banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR西日本 新神戸(しんこうべ)駅2017年2月3日訪問Googleマップ
JR-West Shin-Kobe Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から新幹線で3時間弱。神戸市は兵庫県の南東部で大阪湾に面する人口約154万人の港町で、関西や日本を代表する大都市のひとつであり、異国情緒や夜景で有名な観光地でもある。駅弁は第二次大戦後に神戸へ移転した駅弁屋の、肉や洋食や新幹線型など、様々な駅弁が賑やかである。1972(昭和47)年3月15日開業、兵庫県神戸市中央区加納町。

あっちっち明石焼たこめし(1,080円)2013年1月13日に京王百貨店駅弁大会で購入
Achichi Akashiyaki Tako Meshi

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2012(平成24)年9月8日の発売。円形の加熱機能付き容器に、タコ飯、根菜の煮物と明石焼、出汁を詰める。ここの看板駅弁のひとつ「ひっぱりだこ飯」より軽い感じの柔らかいタコ飯も、過去に明石の市街で食べたものとほぼ同じ風味の明石焼も、心地良い感じ。価格は購入時点で1,100円、2014年時点で1,080円。

タコは明石の名物。国内でのたこ類の漁獲量は、都道府県別では北海道がダントツの日本一であるが、マダコに限れば兵庫県が年間約1000トン(2010年度)で日本一だという。架橋で苦労した明石海峡の潮流にもまれ、ここでは2000年以上前から人に食べられているタコは、底曳き網、タコつぼ、一本釣りで獲り、干したり茹でたり、あるいは生で明石駅前の魚の棚商店街などで売られる。この町で玉子焼といえば、玉子に出汁や小麦粉を混ぜてタコの切れ端を入れてふわふわに焼く、いわゆる明石焼である。

販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
東海道本線 神戸(こうべ)駅 1874(明治7)年5月11日開業 兵庫県神戸市中央区相生町3丁目
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

あっちっち京風吹寄せ栗めし(1,080円)2013年2月17日に藤崎駅弁大会で購入
Achichi Kyo-fu Fukiyose Kuri Meshi

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2012(平成24)年9月4日の発売。円形の加熱機能付き容器に山菜ご飯を詰め、クリ、サツマイモ、カボチャ、クルミ、アイガモ、マツタケなどを散らすもの。栗飯を名乗るも飯に栗はなく、クリの甘い欠片は確かに複数個だがクルミの分量と存在感が大きく、2切れのカモ串とマツタケにも存在感があり、しかしカモ駅弁やマツタケ駅弁というほどでもない、という秋の味。調製元の公式サイトでも秋季限定と書かれている。価格は購入当時で1,050円、2014年4月の消費税率改定により1,080円。

販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
東海道本線 神戸(こうべ)駅 1874(明治7)年5月11日開業 兵庫県神戸市中央区相生町3丁目
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

神戸のあっちっちステーキ弁当(1,350円)2012年8月18日に東京駅駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Kobe no Achichi Steak Bento

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2012(平成24)年8月の登場か。神戸の駅弁で「あっちっち」と「ステーキ弁当」との組合せが今までなかったことは盲点だった。ボール紙のパッケージは「あっちっち」でない神戸のステーキ弁当と同じ意匠。長方形の加熱機能付き容器にきのこピラフを敷き、牛肉ステーキを載せ、コーン、ポテトフライ、いんげん、ニンジン煮を添えるもの。赤身だけで歯応えと柔らかさと香りと風味を出すステーキ肉は、170種類もの駅弁を集めたというこの駅弁売店にもライバルはいない味。価格は発売時や購入当時で1,300円、2014年4月の消費税率改訂により1,330円、2016年時点で1,350円。

※2016年6月補訂:値上げを追記
※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
東海道本線 神戸(こうべ)駅 1874(明治7)年5月11日開業 兵庫県神戸市中央区相生町3丁目
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

【掛紙】神戸のあっちっちステーキ弁当(1,350円)2016年5月21日に東京駅駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Kobe no Achichi Steak Bento

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2016(平成28)年5月20日頃の調製と思われる、新神戸駅弁のパッケージ。伊勢志摩サミットの開催を記念して、仙台駅から小倉駅まで11種類の駅弁について、パッケージに駅弁名の英文表記とほぼ共通のロゴマークを印刷し、東京駅の駅弁売店で販売した。価格と中身は通常版と同じ。

販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3丁目6番18号 078(431)1682

【終売】神戸海岸通ハイカラビーフシチューランチ(1,000円)2007年2月18日に「駅弁図鑑」宅配サービスで購入
Kobe Kaigan-dori Haikara Beef Stew Lunch (end of sales)

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2006(平成18)年の登場。円形の加熱機能付き容器を、中身の写真を載せるビーフシチュー色の紙箱に詰める。中身は白御飯の上に大きな牛肉やジャガイモやニンジンやこんにゃくやインゲンの角切りを散らし、デミグラスソースをかけるもの。

シチューはあっさり薄味なので御飯のおかずにならない感じ。しかしこのソースには、駅弁向けに御飯へしみ込まない工夫が隠されている。具の大きさも考えてのものだろう。このタイプの加熱式駅弁の発祥地も神戸で、見ただけでは分からない駅弁屋のノウハウが詰まっている気がする。現在は販売されていない模様。

※2013年5月補訂:終売を追記
販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
東海道本線 神戸(こうべ)駅 1874(明治7)年5月11日開業 兵庫県神戸市中央区相生町3丁目
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

【終売】明石名物穴子弁当(1,000円)2003年1月15日に京王百貨店駅弁大会で購入
Akashi Meibutsu Anago Bento (end of sales)

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神戸の他の加熱機能付き容器駅弁でお馴染みの、八角形のパッケージに円形の容器を入れるが、そのパッケージはやや簡略化された新バージョンか。中身は白御飯の上に少量の錦糸卵と多量の穴子蒲焼を載せる。そのまま食べるといずれも硬いだけだが、指示通り紐を引いて温めた後につゆをかければ、タレの強くない穴子が口の中で溶けていくはず。

神戸の駅弁は、東海道本線神戸・元町・三ノ宮・六甲道、山陽本線西明石、福知山線宝塚、山陽新幹線新神戸の各駅で購入できるが、どの駅がメインの駅かは文献によって異なるため、ここでは駅を特定せず「神戸の駅弁」として紹介する。現在は販売されていない模様。

※2013年5月補訂:終売を追記
販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
山陽本線 西明石(にしあかし)駅 1944(昭和19)年4月1日開業 兵庫県明石市小久保2丁目
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

【終売】筋金入りの神戸牛タン御飯(1,000円)2002年1月11日に横浜松坂屋駅弁大会で購入
Sujigane Iri no Kobe Gyutan Gohan (end of sales)

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2001(平成13)年の登場。ボール紙で組み立てられた八角形のパッケージの中に発熱剤入りの丸いプラスティックの容器を入れる。中身は焦茶色の炊き込み御飯に、牛タン塩焼と牛スジに三つ葉と栗が載るもの。駅弁名は牛「筋」に黄「金」色の栗と「牛タン」が入ったことから命名された。

二重容器に発熱剤入りなので容器の大きさに対して量は少なく、特に牛タンが少ないのではと感じるが、ゼラチンの塊になるまで煮込んだ牛スジに、甘すぎず辛すぎない御飯などの味がそれをカバーする。現在は販売されていない模様。

※2013年5月補訂:終売を追記
販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
東海道本線 神戸(こうべ)駅 1874(明治7)年5月11日開業 兵庫県神戸市中央区相生町3丁目
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

【終売】天下鯛平(1,000円)2002年11月4日にどこかで購入
Tenka Taihei (end of sales)

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2002(平成14)年に「明石鯛好きめでっ鯛飯」の姉妹品として登場。すり鉢型の八角柱ボール紙製容器の中に、加熱材を底に埋め込んだ円形のプラスティック製容器。中身はめでっ鯛飯と共通で、茶飯の上に錦糸というには太い卵と、鱈の子を混ぜた芽昆布、そして小鯛酒蒸の切り身が3切れ載る。容器側面の黄色い紐を引けば盛大に蒸気が出て8分程度で暖まる。鯛はとても美味いが、芽昆布の着色料はなんとかならないものか。現在は販売されていない模様。

※2013年5月補訂:終売を追記
販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
山陽本線 西明石(にしあかし)駅 1944(昭和19)年4月1日開業 兵庫県明石市小久保2丁目
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

【終売】あっちっち神戸胡麻しゃぶ牛弁当(1,050円)2010年1月9日に京王百貨店駅弁大会で購入>
Achichi Kobe Goma Shabu Gyu Bento (end of sales)

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2010(平成22)年1月の京王百貨店駅弁大会に向けた投入か。東海道本線全通(新橋−神戸間)120周年記念弁当の副題が付いている。円形の加熱機能付き容器を使用、駅弁名とそのイメージイラストを描いたボール紙の箱に詰める。中身は白御飯の上をタマネギと青ネギとニンジンの炒め物で覆い、牛肉煮を少々つまむもの。しゃぶしゃぶというより時雨煮のようになった牛肉の風味が、なんとなく残念。神戸で昭和の頃から定評のある常温版のしゃぶしゃぶ駅弁の面影は、こちらにはなかった。現在は販売されていない模様。

※2013年5月補訂:終売を追記
販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
山陽本線 西明石(にしあかし)駅 1944(昭和19)年4月1日開業 兵庫県明石市小久保2丁目
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

【終売】古代弁当 播磨王(1,050円)2004年1月25日に阪神百貨店駅弁大会で購入
Kodai Bento Harima-o (end of sales)

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加熱機能付き容器使用の駅弁としては古くから存在しているもの。発熱体を仕込んだ丸い樹脂製容器を正八角形のボール紙パッケージに収納し、古代の王様を萬画で描いた蓋をかける。紐を引くと盛大に蒸気が上がり数分待てば中身が暖まるのは他の「あっちっち」駅弁と同じ。

中身はプレーンな白御飯に蒸鶏、タコ、穴子、鯛など。タレが別添で具に全くタレがかかっていないため、そのまま食べれば駅弁らしくない薄味が温かく楽しめ、なかなかうまい。加熱式駅弁で具だくさんというのも珍しい。現在は販売されていない模様。

※2013年5月補訂:終売を追記
販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
東海道本線 神戸(こうべ)駅 1874(明治7)年5月11日開業 兵庫県神戸市中央区相生町3丁目
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

【終売】あっちっち牛塩タン弁当(1,100円)2009年1月11日に藤沢さいか屋駅弁大会で購入
Achichi Gyu Shio Tan Bento (end of sales)

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2007(平成19)年の登場か。円形の加熱機能付き容器を、駅弁名をデザインしたボール紙の箱に詰める。中身は白御飯の上に5〜6枚の牛塩タンを貼り付けて、ミツバとニンジンを添えたもの。塩とコショウと柴漬けを別添とした心遣いは、さすがの神戸駅弁。風味にも加熱式駅弁や牛肉駅弁に長ける調製元の実力が感じられる。食後感も良好、宣伝臭はほとんどなし。現在は販売されていない模様。

※2013年5月補訂:終売を追記
販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
東海道本線 神戸(こうべ)駅 1874(明治7)年5月11日開業 兵庫県神戸市中央区相生町3丁目
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

【終売】あっちっち大阪鶴橋風焼肉重(1,200円)2010年1月9日に京王百貨店駅弁大会で購入
Achichi Osaka Tsuruhashi-fu Yakiniku Ju (end of sales)

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2009(平成21)年8月3日の登場か。東海道本線全通(神戸−新橋間)120周年記念弁当の副題が付いている。加熱機能付き容器の駅弁ではあまり見ない、長方形の発泡材容器に加熱機能をぴったり埋め込んだ容器を使用、中身のイメージや駅弁名を描いたボール紙の枠にはめる。中身は白御飯の上に牛焼肉とピーマン炒めともやし炒めを乱雑に載せるもので、タレが袋で添付される。悪気はないが、臭め固めのパサついた牛肉の風味が個性的。

調製元は神戸エリアの駅弁屋である淡路屋であるが、この駅弁は新大阪駅弁とも天王寺駅弁ともされるし、もちろん大阪も鶴橋も兵庫県や神戸市ではない。最近は神戸の駅弁をJRの子会社が大阪市内の駅構内の売店で取り扱うようになってきており、従来のエリア分けが通用しなくなった感じ。ここではとりあえず神戸の駅弁としておく。現在は販売されていない模様。

※2013年5月補訂:終売を追記
販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
東海道本線 神戸(こうべ)駅 1874(明治7)年5月11日開業 兵庫県神戸市中央区相生町3丁目
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/