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 館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR西日本 姫路(ひめじ)駅2015年10月17日訪問Googleマップ
JR-West Himeji Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から新幹線で3時間強。姫路市は兵庫県の南西部で瀬戸内海に面する人口約53万人の城下町で、製鉄や液晶などの臨海工業で栄え、国宝で世界遺産の姫路城が観光客を集める。駅弁は明治時代からの駅弁屋「まねき食品」が、アナゴや姫路城などの駅弁を販売。1888(明治21)年12月23日開業、兵庫県姫路市駅前町御殿前。

豚蒲重(ぶたかばじゅう)(1,030円)2012年1月20日に京王百貨店駅弁大会で購入
Buta Kaba Ju

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2011〜2012年の駅弁大会シーズンに向けた投入か。長方形の発泡材容器に透明なふたをして、商品名と豚肉網焼の写真を美しく描いたボール紙の枠にはめる。中身は白御飯の上にごぼうのささがきを敷き、あんかけのようなタレをしっかりまとう厚めの豚肉を横たえ、菜の花ごま和え、ポテトサラダ、柴漬けなどを添えるもの。

中身は岡山県岡山市の豚蒲焼専門店「かばくろ」の「豚蒲重」ということで、登録商標やRマークの標記がパッケージの各所にある。豚肉の味こそ温めたくなる感じだったが、その分量はとても多く、見ても食べてもインパクトのある駅弁ではあると思った。しかしなぜ、県境をまたぎ船坂峠の向こう側の食堂メニューが、岡山駅でなく姫路駅の駅弁になったのだろうか。価格は発売時や購入当時で1,000円、2014年4月の消費税率改訂により1,030円。

※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
山陽本線 姫路(ひめじ)駅 1888(明治21)年12月23日開業 兵庫県姫路市駅前町御殿前
調製元
まねき食品 株式会社 兵庫県姫路市北条953番地 079(224)0255 http://www.maneki-co.com/

但馬牛牛めし(1,150円)2011年1月22日に京王百貨店駅弁大会で購入
Tajimagyu Gyu Meshi

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2010(平成22)年の夏頃の登場。長方形の発泡材枠容器に透明なふたをして、駅弁の名前が大きく書かれた茶色のボール紙の枠にはめる。黒いトレーに収まる中身は、白御飯の上を牛肉煮ときんぴらごぼうやこんにゃくで覆い、ししとう、ダイコン生酢、たくあん、柴漬けなどを添えるもの。牛肉が御飯の半分しかないうえに脂が勝り、最近の高級牛肉はそういうものだと思うも、常温では生きない味だと感じた。現地での味はどうなのだろうか。価格は発売時や購入当時で1,100円、2015年時点で1,150円。

※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
山陽本線 姫路(ひめじ)駅 1888(明治21)年12月23日開業 兵庫県姫路市駅前町御殿前
調製元
まねき食品 株式会社 兵庫県姫路市北条953番地 079(224)0255 http://www.maneki-co.com/
疑義駅弁

但馬牛ステーキ丼(1,980円)2014年2月9日に鶴屋百貨店駅弁大会で購入
Tajimagyu Steak Don

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2014(平成26)年2月の鶴屋百貨店駅弁大会での実演販売でデビュー。毎年2月に鶴屋でのみ売られる、ニッチな疑義駅弁。販売初年度は百貨店オリジナルを名乗ったが、翌2015(平成27)年から姫路駅弁を名乗る。商品名のとおり、中身は出汁飯にキャベツを貼り、但馬牛のモモ肉のステーキを載せ、ししとうとピクルスと柴漬けを添える、但馬牛のステーキ丼。この御飯は、姫路駅の名物である「えきそば」のめんつゆで炊いているそうな。価格は2014年の購入当時で1,680円、2016年に1,750円、2017年に1,980円。

販売駅
山陽本線 姫路(ひめじ)駅 1888(明治21)年12月23日開業 兵庫県姫路市駅前町御殿前
調製元
まねき食品 株式会社 兵庫県姫路市北条953番地 079(224)0255 http://www.maneki-co.com/

【終売】これぞ!但馬牛弁当(1,380円)2016年5月28日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Korezo! Tajimagyu Bento (end of sales)

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2016(平成28)年5月に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で実演販売。続いて同年6月に新大阪駅の駅弁売店「旅弁当 駅弁にぎわい」で実演販売。姫路駅の駅弁として販売されているが、姫路駅での販売は確認できていない。今回買ったものは東京駅での実演販売で、製造者は日本レストランエンタプライズとある。

中身が見える四角い容器にだし飯を詰め、但馬牛のステーキ2切れと煮付けを置き、タマネギ煮やきんぴらごぼうなどを添える。高価なブランド牛なので少量なのはともかく、メインのステーキはガチガチに固く、赤身の味も脂の香りもない。これが本物の但馬牛であれば、その印象はがた落ちだと思う。

両駅での実演販売の以後は、売られていない模様。現地でははたして、販売されたのだろうか。

※2017年9月補訂:終売を追記
販売駅
山陽本線 姫路(ひめじ)駅 1888(明治21)年12月23日開業 兵庫県姫路市駅前町御殿前
調製元
まねき食品 株式会社 兵庫県姫路市北条953番地 079(224)0255 http://www.maneki-co.com/

【終売】牛かさね重(1,250円)2016年1月18日に京王百貨店駅弁大会で購入
Gyu Kasane Ju (end of sales)

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2016(平成28)年1月の京王百貨店駅弁大会での実演販売で登場。小柄に見える正方形の容器に、だし飯を詰め、牛焼肉で覆い、タマネギ煮、ナムル、小松菜、大根桜漬を添える。肉は飯の上層に加えて中層にも挟まるため、「牛かさね重」となる。2年前にここで買えた「穴子かさね重」の、アナゴを牛焼肉に置き換えた感じ。正方形の容器にぎっしり飯と具を積み重ね、味では野菜炒めの存在感があり、色も味も濃い牛肉の強さとインパクトが和らぐ。京王百貨店の駅弁大会でのみ売られた可能性がある。

販売駅
山陽本線 姫路(ひめじ)駅 1888(明治21)年12月23日開業 兵庫県姫路市駅前町御殿前
調製元
まねき食品 株式会社 兵庫県姫路市北条953番地 079(224)0255 http://www.maneki-co.com/

【終売】天空の城竹田城弁当(1,080円)2015年1月8日に京王百貨店駅弁大会で購入
Tenku no Shiro Takedajo Bento (end of sales)

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2014(平成26)年の6月までに発売か。城の石垣を絵柄と形状で再現した感じのボール紙製容器に、姫路駅名物「えきそば」で使うだし汁で炊いた御飯を直に詰め、錦糸卵、小松菜漬、但馬牛の焼肉、キャベツ煮浸しのストライプで覆い、シイタケ煮とダイコン漬を添える。駅弁大会での購入がたたったのか、普段からこうなのか、メインの但馬牛焼肉は少なく、脂も固さもブランド牛のそれではなかった。1年間ほどの販売か。

竹田城は、室町時代から戦国時代にかけて但馬国、現在の兵庫県朝来市和田山町に存在した城。江戸時代の一国一城令により廃城、以後は山城の石垣のみが残るという、全国どこにでもある城址のひとつとして、城好きや歴史好きな人々のみが訪れていた。

2012(平成24)年8月に映画「あなたへ」の撮影地のひとつとして使用、その頃から雲海に浮かぶ石垣のみの城址の写真がネットや雑誌で取り上げられ、「天空の城」「日本のマチュピチュ」などと呼ばれ始めると観光客が急増、年に1万人ほどの入城者数が2013(平成25)年度には50万人を超えた。パッケージツアーがたくさん組まれ、入城料の徴収が始まり、道路は渋滞し、石垣は崩れ、危険防止から冬季は閉鎖され、播但線に「天空の城竹田城跡号」が走った。

※2017年9月補訂:終売を追記
販売駅
山陽本線 姫路(ひめじ)駅 1888(明治21)年12月23日開業 兵庫県姫路市駅前町御殿前
調製元
まねき食品 株式会社 兵庫県姫路市北条953番地 079(224)0255 http://www.maneki-co.com/

【終売】黒田庄和牛メンチカツ弁当(980円)2011年1月22日に京王百貨店駅弁大会で購入
Kurodasho Wagyu Menchikatsu Bento (end of sales)

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2008(平成20)年9月の登場。発泡材枠の長方形容器に透明なふたをして、駅弁の名前を大きく派手に書いたボール紙の枠にはめる。黒いトレーに収まる中身は、カレーピラフに刻み玉子焼を散らして牛肉メンチカツ3個分6切れを貼り、ザワークラウト、三色豆、タレのボトルを添えるもの。今回は輸送でジューシーさが失われた感じ。また、添付のタレがシロップのように甘く、これはかけないほうがいけるかも。

黒田庄和牛とは、兵庫県のみのり農業協同組合の黒田庄和牛同志会のメンバー18人のみが育てられる牛肉ブランド。黒田庄は神戸ビーフの優良産地だとパッケージにも記されるが、それならば但馬牛や神戸肉と黒田庄和牛との違いは何か、よく分からない。2012年頃までの販売か。

※2015年9月補訂:終売を追記
販売駅
山陽本線 姫路(ひめじ)駅 1888(明治21)年12月23日開業 兵庫県姫路市駅前町御殿前
調製元
まねき食品 株式会社 兵庫県姫路市北条953番地 079(224)0255 http://www.maneki-co.com/

【終売】ぶためし(1,000円)2009年1月24日に阪神百貨店駅弁大会で購入
Buta Meshi (end of sales)

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2008(平成20)年10月の登場は、2008〜2009年の駅弁大会シーズンに向けた投入か。黒いトレーを接着した長方形の発泡材枠容器に透明なふたをして、駅弁名ともどもシンプルに割り切ったデザインなボール紙の枠にはめる。中身はピラフの上に刻んだ玉子焼を敷いて煮豚スライスを貼り付け、カレー風味ソースと煮豆とサワークラウトを添えるもの。国産素材へのこだわりとか駅弁の伝統とかをぶっ飛ばす洋食弁当で、こんなものは二度と食えないと思われるか、モリモリ食べられる新たな味を評価されるか。1シーズンで終売の模様。

※2015年9月補訂:終売を追記
販売駅
山陽本線 姫路(ひめじ)駅 1888(明治21)年12月23日開業 兵庫県姫路市駅前町御殿前
調製元
まねき食品 株式会社 兵庫県姫路市北条953番地 079(224)0255 http://www.maneki-co.com/

【終売】焼肉弁当(1,100円)2005年12月29日に姫路駅ホーム上駅弁売店で購入
Yakiniku Bento (end of sales)

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正方形の発泡材枠容器に、弁当名を大きく描いたボール紙のふたをかけて、ラップで包む。中身は白御飯の上に厚めでどす黒い牛焼肉が少々、シメジや紅生姜やししとうを連れて鎮座し、スパゲティ・ポテトサラダ・オレンジを添える。

厚みと分量のあるけれど、A級よりはやや劣る牛焼肉が特徴か。神戸その他の銘柄牛駅弁とは方向性が異なり、旅の想い出とならない機能的な使い方で、その存在が生きるような。同時に初体験で地域に親しまれる独特の駅そばも、そんな印象を受けた。2009年以降に終売か。

姫路駅では高架化工事の真っ最中。近年は駅の高架化や橋上駅舎化は、イコール駅弁屋の追い出しや撤退を意味することが多いが、ここでは新しいホーム上にも駅弁売店と駅そば屋が設置される。

※2015年9月補訂:終売を追記
販売駅
山陽本線 姫路(ひめじ)駅 1888(明治21)年12月23日開業 兵庫県姫路市駅前町御殿前
調製元
まねき食品 株式会社 兵庫県姫路市北条953番地 079(224)0255 http://www.maneki-co.com/