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 旅の友「駅弁」。実際に食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR東日本・JR東海 東京(とうきょう)駅 JR Tokyo Station
2017(平成29)年1月訪問 GoogleMap「東京駅」

駅名標 駅舎 駅構内

東京と日本の中央駅。東海道・山陽・東北・上越・山形・秋田・北陸の各新幹線、東海道・中央・総武・東北の各線、山手線や京浜東北線などの電車が、一日あたり3000本以上行き交い、100万人以上の利用者で終日賑わう。駅弁はJRの子会社が調製するもので100種類以上とも、エキナカの商品を含めて400種類以上とも、デパ地下の弁当を含めて1000種類以上ともいわれる、世界一の駅弁販売駅。1914(大正3)年12月20日開業、東京都千代田区丸の内1丁目。

江戸の黒いなり(830円)Edo no Kuroinari
2022年6月10日に東京駅の弁当店「HANAGATAYA」で購入 Jun. 10, 2022

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2022(令和4)年の春に東京駅などの駅弁売店「HANAGATAYA」で発売か。下記のとおり18年前にも同じ名前と中身の商品が発売されており、久々の再登板となった。黒い掛紙で創業三百余年江戸料理「八百善(やおぜん)」を名乗り、調製は水戸駅弁のしまだフーズとなっている。中身は黒い稲荷寿司が5個。生姜酢漬と白ごまを混ぜた酢飯を、黒糖で炊いたらしい油揚げに詰める。それ以外は何も入れない、袋詰めの甘酢生姜や紅生姜や醤油のようなものも入らない、シンプルすぎる商品。味の癖はなくなり、甘辛の辛はないが甘すぎることもない、食べやすいおいなりさん。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
しまだフーズ 有限会社 茨城県水戸市住吉町20−4 0120-611-787 http://www.kitanoshimada.com/

古市庵(節分恵方巻)(550円)Koichian
2022年2月3日に東京駅八重洲南口付近の売店「HANAGATAYA」で購入

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2022(令和4)年2月3日に東京駅構内で買えた恵方巻。この日に各社が盛大に販売した恵方巻のひとつであるが、東京駅弁とも紹介される弁当を出すブランドの商品が、東京駅弁と紹介される弁当も売る売店で買えたので、駅弁紹介ページに掲載する。現地も現物も駅弁とも東京駅弁とも紹介されず、これを駅弁と思い買う人はいないと思う。

海苔巻き1本を収めた透明なプラ容器に、節分のシールを貼り、ブランドの掛紙を巻く。中身は酢飯、玉子焼、しいたけ、かんぴょう、きゅうり、おぼろを海苔で巻いたもの。奇抜や個性は見あたらない、普通のお惣菜。2000年代以降の恵方巻ブームが過熱のうえ定着し、この日の東京駅のエキナカでも各店舗が盛大に恵方巻を積んでいた。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 梅の花 佐野工場 栃木県佐野市大橋町3200番3 連絡先の記載なし http://www.koichian.com/

古市庵(節分うず潮巻(ハーフ))(696円)Koichian
2022年2月3日に東京駅八重洲南口付近の売店「HANAGATAYA」で購入

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2022(令和4)年2月3日に東京駅構内で買えた恵方巻。この日に各社が盛大に販売した恵方巻のひとつであるが、東京駅弁とも紹介される弁当を出すブランドの商品が、東京駅弁と紹介される弁当も売る売店で買えたので、駅弁紹介ページに掲載する。現地も現物も駅弁とも東京駅弁とも紹介されず、これを駅弁と思い買う人はいないと思う。

海苔巻き1本を収めた透明なプラ容器に、節分のシールを貼り、ブランドの掛紙を巻く。中身は酢飯、玉子焼、辛子明太子、えび、焼あなご、しいたけ、かんぴょう、きゅうり、カニかまぼこ、大根漬、おぼろを海苔で巻いたもの。太く短く具だくさん。これは恵方と呼ばれる方角を向いて直接かぶりつくとされる恵方巻でなく、惣菜の太巻きという感じ。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 梅の花 佐野工場 栃木県佐野市大橋町3200番3 連絡先の記載なし http://www.koichian.com/

深川めし(950円)2018年5月4日に東京駅の駅弁売店「膳まい」で購入
Fukagawameshi

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東京駅で買える深川めしのうち、これを1987(昭和62)年に発売した日本食堂の後身でないところが作るもの。駅弁屋や食堂会社でなく、鉄道弘済会売店「キヨスク」の流れをくむ弁当売店「膳まい」で売られる。調製元は東京から遠く伊豆半島の弁当製造業者。

デパ地下弁当タイプのプラ容器に透明なふたをして、商品名と木橋を描いた桃色の掛紙で巻く。中身は茶飯をアサリ煮と焼アサリ串と錦糸卵で覆い、タケノコとシイタケも載せ、山菜と大根桜漬を添える。味は淡泊で、付合せも滋味がなく、業務用冷凍食品の多用を感じ、在来線のNRE(日本レストランエンタプライズ)や東海道新幹線のJRCP(ジェイアール東海パッセンジャーズ)の東京駅弁より二段くらい落ちる印象。掛紙の絵柄とともに、寂しさのある落ち着き。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
有限会社 食彩フーズ 静岡県伊豆の国市富士見850−1 連絡先の記載なし

人形町志乃多寿司總本店(594円)2017年12月3日に東京駅の駅弁売店「膳まい」で購入
Ningyocho Shinodazushi Sohonten

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東京駅では2017(平成29)年の春に発売か。1877(明治10)年創業といい、今は日本橋のデパートと都区部のスーパーに出店する東京人形町の稲荷寿司屋の折詰。いなりずし4個と細巻き3個を、経木折風の容器に詰め、店の包装紙で包む。昔ながらの見栄えと味で、昔ながらの安価な軽食。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
有限会社 人形町 志乃多寿司 東京都中央区日本橋人形町2丁目10番1 03(5614)9300 http://www.shinodazushi.co.jp/

鶏そぼろ二段弁当(980円)2010年11月28日に東京駅「膳まい」で購入
Tori Soboro Nidan Bento

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2010(平成22)年9月に東京駅と上野駅の「膳まい」で発売。浅く小柄な長方形の容器を二段重ねにして、大名行列のような風景を描いた包装紙で包む。中身は下段が白御飯の上を鶏そぼろと錦糸卵で覆う御飯で、上段がエビフライ、焼鮭、玉子焼、カボチャやタケノコなどの煮物、ポテトサラダ、枝豆などのおかず。下段も上段も妙に甘い感じで、あまり食が進まない。

この弁当はかつての品川駅弁「二つ折そぼろ弁当」、容器の形状やその包み方、下段と上段の内容、価格がそっくりである。品川駅弁の調製元は駅弁から撤退しているが、東京駅や上野駅での販売箇所も同じ「膳まい」であった。両者に何らかの関係があるのだろうか。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
有限会社 エビスフーズ 東京都中央区日本橋浜町3−30−2 03(3249)3340 http://torimeshi.jp/

うなぎ弁当(2,600円)2010年11月28日に東京駅「膳まい」で購入
Unagi Bento

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漆器を模した正方形のボール紙製容器に、調製元のオリジナルかもしれない掛紙を巻く。中身は白御飯の上に薄い色のタレを撒き、国内産ウナギの蒲焼きを2切れ敷き、柴漬けを添えるもの。皮の厚い脂肪が舌で溶ける良い風味。駅弁として食べる場合、別添のタレがボトルではなく袋なので量の調整が利かないうえ、容器が紙製なので漏れが心配になる。

調製元は現在の東京都港区で文政10年(1827年)創業というウナギの問屋及び食堂。価格は購入時で1,680円、2012年時点で1,980円、2014年時点で2,250円、2018年時点で2,600円。商品や鰻屋やデパ地下の弁当として健在だが、2020年以降に駅で現存するかは分からない。

※2020年12月補訂:値上げと現況を追記
※2015年4月補訂:値上げを追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 ての字 東京都港区西新橋3−19−12 連絡先の記載なし

【終売】鬼平犯科帳1(1,080円)2020年8月21日に東京駅の駅弁売店「HANAGATAYA」で購入
Onihei Hankacho 1 (end of sales)

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2020(令和2)年8月13日に東京、品川、上野、大宮駅の売店「HANAGATAYA」「膳まい」で発売。池波正太郎の時代小説シリーズで、四半世紀に渡り何度も毎週放送のテレビドラマ化された人気作品の世界観を、パッケージとメニューで表現したという。まずは「1」と「2」の同時発売。

この「1」は「本所深川弁当」の名前が付き、その掛紙には文庫本の「鬼平犯科帳1」と同じ絵柄が使われる。裏面には「鬼平江戸全図」なる作品の舞台の地図があり、登場人物の相関図を別添する。中身は深川飯とするアサリ飯、江戸っ子の好きな煮穴子丼と記すアナゴ飯、煮物などのおかず。文庫本は全24巻なので、そこまでシリーズ化するのだろうか。2021年3月に「3」と「4」が出たので終売。

※2022年8月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 雅 東京都墨田区緑1−14−16 03(5638)3838

【終売】鬼平犯科帳2(980円)2020年8月21日に東京駅の駅弁売店「HANAGATAYA」で購入
Onihei Hankacho 2 (end of sales)

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2020(令和2)年8月13日に東京、品川、上野、大宮駅の売店「HANAGATAYA」「膳まい」で発売。池波正太郎の時代小説シリーズで、四半世紀に渡り何度も毎週放送のテレビドラマ化された人気作品の世界観を、パッケージとメニューで表現したという。まずは「1」と「2」の同時発売。

この「2」は「くめ八弁当」の名前が付き、その掛紙には文庫本の「鬼平犯科帳2」と同じ絵柄が使われる。裏面には「鬼平江戸全図」なる作品の舞台の地図があり、登場人物の相関図を別添するのは「1」と同じ。中身はカボチャ天を載せた鶏飯と、海老天を載せたアサリ飯と、鶏つくねと鶏照焼の串、煮物などのおかず。密偵小房のくめ八が見張りの前に腹ごしらえだそうな。2021年3月に「3」と「4」が出たので終売。

※2022年8月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 雅 東京都墨田区緑1−14−16 03(5638)3838

【終売】HANAGATAYA限定幕の内弁当(940円)2020年5月9日に東京駅の駅弁売店「HANAGATAYA」で購入
HANAGATAYA Gentei Makunouchi Bento (end of sales)

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2020(令和2)年3月14日に、「一流料理人が作るバリュー弁当」の触れ込みで、「海苔弁当」「焼肉弁当」「ハンバーグ弁当」とこの「幕の内弁当」の4種類が、赤いパッケージと940円で発売されたもの。これは「神田明神下・雅 総料理長一押し」なのだとか。白飯と白ごま、茶飯と青のりの、細長い日の丸御飯に、野菜コロッケ、エビフライ、焼売、肉団子、玉子焼、焼鮭、春雨、柴漬けを添える。ハンバーグ弁当以外の調製元は同じで、中身もだいたい同じの幕の内風弁当。2021年で終売か。

※2022年8月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 雅 東京都墨田区緑1−14−16 03(5638)3838

【終売】HANAGATAYA限定海苔弁当(940円)2020年5月9日に東京駅の駅弁売店「HANAGATAYA」で購入
HANAGATAYA Gentei Makunouchi Bento (end of sales)

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2020(令和2)年3月14日に、「一流料理人が作るバリュー弁当」の触れ込みで、「幕の内弁当」「焼肉弁当」「ハンバーグ弁当」とこの「海苔弁当」の4種類が、赤いパッケージと940円で発売されたもの。これは「寛永2年(1849年)創業の山本海苔店の海苔を使用」なのだとか。海苔で覆って明太子を流した白飯に、野菜コロッケ、エビフライ、スパゲティ、焼売、玉子焼、焼鮭、ごまわかめ、柴漬けを添える。ハンバーグ弁当以外の調製元は同じで、中身もだいたい同じの幕の内風弁当。2021年で終売か。

※2022年8月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 雅 東京都墨田区緑1−14−16 03(5638)3838

【終売】三尾天然あなごあいのせ弁当(1,180円)2019年9月14日に大宮駅の駅弁売店「膳まい」で購入
Anago Senmonten Nihonbashi Tamai (end of sales)

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2019(令和元)年7月に品川駅や東京駅などで発売か。東京都日本橋の穴子専門店のブランドを名乗る弁当のひとつ。二区画の容器に、アナゴ3枚ずつで御飯を覆った煮穴子丼と焼穴子丼が収まる。小柄で極薄のアナゴに、繊細な風味。年内に終売か。

※2020年12月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 バレンタインブルーコーポレーション 東京都中央区新川2−22−7−2F 03(6228)3103

【終売】あなご専門店日本橋玉ゐ(六尾天然あなごにぎり鮨)(1,296円)2019年6月29日に東京駅の駅弁売店「膳まい」で購入
Anago Senmonten Nihonbashi Tamai (end of sales)

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東京都日本橋の穴子専門店のブランドを名乗る弁当のうち、2019(令和元)年6月に買えた商品。食品表示ラベルでの商品名は「六尾天然あなごにぎり鮨」。「あなご専門店 日本橋玉ゐ」の深い紺色の細い紙帯を巻いた惣菜で、中身は濃淡のアナゴの握り風が3個ずつと玉子焼にタレ袋。分量と食べやすさにより一瞬で食べ終わる、柔らかな軽食。2019年までの販売か。

※2020年12月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 バレンタインブルーコーポレーション 東京都中央区新川2−22−7−2F 03(6228)3103

【終売】山手線弁当(980円)2018年11月18日に東京駅の駅弁売店「膳まい」で購入
Yamanotesen Bento (end of sales)

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2018(平成30)年10月の発売か。過去の同社製「カシオペア弁当」と同じ構造の容器の、外箱が山手線E235系電車となっている。中身もカシオペア弁当とまったく同じで、細長いプラ製トレーの下段にいなりずし、太巻きと細巻き、サーモンとボイル海老のてまりずし、上段に鶏唐揚、鶏肉団子、焼鮭、きんぴら、煮物、玉子焼。2019年4月頃までの販売か。

E235系電車は、2015(平成27)年11月30日に山手線でデビューした、JR東日本の新型通勤電車。見た目や中身を17年ぶり(1998(平成10)年製の209系の500番台や950番台)に一新し、そのためかどうか運転開始日にトラブルが重なり約3か月運休し、その約1年後に量産型が登場、2018年時点で50〜52本ある山手線電車を徐々に置き換えつつある。先頭車の四角い顔と、液晶画面だらけの車内が、乗客から見た大きな変更点。

※2020年12月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 古市庵 福岡県久留米市天神町146 連絡先の記載なし

【終売】蒲田ひよこ炭火焼鳥重(1,008円)2016年8月21日に東京駅の観光売店「東京百貨」で購入
Kamata Hiyoko Sumibi Yakitori Ju (end of sales)

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2012(平成24)年までに羽田空港の空弁として発売、2016(平成28)年までに東京駅構内でも売られるようになった鶏飯。東京都蒲田で40年以上続く鶏料理店ないし焼き鳥屋「ひよこ」のレシピで作った弁当だそうな。弁当の中身が見えるボール紙の枠に、そんなことが書いてある。

中身は白御飯の上に、丸っこい鶏肉や鶏肉団子を転がしたもの。小柄と見栄えと見せ方に、空弁のような雰囲気を感じたら、調製元が羽田の空弁屋だった。鶏のタレ色と味付けの薄さや弾力性が、おしゃれで現代的で都会風で、宣伝文句「鶏本来の美味しさ」を存分に感じられた。2016年に終売か。

※2020年12月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
日本エアポートデリカ 株式会社 東京都大田区羽田空港1−8−2 03(5708)7788

【終売】特製唐揚げ弁当(1,080円)2016年8月21日に東京駅の駅弁売店「膳まい」で購入
Tokusei Karaage Bento (end of sales)

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2016(平成28)年8月1日に東京、上野、品川駅の駅弁売店「膳まい」で発売。長方形で平たい、半世紀以上前の駅弁に似た形状の容器を二段に重ね、鶏唐揚の写真を目出度くデザインした掛紙を巻く。駅弁の名前が、日本語、英語、繁体と簡体の中国語で記される。

中身は下段が日の丸御飯、上段が鶏唐揚、きんぴらごぼう、玉子焼、昆布佃煮、柴漬け。掛紙に記載のとおり、鶏唐揚はタレ味の「手羽先風タレからあげ」、塩味の「白からあげ」、普通味の「赤からあげ」の三種が2個ずつ入り、これらは見た目ではっきり識別できる。丸っこい鶏唐揚の、濃いめの味付けとサクサク感が、常温で白飯にとても合う。駅での販売は2016年度限りか。2018年の年末に一時的に復活。

※2020年12月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
有限会社 エビスフーズ 東京都中央区日本橋浜町3−23−11 03(3249)3340

【終売】宮川本廛 うなぎ(価格不明)2016年3月4日に新宿駅の駅弁売店「駅弁屋 頂」で購入
Miyagawa Honten Unagi (end of sales)

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新宿駅の駅弁売店で買えたウナギ弁当。東京駅では「膳まい」で売られていると思う。東京の築地で明治26年に創業したという鰻料理屋のブランドを印刷した紙箱の中に、白御飯とウナギ蒲焼と奈良漬のみが入る、ホカ弁向け容器が出てくる。鰻丼の味も含めて、シンプルな味わい。このブランドはどうも、かなり多岐にのれん分けがされているらしい。駅弁では箱根湯本駅で、あまりうまくないものを買ったことがある。駅では2017年頃までの販売か。

※2020年12月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 新宮川 東京都新宿区北新宿2−2−22 連絡先の記載なし

【終売】日本橋玉ゐ(焼きあなごめし)(900円)2015年12月17日に東京駅の駅弁売店「膳まい」で購入
Nihonbashi Tamai (Yaki Anagomeshi)

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東京日本橋のアナゴ専門店のブランドを名乗るアナゴ弁当。掛紙にはその店名と本店建物のイラストを使う。中身は白御飯の上にアナゴを貼り、葉わさび佃煮とタレで彩り、店名の焼き印が入る玉子焼と、わさび、甘酢生姜、ワサビの袋を添える。メインの焼アナゴは、薄く繊細なのにしっかり固く締まっており、葉わさび佃煮を散らしてタレを少々かけた御飯と含むと、お茶漬けにすると合いそうな、または酒がうまくなりそうな味がした。2019年までに終売か。

※2020年12月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 バレンタインブルーコーポレーション 東京都中央区新川2−22−7−2F 03(6228)3103

【終売】ぐでたま(1,250円)2015年10月23日に東京駅土産売店「東京百貨」で購入
Gudetama (end of sales)

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2015(平成27)年8月までに発売か。JR東日本リテールの東京駅、上野駅、大宮駅、品川駅、蒲田駅の弁当売店「膳まい」と、東京駅構内の土産売店「東京百貨」での販売。これらの売店で取り扱われる新幹線容器の駅弁と同じ構造をした、プラ製の折り畳み式容器には、サンリオのキャラクター「ぐでたま」が、鉄道の制帽や旅先で食べる表現を取り入れて描かれる。

中身はケチャップライスにハンバーグ、鶏唐揚、ポテトフライ、卵とじ、ゆで卵スライス風、ブロッコリー、ポテトサラダ、ミックスベジタブルを載せたもの。これもキャラクター仕様か、見た目の半分をタマゴが占め、そのために食べた感じはガッチリ冷凍食品というものでもなし。2018年までの販売か。

調製元は成田空港の機内食調製業者で、販売元は駅弁大会などの百貨店催事業者。駅弁催事業者の社名を駅売りの弁当で見たのは初めてで、今後にスーパーやデパートの駅弁催事で売ることを視野に入れているのだろうか。

※2019年8月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 インフライトフーズ 千葉県成田市三里塚光ヶ丘1−455 連絡先の記載なし
株式会社 ジャパンフーズシステム 東京都中央区日本橋蛎殻町1−28−5 連絡先の記載なし

【終売】日本橋玉ゐ(金のあなご飯)(1,080円)2014年9月8日に東海道新幹線東京駅の駅弁売店で購入
Nihonbashi Tamai (Kin no Anagomeshi) (end of sales)

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駅では2014(平成26)年6月9日に発売。東京駅の東海道新幹線改札内の駅弁売店で、ジェイアール東海パッセンジャーズ(JRCP)の駅弁とともに売られていた。この東京日本橋のアナゴ専門店のブランドを名乗るアナゴ弁当は、上記のとおり在来線東京駅の駅弁売店「膳まい」でも買える。掛紙はそれらと共通で、食品表示ラベルでの商品名が異なる。

中身は白飯を錦糸卵で覆い、焼アナゴを横一文字に配置するもの。中身がその3種類ですべてという、シンプルなお弁当。インパクトが薄くなるような、淡く上品に風味を感じる。2017年頃までの販売か。

※2020年12月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 バレンタインブルーコーポレーション 東京都中央区新川2−22−7−2F 03(6228)3103

【終売】ウルトラマン弁当(980円)2014年1月19日に京王百貨店の駅弁大会で購入
Ultraman Bento (end of sales)

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2012(平成24)年12月28日に東京駅の売店「東京百貨」でデビューか。ウルトラマンが必殺技であるスペシウム光線を放つ時の姿を描いたパッケージに、その姿をデフォルメしたプラ容器を収める。中身はチキンライスにオムレツ、ハンバーグ、鶏唐揚、スパゲティ、ミックスベジタブルを添える、冷凍食品を多用した感じのお子様ランチ。この容器で千円を切るのは、キャラクター駅弁としては安価。2015年までの販売か。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 サンフレッシュ 神奈川県海老名市社家970 連絡先の記載なし

【終売】がんばれ!東北応援比内地鶏めし弁当(1,000円)2011年5月14日に東京駅「膳まい」で購入
Ganbare! Tohoku Ouen Hinaijidori Meshi Bento (end of sales)

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JR東日本リテールネットの東北応援キャンペーンの一環として、2011(平成23)年4月29日から6月30日に「膳まい」各店で販売。長方形の容器に透明なふたをして、商品名を書いてニワトリを描いた黄緑色の掛紙を巻く。中身は味付け醤油飯の上をとりそぼろのあんかけ、鶏照焼スライス、山菜とひじき、錦糸卵、シイタケとニンジンとタケノコの煮物で覆い、黒豆とタクアンを添えるもの。

掛紙では詳しく書かれていないが、JR東日本リテールネットの公式サイトによると、この弁当の売上金の1%分を義援金として日本赤十字社を通じて寄付したのだそうな。この弁当の調製元は震災の直接の被災地ではない神奈川県であるが、このキャンペーンでは弁当の他に青森、岩手、宮城、福島、茨城の各県の土産菓子や洋菓子や酒類の販売をしたという。東京都その近郊にしかない弁当屋「膳まい」に震災の影響などないだろうが、JR東日本リテールネットとしては東北地方のキオスクやコンビニが打撃を受け、当地では地元の菓子屋や酒屋などとの取引もあるから、このようなキャンペーンの胴元になるべき存在だと思った。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 サンフレッシュ 神奈川県海老名市社家字業平970 連絡先の記載なし

【終売】やわらか穴子弁当(1,000円)2010年11月19日に東京駅「膳まい」で購入
Yawaraka Anago Bento (end of sales)

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デパ地下でおなじみの寿司やアナゴの惣菜屋による、東京駅限定商品。長方形の容器に透明なふたをして、商品名と宣伝文を書いた掛紙を巻く。中身は白御飯の上に青のりを振り、アナゴですっかり覆い、生姜酢漬とタクアンを添えるもの。内容は確かな穴子弁当で、うまいアナゴはとても柔らかい。ただ、空弁屋でも感じているのだが、ここの穴子弁当はいつもタレが容器を汚していると思うし、今回も少々難儀した。2014年頃までの販売か。

※2020年12月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 寿司岩 東京都大田区東糀谷2−3−4 大庄 クックチルセンター内 03(5735)0591

【終売】みち子がお届けする煮穴子のお寿司(1,260円)2010年5月30日に東京駅の駅弁売店で購入
Michiko ga Otodoke suru Nianago no Osushi (end of sales)

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2003年の空弁ブームの火付け役になった「みち子がお届けする若狭の浜焼き鯖寿司」の姉妹品。竹皮の柄を印刷したボール紙のパッケージに、酢飯の上と中に煮穴子を配した棒寿司が1本6切れ、白いプラ製トレーに固く貼り付いて一体で真空パックされる。食べれば東京や姫路の穴子棒寿司駅弁に近い印象だが、価格が同等で分量が半分では、比較すると不満が出る。この商品は2013年頃までの販売で、駅にいつまで来ていたかは分からない。

※2020年12月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 海の恵み 福井県吉田郡永平寺町松岡室23−1−1 0776(61)0500

【終売】梅林のカツ(銀座梅林とんかつ弁当)(1,050円)2010年5月30日に東京駅の駅弁売店で購入
Bairin no Katsu (Ginza Bairin Tonkatsu Bento) (end of sales)

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1927(昭和2)年創業ので銀座最古のとんかつ専門店だという銀座梅林のブランドを持つトンカツ弁当。経木枠の長方形の容器に、東京駅で先に出ていたカツサンドと同じ意匠のボール紙でふたをする。中身は日の丸御飯にトンカツとエビフライと肉団子を並べ、ピーマンフライと葉とうがらしとソースを添えるもの。飾りのないトンカツ弁当。冷めたら味が落ちるタイプのカツや飯ではないかと感じたが、衣の香りと具の品質には実力の片鱗があったと思う。駅での販売は2017年頃までか。

※2020年12月補訂:駅での終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
有限会社 梅林 東京都中央区銀座7−8−1 連絡先の記載なし

【終売】リラックマのお手作りバーガー(1,050円)2009年9月5日に上野駅橋上コンコース「膳まい」で購入
Rilakkuma no Otezukuri Burger (end of sales)

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2008(平成20)年11月までに発売したと思われる、駅弁では初めて見たパーツ組み立て式ハンバーガー。販売箇所は東京駅と上野駅の「膳まい」だろうか。2003年に登場したサンエックス株式会社のキャラクター「リラックマ」を大きく描いた、ボール紙製で大きめな正方形の専用容器を使用、これをやはりこのキャラクターの顔で結んだ太いゴムの帯で留める。

透明なふたが付いた黒いプラ製トレーに収まる中身は、バンズの上下が1組と、ハンバーグ1個、鶏照焼3切れ、鶏唐揚2個、スパゲティとフライドポテト3個、トマトケチャップとマスタード。肉類の分量はけっこうあり、これらを組み合わせてハンバーガーを作ってもよし、すべて挟み込んでスペシャルバーガーをこしらえてもよし、単品で食べてもよし。そんな高カロリーで健康に悪そうな内容がどうであれ、このキャラクターを知らない人はまず買わないであろう、知っている人は買わずにはいられない商品だと思う。ゴムバンドを弁当箱用などに流用してもよし。2009年のうちに終売か。

※2015年10月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 ジェイシーリテーリング 東京都文京区湯島3−2−14−223号 連絡先の記載なし

【終売】江戸つく団子(880円)2007年12月22日に上野駅橋上コンコース弁当売店で購入
Edo Tsuku Dango (end of sales)

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ささくれが目立つ正方形の木枠の容器に、ボール紙のふたをして輪ゴムで留め、箸袋を挟んで江戸っぽい絵柄の赤い掛紙を巻く。中身は茶飯の上に佐賀みつせ鶏のつくねを3個置き、パプリカやししとうや高菜やネギなどを炒めて置き、がんもどきや里芋などの煮物を添えるもの。

つまり変わり種な鶏飯で、一言で表現すると「つくね丼」となる珍しいお弁当。駅弁屋の調製でない弁当を多く置くキヨスク系の売店で売られる弁当ながら、常温で風味が活きる駅弁の味。分量も価格もお手ごろ。2009年頃までの販売か。

※2016年9月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 雅 東京都千代田区外神田2−8−9 03(5638)3838

【終売】杣人飯おにぎり弁当(小)(525円)2007年12月22日に上野駅橋上コンコース弁当売店で購入
Somabitomeshi Onigiri Bento (end of sales)

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数年前は空弁や軽食駅弁で好んで使われた竹皮接着トレーに、掛紙を巻いてセロテープで留め、ひもを縦に巻く。中身は鮭フレークのおにぎりが1個、高菜で目貼りしたおにぎりが1個、玉子焼と鳥唐揚と、きんぴらが少々。

つまり、商品名どおりのおにぎり弁当。分量や価格はそんなものだろうが、この内容なのに御飯がうまくないという致命的な欠点がある気がした。調製元もスーパーの駅弁大会での属地不詳調製所不明さが気になっているところ。駅では「杣人飯」の名で様々な内容と価格の弁当をあちこちで出していた模様。それらの商品群は2016(平成28)年頃までの販売か。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 笹八 奈良県吉野郡上北山村西原 0120-724-288

【終売】丁稚の忠どん 鶏(690円)2006年12月10日に東京駅の駅弁売店で購入
Decchi no Chu Don Tori (end of sales)

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浅草生まれで仙台から岐阜まで営業所を構える弁当食堂業者の商品で、東京駅や上野駅でも売られるお弁当。デパ地下仕様の発泡材枠円形の容器を、鶏の字と宣伝文を書いた紙枠にはめる。中身は白御飯の上に業務用錦糸卵と鶏そぼろを敷いて、ネギ、ししとう、鶏もも肉を載せる、つまり鶏丼。

風味も内容もデパ地下弁当として平均的か。東京駅という駅弁の巨大市場では存在するだろう、コンビニ弁当より高価で駅弁より安価な価格帯というすき間にはまる価値がある。なお、「鶏」以外のバージョンはない模様。駅での販売は2008年頃までか。

※2016年9月補訂:駅での終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 鮒忠 東京都台東区浅草5−10−6 03(3872)2727

【終売】江戸の黒いなり(550円)2004年4月25日に東京駅の駅弁売店で購入
Edo no Kuroinari (end of sales)

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2004(平成16)年3月26日の発売。十代三百年続く都内の割烹屋「八百善(やおぜん)」が監修した、黒砂糖を使ったいなりずし。8センチ×16センチの小さな紙箱に黒糖色のおいなりさんが4個入り550円。味は黒かりんとうをなめたような黒糖の甘さが強く、万人受けするものではないかもしれない。同封のしおりによると、江戸で琉球王国産の貴重な砂糖を使い二月の初牛の稲荷明神開帳日に親戚知人に振る舞ったものだという。東日本キヨスクの弁当売店「膳まい」での取り扱い。数年間の販売か。

※2018年6月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 三喜 東京都台東区台東2−27−3 03(3831)1992

【終売】汽車弁(600円)2003年5月31日に東京駅の駅弁売店で購入
Kishaben (end of sales)

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蒸気機関車「D51498」の復活15周年を記念して、2003(平成15)年4月25日から1万個限定で東日本キヨスクが販売した駅弁。簡便ながら車両の特徴をよく再現した紙箱にミニ惣菜容器をふたつ入れ、ひとつは鮭・タラコ・昆布・ツナの具をまとう小柄なおむすびが4個、ひとつはポテト・ウインナー・鶏唐揚・肉団子・玉子焼という子供向けなおかずが入っている。線路と車両のペーパークラフト付き。価格の割によくできた品物で中身の品質も高く、レギュラー入りできる実力を備えていると思う。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
東日本キヨスク 株式会社 東京都千代田区麹町5−1 03(5275)6713