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 旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR東日本 横川(よこかわ)駅 JR-East Yokokawa Station
2021(令和3)年11月訪問 GoogleMap

駅名標 駅舎 駅構内

高崎駅から信越本線の普通列車で約30分。碓氷峠の前の終着駅。首都圏と日本海側を結ぶ幹線鉄道が急勾配を登る麓にあり、機関車を付けたり外す鉄道の要衝として、1997年に新幹線が開通するまで約百年間も栄えた。ここで売られた駅弁「峠の釜めし」は、あまりにも有名。1885(明治18)年10月15日開業、群馬県安中市松井田町横川。

【終売】峠のおかごむすび(700円)Touge no Okago Musubi (end of sales)
2008年10月5日に横川駅の立ち食いそば店で購入 Oct. 5, 2008

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 外観 中身 中身

抹茶色のボール紙を立体的かつ巧みに組み立てた容器に、商品名やカゴなどを描いた紙帯を締める。中身は二段構造で、下段に鮭、タラ、焼きの小さなおむすびを各1個、上段にコロッケ、肉団子、焼き鳥、きんぴら、煮昆布、付合せを詰める。もともと軽井沢駅の駅弁だったそうで、その名残りが掛紙に残る。車中では食べにくい自宅向け商品。米と鳥の風味はいけてるが、価格は割高。2010年頃から、おそらく現存しない。

販売駅
信越本線 横川(よこかわ)駅 1885(明治18)年10月15日開業 群馬県安中市松井田町横川
調製元
株式会社 荻野屋 群馬県安中市松井田町横川297−1 027(395)2311

【終売】峠の焼おにぎり(500円)Touge no Yakionigiri (end of sales)
2003年12月29日に横川駅前のドライブインで購入 Dec. 29, 2003

掛紙 中身
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JR東日本の観光キャンペーン「LOOK EAST」のオリジナル駅弁131種類のひとつとして、1989(平成元)年3月に発売か。プラスティックのミニ容器が三段重ねになり、ボール紙の枠にしっかりはめられる。中身はその容器のそれぞれに、小柄な焼きおにぎりがひとつずつに、串焼鳥やきんぴらごぼうや煮昆布などが添えられているもので、いずれも香りが良く味もなかなか。駅弁大会に持ってきても喜ばれるのではと思うが、製造数が少ないのか、現地でも滅多にお目にかかれない模様。2010年頃から、おそらく現存しない。

※2020年1月補訂:発売年を追記
販売駅
信越本線 横川(よこかわ)駅 1885(明治18)年10月15日開業 群馬県安中市松井田町横川
調製元
株式会社 荻野屋 群馬県安中市松井田町横川297−1 027(395)2311

【終売】峠のおむすび(400円)Touge no Omusubi (end of sales)
2003年8月3日に横川駅の立ち食いそば店で購入 Aug. 3, 2003

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身

ボール紙を三角形に組み立てて容器とする。中身は写真のとおり、みそ漬・こんぶ・梅干・たら・さけが入ったおむすびが各1個ずつ、アルミホイルに包まれて収められている。味は良好。400円で満腹になるお得な駅弁だが、理由は販売の個数か頻度か時間帯か、ふらりと立ち寄っただけではまず入手できない印象だった。2007年現在でなくなっている模様。

※2007年7月補訂:終売を追記
販売駅
信越本線 横川(よこかわ)駅 1885(明治18)年10月15日開業 群馬県安中市松井田町横川
調製元
株式会社 荻野屋 群馬県安中市松井田町横川297−1 027(395)2311

下仁田ネギみそ(120円)Shimonita Negimiso
2017年8月27日に上信越自動車道横川サービスエリアで購入 Aug. 27, 2017

掛紙 中身
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上信越自動車道の横川サービスエリアで買えたおにぎり。調製元は横川駅の駅弁屋。でもここまでくると、駅弁に準じた商品というよりはむしろ、ただのコンビニおにぎり。今回はわざと開いてみたが、つまみをひくと簡単に開く、全国共通のコンビニおにぎり向け包装をした、ネギ味噌入りおにぎり。包装の絵柄には一応、釜めしの容器のようなものが使われていた。

調製元
株式会社 荻野屋 群馬県安中市松井田町横川297−1 連絡先の記載なし https://www.oginoya.co.jp/

特製おむすび弁当(ツアー料金に含まれる)Tokusei Omusubi Bento
2006年9月20日にツアーバス内で入手 Sep. 20, 2006

掛紙 中身
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日帰りバスツアーの参加者向けに車内配布された昼食。伊東駅弁「特製おむすび弁当」とまったく同じボール紙箱を使用、中身は高菜むすび、ゆかりむすび、白身魚フライ、鳥唐揚、オレンジなど。味は可もなく不可もなく。駅弁と無縁な弁当であるはずが、調製元が横川駅弁の荻野屋で、割りばしとおてふきとビニール袋が「峠の釜めし」と同一であり、「日本最古の駅弁屋」や「信越本線横川駅」をうたっている。なお、積込場所の上信越自動車道諏訪湖サービスエリアに弁当販売はなかった。

調製元
株式会社 おぎのやドライブイン 諏訪インター店 長野県諏訪市沖田町4−39 0266(53)1111 https://www.oginoya.co.jp/