banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
汽車客車客車客車客車客車客車客車客車客車客車

JR四国 徳島(とくしま)駅2010年8月14日訪問Googleマップ
JR-Shikoku Tokushima Station

駅名標 駅舎 駅構内

大阪から高速バスで3時間弱、新幹線と快速と特急を乗り継ぐと3時間強。徳島市は四国の東部で紀伊水道に面した、吉野川の河口に位置する人口約26万人の城下町で、江戸時代から現在まで商工業が盛んであるほか、毎年8月12〜15日に100万人以上の観光客を集める阿波踊りで全国的に知られる。駅弁は1990年代に国鉄時代からの駅弁屋が撤退したが、2003年から別業者の鶏飯がキヨスクに置かれる。1899(明治32)年2月16日開業 徳島県徳島市寺島本町西2丁目。

徳島名物特選阿波地鶏弁当(950円)2004年1月19日に京王百貨店駅弁大会で購入
Tokushima Meibutsu Tokusen Awa Jidori Bento

掛紙 外観 中身

赤いトレーを載せた発泡材容器に透明なふたをしてカラーコピーの掛紙をかけてゴムで留める。中身は茶飯の上に錦糸卵を敷き、徳島産地鶏「阿波尾鶏」を使用したという鶏照焼を5切れ載せて隙間を鶏そぼろで埋める、鶏飯駅弁そのまんま。飯にも鶏にも甘いタレにもやや締まりのない柔らかさを感じたものの、これは阿波尾鶏の水っぽくコクがあるという特徴が出たものか。美味いとは言えると思う。

2003年8月から徳島・阿南・阿波池田の各駅のキヨスクで販売されているという駅弁。全47都道府県の駅弁を集めた2004年1月の京王百貨店駅弁大会で徳島代表として実演販売された。公式な駅弁屋がすべて失われた徳島県の貴重な駅弁だが、徳島駅では上記2駅弁の業者とどう併存しているのだろうか。

「阿波尾鶏」とはシャモを改良し徳島県畜産試験場が1988年に作出した肉用鶏。知名度はまだ高くないが出荷数は順調に伸び2002年度には年間約180万羽、2001年のJAS認定の頃から首都圏や京阪神への出荷も増えているとか。

なお、2004年夏頃の現況として、徳島駅では両社の駅弁がキヨスクで共存しているが、阿南や阿波池田への出荷は取り止めになったとのこと。この駅弁の購入当時の価格は800円、2004年秋現在で950円に値上げ。空弁版も登場している。

※2009年5月補訂:調製元の所在地と電話番号の変更を反映
※2005年2月補訂:新価格の反映と空弁版の追記
※2004年10月補訂:販売現況を追記
販売駅
高徳線 徳島(とくしま)駅 1899(明治32)年2月16日開業 徳島県徳島市寺島本町西2丁目
調製元
株式会社 ヨシダ 徳島市国府町敷地字北浦367番4 088(643)2558

徳島名物特選阿波地鶏弁当(1,000円)2006年9月9日に徳島駅ホーム側キヨスクで購入
Tokushima Meibutsu Tokusen Awa Jidori Bento

掛紙 外観 外観 中身 中身

2004年中には登場していたらしい、阿波地鶏弁当のおかず付き版。通常版と同じ掛紙がいっぱいに広がるサイズのボール紙製汎用弁当箱を使い、中身は鶏飯に加えて鯖塩焼、レンコン挟み揚げ、椎茸などの煮物、大学芋、酢タコ、はんぺん揚げ、きんぴらごほう、オレンジなどが入る。

50円の価格差でこれだけ内容が充実するのであれば、現地で食事として購入する際には通常版を買うべきでない。しかし鶏飯に載る鶏照焼の分量は半分に、鶏そぼろはゼロに削減されているので、これたくさん食べたい場合は通常版の勝ち。駅弁催事での見栄えや人気も、通常版のほうが優れているだろう。

京王百貨店その他の駅弁催事により、徳島駅弁の存在感が出てきたにもかかわらず、時刻表は今でも駅弁販売駅の扱いをしていない。しかし現地では最近3回の訪問でいつも複数の駅弁が積まれており、地方の公式な普通の駅弁販売駅よりも駅弁の入手が容易なのではないかと思う。駅や駅前のにぎわいも、まだまだある。

※2009年5月補訂:調製元の所在地と電話番号の変更を反映
販売駅
高徳線 徳島(とくしま)駅 1899(明治32)年2月16日開業 徳島県徳島市寺島本町西2丁目
調製元
株式会社 ヨシダ 徳島市国府町敷地字北浦367番4 088(643)2558

阿波尾鶏重(1,050円)2008年1月20日に京王百貨店駅弁大会で購入
Awaodori Ju

掛紙 外観 外観 中身 中身

2006年までに登場。鶏が踊るイラストと商品名を描いたボール紙の専用紙箱を使用、半透明なプラ製トレーに収まる中身は、柔らかい茶飯の上に阿波尾鶏の塩焼きを2個と照焼きを4個ほど塊で載せ、金時を添付するもの。飯と鶏がよく合うし、中身に徳島が感じられる。

2003年の新規参入で登場した新しい徳島駅弁「阿波地鶏弁当」は当初、調製シールにおける商品名を「阿波尾鶏重」としていた。鶏肉の登録商標である阿波尾鶏の使用に何らかの問題があったのではと想像したが、こういう名前の駅弁が堂々と出てきたから、どこかで解決したのだろう。

※2009年5月補訂:調製元の所在地と電話番号の変更を反映
販売駅
高徳線 徳島(とくしま)駅 1899(明治32)年2月16日開業 徳島県徳島市寺島本町西2丁目
調製元
株式会社 ヨシダ 徳島市国府町敷地字北浦367番4 088(643)2558