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 旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR東日本・JR東海 東京(とうきょう)駅 JR Tokyo Station
2017(平成29)年1月訪問 GoogleMap「東京駅」

駅名標 駅舎 駅構内

東京と日本の中央駅。東海道・山陽・東北・上越・山形・秋田・北陸の各新幹線、東海道・中央・総武・東北の各線、山手線や京浜東北線などの電車が、一日あたり3000本以上行き交い、100万人以上の利用者で終日賑わう。駅弁はJR東日本やJR東海の子会社のもので約100種類とも、エキナカの商品を含め400種類以上とも、デパ地下の弁当を含め1000種類以上とも言われ、さらに全国各地の駅弁も集まり、こちらも日本最大。1914(大正3)年12月20日開業、東京都千代田区丸の内1丁目。

旅海苔弁(1,280円)Tabi Noriben
2023年3月10日に東京駅の東海道新幹線ホーム上の弁当売り場で購入 Mar. 10, 2023

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2023(令和5)年1月26日に東海道新幹線東京駅のホーム上で発売。18・19番ホームの14号車付近で2022年9月限りで閉店した、1987年に開店した東京駅史上初の立ち食いそば店「グル麺」の跡地にできた、できたて海苔弁とおむすび専門店「ホーム厨房 米’n(こめいん)」で、海苔弁当「旅海苔弁」2種類と、おむすびやお惣菜を売り始めた。

これは「銀鱈西京焼」。長方形の平たい木質エコ容器に、庄内米コシヒカリの白飯を敷き、有明海産の焼き海苔を貼り、銀鱈西京焼き、鶏のから揚げ、出汁巻卵、ラー油でピリ辛のきんぴらごぼう、紀州南高梅を盛り付ける。近年の東京でいくつか出てきている、本格志向の高級海苔弁当。簡単なお品書きを付け、商品名を書いた紙帯を締め、店内で調製し暖かい状態で売られる。世の鶏卵不足により2023年4月10日から6月20日まで、出汁巻玉子を抜いて30円引きで販売。

※2023年7月補訂:現況を追記
販売駅
東海道新幹線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ ホーム厨房 米’n 東京都千代田区丸の内1−9−1JR東京駅構内東海道新幹線18・19番ホーム14号車付近 0120(919)212 https://www.jr-cp.co.jp/

旅海苔弁(1,150円)Tabi Noriben
2023年3月10日に東京駅の東海道新幹線ホーム上の弁当売り場で購入 Mar. 10, 2023

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2023(令和5)年1月26日に東海道新幹線東京駅のホーム上で発売。18・19番ホームの14号車付近で2022年9月限りで閉店した、1987年に開店した東京駅史上初の立ち食いそば店「グル麺」の跡地にできた、できたて海苔弁とおむすび専門店「ホーム厨房 米’n(こめいん)」で、海苔弁当「旅海苔弁」2種類と、おむすびやお惣菜を売り始めた。

これは「銀鮭塩焼」。長方形の平たい木質エコ容器に、庄内米コシヒカリの白飯を敷き、有明海産の焼き海苔を貼り、塩銀鮭切り身、鶏のから揚げ、出汁巻卵、ラー油でピリ辛のきんぴらごぼう、紀州南高梅を盛り付ける。近年の東京でいくつか出てきている、本格志向の高級海苔弁当。簡単なお品書きを付け、商品名を書いた紙帯を締め、店内で調製し暖かい状態で売られる。世の鶏卵不足により2023年4月10日から6月20日まで、出汁巻玉子を抜いて30円引きで販売。

※2023年7月補訂:現況を追記
販売駅
東海道新幹線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ ホーム厨房 米’n 東京都千代田区丸の内1−9−1JR東京駅構内東海道新幹線18・19番ホーム14号車付近 0120(919)212 https://www.jr-cp.co.jp/

春の幕の内海鮮押し寿司と春の便り(1,380円)Haru no Makunouchi Kaisen Osizushi to Haru no Tayori
2023年3月10日に東京駅の東海道新幹線ホーム上の弁当売り場で購入 Mar. 10, 2023

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2023(令和5)年2月23日に、東海道新幹線の東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪の各駅とリニア・鉄道館で発売。調製元は青森県の八戸駅の駅弁屋で、すでに東京でも東京駅でも全国各地の駅弁催事でもおなじみの顔。前年の9月15日に発売の「秋の幕の内松茸ごはんと鮭といくらの寿司弁当」に続き、こうして東海道新幹線の駅弁売店にも進出してきた。

見た目は催事で八戸駅や函館駅(新函館北斗駅)の駅弁として売られるものと、だいたい同じ。中身の写真とおしながきを賑やかに描いたスリーブに収めた、小柄な長方形の容器に、サワラ押し寿司とサーモン押し寿司と、穴子と姫竹を載せた酢飯と、厚焼玉子、有頭海老、海老入り焼売、ホタテつくね、煮物、菜の花のごま和えなどを詰める。幕の内弁当の要素を何も持たないと思う、酢飯と魚介類で賑やかなお弁当。

販売駅
東海道新幹線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
有限会社 吉田屋 青森県八戸市一番町一丁目2−1 0178(27)4554 http://koutazushi.com/

日本橋−幕之内−(1,300円)2019年10月21日に新横浜駅の在来線改札内の売店で購入
Nihonbasho Makunouchi

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2019(令和元)年8月28日に東京、品川、新横浜の各駅で発売。ふたには錦絵風の日本橋が描かれる。中身は型押し俵飯からはみ出る銀鮭塩焼に、煮物や天ぷらやアサリや玉子焼や、焼豆腐などのすきやきの具や梅干しという具合の、東海道新幹線の高級幕の内駅弁で、技巧を抑えて内容満載の食事向け弁当。価格は2019年の発売時や購入時で1,200円、2022年1月27日から1,240円、2023年時点で1,300円。

※2023年6月補訂:値上げを追記
※2022年4月補訂:値上げを追記
販売駅
東海道新幹線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212 https://www.jr-cp.co.jp/

特製幕之内御膳(1,480円)Tokusei Makunouchi Gozen
2023年2月16日に新横浜駅の在来線改札内の売店「デリカステーション」で購入 Feb. 16, 2023

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2007(平成19)年の発売。駅弁の名前と、パッケージに東京(日本橋)と名古屋(熱田神宮)と大阪(道頓堀)の著名な浮世絵木版画の絵柄を使うとおり、東海道新幹線の車内販売と東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪駅の各駅で共通の商品である。その原版は下記の東京駅限定の駅弁「江戸の折詰日本橋」でないかと思う。

「関東、東海、関西の味を一度にお楽しみいただけます」という中身は、関東として深川めしとこいくちしょうゆを使う煮物、東海として飛騨牛うま煮御飯と八丁味噌のとんかつ、関西としてちりめん御飯とうすくちしょうゆを使う煮物、などなど食品表示で27種類もの具材を9区画に詰め込む。多種の食材が入り乱れる豪華版。それでいて、酒のつまみではなく食事にも向く気がする。単なる車中の一食にするのはもったいないような。価格は2016年時点で1,340円、2018年時点で1,370円、2019年11月時点で1,380円、2023年時点で1,480円。

※2023年6月補訂:写真を更新
※2023年6月補訂:値上げを追記
※2019年11月補訂:値上げを追記
※2016年6月補訂:写真と解説文の更新
販売駅
東海道新幹線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212 https://www.jr-cp.co.jp/

【掛紙】特製幕之内御膳(1,340円)2016年1月2日に東海道新幹線ひかり号の車内販売で購入
Tokusei Makunouchi Gozen

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2016(平成28)年1月2日に購入した、東海道新幹線の駅弁のふた。ジェイアール東海パッセンジャーズが2022年10月に始めた「車窓食堂」のロゴマークがないくらいしか、上記の2023年のものと違わないと感じていたら、見比べると中身の軸でない部分がけっこう異なる。

販売駅
東海道新幹線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212

【掛紙】特製幕之内御膳(1,300円)2008年8月17日に新横浜駅の在来線改札内コンコースの駅弁売店で購入
Tokusei Makunouchi Gozen

掛紙

2008(平成20)年8月17日に購入した、東海道新幹線の駅弁のパッケージ。上記の7年半後のものと比べて、中身と価格を含めてほとんど変わらない。ジェイアール東海パッセンジャーズでは2007(平成19)年に「健康弁当宣言」と銘打ち、自社直営で製造し販売する弁当の中身を見直しており、その内容がパッケージの右下に記される。

販売駅
東海道新幹線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212 https://www.jr-cp.co.jp/

東海道新幹線弁当(1,080円)Tokaido Shinkansen Bento
2023年2月16日に新横浜駅の売店で購入 Feb. 16, 2023

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2015(平成27)年4月2日の発売。前年に販売された記念駅弁「東海道新幹線50周年記念弁当」の、名前とパッケージを変えて通年販売の商品にした。中身は当時の「東京・品川・新横浜」「名古屋」「京都・新大阪」の3種類から、いいとこどりをしたのだろうが、ほぼ「東京・品川・新横浜」版と同じく、深川めしと白御飯の俵飯、アナゴ蒲焼、黒はんぺん、べったら漬、エビフライ、みそかつ、玉子焼、イモ・たこ・カボチャの炊合せなど。価格は2015年の発売時で1,000円、2023年時点で1,080円。

※2023年4月補訂:写真を更新し値上げを追記
販売駅
東海道新幹線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212 https://www.jr-cp.co.jp/

【掛紙】東海道新幹線弁当(1,000円)2016年1月2日に新横浜駅の在来線改札内コンコースの駅弁売店で購入
Tokaido Shinkansen Bento

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2016(平成28)年1月2日に購入した、東京駅弁のふた。その絵柄も、容器も中身も、上記の2023年のものと、ほとんど同じ。当時はふたに「お弁当 BENTO」の文字がある調製元のロゴマークがあったほか、ふたの裏に路線図と食材名が記されていた。

販売駅
東海道新幹線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212

【掛紙】700SERIES新幹線(ありがとう東海道新幹線700系弁当)(1,000円)2020年1月8日に京王百貨店の駅弁大会で購入
700 Series Shinkansen

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2020(令和2)年1月8日に購入した、東京駅弁のふた。同年3月の東海道新幹線からの700系新幹線電車の撤退に合わせ、同年の1月上旬から3月中旬までの予定で販売された記念駅弁。中身は普段の「東海道新幹線弁当」と同じで、紙ぶたの絵柄を同電車の1999(平成11)年のデビュー当時に売られた駅弁のものとし、「ありがとう東海道新幹線700系記念カード」6種類中1枚を封入した。

販売駅
東海道新幹線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212
催事駅弁

【終売】東海道新幹線弁当(1,000円)2017年1月20日に京王百貨店の駅弁大会で購入
Tokaido Shinkansen Bento (end of sales)

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2017(平成29)年1月の京王百貨店の駅弁大会で、東京駅弁として売られたお弁当。掛紙にはJR東海の新幹線電車の顔写真が勢揃い。中身は関東、東海、関西の東海道新幹線沿線グルメとうたうものの、価格を含めて上記の駅弁「東海道新幹線弁当」と同じ。これもやはり、デパートの駅弁大会限定で売られたものだと考えられる。

調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212

【終売】幕之内弁当 日本の味博覧(1,100円)2018年5月18日に東京駅の東海道新幹線ホーム上の駅弁売店で購入
Makunouchi Bento Nippon no Aji Hakuran (end of sales)

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下記のとおり、2005年日本国際博覧会、通称「愛知万博」、愛称「愛・地球博」の開催に合わせ、その会期中である2005(平成17)年3月25日から9月25日まで販売された期間限定駅弁の販売が継続されたもの。東海道新幹線の「のぞみ」停車駅でも車内販売でも、手広く売られる定番の駅弁。1986年東京サミットの調理を担当した日本料理家、記載はないが従前どおり愛知万博に出展ならぬ出店した「なだ万」の料理長や調理部長をした料理家の監修。

中身は黒米と生姜飯の俵飯が3個分ずつと、紀州南高梅、桜花、ししとう素揚げ、厚焼き玉子、白胡麻とうふ、サワラ柚庵焼、タラの芽揚げ、とんかつ、酢れんこん、カボチャやタケノコやニンジンなどの炊き合わせ。外観の見栄えや、多くの中身と雰囲気、そして容器の構造は、万博の頃と変わらない。2018(平成30)年限りで終売か。

※2019年6月補訂:終売を追記
販売駅
東海道新幹線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212

【終売】幕之内弁当 日本の味博覧(1,000円)2005年6月11日に新横浜駅下り新幹線ホーム上駅弁売店で購入
Makunouchi Bento Nippon no Aji Hakuran

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愛知万博の開催に合わせて、その会期中である2005(平成17)年3月25日から9月25日まで販売された期間限定駅弁。5月8日までを春、7月31日までを夏、8月1日からを秋として中身を変えたうち、上の写真は夏バージョン。東京・品川・新横浜・名古屋・京都・新大阪の各駅と東海道新幹線車内で販売された。

角を落とした長方形の容器に、掛紙を兼ねた紙ぶたをかけてラップで包み食品表示ラベルを貼る。東京サミットも担当した「なだ万」元料理長が監修した中身は、生姜御飯と黒豆御飯の型押し飯の狭間に紀州南高梅や生姜などを置き、鮭塩焼・玉子焼・焼穴子・黒花豆・鶏八幡巻や煮物などを詰める。見栄えも品質も風味も良く、目も舌も充分に満たす内容に、駅弁でも建築の世界のような設計と施工の分離は悪くないなと思った。

1970(昭和45)年の大阪万博以来となる国内での国際総合博覧会である愛知万博「愛・地球博」は、当初の自然保護勢力とのせめぎ合いによる不要論の台頭はどこへやら、開会してしまえば連日大勢の入場者であふれて大変な賑わい。しかしおそらく会場内飲食店の保護を主目的に、テロや食品事故の防止を名目にした規制により、飲み物や市販のお弁当を会場内に持ち込むことができず、この駅弁も会場内では食べられなかった。

なお、9月25日の万博終了後も、当分は発売が続くとか。一日三千個が売れて好評だという話の尾ひれに、博覧の名は愛知万博のみを示さずいろいろな味を詰め合わせた幕の内のイメージに合う、という理屈を付けて。

※2005年10月補訂:万博終了後の販売継続を追記
販売駅
東海道新幹線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212
催事駅弁

【終売】東海道新幹線ドクターイエロー弁当(1,000円)2016年1月11日に京王百貨店の駅弁大会で購入
Tokaido Shinkansen Dr.Yellow Bento (end of sales)

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2016(平成28)年1月の京王百貨店の駅弁大会で、東京駅弁として売られたお弁当。掛紙は東海道新幹線の922形電気軌道総合試験車と923形電気軌道総合試験車、通称「ドクターイエロー」の並び写真を掲載、中身と価格は上記の駅弁「東海道新幹線弁当」と同じ。デパートの駅弁大会限定で売られたものだと考えられる。ボール紙のふたではなく掛紙の使用も、普段のJRCPの東海道新幹線の駅弁では考えられないもの。

調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212
催事駅弁

【終売】元祖有名駅弁と全国うまいもの大会第50回記念弁当(1,000円)2015年1月16日に京王百貨店の駅弁大会で購入
Ganso Yumei Ekiben to Zenkoku Umaimono Taikai Dai 50-kai Kinen Bento (end of sales)

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2015(平成27)年1月の京王百貨店の駅弁大会で、東京駅弁として売られたお弁当。掛紙は1964(昭和39)年デビューの東海道新幹線0系電車と、1963(昭和38)年デビューの京王帝都電鉄(当時)5000系電車のイラスト。毎年一度の駅弁大会の第50回記念ということで、50年前の調製元と百貨店親会社の花形車両を掛紙で並べた。中身は下記「東海道新幹線50周年記念弁当」と同じ。「50th」と焼き印した玉子焼も、そのままの姿で収まる。

調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212

【終売】東海道新幹線50周年記念弁当(1,000円)2014年9月8日に東海道新幹線東京駅の駅弁売店で購入
Tokaido Shinkansen 50-Shunen Kinen Bento (end of sales)

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東海道新幹線の開業50周年を記念して、「東京・品川・新横浜」「名古屋」「京都・新大阪」の3種類を、2014(平成26)年4月1日から12月まで販売した記念駅弁。販売期間の前半と後半で異なるデザインのパッケージを使い、写真は後半版。さらに全50種類の中から1枚の記念カードを添付するという、東海道新幹線の駅弁では珍しく、コレクター仕様を取り入れている。

この「東京・品川・新横浜」バージョンの中身は、深川めしと白御飯の俵飯、アナゴ蒲焼、ワサビ昆布、べったら漬、エビフライ、みそかつ、イイダコ煮、50th焼き印の玉子焼、カボチャやニンジンなどの煮物など。箱にゆとりをもって、しかしスカスカにならずに、食材を立てて詰める、味も含めた立体感に美しさを感じる。

販売駅
東海道新幹線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212

【終売】美味特選幕之内歌舞伎(1,100円)2005年6月12日に新横浜駅の待合室の売店で購入
Bimi Tokusen Makunouchi Kabuki (end of sales)

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冷蔵ショーケースの紙箱商品をレジに持ち込むと、容器の御飯が付いてくる。中身は御飯がホカホカの日の丸御飯、おかずが焼サーモンに鶏照焼にトンカツに焼売に蒲鉾に玉子焼に煮物や和え物など。多種豊富で多量の駅弁で満腹になれるし、特に御飯は弁当には希な炊きたての風味がした。

暖かい駅弁の提供は駅弁屋さんの長年の夢。これのように冷蔵おかずと詰めたてまたはホカホカ御飯のセットは、それに対する現実的な一回答であるが、売店ではお昼前の訪問なのにもう予定数量終了間近だった。売れているというより販売数を絞っている感じで、一般に駅弁には出来立てや暖かさより冷めても美味い特性が求められているのではと思う。価格は2005年の購入時で1,100円、2014年4月の消費税率改定で1,130円。2016年までの販売か。

※2019年11月補訂:終売を追記
※2017年1月補訂:値上げを追記
販売駅
東海道新幹線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212

【終売】幕の内弁当東海道(850円)2008年8月17日に新横浜駅の在来線改札内コンコースの駅弁売店で購入
Makunouchi Bento Tokaido (end of sales)

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下記の弁当「幕の内東海道」の、2008(平成20)年時点での姿だと思われる。名前は似ていて価格は同じだが見栄えを一新、紙箱の絵柄は赤富士に変わり、トレー入り紙箱から発泡材に変わった容器に直接収まる中身は、俵型の日の丸御飯に鶏照焼、マス西京焼、「東海道」の焼印入り玉子焼、豆サラダ、切り干し大根、シイタケやニンジンやタケノコなどの煮物。

前作と雲泥の差がある見栄えの良さ。今回はさらに「健康弁当宣言」として品目数20以上、野菜120g以上、油はコレステロール0、合成着色料不使用、特A国産米使用をうたい、その記述を見なくても、内容や風味に不健康さがない印象。これならば東京・品川・新横浜・名古屋・京都・新大阪の駅弁屋に風味と品質で対抗できる。2014年頃までの販売か。

※2017年1月補訂:終売を追記
販売駅
東海道新幹線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212

【終売】幕の内東海道(850円)2005年6月12日に新横浜駅の待合室の売店で購入
Makunouchi Tokaido (end of sales)

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東海道新幹線東京駅の並等幕の内弁当。ボール紙のパッケージに黒い樹脂製トレーを入れる。中身はそのトレーに平板な日の丸御飯をはめ、アジ西京焼やマグロ竜田揚や鶏唐揚に笹蒲鉾と玉子焼と煮物等数点をやや乱雑に投げ入れる感じ。品質は悪くないが見栄えはどうしようもない、都市間大量高速交通機関の旅客の胃袋を満たすための駅弁。

パッケージには江戸時代の東海道の風景が描かれるが、こちらも平均して片道一分で数名の通行者がいたという、おそらく世界屈指の都市間幹線道路だった。東海道新幹線も一本千名超・時間片道最大12本という世界屈指の輸送量を誇る都市間高速鉄道で、世界一の駅弁街道でもある。

販売駅
東海道新幹線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212

【終売】やさいたっぷり幕の内(1,000円)2012年9月16日に東京駅の東海道新幹線改札内の駅弁売店で購入
Yasai Tappuri Makunouchi (end of sales)

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下記の駅弁「やさいたっぷり幕の内」の、2012(平成24)年9月時点での姿。商品名や容器や価格は変わらず、中身もほぼ同じであるが、ボール紙のふたのデザインがイラストから写真使用のものへ大きく変わったほか、「健康弁当宣言」の文面から「特A評価の国産米を100%使用」が抜け落ちた。ふたの裏の宣伝文も消去。この年限りで「やさいたっぷり弁当」へリニューアル、あるいはダウングレードか。

※2017年1月補訂:終売を追記
販売駅
東海道新幹線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212

【終売】やさいたっぷり幕の内(1,000円)2009年5月17日に新横浜駅の在来線改札内コンコースの駅弁売店で購入
Yasai Tappuri Makunouchi (end of sales)

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下記の駅弁「やさいたっぷり幕の内」の、2009(平成21)年5月時点での姿。駅弁の名前や容器や価格は変わらないが、ふたのイラストが変わって野菜が大きくなり、中身の野菜もやはり大きくなった。今回の野菜はタマネギとジャガイモのトマト煮、エリンギ唐揚、ナス田楽、ダイコンやサトイモやニンジンやレンコンなどの煮物、ミニトマトなどを詰めて、その分量は13種233グラム。

そんなふたの裏目の記述を見なくても。見るからに野菜の重さが増えているし、野菜たっぷり感がさらに向上し、うまさも倍増。今回もふたのイラストと中身で野菜の種類が合っており、属地不詳なことだけが惜しい名駅弁。東京・品川・新横浜・名古屋・京都・新大阪の各駅と東海道新幹線車内で販売されているというが、車内販売では出会えたことがないような。

販売駅
東海道新幹線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212

【終売】やさいたっぷり幕の内(1,000円)2008年8月17日に新横浜駅の在来線改札内コンコースの駅弁売店で購入
Yasai Tappuri Makunouchi (end of sales)

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JRCPの健康弁当宣言に合わせて2007年の春に発売。やや小柄な長方形の発泡材製容器にラップをかけて、箸袋を置いて商品名と野菜を描いた紙フタをした後に、まるごとラップで包む。中身は五穀米と黒米飯、ダイコンやナガイモやカボチャやシイタケやジャガイモやニンジンやレンコンやミニトマトやパプリカなどの野菜や根菜を主に煮物でバラバラと置き、梅干と黒豆とアンズを添える。

東京駅ではNREがすでに同種商品で先行しているが、春夏と秋冬の年2回で内容を回しているこちらは内容に肉や魚がほとんどない点でNREの上を行き、そのぶんだけ個人的にはおかずに困って物足りなく、しかし味付けが薄すぎず濃すぎず絶妙な線を行っている。ネット上でも内容と風味に感動の報告が多数、駅弁コレクターもふたのイラストと中身で野菜の種類が合っている点に感心。

JRCPは2007年3月1日に「健康弁当宣言」をスタート、幕の内弁当に「品目数は20品目以上」「野菜は120g以上使用」「使用する油はコレステロール『0』」「合成着色料は一切不使用」「特A評価の国産米を100%使用」の5つの基準を設定し、弁当のふたに記し始めた。

販売駅
東海道新幹線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212

【終売】江戸の折詰日本橋(1,300円)2006年12月31日に東京駅の改札外コンコース弁当売店で購入
Edo no Orizume Nihonbashi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身

下記の駅弁「特製幕の内弁当 日本橋」の、2006(平成18)年時点での姿だと思われる。広さと深さがある豪華絢爛な柄の容器に、商品名その他最小限の文字だけ書いた掛紙を巻き、ラップで包んで食品表示ラベルを貼る。掛紙と食品表示ラベルで商品名が異なるが、ここでは掛紙に従った。

二段重ねから一段に変わった中身は、型押し白御飯と深川飯を名乗るアサリ御飯、穴子寿司と牛カルビ焼とサワラ西京焼と「江戸前」の焼印付き玉子焼、海老芋に里芋やタコなどの煮物など。中身はおおむね前例踏襲で、見栄えが格段に改善された印象で、話題や知名度では完全に先行するNRE「東京弁当」を追撃できるレベルの駅弁になった。というか、似てきた。2006年頃までの販売か。2011(平成23)年に「日本橋架橋百年記念版」として、同じ名前と価格の駅弁が売られた。

※2017年1月補訂:終売を追記
販売駅
東海道新幹線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212

【終売】特製幕の内弁当 日本橋(1,300円)2005年6月12日に新横浜駅の待合室の売店で購入
Tokusei Makunouchi Bento Nihonbashi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身

2004(平成16)年の春頃に発売か。二段重ねの木目調長方形の容器に掛紙をぐるりと巻いて割りばしを刺しゴムでしばり、まるごとラップで包んで食品表示ラベルを貼る。お品書きの付いた中身は、下段が日の丸御飯とアサリ御飯、上段が鰆西京焼や牛肉カルビ焼に始まる15種類と多種少量のおかず。容器は惜しいが中身には高級弁当のこだわりが感じられる。

東京駅八重洲北口から北西約600mに架かる日本橋。江戸時代までは五街道(東海道・中山道・甲州街道・奥州街道・日光街道)の起点であり、現在も国道1,4,6,14,15,17,20号の起点である、日本の道路の中心地。現在の橋は1911年の竣工で、1999年には国の重要文化財に指定されたが、その上空は首都高速で覆われていて、文化人や専門家は嘆いている。旧建設省の道路行政を象徴する光景だろう。

販売駅
東海道新幹線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212