banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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【掛紙】上等御辨當(30銭)調製年月日不詳
Joto Obento

掛紙

戦前の調製と思われる、昔の篠山口駅弁の掛紙。山の中という雰囲気の小さな掛紙に、オール漢字の縦型調製印が押されているが、その年月が切れている。

販売駅
福知山線 篠山口(ささやまぐち)駅 1899(明治32)年3月25日開業 兵庫県篠山市大沢
調製元
浪花 所在地の記載なし 212番

【終売】山菜デカンショ弁当(870円)2003年12月30日に篠山口駅ホーム脇食堂兼売店で購入
Sansai Dekansho Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身

篠山口駅の山菜駅弁。デカンショ踊りを描いた薄手のボール紙の箱の中に薄手の白いトレーを入れる。中身は山菜の混ぜ御飯に蒲鉾や玉子焼などを添えるもの。パッケージの構造が素っ気なく価格がやや高い感じはするが、見栄えも食感も手作り感あふれる駅弁。

デカンショ節は篠山の民謡で、その由来や発祥は諸説があるが明治時代には一高生を経て各地に広まり、その後も様々な音階や歌詞が創作されているという。毎年8月15,16日には大盆踊り「丹波篠山デカンショ祭」が篠山城跡で開催されている。

篠山口駅の駅弁は福知山線の特急列車の車内販売でも取り扱われていたが、2011年2月限りで終了した。駅弁の販売そのものも2012年に終了したという。

※2013年3月補訂:終売を追記
販売駅
福知山線 篠山口(ささやまぐち)駅 1899(明治32)年3月25日開業 兵庫県篠山市大沢
調製元
浪花食品 株式会社 兵庫県篠山市大沢287−1 0795(94)0028

【終売】幕の内弁当(920円)2003年12月30日に篠山口駅ホーム脇食堂兼売店で購入
Makunouchi Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身

篠山口駅の幕の内弁当。ごはん・おかず別の白いトレーを入れた、猪・猿・栗とキノコ・城跡のイラストを描いた薄手の紙箱を紙ひもで留める。中身は梅干しも胡麻もないプレーンな白御飯に、蒲鉾や玉子焼の他にハムやミートボールなどが入る、幕の内駅弁としては少々個性のあるおかず。飽食の環境に慣れていると御飯のおかずにするものに困る感じで、地味に地域の個性を反映しているのかもしれない。

かつては大阪と山陰を結ぶ主要幹線のひとつであった福知山線も、今や通勤輸送が主体で、特急の旅客の行き先もせいぜい天橋立や城崎まで。これでは駅弁が売れるはずもなく、駅弁販売の環境はかなり厳しそうに感じられる。普段は調製数が少ないのか、ここの各駅弁はいずれも幻の扱いで紹介されることが多かった。

篠山口駅の駅弁は福知山線の特急列車の車内販売でも取り扱われていたが、2011年2月限りで終了した。駅弁の販売そのものも2012年に終了したという。

※2013年3月補訂:終売を追記
販売駅
福知山線 篠山口(ささやまぐち)駅 1899(明治32)年3月25日開業 兵庫県篠山市大沢
調製元
浪花食品 株式会社 兵庫県篠山市大沢287−1 0795(94)0028

【終売】かにずし(920円)2003年12月30日に篠山口駅ホーム脇食堂兼売店で購入
Kani Zushi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身

青地にカニ1杯を描いた薄手の紙箱に白いトレーを入れる。中身は京都・兵庫・鳥取・島根の各県の日本海沿いつまり山陰地方各地のカニ寿司駅弁と全く同じスタイルの、酢飯の上に錦糸卵・グリーンピース・カニ脚・カニほぐし身を載せるスタイル。ほのかな香りを楽しむ駅弁。ただ、篠山は丹波黒豆が名産な山の中なので、ここでのカニ駅弁の存在にやや違和感はある。

篠山口駅は1997年2月に現在の橋上駅舎が完成、同年3月のJR東西線開業と同時に新三田から複線が伸びてきた。毎時1本の特急と2本の快速で大阪と約1時間で結ばれる。駅名から推測できるとおり、篠山の市街から遠く離れているため、1915(大正4)年から篠山軽便鉄道、1944(昭和19)年から鉄道省(後の国鉄)篠山線が連絡したが、1972(昭和47)年2月に廃止された。

篠山口駅の駅弁は福知山線の特急列車の車内販売でも取り扱われていたが、2011年2月限りで終了した。駅弁の販売そのものも2012年に終了したという。

※2013年3月補訂:終売を追記
販売駅
福知山線 篠山口(ささやまぐち)駅 1899(明治32)年3月25日開業 兵庫県篠山市大沢
調製元
浪花食品 株式会社 兵庫県篠山市大沢287−1 0795(94)0028
2004年度JR西日本「駅弁の達人」

【終売】猪のぼたんめし(1,200円)2003年12月30日に篠山口駅ホーム脇食堂兼売店で購入
Inoshishi no Botan Meshi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身

1966(昭和41)年6月に登場し、今に至るまで全国唯一のイノシシ駅弁。猪の頭を象った赤いプラスティック製容器を黄色いボール紙の箱に入れる。中身は猪肉のクセを消す目的で醤油で炊いてカレー粉を混ぜた御飯の上に、猪肉と錦糸卵と椎茸などを載せる。食べてみると獣肉のワイルドな感じは意外に薄く、豊かな脂肪分と身の締まりが両立し、美味いと言える感じ。

猪肉は天然物となるため、12月から3月までの冬季限定発売。2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。容器メーカーの都合により、2005年2月上旬に容器だけリニューアルされたという。

篠山口駅の駅弁は福知山線の特急列車の車内販売でも取り扱われていたが、2011年2月限りで終了した。駅弁の販売そのものも2012年に終了したという。

※2013年3月補訂:終売を追記
※2005年2月補訂:容器変更を追記
※2004年5月補訂:「駅弁の達人」対象と発売月を追記
販売駅
福知山線 篠山口(ささやまぐち)駅 1899(明治32)年3月25日開業 兵庫県篠山市大沢
調製元
浪花食品 株式会社 兵庫県篠山市大沢287−1 0795(94)0028