banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
汽車客車客車客車客車客車客車客車客車客車客車

JR東日本・JR東海 東京(とうきょう)駅2017年1月8日訪問Googleマップ
JR-East & JR-Tokai Tokyo Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京と日本の中央駅。東海道・山陽・東北・上越・山形・秋田・北陸の各新幹線、東海道・中央・総武・東北の各線、山手線や京浜東北線などの電車が、一日あたり3000本以上行き交い、100万人以上の利用者で終日賑わう。駅弁はNRE、リテール、JRCPの各社で約120種類とも、エキナカの商品を含め400種類以上とも、デパ地下の弁当を含め約1000種類以上とも言われ、こちらも日本最大。1914(大正3)年12月20日開業、東京都千代田区丸の内1丁目。

粋な味わい幕之内(幕之内弁当)(1,050円)2016年6月17日に上野駅の駅弁売店で団体予約購入
Iki na Ajiwai Makunouchi

掛紙 外観 外観 中身 中身 食後

これが東京駅の幕の内駅弁。ふたは歌舞伎柄。中身は日の丸御飯に、焼魚(サーモン)、かまぼこ、玉子焼の「幕の内弁当 三種の神器」、サトイモやニンジンなどの煮物、鶏つくね串、海老フリッター、きんぴらごぼう、青唐辛子味噌、柴漬けなどを添えるもの。新幹線などの列車内で摂る食事として、あるいはその際の酒のつまみとして、よくできていると思う。

幕の内弁当とは、江戸時代に歌舞伎の幕間で食べられた、御飯にいくつかのおかずを添えた弁当だと、主に紹介される。短い時間で食べられるよう、御飯は小さな俵型に握られ、一方でおかずは多種多様にして、全体で一定の豪華さを持つ弁当を指すと思う。

駅弁では、今でいう幕の内弁当と助六寿司が、普通の駅弁と定義されていた。当時に鉄道を直営していた政府、後の日本国有鉄道が、分量やおかずの内容、掛紙の記載事項、価格や衛生面などを統制し、よって一定の型ができた。今はそんな統制がないので、内容と価格は駅弁屋が勝手に決められる。この幕之内弁当は、御飯が俵飯でなく日の丸なので、昔ながらの幕の内駅弁らしくないが、おかずは多種で、価格は駅弁の平均であり、標準的な駅弁のスタイルをおおむね守る。

駅弁が国鉄の規制に守られて、高くて不味いと言われた頃は、日本の中央駅である東京駅の、普通の駅弁である幕の内弁当は、悪い意味で没個性的な駅弁の象徴であったと思う。実際に過去には、あまりうまくない弁当であったと私も思うが、21世紀に入り少し経ってから、NREが駅弁の格安路線を捨てたり横山料理長を招いたりしてから、常温の弁当としてかなり美味くなったと感じる。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 NRE大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7334 http://www.nre.co.jp/

【終売】粋な味わい幕之内(1,000円)2008年12月23日に東京駅駅弁売店「駅弁屋旨囲門」で購入
Iki na Ajiwai Makunouchi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身 食後

東京駅の幕の内弁当の、2008(平成20)年末時点での姿。中身はほとんど変わっておらず、容器の構造及び分量や価格は同一だが、パッケージの絵柄がより外国人観光客向けになり、「かまぼこ」「玉子焼き」「銀鮭漬け焼」とおかずの目玉が明記された。中に入るチラシは「幕の内弁当 有機栽培米キャンペーン!!」のもの。しかし内容はお米に秋田県産あきたこまちを使ったという宣伝文で、懸賞ではなかった。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 NRE大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7551 http://www.nre.co.jp/nre-daimasu/

【終売】粋な味わい幕之内(1,000円)2006年3月12日に東京駅コンコース駅弁売店で購入
Iki na Ajiwai Makunouchi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身

東京駅の幕の内弁当のパッケージが変わっていたので、購入し収蔵。フタを開けたら中身の見栄えも変わっていたが、内容に大きな変化はない模様。もはや高い不味いの文句を付けるべきでないと思うが、見栄えの華やかさを演じる殻付きのエビや骨付きの鮭に食べにくいと文句を付ければ、そうかもしれない。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 NRE大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7551 http://www.nre.co.jp/nre-daimasu/

【終売】幕之内弁当(1,000円)2005年5月15日に東京駅コンコース駅弁売店で購入
Makunouchi Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身

2003年頃から中身を一部変更し1,000円に値上げした後の、東京駅のNRE版幕の内弁当。中身や外観に大きな変化はないと思うが、なんとなく品質が上がったような気がする。無特徴日本一の重荷を背負わざるを得ない立場の駅弁であるものの、パッケージはともかく中身の風味は悪くない。2006年までに「粋な味わい幕之内」へリニューアル。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 日本レストランエンタプライズ 東京都港区高輪2−19−13 03(5798)8075 http://www.nre.co.jp/

【終売】幕之内弁当(850円)2002年5月1日に東京駅コンコース駅弁売店で購入
Makunouchi Bento (end of sales)

掛紙 外観 中身

東京都内の各駅で売られるスタンダードな幕の内弁当で、「幕の内」や「幕ノ内」ではなく「幕之内」という名称がユニーク。芝居小屋の幕の色でストライプを描いた長方形のボール紙製パッケージに黒いトレーを入れる。中身は白御飯に玉子焼・蒲鉾・焼鮭の駅弁「三種の神器」に、煮豆や煮物とトンカツを入れる。

「東京駅の幕の内駅弁」などと紹介すると、日本で一番特徴のない、または一番不味い駅弁に聞こえてしまう。しかし、何の塊か判別が付かないほど不味いトンカツを除けば、悪い味はしなかった。都内の駅弁にも美味いものはあるので、駅弁購入が目的で買い求める駅弁ではなさそうだ。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 日本レストランエンタプライズ 東京都港区高輪2−19−13 03(5798)8075 http://www.nre.co.jp/

折詰幕の内弁当(590円)2005年6月26日に新宿駅コンコース駅弁売店で購入
Orizume Makunouchi Bento

外観 外観 中身

これはいわゆるコンビニ弁当。駅弁との大きな違いを一点だけ挙げると、広く平べったく背の低い容器と透明なフタで中身をアピールするか、比較的深底な容器を使い掛紙や紙箱で中身を見せないか。この商品は、コンビニの幕の内弁当としては分量が多く具が充実し価格も高めだと思う。

駅弁と見なせないこの商品をなぜ収蔵したかというと、上記の幕の内弁当と全く同じ条件で売られる、具体的には調製元と販売箇所が完全に同一であるため。風味も品質も変わらない。駅弁イコール駅で売られる弁当とは単純に言えない好例として、ここに示す。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 日本レストランエンタプライズ 埼玉県戸田市美女木1269-17 048(422)7759 http://www.nre.co.jp/

【終売】おいしいごはん弁当(1,000円)2012年8月26日に新宿駅南口駅弁売店「駅弁屋」で購入
Oishi Gohan Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2012(平成24)年8月21日から10月26日まで東京、上野、新宿、品川、大宮の各駅のNRE駅弁売店で13,000個が販売された駅弁で、新潟県十日町市とJR東日本との共生策のひとつであった模様。

価格や中身の見た目はいつものNRE東京エリアの幕の内弁当。御飯を魚沼産コシヒカリに、焼鮭を新潟加島屋のサーモントラウト甘味噌漬焼に、メンチカツを妻有ポークに、甘味を笹団子にして新潟を演出していた。常温の幕の内弁当では味の差が出にくかった感じで、さらに駅弁の名前から特徴がわかりにくいなど、演出が控えめすぎて話題になり損ねたと思う。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 NRE大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7551 http://www.nre.co.jp/nre-daimasu/

【終売】黒幕(1,400円)2008年10月26日に東京駅グランスタ「駅弁屋 極」で購入
Kuromaku (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

東京駅構内の地下商業エリア「グランスタ」の開業1周年を記念して、2008(平成20)年10月20日から11月3日まで、その中の駅弁売店「駅弁屋 極」で販売されたお弁当。黒い幕之内弁当「極」だから「黒幕〜くろまく〜」。真っ黒に塗られた長方形の発泡材容器に、商品名をどっしり書いた黒と黄色の掛紙を巻く。中身は金箔を振った黒ゴマ御飯に黒いタクアン、白身魚揚の黒酢あんかけ、鶏の黒ゴマ揚、玉こんにゃく、椎茸肉詰めフライ、黒ゴマの和菓子など。黒いものと金色のものにこだわっていて、見た目は少々不気味だが味は柔らか。

グランスタは駅構内、駅の改札内にあるため、ここで売られる弁当は駅弁だと言えそうだが、店舗の形態や売り方はデパ地下の食品売場そのもの。駅弁屋「極」では東京駅や東日本各地の駅弁が売られるし、他のテナントでも見た目に駅弁な東京駅限定商品がいくつもあるのに、印象論で駅弁と惣菜との境界を越えてしまったのだろう、いずれも公式発表と宣伝を除いて、駅弁と呼ばれることが少ないような気がする。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 NRE大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7551 http://www.nre.co.jp/nre-daimasu/