banner 汽車客車客車客車客車客車客車客車客車客車客車
 旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR東日本 小田原(おだわら)駅 JR-East Odawara Station
2015(平成27)年9月訪問 GoogleMap「小田原駅」

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から新幹線で3駅35分。小田原市は神奈川県の南西部で相模湾に面する人口約19万人の城下町かつ宿場町。関東地方の西の出入口として、戦国時代や江戸時代に歴史の舞台となった。駅弁は明治時代に国府津駅で創業した、東海道本線では最古の駅弁屋が健在だが、実態はJRや小田急の子会社が近隣のものを含めた駅弁を集めて売る。1920(大正9)年10月21日開業、神奈川県小田原市栄町1丁目。

旬彩八角弁当夏日向(1,300円)Shunsai Hachikaku Bento Natsu Hinata
2023年7月28日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入 Jul. 28, 2023

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 外観 中身 中身

この名前の小田原駅弁は、2023(令和5)年7月11日に初めて発売か。8月まで販売する、夏の駅弁。掛紙の絵柄は青い空とヒマワリと風鈴で、夏真っ盛り。正八角形の容器を4分割した中身は、うなぎごはん、とうもろこしの天ぷらと姫鮎の竜田揚げとゆず大根と冬瓜のそぼろあんかけ、トマトソースがけ星型ハンバーグと焼きそばと皮つきフライドポテト、焼き小茄子の煮物と若桃の甘露煮の寒天添え。調製元は「夏の賑やかで華やかな雰囲気をテーマとして、旬の食材や夏を感じさせる食材を盛り込んだお弁当」としたが、そう思えたかどうか。おかずがしっかしりたお弁当。

販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186 http://www.toukaken.co.jp/

紫陽花弁当(1,200円)Ajisai Bento
2023年6月9日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入 Jun. 9, 2023

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 外観 中身 中身

この名前の小田原駅弁は、2012年、2017年、2018年、2021年の6月やその前後に売られたようだ。今回の2023(令和5)年は、5月中旬から7月10日まで売られた、夏の駅弁。掛紙の絵柄は駅弁の名前のとおり、紫陽花(あじさい)でできている。正八角形の容器を4分割した今回の中身は、梅入りゆかり御飯、ゆかり風味鶏天と野菜すり身揚げと竹輪磯辺揚げ、玉子焼と焼き魚とヤングコーンととりそぼろ、大根や蓮根などの煮物といちごくず餅。調製元は小田原駅弁の東華軒で、小田原駅でも買えると思うが、主に東京駅や新宿駅など東京の駅弁売店で売られるものだと思う。

販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186 http://www.toukaken.co.jp/

旬彩八角弁当紅葉狩り(1,250円)Shunsai Hakkaku Bento Momijigari
2021年9月25日に小田急新宿駅のホーム上の駅弁売店で購入 Sep. 25, 2021

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 外観 中身 中身

2019(令和元)年の秋に発売か。東京の新宿駅で購入したが、見栄えと名前と調製元から、これはきっと小田原駅の秋駅弁だろう。正八角形の容器を包む正方形の掛紙は、名前どおりの紅葉色。中身は鯛飯に栗を添え、ナスやがんもどきなどの煮物に笹団子を添え、有頭海老、ナスの肉詰めフライ、かぼちゃ、サツマイモの天ぷら、しそ団子串、アサリ佃煮など。高級になった秋のお弁当。2020年までは鯛飯でなくきのこ御飯を詰めたらしい。価格は2019年の発売時で1,100円、2020年の秋の販売から1,180円、2022年秋は1,250円。「春」の終売で、この「秋」も2022年限りかもしれない。

※2023年4月補訂:値上げを追記
販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186 http://www.toukaken.co.jp/

【終売】秋の会席膳(1,200円)2011年11月27日に箱根湯本駅の改札外コンコース弁当売店で購入
Aki no Kaiseki Zen (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

小田原駅の秋駅弁の、2011(平成23)年時点での姿。3年前のものと比べて価格と名前も含めて似て非なる感じ。今回の中身は山菜載せ御飯とシメジ載せ茶飯、サケ塩焼、ナスやシシトウなどの揚げ物、玉子焼、カボチャやサトイモなどの煮物、アジフライ、きんぴらごぼう、こんにゃくもちなど。様々な顔を持つ小田原駅弁のうち、良い表情のほうが出ていた。現在は、この名前と価格と姿では売られていない模様。

※2015年9月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186

【終売】秋のおべんとう(900円)2008年8月30日に小田原駅新幹線待合室駅弁売店で購入
Aki no Obento (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身

小田原駅の秋駅弁の、2008(平成20)年時点での姿。掛紙と容器は変わらないが価格は50円アップ、中身も見た目は似ているが一新され、シメジやマイタケの御飯に串カツ、鶏照焼、玉子焼、煮玉子、鮭照焼、焼売、きんぴら、うずら豆など。秋らしさも出ている、相変わらずおかずがおいしい、御飯がもっとおいしい季節駅弁。8月はまだ夏だと思うけれど。

販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186

【終売】季節の弁当 夏 涼(850円)2004年7月11日に小田原地下街弁当売店で購入
Kisetsu no Bento Natsu Ryou (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身

小田原駅の夏限定の駅弁。正方形の容器に空色の掛紙をかけて雲色の紙ひもでしばる、外見だけで夏いっぱいの駅弁。中身は2004(平成16)年版で、ミョウガが載った梅じゃこ御飯に海鮮団子揚やオクラ磯辺巻揚や鯵干物マリネや煮物に大根や胡瓜の漬物など。

この内容ではさすがにおかずに不足し飯もそれだけでは喰えないなと感じたものの、食べてみるとやはり飯だけで食が進むもの。神奈川県で一番、御飯の美味いシリーズかもしれない。

販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186

【終売】季節のおべんとう冬ホタテごはん(850円)2002年12月21日に小田原駅の地下通路の駅弁売店で購入
Kisetsu no Obento Fuyu Hotate Gohan (end of sales)

掛紙 外観 中身

小田原駅の冬限定の駅弁。春や秋の駅弁は多いものの、冬とはっきりうたう駅弁とは珍しい。干し貝柱にじゃこなどを混ぜた炊き込み御飯があり、その周囲におかずや付け合わせを入れる5箇所の区画を配置、ここに冬鯖西京焼、魚肉すり身団子、蓮根磯辺揚や煮帆立などを入れる。「春」や「秋」同様、御飯だけで食が進む。

販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186

【終売】秋のおべんとう(850円)2002年9月7日に小田原駅の駅弁売店で購入
Aki no Obento (end of sales)

掛紙 外観 中身

小田原駅の秋限定の駅弁。「季節のおべんとう春」とまったく同じ正方形の容器に枯葉色の掛紙をかけてピンク色の紙ひもでしばる。中身はきのこの混ぜ御飯に茄子肉詰フライ・牛肉ゴボウの甘辛煮・里芋などの煮物・銀杏などと、玉子そうめんで秋色の衣を付けた里芋煮。おかずの分量が御飯と比較して少なく見えて、飯だけで食が進み逆におかずを余してしまった。

販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186