空弁資料館ロゴマーク 旅の友「空弁」。館長が実際に食べた空弁を中心に、日本全国と海外の空弁を紹介します。
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高松空港の空弁(2種類を収蔵)

 高松空港 2007年12月31日訪問
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 戦前に高松市街の南約5kmの平地に軍の飛行場として開設。1958年に第二種空港として供用開始。1989年に10km南方の山中である現在地へ移転しジェット化。その翌年に四国で初めて国際線が設定された。空弁の販売はコンビニでしか見つからなかったが、ない可能性が高いが、秋冬のスーパー等での駅弁空弁輸送販売では高松駅の駅弁屋が「瀬戸内あなごめし」が高松空弁として売られる。

瀬戸内あなごめし(950円) 2008年1月12日にさいか屋藤沢店駅弁大会でで購入
掛紙 掛紙
外観 外観 中身 中身

 小柄な長方形の発泡材容器に透明なふたをして、商品名を書いて中身の写真を載せたボール紙の枠にはめる。中身はタレ御飯にアナゴ蒲焼とその刻みを敷き詰めた、商品名どおりのあなごめし。調製元は高松の駅弁屋。

 しかし、半月前に行ったばかりの高松空港では、こんな弁当は売られておらず、高松の駅弁屋の商品もなかった。ネット上でこの弁当名を検索しても、駅弁大会での収穫報告ばかり。高松空港を名乗る偽空弁である疑念をぬぐえない。しかも固結した穴子板の食感や風味は、高松の駅弁のそれとはまるで異なり、高松と関係ない場所や業者で調製している疑念もある。

【高松空港】1958(昭和33)年12月16日開設 香川県高松市香南町 http://www.takamatsu-airport.com/
【株式会社高松駅弁】香川県高松市浜ノ町8−12 087(851)7711 http://www.jr-shikoku.co.jp/ekiben/
瀬戸内の味さぬき弁当(1,480円) 2007年12月31日に高松空港ターミナルビル内コンビニで購入
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 2007年11月に3種がまとめて登場した、高松空港限定の空弁。セキュリティエリア外では唯一、2階のデイリーヤマザキでのみ販売されていた。経木枠の長方形容器に透明なふたをして、商品名その他たくさんの文字を書いた掛紙を巻き、セロテープとゴムでしばる。中身はサワラ巻、穴子巻、鶏肉いんげん巻、玉子焼、金時、てっぱい(魚、大根、人参の和え物)など。

 掛紙記載どおり、香川県の郷土料理をふんだんに盛り込んだ模様。初対面では分量や内容は半額程度がふさわしく見えて、しかしその素材は吟味され、調理は手が込んでいるのか、御飯やおかずのふんわりした風味や食感は最高のもの。羽田で売られていればメディアが100倍喰い付くと思う。調製元はビル1階の寿司屋で、そちらでは持ち帰り用の棒寿司も売っていた。

【高松空港】1958(昭和33)年12月16日開設 香川県高松市香南町 http://www.takamatsu-airport.com/
【寿司割烹瀬戸】香川県高松市香南町岡1312番地7高松空港ビル1F 087(835)8118
2006年2月19日開館 2011年6月26日再編 URL:https://kfm.sakura.ne.jp/soraben/
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