banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR西日本 新神戸(しんこうべ)駅2017年2月3日訪問Googleマップ
JR-West Shin-Kobe Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から新幹線で3時間弱。神戸市は兵庫県の南東部で大阪湾に面する人口約154万人の港町で、関西や日本を代表する大都市のひとつであり、異国情緒や夜景で有名な観光地でもある。駅弁は第二次大戦後に神戸へ移転した駅弁屋の、肉や洋食や新幹線型など、様々な駅弁が賑やかである。1972(昭和47)年3月15日開業、兵庫県神戸市中央区加納町。

2004年度JR西日本「駅弁の達人」

ひっぱりだこ飯(1,000円)2004年9月5日に神戸駅高架下駅弁売店で購入
Hippparidako Meshi

掛紙 掛紙 外観 外観 外観 中身

1998(平成10)年4月5日の明石海峡大橋開通を記念して登場した新しい駅弁ながら、すでに全国的な知名度を獲得している名物駅弁。たこつぼ状の茶色い焼き物容器の中に、明石のタコのうま煮やすり身天ぷらを、醤油味の炊き込み御飯やタケノコ・穴子・松茸・人参などと共にぎっしり詰める。

好評で定番化した記念駅弁について、普通はレギュラー入りするとその記念文句を削るのに対し、この駅弁はいつまでも明石海峡大橋開通を記念し続ける点がユニークである。2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。価格は長らく980円であったが、2014年4月の消費税率改訂により1,000円に。

※2015年9月補訂:値上げを追記
※2004年10月補訂:写真の更新と解説文の一部変更
販売駅
山陽本線 西明石(にしあかし)駅 1944(昭和19)年4月1日開業 兵庫県明石市小久保2丁目
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/
催事駅弁

藤崎オリジナルひっぱりだこ飯(1,080円)2008年2月2日に藤崎本店駅弁大会で購入
Fujisaki Original Hipparidako Meshi

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2008(平成20)年2月3〜8日に仙台の藤崎本店で開催された駅弁催事「全国駅弁大会とうまいもの市」で実演販売されていたお弁当。通常版のひっぱりだこ飯と共に、今回の催事でのオリジナル商品として、フタも陶製にしたバージョンが売られていた。中身は通常版と全く同じ。フタは後からこしらえたとは思えないほど、本体の壷に自然な感じで組み合わさる。これが駅弁として販売されていれば疑義駅弁だが、ここではチラシでも実演ブースでもオリジナルと明記していた。現地にあっても、おかしくないような。

調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

牛松鍋(1,030円)2007年1月21日に京王百貨店駅弁大会で購入
Gyu Matsu Nabe

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2006(平成18)年秋の登場か。駅弁名と牛柄などが付く、小柄ながら厚みと重みがある専用の陶器を、また駅弁名を書いたボール紙の枠にはめる。中身は松茸入り御飯の上に薄切りの牛すき焼き肉と松茸が載り、人参、青ネギ、タマネギ、ゴボウ、糸こんにゃくを添えるもの。牛肉と松茸の鍋で、牛松鍋。

駅弁催事でよく見るタイプの商品だが、洋風風味の松茸御飯、味が引き立つ牛煮込み肉、そして味わい深いデザインの陶製容器のそれぞれが調製元の得意分野であり、これが高いレベルで発揮され融合している。今は無名だが、これから人気が出るはず。価格は発売時や購入当時で1,000円、2014年4月の消費税率改訂により1,030円。

※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

【終売】明石鯛好きめでっ鯛飯(980円)2002年1月12日に京王百貨店駅弁大会で購入
Akashi Taisuki Medettai Meshi (end of sales)

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1999(平成11)年の登場。尻尾の付いたユーモラスな形の陶器を容器に使用、鯛の骨で出汁を取り鯛の子を混ぜた炊き込み御飯の上に、小鯛の酒蒸しを、錦糸卵や菜の花和えと共に載せる。現在は販売されていない模様。

※2013年5月補訂:終売を追記
販売駅
山陽本線 西明石(にしあかし)駅 1944(昭和19)年4月1日開業 兵庫県明石市小久保2丁目
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/
疑義駅弁

【終売】どんなもん鯛(だい)(980円)2005年1月14日に京王百貨店駅弁大会で購入
Donna Mondai (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身

京王百貨店駅弁大会の第40回を記念して、2005(平成17)年1月に登場し、二週間で消滅。上の「めでっ鯛飯」とほぼ同型で色違いの陶製容器に掛紙をかけて紅白のゴムでしばる。中身は鯛の出し汁で炊いた御飯に鯛の身をまぶす、つまり「めでっ鯛飯」の小鯛酒蒸しが焼き鯛に変わっただけか。鯛味噌がチューブで付属。

掛紙に駅名も駅弁マークもあるので、現地でも駅弁としてデビューするものと思ったが、京王百貨店駅弁大会でのみの販売で終わった模様。期間中は現地販売もあったという情報提供はあるものの、掛紙に神戸エリアでは意味不明な「祝第40回元祖有名駅弁全国うまいもの大会」と記しては、現地でそのまま販売するわけにもいかないだろう。この調製元は二週間後に阪神百貨店でも同じことをする。現在は販売されていない模様。

※2013年5月補訂:終売を追記
販売駅
山陽本線 西明石(にしあかし)駅 1944(昭和19)年4月1日開業 兵庫県明石市小久保2丁目
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/
2004年度JR西日本「駅弁の達人」

【終売】六甲山の牛めし(980円)2003年11月8日に小田急百貨店藤沢店駅弁大会で購入
Rokkosan no Gyu Meshi (end of sales)

掛紙 外観 中身

JR西日本のダイヤ改正に合わせて、2003(平成15)年10月1日に登場。六甲山をイメージしたという壷型の白い容器の中に、ベジタブルピラフと牛肉あぶり焼を詰めるといううたい文句。かなり強いバター味は若者向けで、しかし分量の少なさはお年寄り向けに思えるが、どんな客層に好まれるのだろう。またひとつ、神戸にユニーク容器の駅弁が加わった。まずは一日200個が販売される。2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。現在は販売されていない模様。

東海道本線は1995年1月17日の阪神大震災で、4月1日5時まで不通となった。全通が遅れた最大の要因は、六甲道駅の崩壊。潰れた複々線の高架駅と線路の再築に、突貫工事でも約2か月の工期を要した。山陽新幹線や阪神電車や阪急電車の全通がこれより後になったのもやはり高架橋が崩壊したためで、昔ながらの地平や盛土の線路や駅ならば工期一週間程度で修復できたはず。

旭川から都城まで日本全国で実施される連続立体交差事業、つまり道路交通の円滑化を目的とする道路特定財源を注ぎ込んだ鉄道高架化事業は、激甚災害に対する鉄道の信頼性や耐性を削ぎつつあるのかもしれない。

※2013年5月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 六甲道(ろっこうみち)駅 1934(昭和9)年7月20日開業 兵庫県神戸市灘区永手町
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/