中に位置する人口約34万人の宿場町、明治時代に発展した農業に加えて、鉄道や国道や高速道路が四方から集まる立地に商工業が集積、東北地方で仙台に次ぎ福島を上回る都市圏を形成する。駅弁は国鉄時代からの駅弁屋が駅弁売店で多種の駅弁を販売。1887(明治20)年7月16日開業、福島県郡山市燧田。

海鮮自慢(1,200円)2016年10月8日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Kaisen Jiman

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身

JR東日本の駅弁キャンペーン「駅弁味の陣2016」へのエントリーに向け、2016(平成28)年10月の発売か。掛紙のとおり、既存の仙台駅弁「鮭はらこめし」「えんがわずし」「金華さば棒ずし」「ウニめし」のセット。キャンペーンでは宮城県の仙台駅弁としてエントリーされ、私もてっきり仙台駅弁だと思ったら、調製元は仙台駅弁のウェルネス伯養軒でも、郡山支店の調製であった。

中身は上記のとおり、茶飯に焼鮭とイクラの鮭はらこめし、酢飯にカレイのエンガワとしめサバを載せたえんがわずしと金華さば棒ずし、茶飯に錦糸卵とカニほぐし身と蒸しウニを載せたウニめし、笹かまぼこと長なす漬とずんだおはぎを、松花堂弁当風に並べる仙台仕様。味も納得の仙台駅弁仕様。ところが具が少なく、鮭は1切れ、イクラは10粒、ウニは3粒程度、エンガワは1枚。1人前で4種の詰め込みは、欲張りすぎたと思う。

販売駅
東北本線 郡山(こおりやま)駅 1887(明治20)年7月16日開業 福島県郡山市燧田
調製元
株式会社 ウェルネス伯養軒 郡山支店 福島県郡山市富田町字諏訪8−1 024(961)8940 http://www.greenhouse.co.jp/w-hakuyoken/

福のまんなかこおりやま小旅(ちいたび)ごはん(1,050円)2015年4月5日に新宿駅南口駅弁売店「駅弁屋 頂」で購入
Fuku no Mannaka Koriyama Chitabi Gohan

掛紙 掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2015(平成27)年4〜6月のJRグループの観光キャンペーン「ふくしまデスティネーションキャンペーン」に合わせて、同年3月の発売。掛紙の裏側は福島県中通りの春の観光案内になっている。中身はそこにイラスト入りで解説されるとおり、茶飯をタケノコや錦糸卵や菜の花や甘酢生姜で彩り、タラノメとエビの天ぷら、玉こんにゃくなどの煮物、ピーマンみそ田楽、鶏肉グリル、わさび菜おひたし、玉子焼などを添える。これといって特徴ある食材や料理を使っているように見えないのに、茶飯に様々なおかずを折り重ねて、食べてとてもおいしく感じる宝箱。

販売駅
東北本線 郡山(こおりやま)駅 1887(明治20)年7月16日開業 福島県郡山市燧田
調製元
株式会社 福豆屋 福島県郡山市富久山町久保田字郷花4番地8 024(943)0528 http://www.fukumameya.co.jp/

相馬野馬追弁当(1,100円)2008年4月5日に東京駅駅弁の日記念駅弁大会で購入
Soma Nomaoi Bento

掛紙 掛紙 外観 外観 外観 中身 中身

2008(平成20)年4月の東京駅駅弁の日記念駅弁大会で登場か。約17センチの高さがある黒いボール紙製パッケージには、相馬野間追の切り絵や写真が載る。これを持ち上げると、ひもで十字にしばられた黒い発泡材の容器が登場、マス形のものが3段重ねになっている。

中身は1段がウニめし、1段が鮭はらこめし、1段がメヒカリ唐揚、焼イカ、蒲鉾天、きゅうり漬、栗などのおかず。分量より具の種類が勝り、味付けも濃いめなおつまみ系駅弁。調製元が郡山の駅弁屋なので、販売箇所も郡山駅だと思うが、相馬野馬追はその名のとおり相馬地区、常磐線が通る福島県の浜通りの北側で行われるもの。かつてこのような名前の駅弁が原ノ町駅にあったと思う。

販売駅
東北本線 郡山(こおりやま)駅 1887(明治20)年7月16日開業 福島県郡山市燧田
調製元
株式会社 福豆屋 福島県郡山市富久山町久保田字郷花4番地8 024(943)0528 http://www.fukumameya.co.jp/

小原庄助べんとう(1,100円)2002年7月6日に東京駅駅弁大会で購入
Obara Shosuke Bento

掛紙 外観 中身

1985(昭和60)年の登場。人名を冠した駅弁の中身は幕の内弁当と思えばだいたい当たるが、小原庄助べんとうはそうではなく、正方形二段重ねの容器の下段には山菜の載るシメジ飯、上段は鮭・海老天・鶏ごぼう巻・タケノコなどのおかずが載る。おかずを酒の肴にして、御飯だけでも食べられることをコンセプトに開発したという。但し酒は別売り。価格は購入当時で1,000円、2015年時点で1,100円。

※2015年8月補訂:値上げを追記
販売駅
東北本線 郡山(こおりやま)駅 1887(明治20)年7月16日開業 福島県郡山市燧田
調製元
株式会社 福豆屋 福島県郡山市富久山町久保田字郷花4番地8 024(943)0528 http://www.fukumameya.co.jp/

【終売】SLふくしま秋あじ弁当(1,100円)2012年11月16日に東京駅駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
SL Fukushima Akiaji Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2012(平成24)年10月27,28日に只見線の会津若松駅と会津川口駅との間で運転された「SL只見線奥会津号」の運転に合わせて販売した郡山駅弁とされ、掛紙には10月14日の「2012鉄道の日記念」と書かれていたりするが、どうもこの商品は11月の東京駅駅弁売店「駅弁屋 祭」と、翌年1月の京王百貨店駅弁大会でしか売られていないのではと思われる。掛紙のSL写真(おそらくC11325)の正面ナンバープレートをなぜか塗りつぶしている点にも妖しさを感じる。

紫色の容器と掛紙を持つ駅弁の中身は、クリとサケを載せたシメジ飯、つくねと玉こんにゃくの串、玉子焼、牛肉煮、マイタケ天、赤かぶ漬、桃甘露煮など。中身は美味だった。

販売駅
東北本線 郡山(こおりやま)駅 1887(明治20)年7月16日開業 福島県郡山市燧田
調製元
株式会社 福豆屋 福島県郡山市富久山町久保田字郷花4番地8 024(943)0528 http://www.fukumameya.co.jp/
催事駅弁

【終売】復刻手づくり道中むすび(500円)2011年10月10日に東京駅「第14回東日本縦断駅弁大会」で購入
Fukkoku Tezukuri Dochu Musubi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2011(平成23)年10月8〜10日に東京駅で開催された「第14回東日本縦断駅弁大会」で販売されたお弁当で、過去の郡山駅弁を復刻したものだという。醤油の焼きおむすび、味噌の焼きおむすび、しその葉を巻いた梅干し入りおむすびを各1個、ラップで包んで漬物を添えて、竹皮で巻いて掛紙でも巻く。コンビニおにぎりのルーツはこんなところにあるのかと誤解してしまいそうな、内容と体裁だったと思う。この秋の仙台駅での駅弁大会でも販売があった模様。

販売駅
東北本線 郡山(こおりやま)駅 1887(明治20)年7月16日開業 福島県郡山市燧田
調製元
株式会社 福豆屋 福島県郡山市富久山町久保田字郷花4番地8 024(943)0528 http://www.fukumameya.co.jp/

【終売】みちのくおむすび道中記(900円)2008年8月29日に大宮駅「駅弁屋旨囲門」で購入
Michinoku Omusubi Dochuki (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身

竹皮製の容器に山村風景のイラストを描いた掛紙を巻いて、ひもで十字にしばる。中身はごま梅、しそ巻、しめじのおむすびが各1個に、鶏唐揚、玉子焼、カボチャ、玉こんにゃく、キュウリや赤カブの漬物など。内容も風味も由緒正しいおむすび弁当は、他駅の駅弁で見たような既視感ありあり。価格も少々高い。大宮駅限定商品と紹介する記事もある。2011年までの販売か。

※2015年8月補訂:終売を追記
販売駅
東北本線 郡山(こおりやま)駅 1887(明治20)年7月16日開業 福島県郡山市燧田
調製元
株式会社 福豆屋 福島県郡山市富久山町久保田字郷花4番地8 024(943)0528 http://www.fukumameya.co.jp/

【終売】山菜ちらし(850円)2008年4月5日に東京駅駅弁の日記念駅弁大会で購入
Sansai Chirashi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身

山菜色の平たい円形プラ製容器に透明なふたをして、今時のデザインでない窓開きボール紙の枠にはめる。中身は薄く敷いた酢飯の上に山の幸8種類と油揚げそぼろを敷き詰め、サクランボとガリを添えるもの。淡泊な風味には渋い柔らかさがある。

この野暮な姿に昭和を感じて過去の資料を探したところ、1970年代の駅弁紹介本に名前と容器が同じで中身もほぼ共通な写真を見つけた。これは事実上の復刻駅弁。まるで試作品のようなボール紙枠が当時のものかは分からないが、駅弁も業者も昭和どころか前世紀が遠い昔になりそうな東北本線で、売り方によっては存在感を出せるような気がする。2012年頃までの販売か。

※2016年10月補訂:終売を追記
販売駅
東北本線 郡山(こおりやま)駅 1887(明治20)年7月16日開業 福島県郡山市燧田
調製元
株式会社 福豆屋 福島県郡山市富久山町久保田字郷花4番地8 024(943)0528 http://www.fukumameya.co.jp/

【終売】福島の祭弁当 萬笑桃源(ばんしょうとうげん)(1,200円)2008年2月2日に郡山駅新幹線改札内コンコース駅弁売店で購入
Fukushima no Matsuri Bento Banshotogen (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 外観 中身 中身

東北の祭りシリーズ第4弾として、2007(平成19)年の秋頃に登場し、福島、郡山、会津若松の各駅で販売された模様。発泡材枠の小柄な長方形容器に木目柄のボール紙でふたをしてボール紙の太い帯を巻き、イラストや説明文や中身写真などを細々と印刷したボール紙の枠に2個並べて詰める。中身は片方の「壱香味」が鶏ゆず味噌焼きと鶏そぼろの丼に、きゅうり味噌漬や白桃わらび餅や若桃シロップ漬など、もう片方の「弐香味」がソースカツ丼にめひかり磯部揚、棒だらや椎茸などの煮物。

福島の浜通りから会津まで7者の監修が付く弁当の中身は少量だが、自然で小ぎれいな見栄えに、常温で生きるが濃すぎない風味がある。それよりも、パッケージに加えてしおり1枚とチラシ1枚にかなりの情報量があるうえ、9枚も付属するボール紙とパッケージを組み立てるとお祭りの風景が登場。7者の監修は中身ではなくこちらに付いたのだろう。中身がむしろ付属品な、読ませる作らせる駅弁という不思議な形態を演じる。2013年頃までの販売か。

販売駅
東北本線 郡山(こおりやま)駅 1887(明治20)年7月16日開業 福島県郡山市燧田
調製元
株式会社 ウェルネス伯養軒 郡山支店 福島県郡山市富田町字諏訪8−1 024(961)8940 http://www.greenhouse.co.jp/w-hakuyoken/

【終売】磐越西線弁当(900円)2007年4月8日に東京駅駅弁の日記念駅弁大会で購入
Banetsu Saisen Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身

2007(平成19)年2月12日に登場。「あずさ2号」の狩人が2006年7月に出した新曲「磐越西線」を意識して開発したそうな。経木枠の小柄な長方形容器に木目柄の紙でふたをして、猪苗代湖と会津磐梯山にSL列車の写真を描いた掛紙で包み、ひもで十字にしばる。

中身は郡山産あさか舞の白御飯の上に会津地鶏きじ焼、炒り卵、山菜類などを散らし、ニシンとスルメの天ぷら、きんぴら、豆味噌を添えるもの。山の幸を詰めた内容に少々の個性的はあるが、風味は平凡。一方で磐梯山を意識した間仕切りや具の置き方には、視覚的な風味に柔らかさと飾らなさが抜群。これは見て楽しむ玉手箱。1年ほどで終売か。

磐越西線は郡山から会津若松を経て新潟県の新津までを結ぶ、全長175.6kmのローカル線。しかし国鉄時代には郡山・いわき間の磐越東線と合わせて幹線格の扱いを受けていたり、1931年に上越線が全通するまでは帝都と裏日本(当時)を急勾配なしに結ぶメインルートでもあった。そのため施設は今でも立派で、特に1967年電化の郡山・喜多方間にローカル線の雰囲気はない。掛紙のような重量級貨物用蒸気機関車D51も、問題なく走れる。

※2015年8月補訂:終売を追記
販売駅
東北本線 郡山(こおりやま)駅 1887(明治20)年7月16日開業 福島県郡山市燧田
調製元
株式会社 福豆屋 福島県郡山市富久山町久保田字郷花4番地8 024(943)0528 http://www.fukumameya.co.jp/

【終売】福島まるごと辨當(1,000円)2006年11月5日に郡山駅コンコース駅弁売店で購入
Fukushima Marugoto Bento (end of sales)

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面積が広めな長方形の専用ボール紙箱を麻ひもで十字にしばる。白いトレーに入った中身は、具の少ない鮭はらこめしを中央に添え、左下からメヒカリ唐揚、桃と煮豆、鯉甘酢あんかけ、こんにゃくなどの煮物、栗と玉子焼と昆布巻、鶏照焼と山菜炒め、牛しぐれ、おしんこ天栄漬を並べる。

これらの内容はパッケージの「MENU」で確認できる。大きい容器の中身はスカスカに見えても、内容も風味も個性的な印象で、駅弁名をきっちり反映している。個々の食材や料理について、もっとウンチクを聞いてみたい気がした。2009年までは売られていた模様。

※2015年8月補訂:終売を追記
販売駅
東北本線 郡山(こおりやま)駅 1887(明治20)年7月16日開業 福島県郡山市燧田
調製元
株式会社 福豆屋 福島県郡山市富久山町久保田字郷花4番地8 024(943)0528 http://www.fukumameya.co.jp/

【終売】大人の休日こおりやま(900円)2003年10月5日に東京駅駅弁大会で購入
Otona no Kyujitsu Koriyama (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身

2002(平成14)年の春頃に登場した、郡山駅の大人の休日駅弁。ミニバスケットな容器を使用、掛紙をかけてフィルム(マジックカット)で留め和紙の風呂敷で包む。プラトレーに入った中身は、ひとつが豚肉味噌焼が軽く降りかかる御飯、ひとつが鶏照焼やメヒカリ唐揚に煮物や煮豆など。少量だが味は良く、特に見栄えは価格以上の高級感を持つもので、60〜65歳以上を対象とするジパング倶楽部JR東日本版のキャンペーンに正にぴったりマッチした駅弁。2006年までは売られていた模様。

※2015年8月補訂:終売を追記
販売駅
東北本線 郡山(こおりやま)駅 1887(明治20)年7月16日開業 福島県郡山市燧田
調製元
株式会社 福豆屋 福島県郡山市富久山町久保田字郷花4番地8 024(943)0528 http://www.fukumameya.co.jp/