banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR西日本 徳山(とくやま)駅2010年3月21日訪問Googleマップ
JR-West Tokuyama Station

駅名標 駅舎 駅構内

博多から新幹線で約50分。山陽新幹線と山陽本線が接続し岩徳線列車を分ける。周南市は瀬戸内海に面した人口約16万人の港湾都市で、戦後に石油化学コンビナートを抱える工業都市として発展した。駅弁は国鉄時代からの駅弁屋が2010年3月限りで廃業、7月から新幹線改札内キヨスクに地元業者の弁当が置かれる。1897(明治30)年9月25日開業、山口県周南市御幸通2丁目。

【終売】幕内弁当(550円) 2010年3月21日に調製元弁当売店で購入
Makuuchi Bento (end of sales)

掛紙
外観 外観 外観 中身 中身 中身

徳山駅の並等幕の内弁当。正方形の平たい経木枠容器に木目柄のボール紙でふたをして、漢太寺と笠戸大橋の写真を掲載した掛紙でつつみ、ビニールひもで十字にしばる。中身は日の丸俵飯と、半透明のトレーに詰められたコロッケ、焼きサバ、玉子焼、カマボコ、カニかま、肉団子、ソーセージ、糸こんにゃく、福神漬。

すべてが昭和の昔の時代遅れな幕の内駅弁という印象で、よくぞ21世紀まで残っていたものだと感心する。しかし価格を考えると、よくぞこのレベルの弁当を21世紀まで550円で提供し続けていたものだと、また感心する。この駅弁は徳山・小郡・下関の駅弁屋の合併、実態は徳山と下関の廃業により、2010年3月25日限りで失われてしまった。

販売駅
山陽本線 徳山(とくやま)駅 1897(明治30)年9月25日開業 山口県周南市御幸通2丁目
調製元
徳山駅弁当 株式会社 山口県周南市みなみ銀座1−13 0834(21)0330

【終売】幕内弁当(800円)2010年3月21日に調製元弁当売店で購入
Makuuchi Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

徳山駅の中等幕の内弁当。正方形の平たい経木枠容器に木目柄のボール紙でふたをして、漢太寺と笠戸大橋の写真を掲載した掛紙でつつみ、ビニールひもで十字にしばる。中身は日の丸俵飯と、半透明のトレーに詰められたハンバーグと豚生姜焼、焼き鮭とウインナー、ハムとかまぼこと玉子焼、揚げ焼売とゴボウとレンコン、糸こんにゃく、豚角煮とピンク漬。

見た目の貧相と内容の豪華と味の凡庸な安心感を足して3で割ったようなお弁当という印象。上記の並等幕の内に比べて、おかずのグレードは安物感はあるものの上がっているが、容器と御飯と駅弁名と掛紙ネタが同じなので、まるで間違い探しをしているよう。この駅弁は徳山・小郡・下関の駅弁屋の合併、実態は徳山と下関の廃業により、2010年3月25日限りで失われてしまった。

販売駅
山陽本線 徳山(とくやま)駅 1897(明治30)年9月25日開業 山口県周南市御幸通2丁目
調製元
徳山駅弁当 株式会社 山口県周南市みなみ銀座1−13 0834(21)0330

【終売】さよなら0系新幹線 徳山幕の内(1,050円)2008年11月22日に徳山駅新幹線改札脇駅弁売り場で購入
Sayonara 0-kei Shinkansen Tokuyama Makunouchi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

山陽新幹線0系新幹線電車の引退を記念して、2008年9月10日から12月まで販売された記念駅弁。といっても中身や価格は通常版の徳山幕の内(のりまき弁当)と同一で、経木枠の長方形容器に被せるボール紙のふたの絵柄のみ、0系電車の写真に差し替えている。

中身は俵飯4個分と海苔巻き白御飯4個、焼鮭とカマボコと玉子焼、じゃがいものコロッケ、鶏肉や海老やレンコンなどの煮物に昆布巻、肉団子、ハモしそ巻き、コンニャクに明太子など。肉も魚もなんでも入っているが、何でも詰め込んでいる感じで そんな主題の不詳さと味付けの濃さが、なんとも徳山駅弁らしいもの。この駅弁は徳山・小郡・下関の駅弁屋の合併、実態は徳山と下関の廃業により、2010年3月25日限りで失われてしまった。

工業地帯は昭和30年代まで国と地域の力を示すシンボルとして誇られてきたが、昭和40年代になって公害が社会問題になると一転して、忌み嫌われ避けられる迷惑施設として、隠されるか控えめに紹介されるようになってしまった。大阪その他の駅弁の掛紙からも消えてしまったが、徳山では今でもコンビナートこそが地域の象徴、この駅弁の0系写真でもあえて、新幹線の線路の海側に連続するコンビナートを背景に据えている。

※2011年7月補訂:終売を追記
販売駅
山陽本線 徳山(とくやま)駅 1897(明治30)年9月25日開業 山口県周南市御幸通2丁目
調製元
徳山駅弁当 株式会社 山口県周南市みなみ銀座1−13 0834(21)0330

【終売】徳山幕の内(のりまき弁当)(1,050円)2009年2月14日に寝台特急はやぶさ号車内販売で購入
Tokuyama Makunouchi (Norimaki Bento) (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

上記駅弁の普段の姿。中身と価格は同じで、ふたの絵柄が「観光周南市案内図」なる、少々にじんだイラストマップ。この絵柄自体は修正しながら長く使い続けられている模様。弁当に対する感想も、前回と同じ。この駅弁は徳山・小郡・下関の駅弁屋の合併、実態は徳山と下関の廃業により、2010年3月25日限りで失われてしまった。

国鉄時代には新幹線と並ぶ花形列車であった、東京と九州を結ぶブルートレイン。これが全廃される時代が来るなど、昭和の頃は考えられなかったが、そのお名残乗車ブームは意外に大きくなかったのか、今回は乗車の約2週間前に難なくB寝台が取れ、これを乗車当日にB寝台個室「ソロ」へと変更できた。熊本での所用は切符の購入後に考えて、熊本電鉄に鶴屋の駅弁大会と熊本城や天草空港をめぐり、飛行機で帰ってきた。

※2011年7月補訂:終売を追記
販売駅
山陽本線 徳山(とくやま)駅 1897(明治30)年9月25日開業 山口県周南市御幸通2丁目
調製元
徳山駅弁当 株式会社 山口県周南市みなみ銀座1−13 0834(21)0330

【掛紙】お弁当(?円)1977年頃調製
Obento

掛紙

入手状況から1977年の調製と思われる、昔の徳山駅弁の掛紙。ちょっとファンシーでシンプルなデザインに見えて、徳山動物園の象と工業地帯のガスタンクや石油タンクという、徳山が誇る地域のシンボルをしっかりサポートしている。

販売駅
山陽本線 徳山(とくやま)駅 1897(明治30)年9月25日開業 山口県周南市御幸通2丁目
調製元
徳山駅弁当 株式会社 山口県徳山市常盤町一丁目 0834(21)0330

【掛紙】お弁当(300円)1977年頃調製
Obento

昔の駅弁掛紙

入手状況から1977年の調製と思われる、昔の徳山駅弁の掛紙。意匠で押さえている点は上の掛紙と同じだが、瀬戸内の島々が加わり、それぞれの内容が少し詳細に描かれている。

販売駅
山陽本線 徳山(とくやま)駅 1897(明治30)年9月25日開業 山口県周南市御幸通2丁目
調製元
徳山駅弁当 株式会社 山口県徳山市常盤町1丁目 0834(21)0330