banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
汽車客車客車客車客車客車客車客車客車客車客車

JR東日本 小田原(おだわら)駅2015年9月5日訪問Googleマップ
JR-East Odawara Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から新幹線で3駅35分。小田原市は神奈川県の南西部で相模湾に面する人口約19万人の城下町かつ宿場町で、戦国時代や江戸時代に歴史の舞台になった。駅弁は明治時代に国府津駅で創業した、東海道本線では最古の駅弁屋が健在だが、実態はJRや小田急の子会社が近隣のものを含めた駅弁を集めて売る。1920(大正9)年10月21日開業、神奈川県小田原市栄町1丁目。

>小田原北條五代祭り(1,200円)2010年4月11日に東京駅東日本縦断駅弁大会で購入
Odawara Hojo Godai Matsuri

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2010(平成22)年4月10,11日に東京駅で開催された第11回東日本縦断駅弁大会で販売された記念駅弁。八戸、一ノ関(2種)、仙台(2種)、小田原、米沢(2種)、郡山、直江津、長岡、松本、小淵沢で13種を数えた「戦国・歴史駅弁」のひとつ。小田原駅で販売されたかどうかは分からない。木目柄で正方形の華奢な発泡材容器を使用、駅弁の名前イコール小田原でのお祭りの名前とそのイメージを描いた大きな掛紙で包む。

中身は赤と緑のプラ製トレー4個に収まり、錦糸卵やかまぼこや山菜などを載せた御飯、さつま揚げにダイコンやタコやホタテなどの煮物、玉子焼にキンメダイ煮にひじき、タケノコやレンコンなどの煮物。1,200円も取る駅弁なのに、容器にも起因する詰め方の見栄えの悪さがとても気になり、本来は悪くないはずの味を落としている印象。

小田原北條五代祭りは、2010年で第46回を数える小田原市最大の観光イベント。北条早雲が小田原城に入城した明応4年(1495年)頃から、北条氏直がいわゆる小田原評定で豊臣秀吉に攻め落とされる天正18年(1590年)まで、小田原城が最も栄えた五代に渡る北條氏にちなんだイベント。5月3日に武者行列パレード、4日と5日に市内4神社による例大祭が行われ、十数万人の人出で賑わう。

販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186 http://www.toukaken.co.jp/

【終売】小田原駅開業88周年記念弁当(880円)2008年10月26日に小田原駅橋上コンコース改札内駅弁売り場で購入
Odawara-eki Kaigyo 88-syunen Kinen Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

小田原駅の開業88周年を記念して、2008(平成20)年10月に販売。木目調の紙底な発泡材枠容器に経木のふたをかけ、昭和20年代の湘南電車を描いた掛紙をかけて、紅白のひもで十字にしばる。半透明のトレーに入った中身は、玉子の細巻きと柴漬けの細巻き、紅白のまんじゅう、シュウマイ2個、鮭の塩焼き、煮物にカマボコに大根桜漬けなど。

名前も価格も中身も「8」で固めたアイデア弁当。しかしこの見栄えと内容と風味、一言で表現すると「出来」は、プロの仕事ではないし、これが駅弁屋の実力であれば恥ずかしい。小田原駅弁の駅弁大会向け商品では毎年のように催事場で映える立派な新作が出ているから、この調製元は催事屋に頼りすぎて新作の開発能力を失ってしまったのだろうか。

販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186 http://www.toukaken.co.jp/

【終売】東海道本線国府津〜横浜間開業120周年記念(国府津車両基地見学記念弁当)(1,000円)2008年1月27日に横浜駅西口の駅弁イベントで購入
Tokaido-honsen Kozu - Yokohama Kan Kaigyo 120-syunen Kinen (Kozu Sharyoukichi Kengaku Kinen Bento) (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身

東海道本線横浜〜国府津間の開業120周年を記念して2007(平成19)年11月23日に実施された、国府津車両センターの見学会で販売されたお弁当。JR横浜支社が管内の駅弁屋4社を集めて2008(平成20)年1月26〜27日に横浜駅西口で実施したイベント「どんどん食べて!!記念・限定駅弁フェア」でも販売された。

市販のボール紙弁当箱にインクジェット印刷の掛紙をかける。中身は日の丸ご飯にサワラ照焼、エビフライ、蒲鉾、玉子焼、豚味噌焼、煮物、金時、野沢菜、お菓子に、小田原駅弁のとりそぼろとシュウマイ。中身を書けば豊富に聞こえて、その見栄えや風味や分量は480円の惣菜レベル。外観も含めてNRE秩父鉄道の同種駅弁と比べるのがかわいそうな出来で、わざわざメガターミナルで復刻販売しないほうがよかったかもしれない。

販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186 http://www.toukaken.co.jp/

【終売】(小田急線開業80周年記念弁当)(880円)2007年7月29日に小田原駅コンコースODAKYUOXで購入
Odakyu-sen Kaigyo 80-syunen Kinen Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身

小田原駅の橋上コンコースのウォークイン売店前で、小田原や箱根湯本の駅弁に混じり販売されていたお弁当。プラ製の惣菜容器に紙帯を締め、その帯には小田急線開業80周年のロゴマーク、縮小がきついが当時の全線俯瞰図、おしながきが描かれる。

6区画の中身は桜海老じゃこめし、具がはみ出る小鯵ちらし、紅白の大きく美味い蒲鉾とピーナツ味噌など、豚味噌焼、椎茸などの煮物、丹沢ボールなる焼菓子。これはJR駅の駅弁を凌ぐ内容と品質と風味だ、と思ったら、調製元はJR駅の駅弁屋だった。販売箇所により見た目や中身や風味の雰囲気がまるで違う弁当が見つかるのは、とっても不思議。

小田急線、正確には小田急電鉄小田原線の新宿〜小田原間82.5kmは、1927(昭和2)年4月1日に全線が一気に電化開業し、その半年後には全線を複線化、その一年半後には江ノ島線27.4kmも全線複線電化で開業するという、類例に乏しい資本力が発揮されて誕生した。新宿〜日比谷〜万世橋〜大塚で地下鉄を敷く計画が、なぜか新宿から小田原まで電気鉄道を敷く計画にすり替わったという経緯を持つ。

販売駅
東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186 http://www.toukaken.co.jp/