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 旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR東日本 小田原(おだわら)駅 JR-East Odawara Station
2015(平成27)年9月訪問 GoogleMap「小田原駅」

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から新幹線で3駅35分。小田原市は神奈川県の南西部で相模湾に面する人口約19万人の城下町かつ宿場町。関東地方の西の出入口として、戦国時代や江戸時代に歴史の舞台となった。駅弁は明治時代に国府津駅で創業した、東海道本線では最古の駅弁屋が健在だが、実態はJRや小田急の子会社が近隣のものを含めた駅弁を集めて売る。1920(大正9)年10月21日開業、神奈川県小田原市栄町1丁目。

銀ダラと金目鯛と穴子の合いのせ膳(1,300円)Gindara to Kinmedai to Anago no Ainosezen
2022年8月20日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入 Aug. 20, 2022

掛紙 中身
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2022(令和4)年7月16日に小田原駅などで発売。容器の3区画に茶飯を詰め、そのそれぞれに銀ダラの西京焼きと刻み海苔と梅干し、キンメダイの照り焼きとワラビ煮と酢れんこんとはじかみ、煮穴子と錦糸卵を載せる。5月に終売の下記「甘鯛と金目鯛と穴子の合いのせ膳」の、甘鯛を銀ダラに置き換えて値上げして新商品にしたものだろう。引き続き魚介類で3種のミニ丼が味わえる、御飯と御飯と御飯のお弁当。2023年8月限りで終売の予定。

※2023年8月補訂:終売予定を追記
販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186 http://www.toukaken.co.jp/

金目鯛西京焼弁当(1,100円)2016年10月27日に湯河原駅のコンビニで購入
Kinmedai Saikyoyaki Bento

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2014(平成26)年の秋に発売か。2016(平成28)年10月からのJR東日本の駅弁キャンペーン「駅弁味の陣2016」では、熱海駅の駅弁としてエントリー。茶飯をキンメダイの西京焼き2切れと、シイタケ、フキ、ニンジン、レンコン、高菜、錦糸卵で覆い、ひじき煮と大根つぼ漬を添える。

飯も魚も、コンビニでの冷蔵販売で冷たいのに、ふんわりとした味わい。そんな味に影響はないものの、駅弁らしいボール紙枠に収める安っぽいプラ製容器はともかく、メインの金目鯛は公式サイト写真の半分程度の大きさにしか見えず、散らす具は乱雑で、見栄えの工夫がもっと欲しいところ。価格は2016年の購入時で950円、2022年6月16日から1,050円、2023年6月から1,100円。

※2023年8月補訂:値上げを追記
※2022年6月補訂:値上げを追記
販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186 http://www.toukaken.co.jp/

うなぎ、金目鯛と銀鮭のあいのせ御膳(1,230円)2016年4月17日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Unagi Kinmedai to Ginzake no Ainose Gozen

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2016(平成28)年の1月か2月に発売。パッケージの写真のとおり、容器の3区画に銀鮭西京焼丼、うなぎ丼、キンメダイ煮付け丼を並べる。このとおり御飯だらけ、御飯物だけの駅弁であるが、そんなに大量でなく、いろんな魚を味わえるという点で希少な個性を備える。発売時点で小田急時刻表に単独広告を出すなど、調製元一押しの駅弁。なお、今回は東京駅の駅弁売店での実演販売で購入したため、食品表示ラベル上の製造者が東華軒でなく日本レストランエンタプライズになっている。価格は2016年の購入時で1,100円、2022年6月16日から1,230円。2023年8月限りで終売の予定。

※2023年8月補訂:終売予定を追記
※2022年6月補訂:値上げを追記
販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186 http://www.toukaken.co.jp/

炙り金目鯛と小鯵押寿司(1,450円)2011年12月16日に上野駅の駅弁売店「駅弁屋 匠」で購入
Aburi Kinmedai to Koaji Oshizushi

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2006(平成18)年7月の発売。小田原駅伝統の駅弁「小鯵押寿司」と、2005年発売の「金目鯛炙り寿司」を5個ずつ入れて、しそ巻き御飯と広島菜巻き御飯も1個ずつ詰めて、おろししょうが、甘酢生姜、ねりわさび、醤油を添える。見栄えはおとなしいのに中身は盛りだくさん。風味は両者の評判どおり。価格は2011年の購入時で1,300円、2014年時点で1,350円、2022年6月16日から1,450円。

※2022年6月補訂:値上げを追記
※2015年9月補訂:値上げを追記
※2012年6月補訂:写真の更新
販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186 http://www.toukaken.co.jp/

【終売】甘鯛と金目鯛と穴子の合いのせ膳(1,100円)2021年9月25日に小田急新宿駅のホーム上の売店で購入
Amadai to Kinmedai to Anago no Ainosezen (end of sales)

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2021(令和3)年7月に発売、10月にJR東日本の駅弁キャンペーン「駅弁味の陣2021」にエントリー。容器の3区画すべてに茶飯を詰め、甘鯛の塩焼きに柚子胡椒と梅干し、煮穴子とタレと錦糸卵、金目鯛の照焼きにハスとワラビとはじかみを載せる、御飯と御飯と御飯の内容。3種の魚介類の香りと、それらを引き立てる味付けと付合せと御飯の協調が印象的で、列車内でなくても、駅弁でなくても、おいしくいただけるお弁当だと思う。スリーブには中身の写真と3種の食材を描いた。2022年5月限りで終売。

※2022年6月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186

【掛紙】甘鯛と金目鯛と穴子の合いのせ膳(1,100円)2021年10月5日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Amadai to Kinmedai to Anago no Ainosezen

掛紙 掛紙

2021(令和3)年10月5日に購入した、小田原駅弁のスリーブ。上記の駅弁「甘鯛と金目鯛と穴子の合いのせ膳」の購入10日後で、中身などは何も変わらない。JR東日本の駅弁キャンペーン「駅弁味の陣2021」へのエントリーに伴い、それを示すシールを貼り付けたため、金目鯛の姿が隠れてしまった。

販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186

【終売】金目鯛炙り寿司ハーフ(780円)2018年5月19日に小田原駅の自由通路の土産物店で購入
Kinmedai Aburizushi Half (end of sales)

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駅弁の名前のとおり、小田原駅弁「金目鯛炙り寿司」のハーフサイズ版。幅を半分に細長くしたような容器に、通常版は7個入りのキンメダイ押寿司を4個と、通常版と同じ1個のしそ巻きを、玉子焼とともに並べる。通常版もこのハーフ版も、現地でも現地以外でも、なかなか見掛けない気がする。2022年1月にフルサイズが終売なので、こちらも終売か。

※2022年3月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186

【終売】金目鯛づくし(1,490円)2018年12月16日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Kinmedai Zukushi (end of sales)

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2018(平成30)年10月の新作か。浅い容器に茶飯を敷き、キンメダイのおぼろで覆い、キンメダイの照焼と西京焼と有馬煮、玉子焼と奈良漬とわさび漬を載せる。同時期に発売の下記「金目DE鯛めし」など、これによく似た駅弁を小田原や東京でよく見ている気がするが、駅弁として安定感のある内容ではないかと。値段はずいぶん高くなった。半年間ほどの販売か。

※2021年10月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186

【終売】金目DE鯛めし(1,200円)2018年10月7日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Kinme DE Taimeshi (end of sales)

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2018(平成30)年10月1日の発売か。掛紙に調製元の130周年記念とあり、同日にJR東日本の駅弁キャンペーン「駅弁味の陣2018」にエントリー。中身は現在の小田原駅で伝統の駅弁「鯛めし」にキンメダイを取り入れたようなもの。茶飯をキンメダイのおぼろで覆い、キンメダイの西京焼と有馬煮を載せ、じゃこ天、玉子焼、ちくわ、かまぼこ、小梅、ゆず大根漬を添える。

3年半前の「駅弁130周年記念金目鯛めで鯛めし」にそっくり。当時は駅弁130年、今回は駅弁屋の130年。現在は小田原駅の駅弁屋である東華軒は、1888(明治21)年に国府津駅で駅弁を開始。鉄道の敷設に協力した旅館に、当時に鉄道を直営していた国が構内営業の許可を出したもの。半年間ほどの販売か。

※2020年4月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186

【終売】金目鯛と桜海老の釜めし(950円)2010年10月11日に東京駅の「東日本縦断駅弁大会」で購入
Kinmedai to Sakuraebi no Kamameshi (end of sales)

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2010(平成22)年10月9〜11日に東京駅で開催された「第12回東日本縦断駅弁大会」までに用意された新作。総プラスティック製の釜型容器を使用、商品名とキンメダイやエビを描いたボール紙製の赤い掛紙をかける。中身は茶飯の上にキンメダイの漬け焼きとサクラエビの炒り煮を置き、玉こんにゃく、シイタケ煮、タケノコ、レンコンを添え、わさび味噌を付けるもの。

確かに内容は駅弁の名前どおりで、駅で買えるのならば定番品に負けないおいしい食事にできそう。ただし、駅弁大会のプレスリリースに掲載された写真では、容器が陶製であった。2013年頃までの販売か。

※2015年9月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186

【終売】金目の鯛ごはん(990円)2010年6月27日に箱根湯本駅の売店で購入
Kinme no Tai Gohan (end of sales)

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2008(平成20)年までに発売か。長方形の容器に、駅弁の名前をシンプルに書いた赤い掛紙を巻く。中身は混ぜ御飯の上にキンメダイの切り身の焼き物を2枚貼り付け、ニンジンやサトイモなどの煮物、菜の花、柴漬け、川エビなどを添えるもの。御飯や魚はとってもとろける感じ。価格は購入時で980円、2015年時点で990円。2015年までの販売か。

※2019年8月補訂:終売を追記
※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 丸高(小田原あじ彩)神奈川県小田原市栄町2−3−15 0465(22)4180

【終売】きんめ鯛うめ煮丼(950円)2008年8月16日に小田原駅の改札内コンコースの駅弁売り場で購入
Kinmedai Umeni Don (end of sales)

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2008(平成20)年7月に発売。ボール紙製の楕円形の容器を、商品名や中身写真を描いたボール紙の枠にはめる。中身は白御飯の上にキンメダイの煮付けをどーんと置き、ひじきと大根漬と梅干とフキを添えるもの。

金目鯛は梅干と煮たそうだが、普通の煮付けと変わらない味。味はともかく雰囲気にやっつけ感のある家庭料理だが、キンメダイの駅弁など小田原と伊豆急下田にしかないし、寿司ではなく煮付けは初めてだと思うので、今後の競争やリニューアルで洗練されていくことが期待できる。2009年までの販売か。

※2015年9月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186

【終売】金目鯛炙り(あぶり)寿司(1,250円)2006年1月15日に京王百貨店の駅弁大会で購入
Kinmedai Aburizushi (end of sales)

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2005(平成17)年の発売。容器や中身は3年前に買った下記の、おそらく前作であろう「金目押寿司」と同じだが、金目鯛の表面は軽くあぶられており、掛紙のデザインを一新し商品名も変えて、ついでに価格も30円アップ。風味も含めて全体的にぐっと現代風になった感じ。価格は発売時や購入時で1,050円、2015年時点で1,250円。2022年1月に終売。

※2022年3月補訂:終売を追記
※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186

【終売】金目押寿司(1,020円)2002年12月21日に小田原駅の地下通路の駅弁売店で購入
Kinme Oshizushi (end of sales)

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小田原駅弁名物の小鯵押寿司の金目鯛バージョン。金目鯛色の包装紙に容器が包まれる。紙のふたを開くとトレーの上に金目鯛の押寿司が7個、しその葉を巻いた寿司がひとつ、みょうがを載せた寿司がひとつ入る。ふんわり甘い食感が、やはり上品だ。上記の駅弁「金目鯛炙り(あぶり)寿司」が発売された2005(平成17)年までには終売となった模様。

販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186

【掛紙】炙り金目鯛と小鯵押寿し(1,300円)2006年10月8日に日比谷公園の鉄道の日フェスティバルで購入
Aburi Kinmedai to Koaji Oshizushi

掛紙

2006(平成18)年10月8日調製の、小田原駅弁の包装紙。当時は上記の2011年12月のものと違い、容器を包装紙で包んでいた。中身と価格は変わらない。

販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1丁目3番地54号 0465(47)3171

【掛紙】金目押寿司(1,020円)1997年8月24日調製
Kinme Oshizushi

掛紙

1997(平成9)年8月24日8時の調製と思われる、昔の小田原駅弁の包装紙。上記の2002年12月購入のものと同じ絵柄で、小田原駅弁「小鯵押寿司」のキンメダイバージョンという印象。

販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)3171