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 館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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箱根登山鉄道 箱根湯本(はこねゆもと)駅2017年1月9日訪問Googleマップ
Hakone Tozan Railway Hakone-yumoto Station

駅名標 駅舎 駅構内

新宿から小田急特急ロマンスカーで約1時間半。箱根観光の玄関口のひとつであり、1200年以上の歴史を持つ温泉郷であり、全国有数の登山電車の乗り場でもあり、鉄道も道路も一年中混んでいる。駅弁はホーム上キヨスク型売店と2階改札外土産屋で各社のものを販売する。1919(大正8)年6月1日開業、神奈川県足柄下郡箱根町湯本。

箱根湯本駅発贅・箱根よくばり弁当(1,030円)2017年1月9日に箱根湯本駅改札外コンコース観光売店で購入
Hakoneyumoto Eki Hatsu Zei Hakone Yokubari Bento

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2013(平成25)年10月までに発売か。掛紙には歌川広重「東海道五拾三次」の「箱根湖水図」、箱根登山鉄道の箱根湯本駅〜強羅駅の簡単な路線図、箱根登山電車と箱根ロープウェイと箱根海賊船の簡単な紹介文、おしながきが記される。中身はキンメダイそぼろや川海老などで彩る白御飯、あじ寿司、紅白のかまぼこ、玉子焼、豚肉煮、カレイ西京焼、煮物や煮豆など。味にも中身にも高級感を持たせるも、つくりはちょっと雑。

販売駅
箱根登山鉄道 箱根湯本(はこねゆもと)駅 1919(大正8)年6月1日開業 神奈川県足柄下郡箱根町湯本
調製元
株式会社 丸高 神奈川県小田原市栄町2−3−15 0465(22)4180 http://marutaka29.com/

はこね幕の内弁当(赤飯)(900円)2015年5月5日に小田原駅自由通路弁当売店で購入
Hakone Makunouchi Bento Sekihan

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

箱根湯本駅で昔からあると思われる幕の内駅弁で、これはその通常版の日の丸御飯を赤飯に置き換えたもの。通常版と同じ掛紙には「赤飯」のシールが貼られる。平たい容器に詰めた中身は、鶏肉の竜田揚、サケ塩焼、鶏肉団子、エビフライ、伊達巻、かまぼこ、山菜煮、鶏とタケノコのそぼろ煮、わさび漬、みかんなど。容器の形状から伊達巻の採用まで、白黒写真を撮って「これは新幹線開業前の…」と紹介しても違和感がなさそうな、古風な姿をしている。

販売駅
箱根登山鉄道 箱根湯本(はこねゆもと)駅 1919(大正8)年6月1日開業 神奈川県足柄下郡箱根町湯本
調製元
株式会社 後藤商事 神奈川県足柄下郡箱根町湯本43の5 0460(85)6075

箱根山海(1,000円)2015年5月5日に小田原駅自由通路弁当売店で購入
Hakone Yamaumi

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2009年までに発売か。「箱根山海弁当」や「箱根山海茶めし」とも紹介されることがある。駅弁の名前も何も書いていない朱塗り風の正八角形容器に、茶飯を詰め、エビ、ホタテ、鶏肉、タケノコ、ごぼう、玉子焼、かまぼこ、山菜などを散らす。この調製元の駅弁としては、今風な感じ。箱根の山の幸や海の幸を載せたという記事もあるが、それがどこにあるのかは分からない、

販売駅
箱根登山鉄道 箱根湯本(はこねゆもと)駅 1919(大正8)年6月1日開業 神奈川県足柄下郡箱根町湯本
調製元
株式会社 後藤商事 神奈川県足柄下郡箱根町湯本43の5 0460(85)6075

はこね大名弁当(1,100円)2017年5月4日に小田原駅の自由通路の駅弁売り場で購入
Hakone Daimyo Bento

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

平たい長方形の折箱のそれぞれに経木のふたをして2段に重ね、箱根大名行列を切り絵風に描いた掛紙をかける。中身は下段が日の丸御飯、上段がおかずで鶏竜田揚、伊達巻、かまぼこ、鮭塩焼、揚げ焼売、ホタテ煮、エビフライ、こんにゃく、肉団子、うぐいす豆、わさび漬、昆布煮など。まるで写真でしか見たことがない第二次大戦前の幕の内駅弁が再現されたような、古風で由緒正しそうな弁当。

箱根湯本では1935(昭和10)年から毎年11月3日に箱根大名行列が開催される。江戸時代に参勤交代で、幕府の命令により石高により定められた人数で国と江戸を行き来した大名行列について、小田原藩11万3千石の格式にならい総勢170名の規模で旧東海道や温泉街を約6キロメートル練り歩く姿を見物するため、毎年約10万人が訪れている。

※2017年7月補訂:写真を更新
※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
箱根登山鉄道 箱根湯本(はこねゆもと)駅 1919(大正8)年6月1日開業 神奈川県足柄下郡箱根町湯本
調製元
株式会社 後藤商事 神奈川県足柄下郡箱根町湯本43の5 0460(85)6075

【掛紙】はこね大名弁当(1,000円)2012年5月18日に箱根湯本駅コンコース弁当売店で購入
Hakone Daimyo Bento

掛紙

2012(平成24)年5月18日に購入した、箱根湯本駅弁の掛紙。5年後と同じ、容器も中身も同じ。当時は調製印を押すための白抜きが、掛紙の中央部にあり、そこにしっかり昔ながらの調製印を押していた。

販売駅
箱根登山鉄道 箱根湯本(はこねゆもと)駅 1919(大正8)年6月1日開業 神奈川県足柄下郡箱根町湯本
調製元
株式会社 後藤商事 神奈川県足柄下郡箱根町湯本43の5 0460(85)6075

サンドウィッチ(520円)2010年6月27日に箱根湯本駅コンコース売店で購入
Sandwich

掛紙 掛紙 外観 外観 外観 中身 中身

クラフトの厚紙を組み立てた手提げの中に、薄手のラップに包まれた三角サンドが収まる。中身はタマゴ、ハム、ポテト、トリの4切れ。水気べちゃべちゃのマヨネーズ漬けになってしまっていたが、「マイマヨ」を持ち歩くマヨラーの時代に合った味とつくりだと思う。調製元は小田原駅弁の東華軒だが、小田原その他のJRの駅では見たことがない。価格は購入当時で500円、2015年時点で調製元の公式サイトには掲載されており、価格は520円。

※2015年9月補訂:値上げ等を追記
販売駅
箱根登山鉄道 箱根湯本(はこねゆもと)駅 1919(大正8)年6月1日開業 神奈川県足柄下郡箱根町湯本
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)3171 http://www.toukaken.co.jp/
疑義駅弁

花めぐり弁当(1,000円)2008年1月12日にさいか屋藤沢店駅弁大会で購入
Hanameguri Bento

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2006〜2007年の駅弁大会シーズンに向けて投入か。最近は見かけない催事向け千葉駅弁「南房総花摘み弁当」と全く同じ陶器を使用、それを収めるボール紙の箱はややコンパクトに改良されている。中身は小田急沿線がコンセプトだとか。赤いほうがちらしずしで、酢飯の上に鯵や桜海老や錦糸卵や酢レンコンなどを載せ、白いほうが鶏めしで、茶飯の上に焼き鳥や玉子そぼろや桜海老などを載せる。

カーネーションの種袋が付いているが、容器の植木鉢への転用は困難だと思う。駅弁屋の公式サイトによると、とりあえず箱根湯本駅での販売はあるように紹介されているが、実態は催事屋主導で秋冬週末の遠隔地で売りさばくタイプの疑義駅弁に、コメントはない。

販売駅
箱根登山鉄道 箱根湯本(はこねゆもと)駅 1919(大正8)年6月1日開業 神奈川県足柄下郡箱根町湯本
調製元
株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)3171 http://www.toukaken.co.jp/

鰻(1,300円)2004年7月10日に小田原駅コンコース観光売店で購入
Unagi

掛紙 外観 外観 中身

小田原駅で購入した箱根湯本駅の駅弁業者の鰻弁当で、パッケージに「宮川本廛」、箸袋に「はこね弁当」、調製シールに製造者として「後藤商事」とある所属不明なお弁当。グラデーションの利いた高級感を演出するボール紙パッケージに、店名を浮き出したふたで魅せる発泡材容器を入れ、そのふたを開くと御飯の上に鰻蒲焼が二切れ載る。ここまでは文句ない出来。

しかし食べてみると鰻蒲焼は皮が厚くぷにょぷにょ、身にコクのある柔らかさはあるが香りが薄く、残念ながら5日前に食べた980円の小田原駅東華軒の鰻弁当に遠く及ばない。パッケージの創業明治26年の宮川本廛とは、東京築地に総本店を構える鰻料理の老舗を指すのだろうか、小田原や箱根との関連性がよく分からない。

販売駅
箱根登山鉄道 箱根湯本(はこねゆもと)駅 1919(大正8)年6月1日開業 神奈川県足柄下郡箱根町湯本
調製元
株式会社 後藤商事 神奈川県足柄下郡箱根町湯本43の5 0460(85)6075

あじさい弁当(?円)2004年7月10日に小田原駅コンコース観光売店で購入
Ajisai Bento

掛紙 外観 外観 中身

箱根湯本駅の小柄駅弁。小さな正八角形の発泡材枠容器に桃色の紙蓋をして割箸ごと紙ひもでしばる容器には汎用性がありながら、あじさいの花のシールを貼るだけで好駅弁が演出されていると思う。中身はこってりと、赤飯にエビフライと帆立や椎茸などの煮物に蒲鉾と伊達巻を添えるもので、弁当名との関連はない。

あじさいはユキノシタ科の落葉低木で日本生まれの園芸品種。南関東に住んでいると雑草のごとく生えているような気がするが見栄えは良い。箱根登山鉄道では沿線に一万株もあじさいを植えて乗客誘致に活用、6〜7月の開花期には積み残すほどの鑑賞客で賑わう。

販売駅
箱根登山鉄道 箱根湯本(はこねゆもと)駅 1919(大正8)年6月1日開業 神奈川県足柄下郡箱根町湯本
調製元
株式会社 後藤商事 神奈川県足柄下郡箱根町湯本43の5 0460(85)6075

鯛めし(650円)2004年7月5日に小田原駅コンコース観光売店で購入
Tai Meshi

掛紙 外観 外観 中身

箱根湯本駅の鯛飯駅弁。紙底な経木枠の長八角形容器に経木のふたと掛紙をかけて紙ひもでしばる。中身は茶飯に鯛そぼろをまぶすもの。小田原・沼津・静岡の東海道線沿線伝統の鯛飯駅弁と比較して、柔らかく淡泊で軽い感じな味が特徴。

箱根湯本駅弁の多くは小田原駅橋上自由通路の売店でも購入できる。ここには小田原駅東華軒の駅弁に加え大船駅大船軒の駅弁も多種が揃い、横浜のシウマイや地元の弁当屋も出ていて、昼飯時には数十種類を選び迷える、毎日が駅弁大会な状態。

販売駅
箱根登山鉄道 箱根湯本(はこねゆもと)駅 1919(大正8)年6月1日開業 神奈川県足柄下郡箱根町湯本
調製元
株式会社 後藤商事 神奈川県足柄下郡箱根町湯本43の5 0460(85)6075

小鯵寿司(850円)2004年7月5日に小田原駅コンコース観光売店で購入
Kodai Zushi

掛紙 外観 外観 中身

箱根湯本駅の鯵寿司駅弁。紙底な発泡材の長方形容器に経木の蓋と掛紙をかけて紙ひもでしばる。中身は駅弁名のとおり、小鯵の寿司が九個入り、それ以外に何もないシンプルなもの。同じ県内の大船や小田原の同種駅弁と比較して、鯵の色艶や風味や食感はかなり劣ると感じたが、酢飯は実際に手で握られているのか整った形状と程良い締まり具合で、酢の具合も含め機械握りな前二者より抜群に良い。

公共交通の衰退で、日本全国の景勝地や自然系観光地がマイカーやレンタカーや観光バスなど自動車交通のものとなって久しいが、箱根には登山電車・ケーブルカー・ロープウェイと乗り継いで千メートル級の尾根を越える、立山黒部アルペンルートに次ぐ雄大なルートが残されている。

販売駅
箱根登山鉄道 箱根湯本(はこねゆもと)駅 1919(大正8)年6月1日開業 神奈川県足柄下郡箱根町湯本
調製元
株式会社 後藤商事 神奈川県足柄下郡箱根町湯本43の5 0460(85)6075