banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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はらくち弁当(1,300円)2016年8月28日に大宮駅の駅弁売店「駅弁屋旨囲門」で購入
Harakuchi Bento

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

JR・東武の特急直通運転10周年を記念し、2016(平成28)年8月1日から大宮駅と宇都宮駅で数量限定にて販売。掛紙にもその記念の文字と、ロゴマークと概要が記される。「はらくち」とは、栃木の方言でおなかがいっぱいという意味だそうな。中身はカツ丼と牛丼のセット。日光HIMITSU豚のヒレカツを白御飯の上に載せ、レモンとパセリとラッキョウを添えた1区画と、とちぎ霧降高原牛の牛肉煮を白御飯の上に敷き、ゴボウやカンピョウなどを添えたもう1区画。

そんな中身は、白御飯を除き、きっと栃木県たっぷり。しかし食品表示を丹念に読んで気付かなければ、トンカツは薄く、牛肉は少なく、1,300円もするのに貧相な内容に憤慨しそうな駄作に見える。記念駅弁にしてはおとなしい、特急電車がどこにも登場しない掛紙もあり、評価されないまま消えてしまうように思えた。

ということで、栗橋駅構内に連絡線を設けて、JR新宿駅と東武日光駅や鬼怒川温泉を結ぶ特急列車「日光」「きぬがわ」「スペーシアきぬがわ」が走り始めた2006(平成18)年3月ダイヤ改正から、10年が経過。当時も今も一日あたり4往復の運行が続き、JR車両は国鉄の古い中古車から「成田エクスプレス」の新しい中古車へ交換、東武車両は2011〜2012年のリニューアルや2015年の特別塗装という変化があった。千葉や八王子や横浜方面への臨時列車も時々走る。しかし、利用状況はどうなのだろうか。上記の車両の話題を除き、直通特急の話はとんと聞かない。

販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 松廼家 栃木県宇都宮市駅前通3−3−1 028(634)2426 http://www.ekiben-matsunoya.co.jp/

宮の釜めし(800円)2016年8月19日に宇都宮駅改札内コンコース駅弁売店で予約購入
Miya no Kama Meshi

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

宇都宮駅の釜飯駅弁。総プラスティック製の釜飯容器に、駅弁の名前や宣伝文と日光東照宮などを描いた正方形の掛紙をかける。中身は茶飯の上を「いっこく野州どりの照り焼き」「栃木のかんぴょう煮」「国産ふきのとうの煮物」、タケノコ、刻み椎茸、栗、かまぼこ、小エビ揚げなどで覆うもの。

具の大半が付合せのたぐいで、消費にはなかなかの辛抱が必要だと思った。あるいは、昔も今も駅弁に漬け物が足りない足りないと苦情や意見を言う60代以上の年齢層には絶賛されるかも。その割には茶飯の分量がずいぶんと多いのだが。

※2016年9月補訂:写真の更新と解説文の一部追記
販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 松廼家 栃木県宇都宮市駅前通3−3−1 028(634)2426 http://www.ekiben-matsunoya.co.jp/

【掛紙】宮の釜めし(800円)2009年9月6日に新白河駅コンビニエンスストアで購入
Miya no Kama Meshi

掛紙

2009(平成21)年9月6日の調製である、宇都宮駅弁の掛紙。2016年時点のものと、名前も容器も中身も、そして価格もまた同じ。掛紙での宣伝は、比べればだいぶ控えめに感じる。

販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 松廼家 栃木県宇都宮市駅前通3−3−1 028(634)2426

大人の休日倶楽部汽車辨當(800円)2010年12月17日に宇都宮駅コンコース駅弁売店で購入
Otona no Kyujitsu Club Kisha Bento

掛紙 掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2002(平成14)年の登場。東京駅で2,200円、横浜駅で1,500円、高崎駅で1,000円した大人の休日駅弁は、ここではたった800円で設定された。後に「大人の休日」キャンペーンが、JRグループ「ジパング倶楽部」のJR東日本版「大人の休日倶楽部」に様変わりしたことによるものか、掛紙のデザインを変えている。

黒く細長い発泡材容器を、セピア色の掛紙と紫色の輪ゴムで固定。中身は鶏の肉団子と鶏カツに、人参や里芋などの煮物、そして真ん中の竹皮を開くと、戦後長い間駅弁の元祖と信じられてきた明治18年7月登場の宇都宮駅弁を意識したと思われる、楊枝に刺さった小茄子のたまり漬に、ごまと梅の握り飯がひとつずつ登場する。

駅弁発祥地宇都宮駅説は、江戸風俗と駅弁に詳しい林順信氏の調査により否定され、そのため7月の駅弁記念日が4月の駅弁の日に変更されたのだが、この駅弁の掛紙には「駅弁発祥地より」と朱書きされている。大人の休日駅弁に必ず付くおしながきにもその解説が記されている。さらに宇都宮駅で初めて駅弁を販売した業者はすでに駅弁販売から撤退済み。

ということで、この駅弁の能書きには怪しい点が見られるが、味はさすがの宇都宮駅弁で素晴らしい。特に栃木産ひな鶏使用のぷりぷりした「ひなかつ」こと鶏カツはここだけのものか。

販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 松廼家 栃木県宇都宮市駅前通3−3−1 028(634)2426 http://www.ekiben-matsunoya.co.jp/

【掛紙】大人の休日汽車辨當(800円)2006年9月1日に宇都宮駅コンコース駅弁売店で購入
Otona no Kyujitsu Kisha Bento

掛紙

2006年9月1日15時の調製である、宇都宮駅弁の掛紙。2010年に購入した下記の掛紙は、カラーコピーの繰り返しなのか印刷が不鮮明な紙片になっているが、この当時や登場時はしっかり印刷をかけていた。ただし裏面には何も書かれていない。

※2011年8月補訂:写真の削除と解説文の簡略化
※2006年12月補訂:写真の更新
販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 松廼家 栃木県宇都宮市駅前通3−3−1 028(634)2426

【終売】汽車辨當(500円)2015年7月18日に宇都宮駅改札内コンコース駅弁売店で購入
Kisha Bento (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 外観 外観 外観 中身 中身 中身

JR東日本大宮支社の、宇都宮線(東北本線)大宮駅〜宇都宮駅開業130周年のイベントに合わせて、2015(平成27)年7月18日から20日までの3日間、一日30個が販売された記念駅弁。駅弁発祥宇都宮説に基づき、握り飯2個とタクアンを竹の皮に包んだ。

今の駅弁やコンビニおにぎりにない巨大な梅干しおにぎりで、一個150グラムの白飯を延々と食べさせる商品であったが、今回初めて、宇都宮駅の茶飯や玄米や古代米でない白飯をうまいと感じた。写真には写さなかったが、ポリ茶瓶をひとつ添付し500円。イベントの記念列車の発着に合わせて、約10年ぶりとなる駅弁の立ち売りも実施されたそうな。

販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 松廼家 栃木県宇都宮市駅前通3−3−1 028(634)2426 http://www.ekiben-matsunoya.co.jp/

【終売】汽車辨當(450円)2016年1月11日に京王百貨店駅弁大会で購入
Kisha Bento (end of sales)

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上記の記念駅弁「汽車辨當」を、早くも翌年1月の京王百貨店駅弁大会で復刻販売。梅干しおにぎり2個とタクアン2切れを竹皮で巻く姿は同じで、掛紙を変え、しおりを省き、値段は50円のダウン。今回の白飯は、輸送販売であるからか、うまくなかった。

販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 松廼家 栃木県宇都宮市駅前通3−3−1 028(634)2426 http://www.ekiben-matsunoya.co.jp/

特製下野山菜弁当(700円)2003年7月12日に宇都宮駅コンコース駅弁売店で購入
Tokusei Kouzuke Sansai Bento

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とりめし」と同じプラスティック一体成形の黒い容器を使用、小さな掛紙をかけて割り箸ごと紙ひもでしばる。中身は御飯の上に錦糸卵と挙げ海老にグルテンミートとかんぴょうを少々で、椎茸やしめじや姫竹に名が分からない高菜のようなものが「山菜」に該当か。山菜弁当と名乗りながらワラビもゼンマイも入っていない駅弁は珍しい。その山菜は非常に酸っぱいか塩辛く、若い人には向かないと思われる。

販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 松廼家 栃木県宇都宮市駅前通3−3−1 028(634)2426 http://www.ekiben-matsunoya.co.jp/

【終売】栃木味めぐり弁当(1,200円)2016年5月22日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Tocihgi Ajimeguri Bento (end of sales)

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JR東日本大宮支社の宇都宮車掌区と調製元の共同開発により、「餃子めし弁当」とともに、2016(平成28)年4月1日から6月30日まで宇都宮駅と東京駅と大宮駅で販売された期間限定駅弁。栃木県の観光キャンペーン「「本物の出会い 栃木」春の観光キャンペーン」に合わせ、JR入社5〜7年目の車掌5人が、オリジナル駅弁を企画したという。

おしながきにイラスト付きで紹介される中身は、日の丸御飯とタケノコ飯、いっこく野洲どりとプレミアムヤシオマス、ゆめポーク、餃子まんじゅう、ゆば、かぼちゃサラダなど。掛紙には男女の車掌、栃木のJR線の模式図、各路線の電車のイラストなどが描かれる。

販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 松廼家 栃木県宇都宮市駅前通3−3−1 028(634)2426 http://www.ekiben-matsunoya.co.jp/

【終売】栃木釜めし(1,200円)2015年10月16日に宇都宮駅改札脇駅弁屋台で購入
Tochigi Kama Meshi (end of sales)

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JR東日本大宮支社の観光キャンペーン「本物の出会い 栃木」の開催に合わせて、その開催期間である2015年10月1日から11月30日まで販売された期間限定駅弁。「とちぎ和牛ハンバーグ弁当」(1,500円)も同時に販売。駅の店頭では一個700円が相場の宇都宮駅弁において、この価格帯はずいぶん高く設定されたものだ。

各地の駅弁で使われるプラ製釜飯容器の中身は、マイタケ御飯を「プレミアムヤシオマス」のマス柚庵焼き、「いっこく野洲どり」の鶏照焼、マイタケ煮、ししとう、ぎんなん、うずら卵、クリ、小ナス漬で覆うもの。掛紙に3度も繰り返して記す「プレミアムヤシオマス」が高価の原因だと思うが、私の舌ではただの鮭塩焼で、鶏照焼やマイタケ煮が主役だと感じたところ。

そのプレミアムヤシオマスとは、栃木県養殖漁業協同組合の水産試験場で品種改良された大型の養殖ニジマス。柔らかさ、適度な脂、クセや臭みのなさが特徴といい、おしゃれな魚料理への使用が勧められている。

販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 松廼家 栃木県宇都宮市駅前通3−3−1 028(634)2426 http://www.ekiben-matsunoya.co.jp/

鮎めし(1,200円)2015年10月5日に東京駅駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Ayu Meshi

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名前にも掛紙にも昭和の香りが漂うが、これは2015(平成27)年の春の新作で、4月10日の駅弁の日までに登場。アユの炊込飯に、魚醤で煮込んだ栃木県喜連川産のアユのうま煮を一匹横たえ、かんぴょう、れんこん、梅干し、生姜、小松菜、玉子焼を添える。

骨もヒレもそのまま食べられる、アユのうまさに驚いた。飯もうま煮も柔らかくてクセがなく、例えば熊本県八代の名駅弁「鮎屋三代」から刺激を抜いた感じ。現時点でおそらく関東地方で唯一のアユ駅弁だろうし、輸送販売先の東京駅構内でも牛肉駅弁に負けないよう頑張れと応援したい。ただ、飯に載るその他の具は、刺激物ばかりであった。

販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 松廼家 栃木県宇都宮市駅前通3−3−1 028(634)2426 http://www.ekiben-matsunoya.co.jp/

【終売】とちぎ秋便り(1,000円)2013年10月13日に東京駅駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Tochigi Akidayori (end of sales)

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JR東日本の駅弁キャンペーン「駅弁味の陣2013」の開催に合わせた、2013(平成25)年10月の発売か。JR東日本大宮支社の毎年10〜11月の観光キャンペーン「BIGREDとちぎ」との関連も、掛紙の絵柄に感じられる。

松花堂タイプの容器に、高菜寿司と那須牛肉味噌付き白飯、五目寿司飯、豚鍬焼と葉唐辛子と季節の菓子、ゴボウやマイタケなどの煮物とゆばとカンピョウのごま和えなどを収める。白飯と酢飯で半分を占める御飯だらけの駅弁であり、おかず不足で飯を食べ続ける試練の道。もし半世紀前であれば、多量でうまい白米に感心したのかもしれない。販売は2013年秋のみだった模様。

販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 松廼家 栃木県宇都宮市駅前通3−3−1 028(634)2426 http://www.ekiben-matsunoya.co.jp/
催事駅弁

【終売】ジャズの宮(コーヒーカップ入り)(2,000円)2008年10月12日に東京駅「東日本縦断駅弁大会」で購入
Jazz no Miya (end of sales)

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2008(平成20)年10月12・13日の両日に東京駅構内で開催された「東日本縦断駅弁大会 〜秋〜」で販売されたお弁当。同年夏に登場した要予約駅弁「ジャズの宮」(1,000円)に益子焼のコーヒーカップを入れて、2,000円で販売したものだそうな。2009年4月にも100個限定で予約販売。

真っ黒な発泡材で細長い長方形容器を輪ゴムでしっかり留めて、楽譜を背景にした細長い掛紙をテープで貼る。中身に被せた透明なシートにも楽譜と鍵盤の絵柄あり。中身は白御飯にフライドポテト、玄米入りジャンバラヤに肉団子とアーモンド海老とマグロカツ、ミニトマトにらっきょう、そして土産物屋で見るような益子焼のコーヒーカップにサーモンのエスカベッシュ(サラダ)が収まる。そんな内容と洋食弁当の風味は、駅や駅弁催事より地元のイベント会場が向いているような気がした。

宇都宮といえば1990年代からは餃子、それ以前はかんぴょうの街だと思うが、なぜか2001年頃からジャズの街をアピールし始めている。ジャズはもともと日本の明治時代頃の頃にアメリカで生まれたものであり、日本における発祥地は当時の貿易港であった横浜と大阪と神戸が競っているから、宇都宮が後から頑張るのは困難だろうが、市役所と民間団体で「宇都宮ジャズ協会」を立ち上げ、イベントを継続している。

販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 松廼家 栃木県宇都宮市駅前通3−3−1 028(634)2426 http://www.ekiben-matsunoya.co.jp/

【掛紙】釣天井ちらしずし(400円)1985年1月5日調製
Tsuritenjo Chirashi Zushi

掛紙

1985(昭和60)年1月5日の調製と思われる、昔の宇都宮駅弁の掛紙。釣天井とは、宇都宮城主の本多正純が江戸幕府三代将軍徳川家光を暗殺するために、城内の天井にからくりを仕掛けたという物語。第二次大戦の戦前から戦後にかけて何度か映画化された。実際にはそんな天井はなかったらしいが、宇都宮城そのものが明治初期の戊辰戦争で全焼したため、真偽は確かめようがないし、日本映画や時代劇の衰退により、この話を知る人も少なくなった。

販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 富貴堂(弁当部)栃木県宇都宮市駅前通り三丁目二番三号 0286(33)3013

【終売】釣天井ちらしずし(550円)2006年9月2日に宇都宮駅コンコース駅弁売店で購入
Tsuritenjo Chirashi Zushi (end of sales)

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安房鴨川その他で見たような赤い長方形のプラ製容器に、20年以上変わらない絵柄の掛紙をかける。中身はかんぴょう混じりの酢飯の上に鳥そぼろ、錦糸卵、刻み椎茸、紅生姜を載せるだけ。これで「ちらしずし」を名乗ることにはびっくりしたし、宇都宮城の釣天井との関連もなさそうで、まともな旅行者が買ったら酷評されそうな中身や内容だが、現役商品なので一定の需要があるのだろう。味は悪くない。2008年の調製元の駅弁撤退により、この駅弁も終売となった。

※2009年3月補訂:終売を追記
販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 富貴堂弁当部 栃木県宇都宮市駅前通3−9−3 028(633)3013

【終売】北斗七星(550円)2003年7月12日に宇都宮駅コンコース駅弁売店で購入
Hokuto Shichisei (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身

駅弁名と掛紙のデザインから、青函トンネル開業により寝台特急「北斗星」が登場した、1988(昭和63)年の登場と思われる。プラスティックのわっぱ型容器にペラペラの透明蓋をして真っ青な掛紙をかける。中身は茶飯の上にたっぷりの錦糸卵とごく少量の山菜や帆立に星形の人参を置いたもので、食材の分量で判断すればチープな内容も、口に含めば茶飯の威力でエコノミーに昇格する美味さ。なお、掛紙に小さく「七色弁当」とあり、確かに帆立・山菜・人参・紅生姜・刻み海苔・錦糸卵・茶飯と数えると七色になる。

上野・札幌間の寝台特急「北斗星」は全列車が宇都宮に停車する。運行開始当初は寝台券がプラチナチケットと化していたものの、個室の増強やブームの沈静化に「カシオペア」登場により、特定の時期を除いて切符が取れない状況ではなくなっている。当時から豪華なのはA個室寝台「ロイヤル」と予約制の食堂車だけなので、普通のB寝台を利用するパッケージツアーで「豪華特急北斗星で行く・・・」とされると違和感を覚えるところでもある。2008年の調製元の駅弁撤退により、この駅弁も終売となった。

※2009年3月補訂:終売を追記
販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 富貴堂弁当部 栃木県宇都宮市駅前通3−9−3 028(633)3013