banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR東日本 郡山(こおりやま)駅2006年11月5日訪問Googleマップ
JR-East Koriyama Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京から新幹線「やまびこ」号で約1時間20分、東北新幹線と東北本線、磐越西線、磐越東線が接続し、水郡線の列車が乗り入れる駅。郡山市は福島県の真ん中に位置する人口約34万人の宿場町、明治時代に発展した農業に加えて、鉄道や国道や高速道路が四方から集まる立地に商工業が集積、東北地方で仙台に次ぎ福島を上回る都市圏を形成する。駅弁は国鉄時代からの駅弁屋が駅弁売店で多種の駅弁を販売。1887(明治20)年7月16日開業、福島県郡山市燧田。

伯養軒のソースヒレカツ弁当(950円)2016年8月28日に大宮駅の駅弁売店「駅弁屋旨囲門」で購入
Hakuyoken no Sauce Fillet Cutlet Bento

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2016(平成28)年の夏の新作か。弁当箱を収める真っ黒なボール紙の枠には、駅弁の名前と会津若松の鶴ヶ城を描く。中身は白御飯の上をヒレカツで覆い、レモン、漬物、ソースを添えるもの。7切れのカツは身も味も淡泊なので、添付の「会津みそ使用自家製ソース」ボトル1本をドボドボと撒き、ソース漬けにするのだろう。これはなかなかおいしいB級グルメ。

販売駅
東北本線 郡山(こおりやま)駅 1887(明治20)年7月16日開業 福島県郡山市燧田
調製元
株式会社 ウェルネス伯養軒 郡山支店 福島県郡山市富田町字諏訪前8−1 024(961)8940 http://www.greenhouse.co.jp/w-hakuyoken/

ふくのしま豚の醍醐味(1,150円)2014年1月20日に京王百貨店駅弁大会で購入
Fukunoshima Buta no Daigomi

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2014(平成26)年1月9日の京王百貨店駅弁大会で、大会の目玉商品のひとつとして催事場で実演販売する駅弁という形でデビュー。以前ならばウナギの寝床と称したであろう、とても細長い容器の中に、白御飯を詰め、左から「麓山高原豚(はやまこうげんとん)」の炙りベーコン、豚みそそぼろ、豚炙り焼、豚角煮、豚しぐれと豚肉を列べて覆い、赤かぶ酢漬を添える。

掛紙に記載されるキャッチフレーズ「五つの味の豚の楽しみ」のとおり、5種類の豚それぞれが薫り高い、見た目も味も美味い駅弁。ただし、このページにあるとおり、京王百貨店駅弁大会では毎年のように郡山駅の豚肉駅弁の新作が出て、これはいけるぞと思っても翌年には別の新作の陰でひっそり消えているので、これも来年の今頃は過去帳入りかと思う。価格は発売時や購入当時で1,100円、2015年時点で1,150円。

販売駅
東北本線 郡山(こおりやま)駅 1887(明治20)年7月16日開業 福島県郡山市燧田
調製元
株式会社 福豆屋 福島県郡山市富久山町久保田字郷花4番地8 024(943)0528 http://www.fukumameya.co.jp/

ソースかつ弁(900円)2008年2月3日に福島駅新幹線改札内コンコース駅弁売店で購入
Sauce Cutlet Ben

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2005(平成17)年頃から郡山、福島、会津若松の各駅で売られるトンカツ弁当。強度のない正方形の発泡材枠容器に木目調ボール紙のふたをして、あまりにもデザイン力のない絵柄の掛紙をかけて、ひもで十字にしばる。中身は白御飯の上にトンカツを1個置き、煮物と漬物を少々添えるもの。価格は購入当時で800円、2014年時点で900円。

駅弁名と中身が一致しているように見えて、しかし福島県でかつ弁といったら、これとかこんな感じの卵とじ丼であるはず。東北を代表する駅弁屋が東京資本に吸収されると、駅弁もこうなってしまうのだろう。見栄えも味も中の下で、風味と雰囲気を落としている。ただ、ソースはおいしかった。

※2014年6月補訂:値上げを追記
販売駅
東北本線 郡山(こおりやま)駅 1887(明治20)年7月16日開業 福島県郡山市燧田
調製元
株式会社 ウェルネス伯養軒 郡山支店 福島県郡山市富田町字諏訪8−1 024(961)8940 http://www.greenhouse.co.jp/w-hakuyoken/

【終売】華盛り豚盛り(1,000円)2013年1月19日に京王百貨店駅弁大会で購入
Hanamori Butamori (end of sales)

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2013(平成25)年1月の京王百貨店駅弁大会での実演販売のために、同年1月10日の開会と共に登場。小さくも深めな正方形の容器に御飯を詰め、焼き豚を花びらのように盛り付け、豚角煮と大葉と錦糸卵などを置く。見た目では演出の先行を感じたが、食べてみれば適度な柔らかさと味付けと香りに、添付のタレやコショウの使用を忘れ、「盛り」に違わぬ分量に大きな満足感。

これが現地で人気と注目を得たら、もう女将漬の出番はないような気がした。しかしこれもまた、翌年の京王百貨店駅弁大会まで持たなかった、あるいは持たせなかったようだ。

販売駅
東北本線 郡山(こおりやま)駅 1887(明治20)年7月16日開業 福島県郡山市燧田
調製元
株式会社 福豆屋 福島県郡山市富久山町久保田字郷花4番地8 024(943)0528 http://www.fukumameya.co.jp/

【終売】ご褒美。福の島(1,100円)2013年1月11日に京王百貨店駅弁大会で購入
Gohobi Fukunoshia (end of sales)

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2012(平成24)年の夏頃に発売。細長い容器の真ん中に茶飯を敷いて、福島牛の牛肉煮、麓山高原豚の豚肉角煮、きんぴらごぼう、菜の花の醤油漬などを載せて、桃甘露煮、赤かぶ漬、豆みそ、玉こんにゃくを添えるもの。しっかりした固さを持つロングな豚角煮と厚めの牛肉煮で、お肉たっぷり感が高い。カリカリの豆が良いおつまみ。2014年までの販売か。

※2016年9月補訂:終売を追記
販売駅
東北本線 郡山(こおりやま)駅 1887(明治20)年7月16日開業 福島県郡山市燧田
調製元
株式会社 福豆屋 福島県郡山市富久山町久保田字郷花4番地8 024(943)0528 http://www.fukumameya.co.jp/

【終売】幸福の黄色い豚めし(980円)2012年1月28日に阪神百貨店駅弁大会で購入
Shiawase no Kiroi Butameshi (end of sales)

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2011(平成23)年の東日本大震災後に発売。駅弁の名前には震災復興への願いが込められているといい、2011〜2012年の駅弁大会シーズンでは各地でその販売を見掛けた。赤いプラ製トレーを接着した長方形の発泡材枠容器に透明なふたをして、商品名やいくつかのアイコンを描いた確かに黄色いボール紙の枠にはめる。

中身は白御飯の上を、福島県の銘柄豚である麓山高原豚を使ったという生姜味の豚肉煮で覆い、ごぼうのささがき、ニンジン、玉子焼、柴漬けを添えるもの。実演販売での温かい状態での購入と消費であり、米国産牛禁輸直後の2004年に大手牛丼チェーンの吉野家が発売した豚丼と同じような内容と味と肉の形をしていた感じで、おいしくいただけた。2012年春頃を最後に消えたらしい。

販売駅
東北本線 郡山(こおりやま)駅 1887(明治20)年7月16日開業 福島県郡山市燧田
調製元
株式会社 福豆屋 福島県郡山市富久山町久保田字郷花4番地8 024(943)0528 http://www.fukumameya.co.jp/

【終売】女将のよくばり豚めし(1,100円)2012年1月15日に京王百貨店駅弁大会で購入
Okami no Yokubari Butameshi (end of sales)

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2012(平成24)年1月の京王百貨店駅弁大会での実演販売に向けて登場か。漆器を模したような長方形のボール紙容器を、黒地に金文字で駅弁の名前を描いた掛紙で巻く。中身は白御飯の上を豚肉の生姜焼ともろみ漬で覆い、玉子焼、きんぴら、赤かぶ漬などを添えるもの。

内容からして、名前からして、会場からして(前年は同じ場所で女将漬辨當を実演販売)、上記「秘伝豚肉の女将漬辨當」のリニューアルだろうか。御飯を余した女将漬辨當と違い、こちらは豚肉の分量がガッツリ増えた肉満載の弁当で、むしろ豚肉が余る感じ。しかし20年来の名作がこれでひとつ消えて残念。さらにこの駅弁も、2014年時点で消えている。

※2014年6月補訂:終売を追記
販売駅
東北本線 郡山(こおりやま)駅 1887(明治20)年7月16日開業 福島県郡山市燧田
調製元
株式会社 福豆屋 福島県郡山市富久山町久保田字郷花4番地8 024(943)0528 http://www.fukumameya.co.jp/

【終売】秘伝豚肉の女将漬辨當(1,000円)2004年6月12日に品川駅駅弁大会で購入
Hiden Butaniku no Okamizuke Bento (end of sales)

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1992(平成4)年度の登場。「小原庄助べんとう」と共に、郡山を代表する名物駅弁。井形の発泡材容器に木目調の紙蓋をして、駅弁名を力強くアピールする正方形の掛紙をかけて、麻紐で割箸ごとしばる。中身は県産米の白御飯の上に「豚肉の女将漬」こと、郡山で一世紀の歴史を持つすき焼としゃぶしゃぶで有名な日本料理店「京香」の女将に代々伝わるという、味噌とスパイスで調合したタレに約一週間漬けた後に焼いた豚肉が載り、あとは大葉や錦糸卵や煮物など。

豚肉は常温なのに歯応えサクッと、噛めばトロリと、辛目の味噌味が御飯によく合い、豚肉駅弁の名品を演出する。福島県田村郡小野町出身で発酵食品の第一人者である東京農業大学教授の小泉武夫氏がはこの女将漬けを絶賛されているとかで、掛紙にもこっそりその文面が載る。なお、2012年の公式サイト上での駅弁紹介では「製造中止」の注記が付いている。

※2012年11月補訂:製造中止を追記
※2004年6月補訂:写真の掲載と解説文の全面改訂
販売駅
東北本線 郡山(こおりやま)駅 1887(明治20)年7月16日開業 福島県郡山市燧田
調製元
株式会社 福豆屋 福島県郡山市富久山町久保田字郷花4番地8 024(943)0528 http://www.fukumameya.co.jp/