banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR九州 大分(おおいた)駅2013年11月29日訪問Googleマップ
JR-Kyushu Oita Station

駅名標 駅舎 駅構内

博多から特急「ソニック号」で約2時間、日豊・久大・豊肥の3路線が交わる鉄道結節点。大分市は九州東部で瀬戸内海に面した人口約48万人の城下町で、県庁所在地であり新産業都市指定の工業都市。駅弁は改札外高架下商業施設の一角で惣菜のように販売される。1911(明治44)年11月1日開業、大分県大分市要町。

JR九州 別府(べっぷ)駅2005年9月10日訪問Googleマップ
JR-Kyushu Oita Station

駅名標 駅舎 駅構内

博多から特急「ソニック号」で約2時間、すべての列車が停車する、別府温泉の玄関口。別府市は大分県中央部で別府湾に面した人口約13万人の温泉町で、国内最大規模の温泉を抱える観光都市。駅弁は国鉄時代からの駅弁屋が2007年11月に撤退、後に地元の鶏飯屋が立ち売りを始めたが、現在はなくなっている模様。1911(明治44)年11月1日開業、大分県別府市駅前町。

豊のしゃも弁当(1,000円)2009年1月24日に阪神百貨店駅弁大会で購入
Toyo no Shamo Bento

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

おそらく2007(平成19)年10月までに登場した、大分駅弁の後継業者の新作。駅でもスーパーでもよく見るタイプの、トレーを接着した発泡材枠の長方形容器に透明なふたをして、墨絵の風景画に駅弁名を書いたデザインな掛紙をかける。中身は茶飯の上に「豊のしゃも」を使用したという鶏そぼろと玉子そぼろを混ぜて敷き詰め、高菜と生姜を添えるもの。水気豊かな柔らかさ。現地版は2種のそぼろが混合せずに対角線で分かれ、付合せも一部異なる模様。

「豊のしゃも」とは、大分県畜産試験場でシャモと九州ロードを掛け合わせて1987(昭和62)年に登場したブランド地鶏。名付け親はあの平松大分県知事(当時)で、1997(平成9)年の本格販売から10年以上経っても品種改良継続中とか。行政や地元紙や食べた人はおいしいおいしいと吹聴するものの、知名度はまだ足りない。駅弁としては、催事では「豊後牛めし」に完敗している印象だが、現地では負けず劣らぬ人気だそうな。

販売駅
日豊本線 大分(おおいた)駅 1911(明治44)年11月1日開業 大分県大分市要町
調製元
株式会社 BIOTIC JAPAN(ビオティックジャパン)大分県豊後大野市三重町川辺804番地 0974(24)5556

豊後牛めし(1,000円)2008年1月19日に京王百貨店駅弁大会で購入
Bungo Gyu Meshi

掛紙 外観 外観 中身 中身

2007(平成19)年10月までに登場した、大分駅弁の後継業者の新作。駅でもスーパーでもよく見るタイプの、トレーを接着した発泡材枠の長方形容器に透明なふたをして、墨絵の風景画に駅弁名を独特の書体で大書きした、あまり見ないタイプのデザインな掛紙をかける。中身は駅弁名どおりの牛めしで、ワイルドに刻んだ甘辛な牛肉と糸こんにゃくで御飯を覆う。厚め固め濃いめの風味が個性的。

戦前からの大分の駅弁屋で、国鉄時代は日豊本線沿線に支店を展開し各地で個性的な駅弁を出していた梅の家が、2007(平成19)年11月に駅弁から撤退したことで、大分県から国鉄時代からの、あるいは20世紀からの駅弁屋が消滅した。2008(平成20)年5月現在では、牛めしやしゃも弁当のここが大分駅で、とり天弁当の学食が別府駅で、高菜の巻寿司や弁当の寶屋(たからや)が日田駅で、それぞれ駅弁を守っている。

販売駅
日豊本線 大分(おおいた)駅 1911(明治44)年11月1日開業 大分県大分市要町
調製元
株式会社 BIOTIC JAPAN(ビオティックジャパン)大分県豊後大野市三重町川辺804番地 0974(24)5556

【終売】卵とり地鶏弁当(1,050円)2005年9月10日に別府駅改札外高架下商店街で購入
Tamagotorijidori Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身

2002(平成14)年5月の登場、というより旧来の駅弁「地鶏弁当」のリニューアルか。大分駅弁らしい大きめ長めな長方形経木枠容器に木目調ボール紙のフタをして、地鶏弁当の文字だけ変えた昭和レトロな絵柄の掛紙で包み、2本のゴムで十字にしばる。

中身は鶏御飯に鶏照焼と錦糸卵などを載せ、薩摩芋などの天ぷらや椎茸などの煮物などを添え、デザートはかぼすゼリー。内容の割に高価と思えるが、それに見合う鶏や具の品質を備えると思うし、掛紙も中身も風味もまさに駅弁風なのがうれしい。

卵とり地鶏とは変な名前だが、大分県中津市耶馬溪町の下郷農協で有精卵を一年間生み続けた産卵用地鶏を食肉用に飼育し直したから、この名前で良いらしい。つまり若鶏ではないのだが、そう言われると円熟の風味がしたような。

大分の駅弁屋さんはかつて佐伯駅にも支店があり、日本最初のきじ肉駅弁を販売していたが、現在は延岡と共に撤退してしまった。

なお、この駅弁は、2007(平成19)年11月の駅弁業者撤退により終売となったと思われる。

※2008年1月補訂:業者撤退を追記
販売駅
日豊本線 別府(べっぷ)駅 1911(明治44)年11月1日開業 大分県別府市駅前町
日豊本線 大分(おおいた)駅 1911(明治44)年11月1日開業 大分県大分市要町
調製元
株式会社 梅の家 大分県大分市末広町1−2−27 097(535)1011