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 旅の友「駅弁」。実際に食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR東日本・JR東海 東京(とうきょう)駅 JR Tokyo Station
2017(平成29)年1月訪問 GoogleMap「東京駅」

駅名標 駅舎 駅構内

東京と日本の中央駅。東海道・山陽・東北・上越・山形・秋田・北陸の各新幹線、東海道・中央・総武・東北の各線、山手線や京浜東北線などの電車が、一日あたり3000本以上行き交い、100万人以上の利用者で終日賑わう。駅弁はJRの子会社が調製するもので100種類以上とも、エキナカの商品を含めて400種類以上とも、デパ地下の弁当を含めて1000種類以上ともいわれる、世界一の駅弁販売駅。1914(大正3)年12月20日開業、東京都千代田区丸の内1丁目。

TOYOKEN SINCE 1889(ブラックカレーパン)(380円)2020年10月17日に東京駅の商業施設「グランスタ東京」地下のレストラン「東洋軒」で購入
Toyoken Since 1889 (Black Curry Bread)

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2020(令和2)年8月3日に東京駅の1階と地下で拡張オープンした商業施設「グランスタ東京」に入居するテナント「東洋軒」の店頭で販売する商品。専用の真っ黒な紙箱に、やはり真っ黒な揚げパンが1本収まり、その中身もまた真っ黒なカレーソースだった。触れて甘く濃厚で、後に辛い味。ブラックカレーは東洋軒の看板メニューである。

東洋軒は1889(明治22)年に、当時の東京府東京市芝区三田四国町で創業し、1897(明治30)年に西洋料理店を開店。現在は1950(明治25)年に暖簾分けした三重県津市の店が残り、ここが現在は東京や名古屋に進出している。東洋軒はまた、1922(大正11)年から1938(昭和13)年まで、鉄道省(旧国鉄〜現JR)で列車食堂を営んだ名門でもある。店舗には洋食文化の草分けや宮内省御用達とのみ記されていたが、もしこのような鉄道や東京駅との古いつながりで、今回東京駅に進出したか誘致されたとしたら、鉄道史への深い造詣が要る、相当にマニアックな話になると思う。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 東洋軒 三重県津市丸之内29−17 連絡先の記載なし https://www.touyouken.co.jp/

鰻(愛知県三河一色産鰻のまぶし重〜三味〜)(1,625円)2016年7月15日に東京駅構内の商業施設「グランスタ」で購入
Nagoya Meibutsu Bento

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東京駅構内の商業施設「グランスタ」で買えたお弁当。2014年頃から土用の丑の日の頃にのみ販売か。紙帯には「鰻」としかないが、食品表示での商品名は「愛知県三河一色産鰻のまぶし重〜三味〜」。ここでイベリコ豚重が大当たりした、eashionの商品。タレでどす黒くなった御飯を、これまた濃い色のウナギ蒲焼きで覆う。ふたに貼り付けた「鰻まぶしの食し方」のとおり、名古屋名物のひつまぶしのような食べ方を推奨し、そのためのワサビの小袋と、だしの大袋を詰める。ヤワな容器と、分量もタレもたっぷりの飯とウナギを見ると、そのまま鰻丼として食べ切りたくなる。ウナギはまるで鶏照焼スライスのような形状で千切りにされ、実分量以上のボリューム感があった。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
eashion グランスタ店 カネ美食品 株式会社 東京都千代田区丸の内1ー9−1 JR東日本東京駅構内地下1階 03(5220)2867 http://www.kanemi-foods.co.jp/

やわらかヒレかつ弁当(1,059円)2016年5月28日に東京駅の駅弁売店「膳まい」で購入
Yawaraka Fillet Cutlet Bento

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東京地方のデパ地下でおなじみの、「まい泉」のヒレカツ弁当。中身は日の丸御飯にヒレカツ1切れと、煮物、切り干し大根、玉子焼、大根漬。同じものがデパ地下やエキナカの店舗で買えると思うが、これは駅弁売店にも置かれている。ぷりぷりしたカツの味と、まるで食品サンプルのように整った見栄えが特徴。

かつては駅弁売店「膳まい」で販売され、「動輪弁当」や「銀鈴ヒレ弁当」といった、東京駅を連想させる商品名の弁当もあった。現在は駅弁売店でなく、地下商業施設「グランスタ」のテナントでの販売。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
井筒まい泉 株式会社 高津工場 神奈川県川崎市高津区久地3−4−14 0120-863971 https://mai-sen.com/

ヒレかつとたまごのポケットサンド(486円)2016年3月19日に東京駅グランスタ内のまい泉売店で購入
Fillet Cutlet to Tamago no Pocket Sandwiches

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関東地方の各地でデパートに出店するトンカツ屋「まい泉」で売られる、変わり者のカツサンド。写真では分からないが、丸いヒレカツ1枚と両面焼きの目玉焼き1枚を、円形のパンに挟んで周囲を密封する。やわらかカツと、とろーり玉子で、幸せな味がする。

通常はこれに調製元のロゴマークの焼き印を押して販売するが、東京駅の地下1階の店舗では東京駅丸の内駅舎をモチーフにした焼き印を押し、袋に貼るシールにも駅舎を描いて販売した。かつて東京駅の待合せ名所であった銀の鈴の焼き印が使われるとも紹介される。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
井筒まい泉 株式会社 グランスタ店 東京都千代田区丸の内1−9−1 03(3211)0371 https://mai-sen.com/

東京駅限定(東京駅丸の内駅舎三階建弁当)(972円)Tokyoeki Gentei (Tokyoeki Marunouchi Ekisha Sankaidate Bento)
2022年9月15日に東京駅グランスタダイニングで購入 Sep. 15, 2022

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東京駅の丸の内駅舎の復原を記念し、2012(平成24)年9月15日から10月24日まで販売、以後も細々と販売が続く、東京駅限定のお弁当。ボール紙製のパッケージでは当然に、その煉瓦造の駅舎のイラストが使われる。

小さな正方形のプラ製トレーを3つも積み重ねた中身は、上段がまい泉のカツサンド3切れ、中段が白御飯を豚そぼろと玉子そぼろで覆い、ししとうで彩るそぼろ丼、下段が御飯をヒレカツの卵とじで覆うカツ丼。残念ながら味ではトンカツを除いて見るべきものがない印象も、このブランドの柔らかいトンカツの良さはさすが。

※2023年1月補訂:写真を更新
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
井筒まい泉 株式会社 グランスタ東京店 東京都千代田区丸の内1−9−1 03(3211)0371 https://mai-sen.com/

【掛紙】東京駅限定(東京駅丸の内駅舎三階建弁当)(972円)2014年9月8日に東京駅グランスタで購入
Tokyoeki Gentei (Tokyoeki Marunouchi Ekisha Sankaidate Bento)

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2014(平成26)年9月8日に購入した、東京駅弁の紙箱。上記の2022年のものと、食品表示ラベル以外はまったく変わらない。値段さえも変わらない。売り場も変わらない。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
井筒まい泉 株式会社 グランスタ店 東京都千代田区丸の内1−9−1 03(3211)0371

ポケットサンド東京Xたまとろメンチカツ(432円)2014年5月16日に東京駅グランスタ内のまい泉売店で購入
Pocket Sandwich Tokyo-X Tamatoro Minced Cutlet

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関東地方の各地でデパートに出店するトンカツ屋「まい泉」で売られる、変わり者のカツサンド。丸いメンチカツ1枚と両面焼きの目玉焼き1枚を、円形のパンに挟んで周囲を密封する。購入時点では東京駅百周年の焼き印が押されていた。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
井筒まい泉 株式会社 グランスタ店 東京都千代田区丸の内1−9−1 03(3211)0371 https://mai-sen.com/

MAiSEN ヒレかつ(842円)2015年12月18日にエキュート品川のまい泉売店で購入
Maisen Fillet Cutlet

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東京で人気のカツサンド。薄く小さな紙箱の中に、ヒレカツのソース漬けのみをパンに挟むヒレカツサンド3切れを詰めた、ロゴマーク入りの透明な袋を収める。3切れで421円。この6切れ版は袋をふたつ入れて倍額、以後9切れ、18切れと、袋の数と価格が比例して増える。パンもソースもカツのレシピもオリジナルだそうな。とても均質でプリプリしたカツが個性的。写真のものはクリスマス版ということで、紙箱の色が緑と赤になっていた。

これは駅弁というよりも、東京のデパ地下に手広く出店するトンカツ屋のカツサンド。近年は東京に限り駅弁が大人気なのか、東京駅でも品川駅でも夕刻にして全品完売ということが珍しくなく、品切れの心配が薄いエキナカの店舗に頼る、頼らざるを得ないことが多くなったと思う。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
井筒まい泉 株式会社 東京都渋谷区神宮前4−8−5 0120-863-971 https://mai-sen.com/

ヒレカツサンド ハローキティ(842円)2017年1月23日に東京駅グランスタダイニングのまい泉売店で購入
Fillet Cutlet Sandwich Hello Kitty

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東京駅に限らず時々出てくる、ハローキティ版まい泉のカツサンド。今回は受験生を応援するという名目で、2017(平成29)年1月13日から2月1日まで販売された。価格や中身は通常の6切れ入りと同じ。紙箱にキティだるまが猛烈に描かれた。その絵柄は偶然か必然か、高崎駅の駅弁「ハローキティのだるま弁当」のものとそっくり。毎回この絵柄で出てくるわけではない模様。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
井筒まい泉 株式会社 東京都渋谷区神宮前4−8−5 0120-863-971 https://mai-sen.com/

沖田黒豚メンチかつサンド(626円)2015年12月18日にエキュート品川のまい泉売店で購入
Okita Kurobuta Minced Cutlet Sandwiches

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これは駅弁というよりも、東京のデパ地下に手広く出店するトンカツ屋のカツサンド。東京駅や品川駅のエキナカにも出店し、そこで買えるカツサンドであるから、駅弁と同じように使える。この調製元の主力の「ヒレかつサンド」と同じく、とても薄く小さな紙箱の中に、カツサンドを詰めたロゴマーク入りの透明な袋を収める。断面の見た目のとおり、きめ細やかでジューシーなメンチカツサンド。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
井筒まい泉 株式会社 東京都渋谷区神宮前4−8−5 0120-863-971 https://mai-sen.com/

とんかつまい泉(ロースかつサンド(茶美豚))(972円)2014年9月8日に東京駅グランスタ内の調製元店舗で購入
Tonkatsu Maisen (Ruin Cutlet Sandwich (Chamiton))

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2012(平成24)年7月19日の東京駅構内の商業施設「グランスタ」での調製元店舗のリニューアルオープンに合わせて、この店舗限定の商品として発売。朱塗り木箱風なボール紙の容器に、ロースカツサンドを5切れ詰め、キャベツ漬、キュウリ酢漬け、パブリカを添付する。容器にぴったり合わせるために90度傾けた2切れのカツサンドに、各地のデパ地下の店舗にはない姿が見られた。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
井筒まい泉 株式会社 グランスタ店 東京都千代田区丸の内1−9−1 03(3211)0371 https://mai-sen.com/

スペイン産ベジョータイベリコ豚重〜ピリ辛ごま仕立て〜(1,100円)2017年1月23日に東京駅グランスタで購入
Spain-san Bellota Iberico Butaju Pirikara Gomajitate

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2016(平成28)年11月までに発売か。グランスタダイニングで一番人気を続けるイベリコ豚重の、新しい味。見た目の中身は通常版と同じ。掛紙を色違いとし、豚肉を「ピリ辛ごま仕立て」とした。たしかに豚肉の味が、ほのかにピリ辛ごま仕立て。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
eashion グランスタ店 カネ美食品 株式会社 東京都千代田区丸の内1ー9−1 JR東日本東京駅構内地下1階 03(5220)2867 http://www.kanemi-foods.co.jp/

スペイン産ベジョータイベリコ豚めし&山形育ちのハンバーグ(1,599円)2016年6月29日に東京駅グランスタで購入
Spain-san Bellota Iberico Butameshi & Yamagata Sodachi no Hamberg

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東京駅構内の商業施設「グランスタ」のデパ地下タイプ商店街で販売されているお弁当。ふたつの区画を持つ容器の両側に白御飯を詰め、一方に味付豚肉を、もう一方に牛肉ハンバーグを載せる、豚丼とハンバーグ丼の組合せ弁当。ここの人気商品「スペイン産ベジョータイベリコ豚重」と同じ場所でともに販売。スペイン産ベジョータイベリコ豚重の部分は同じ味で、山形育ちのハンバーグも、控えめなビーフと焼きの香りに、ふわふわないしボソボソの固め方が、味と食べやすさで白御飯と車内食に合う感じ。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
eashion グランスタ店 カネ美食品 株式会社 東京都千代田区丸の内1ー9−1 JR東日本東京駅構内地下1階 03(5220)2867 http://www.kanemi-foods.co.jp/

スペイン産ベジョータイベリコ豚重(1,100円)2014年8月8日に東京駅グランスタで購入
Spain-san Bellota Iberico Buta Ju

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東京駅のデパ地下で一番人気の弁当「スペイン産ベジョータイベリコ豚重」の別バージョン。下記の通常版のタレ味の掛紙を、緑色から赤黒く変え、味付けを八丁味噌にした。商品名と、にゅるにゅるした豚肉の豚丼であることに、変わりはない。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
eashion グランスタ店 カネ美食品 株式会社 東京都千代田区丸の内1ー9−1 JR東日本東京駅構内地下1階 連絡先の記載なし http://www.kanemi-foods.co.jp/

スペイン産ベジョータイベリコ豚重(1,188円)Spain-san Bellota Iberico Buta Ju
2022年9月15日に東京駅グランスタダイニングで購入 Sep. 15, 2022

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2007(平成19)年10月25日にオープンした東京駅構内の商業施設「グランスタ」のち「グランスタダイニング」の、デパ地下タイプの商店街で、2009年までに発売されたお弁当。駅弁でもデパ地下弁当でも使われるタイプの、黒いトレーを接着した長方形の容器に透明なふたをして、商品名と宣伝文を印刷した緑色の掛紙を巻く。中身は白御飯の上を豚焼肉で覆い、インゲンのごま和えと玉子焼を添えるもの。

にゅるりとした光沢ある豚肉の食感や味付けは個人的に苦手な感じたが、調製から時を経ているようでも温かみが残り、これはうまい弁当だとは思った。2009年には一年間で8.9万個を販売し、以後も年に12万個以上を売るとされる。2019年にはここで10年連続売上第1位の弁当と紹介された。価格は2009年時点で1,000円、2014年時点で1,100円、2022年時点で1,188円。

※2023年1月補訂:写真を更新し解説文を一部手直し
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
eashion グランスタ東京店 カネ美食品 株式会社 東京都千代田区丸の内1ー9−1 JR東日本東京駅構内地下1階 03(5220)2867 http://www.kanemi-foods.co.jp/

【掛紙】スペイン産ベジョータイベリコ豚重(1,000円)2012年2月17日に東京駅グランスタで購入
Spain-san Bellota Iberico Buta Ju

掛紙

2012(平成24)年2月17日に購入した、東京駅弁の掛紙。上記の2022年のものと、まったく変わらなくて驚く。容器も主な内容も同じで、ガリが当時インゲンのごま和えだったくらい。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
eashion グランスタ店 カネ美食品 株式会社 東京都千代田区丸の内1ー9−1 JR東日本東京駅構内地下1階 連絡先の記載なし

【終売】ご利益ぎゅう牛御膳(2,000円)2021年1月3日に東京駅構内の商業施設「グランスタ」の崎陽軒売店で購入
Goriyaku Gyugyu Gozen (end of sales)

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崎陽軒の弁当売店で、2020(令和2)年12月30日から2021(令和3)年1月4日まで3,000個を販売。約150店とされた販売店について、駅構内の店舗はどうも対象外だったようだが、東京駅のエキナカの地下食料品売り場「グランスタダイニング」の店舗には入荷した。

おせち料理とおみくじを併せ持ったような商品。掛紙は陶製醤油入れ「ひょうちゃん」のシルエットでできている。中身は松花堂弁当のように4分割され、白飯と牛肉、野菜の素揚げとローストビーフと柚子こしょうソース、黒豆と栗かのこと切昆布和えとエビチリ、ホタテや有頭海老などの煮物と蒲鉾と玉子焼とシウマイ2個。陶製醤油入れ「ひょうちゃん」は、この弁当の限定品で、「大吉」「中吉」「吉」のいずれかが入った。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 崎陽軒 東京工場 東京都江東区大島1−1−25 0120-882-380

【終売】浅草今半(六当地丼)(2,525円)2018年10月20日に東京駅グランスタダイニングの浅草今半の店舗で購入
Asakusa Imahan(Rokutochidon) (end of sales)

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JR東日本の100%子会社である鉄道会館が2018(平成30)年10月1日〜11月18日に東京駅構内で実施した、「第3回東京駅丼グランプリ」へのエントリー作のひとつ。エキナカの76店が丼ものの弁当やメニューで勝負し、これは一日20個を提供して第6位になったという。東京都心を中心に日本全国のデパートや商業施設に店舗を展開する牛肉弁当屋の商品。

大きな丼に同店共通の掛紙を巻き、容器に6種類ものブランド牛のシールを貼り並べるのは壮観。中身はつまり牛丼で、白飯をすき焼きの具で覆う。東北六県の牛肉は今半クオリティな薄手の牛肉煮を飯の底と上にたっぷり6枚。これが「あおもり和牛」「いわて牛」「仙台牛」「秋田牛」「山形牛」「福島牛」なのだろう。煮玉子や煮豆腐やネギなどの具と紅生姜を加え、2人前以上ありそうな全体の分量を含め、これは食べ応えがありすぎる高級牛丼。しかしキャンペーン期間をもって売り止めた模様。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 今半 グランスタ店 東京都千代田区丸の内1−9−1 03(3211)2629

【終売】御得盛 うな重とひれかつ重(1,480円)2017年6月18日に東京駅構内の商業施設「グランスタ」で購入
Otokumori Unaju to Hirekatsuju (end of sales)

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東京駅構内の商業施設「グランスタ」で買えたお弁当。商品名と宣伝文と中身の写真をシンプルに描き、まるで駅弁のように容器を覆う掛紙に、「東京駅限定」の文字がある。中身はその名のとおり、鰻重とヒレカツ重。白飯にウナギの蒲焼きの刻みと漬物を載せたトレーと、白飯をヒレカツと卵とじで覆ったトレーが、ひとつずつ入る。印象はその名に違い、価格と比べた御得感はとくになし。大都会のどこにでもある笹八なので、地域感も無し。2016〜2017年の販売か。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 笹八 東京都千代田区丸の内1ー9−1 JR東日本東京駅構内地下1階グランスタ内 0120-515-338

【終売】名古屋名物弁当(1,458円)2016年7月15日に東京駅構内の商業施設「グランスタ」で購入
Nagoya Meibutsu Bento (end of sales)

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東京駅構内の商業施設「グランスタ」で買えたお弁当。調製元は名古屋、東京、大阪の各地の商業施設に店舗を展開する惣菜屋ないし食品業者であるため、この弁当も東京駅に限らず各地で売られるものと思われる。中身は白御飯が多め、具が少なめの、鰻丼とカツ丼の組合せ。これを名古屋っぽく表現して、「うなぎまぶしと味噌ヒレカツ」となる。見た目どおりの味がする、デパ地下の惣菜弁当。駅弁屋と違い、ここでは各テナントが店内で弁当を調製している。2016〜2017年の販売か。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 まつおか グランスタまつおか 東京都千代田区丸の内1−9−1 JR東日本東京駅地下一階 連絡先の記載なし

【終売】銀鈴ヒレ弁当(777円)2008年5月5日に東京駅グランスタで購入
Ginsuzu Fillet Bento (end of sales)

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東京駅の地下1階商店街「グランスタ」で買えた惣菜弁当。デパ地下でおなじみの「まい泉」のヒレカツ弁当で、日の丸御飯にヒレカツ1切れと、煮物や煮豆や付合せ。これを駅弁と思う人はいないと思うが、商品名が今はグランスタ内に設置されている東京駅流浪の待合せ目印「銀の鈴」にちなんでいるのではないかと思われ、そうすると東京駅の構内でしか買えないお弁当となり、駅弁と言えなくもない。夜に買ったらタイムサービスで飲み物が1本付いてきた。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
井筒まい泉 株式会社 グランスタ店 東京都千代田区丸の内1−9−1 03(3211)0371

【終売】動輪弁当(900円)2003年6月8日に東京駅の駅弁売店で購入
Dourin Bento (end of sales)

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東京駅構内で駅弁と並んで販売される、とんかつで有名な「まい泉」のお弁当。包装紙をかけたボール紙製弁当容器の中に、鶏そぼろを載せた御飯のトレーと、エビフライ・焼売・鶏唐揚・ソーセージと野菜の煮物などが入ったトレーがひとつずつ入る。味や風味は上々、特にエビフライは常温なのにカリッとした衣や身との一体感が出ており、揚げ物であるトンカツで売る店の実力を感じる。ただ、駅弁の名前はどこから出てきたのであろうか。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
井筒まい泉 株式会社 東京都渋谷区神宮前4−8−5 03(3470)0071