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 館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR東日本 長野(ながの)駅2011年6月19日訪問Googleマップ
JR-East Nagano Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から新幹線で約1時間半。長野市は長野県の北部に位置する人口約38万人の門前町で、長野県の県庁所在地であり1998年の冬季五輪の開催地でもある。駅弁は2007年1月に国鉄時代からの駅弁屋が撤退、その後しばらくはNREの東京駅弁が売られた後、現在はNREが地元業者の駅弁を販売している。1888(明治21)年5月1日開業、長野県長野市末広町。

【終売】信州おやこ味弁当(900円)2008年10月12日に東京駅「東日本縦断駅弁大会」で購入
Shinsyu Oyako Aji Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身

長野駅弁の2008(平成20)年頃の新作かと思ったら、長野駅の駅弁屋が調製する東京・上野・大宮駅限定の駅売り弁当だそうな。「牛めし弁当」と同じ容器に、商品名とニワトリや玉子を描いた薄い掛紙を巻く。中身は炒り卵と鶏そぼろのチャーハンに、たかきびの桜飯、鶏の煮込み、半熟漬け玉子、山菜の和え物。牛めしと同じく、薄味志向のさっぱりとした風味だと思ったが、調製元はピリッと辛い大人の炒飯をうたっている。

信州(しんしゅう)とは信濃(しなの)の別称で、つまりだいたい現在の長野県のこと。ということは長い間一体であったはずなのに、明治政府の廃藩置県では当初は中野県と伊那県に分けられたり、今でも長野と松本のケンカがニュースになるなど、不思議と一体感がなく二分、あるいは四分や五分といった県内での地域間対立がある。信州と信濃と長野はこれに絡んで使い分けられているのだろう。

なお、この駅弁は調製元の破産により2012年3月30日までに終売となった模様。

※2012年4月補訂:終売を追記
販売駅
信越本線 長野(ながの)駅 1888(明治21)年5月1日開業 長野県長野市末広町
調製元
有限会社 吉美 長野県長野市青木島綱島519 026(284)1234

【終売】信州松代真田地鶏とりステーキ(1,000円)2006年6月18日に上野駅「駅弁屋旨囲門」で購入
Shinsyu Matushiro Sanada Jidori Tori Steak (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身

2005(平成17)年の春頃の登場か。細長い長方形の竹編み容器に桃色の掛紙を巻いて紙ひもでしばる。容器の中で竹皮風の紙に包まれた中身は、鶏五目飯の上に地鶏もも肉味噌漬けステーキが載り、高野豆腐、長芋焼、アンズ丸ごと1個などを添える。

なるほどこれはステーキと呼ぶのだなと思う、鶏肉の味噌焼味とおこげの香りも良いし、丸ごとアンズや高野豆腐などの付け合わせも良いし、外観や容器や中身の見栄えも完璧だと思う。発売当初は一日限定40個が連日完売したそうだ。以前に長野駅弁の特徴だと感じていた少々の野暮ったさが、最近の新作には全く感じられないような。

信州松代真田地鶏とは、長野青年会議所が地域おこしを目的に長野県長野市松代(まつしろ)町の住民と2004年12月に設立したNPO法人「まつしろ遊食プロジェクト」が手掛けるブランド鶏。長野県が1997年に開発した「しなの鶏」のヒナを、通常の3倍の期間である3か月をかけて育てる。松代は真田十万石の城下町として、そして1965年から5年間6,780回続いた群発地震で知られる。

なお、この駅弁は調製元の駅弁を含む食品事業撤退により、2007年1月末で終売となった。

※2007年2月補訂:終売を追記
販売駅
信越本線 長野(ながの)駅 1888(明治21)年5月1日開業 長野県長野市末広町
調製元
株式会社 ナカジマ会館 中島弁当店 長野県長野市川合新田3411 026(221)3800 http://www.nakajimakaikan.co.jp/

【終売】復刻版 きじ焼丼(1,000円)2003年3月16日に長野駅橋上乗換通路駅弁屋台で購入
Fukkokuban Kijiyakidon (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身

1962(昭和37)年に登場し、1981(昭和56)年に販売中止、1997(平成9)年の長野新幹線開業時に1か月間だけ復活し、2001(平成13)年8月から再度のレギュラー入りを果たした駅弁。多治見焼の丼型容器をボール紙のパッケージに入れる。中身は猟場でキジや山鳥や野ウサギなどをクワやすきを使って調理した即席料理「くわ焼」をイメージし、飯山産コシヒカリの茶飯の上にきじ焼き風の鶏照焼やしめじや野沢菜に玉子や鶏のそぼろなどが載っている。

率直に申すと、水気の多くない丼はかなり食べにくい。しかし味は抜群に良い。陶製の蓋には善光寺智栄上人筆の「静」の文字が記され、壁掛けにできるよう穴が開いている。

なお、この駅弁は調製元の駅弁を含む食品事業撤退により、2007年1月末で終売となった。

※2007年2月補訂:終売を追記
販売駅
信越本線 長野(ながの)駅 1888(明治21)年5月1日開業 長野県長野市末広町
調製元
株式会社 ナカジマ会館 中島弁当店 長野県長野市川合新田3411 026(221)3800 http://www.nakajimakaikan.co.jp/