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 旅の友「駅弁」。実際に食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR西日本 広島(ひろしま)駅 JR-West Hiroshima Station
2020(令和2)年2月訪問 GoogleMap「広島駅」

駅名標 駅舎 駅構内

新大阪駅から新幹線で約1時間半。広島市は広島県の西側で瀬戸内海に面する、人口約120万人の城下町で政令指定都市。中国地方の商工業の中枢であるほか、世界唯二の被爆都市としてもその名が知られる。駅弁は国鉄時代からの駅弁屋が多種の駅弁を販売するほか、駅ビルで山陽・九州新幹線沿線の駅弁も売られるようになった。1894(明治27)年6月10日開業、広島県広島市南区松原町2丁目。

瀬戸内六穀豚ミルフィーユカツサンド(700円)2020年10月3日に広島駅の商業施設の駅弁売り場で購入
Setouchi Rokkokuton Mille-feuille Cutlet Sandwiches

掛紙 掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2007(平成19)年12月に、「すきやき弁当」「カツレツ弁当」に次ぐ幻霜ポーク駅弁第3弾として、「幻霜ポークミルフィーユカツサンド」の名前で発売、2012(平成24)年7月25日に「六穀豚ミルフィーユカツサンド」と名前を変えて再発売。霜降り豚肉の薄切り重ねフライのソース漬けを、マスタード入りマヨネーズを塗った耳なし食パンで挟んだカツサンドを3切れ、袋詰めにして紙箱に収めて、さらにラップで密封する。

六穀豚は静岡県沼津市の食肉加工卸業者が売る国産豚肉で、6種の穀物をメインにしたオリジナル配合飼料を与えて育てたものだそうな。生産県別に冠名を付けるようで、広島県産なら瀬戸内六穀豚となる。

販売駅
山陽本線 広島(ひろしま)駅 1894(明治27)年6月10日開業 広島県広島市南区松原町2丁目
調製元
広島駅弁当 株式会社 広島県広島市東区矢賀5−1−2 082(286)0181 http://www.ekibento.co.jp/

【掛紙】幻霜ポークミルフィーユカツサンド(680円)2008年2月16日にユニーの駅弁大会で購入
Genso Pork Mille-feuille Cutlet Sandwiches

掛紙

2008(平成20)年2月16日に購入した、広島駅弁の紙箱。上記の「瀬戸内六穀豚ミルフィーユカツサンド」は、2007年12月の発売時から2012年7月まで、この名前で売られた。中身や味は同じだと感じる。

販売駅
山陽本線 広島(ひろしま)駅 1894(明治27)年6月10日開業 広島県広島市南区松原町2丁目
調製元
広島駅弁当 株式会社 広島県広島市東区矢賀5−1−2 082(286)0181

【終売】幻霜ポークすきやき弁当(1,050円)2007年10月13日にユニーの駅弁大会で購入
Genso Pork Sukiyaki Bento (end of sales)

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駅弁催事シーズンに向けて2007年の秋に下記「幻霜ポークカツレツ弁当」とともに発売。長方形の容器に透明なふたをして、あおり文句いっぱいの窓開きボール紙枠にはめるという、催事場での見栄えを重視したと思われるパッケージ。

中身は白御飯の上に霜降り豚肉のすき焼きを詰め、温泉玉子をひとつ付け、豚型のタレと紫キャベツの酢の物を添える。豚肉なのにクールに溶ける脂身と柔らかい赤身が心地良い高級豚丼。しかし今のところは、広島と豚肉が結び付かないため、ここのカキ駅弁や他の牛肉駅弁と同じ値段である点に割高感もある。現在は売られていない模様。

幻霜ポークとは、広島県広島市安佐北区の養豚牧場が開発した、パンくずを飼料として飼育した霜降り豚肉で、中国地方のテレビ番組を手始めに2006年頃からメディアに乗って知名度を広めつつあった。しかし2012年までに経営難に陥り、2014年11月までに生産を停止、2015年2月に破産した。広島駅の駅弁が幻霜ポークから六穀豚に変わったのは、そんな事情によるのかもしれない。

※2020年12月補訂:豚の終売を追記
※2013年5月補訂:終売を追記
販売駅
山陽本線 広島(ひろしま)駅 1894(明治27)年6月10日開業 広島県広島市南区松原町2丁目
調製元
広島駅弁当 株式会社 広島県広島市東区矢賀5−1−2 082(286)0181

【終売】幻霜ポークカツレツ弁当(1,050円)2007年10月13日にユニーの駅弁大会で購入
Genso Pork Cutlet Bento (end of sales)

掛紙 掛紙 外観
外観 中身 中身

駅弁催事シーズンに向けて2007年の秋に上記の駅弁「幻霜ポークすきやき弁当」とともに発売。長方形の容器に透明なふたをして、あおり文句いっぱいの窓開きボール紙枠にはめるという、催事場での見栄えを重視したと思われるパッケージ。

中身は白御飯の上に霜降り豚肉の薄切り重ねフライ1個を5切れに切って敷き詰め、ポテトサラダを付け、豚型のタレと紫キャベツの酢の物を添える。豚肉の脂身と揚げ物の油がダブルで効いてくるが、その割には常温でも意外にさっぱりしていると思う。しかし今のところは、広島と豚肉が結び付かないため、ここのカキ駅弁や他の牛肉駅弁と同じ値段である点に割高感もある。

これは現地でも買える駅弁だと思うが、新作駅弁としての情報が出る前にさっそく全国各地のスーパーの駅弁大会を賑わせており、ネット上での収穫報告も催事場でのものばかり。催事場で現地の何十倍も売りさばかれているのではないだろうか。新幹線が頻発する政令指定都市のターミナル駅の駅弁屋でも、そんなことをするのかと思う。

なお、2012年半ば頃から名前が「六穀豚ミルフィーユカツレツ弁当」に変わった模様。2020年までの販売か。

※2021年3月補訂:終売を追記
※2013年5月補訂:改称を追記
販売駅
山陽本線 広島(ひろしま)駅 1894(明治27)年6月10日開業 広島県広島市南区松原町2丁目
調製元
広島駅弁当 株式会社 広島県広島市東区矢賀5−1−2 082(286)0181

カープカレー(ご当地広島幻霜ポーク本格派辛口カレー)(500円)2009年1月18日に京王百貨店の駅弁大会で購入
CARP Curry

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上記駅弁群の関連商品としてのレトルトカレーで、2008年7月1日に発売。プロ野球「広島東洋カープ」のマスコットキャラクターと中身のイメージ写真などを印刷したパッケージに、無地銀色のレトルトパックを詰める。中身は豚肉とルーのみのポークカレー。通信販売対応商品。

内容量は200グラム。豚肉の分量が寂しいが、レトルトカレーで見本写真ほど肉が入っているはずはない。風味はなんとなく価格相応、カープファンならパッケージで買っておきたい応援商品。売れ行きが良かったのか、2009年のペナントレースと広島市民球場の移転新築に合わせて、新たなパッケージデザインで再登場している。「ご当地広島かき本格派辛口カレー」も存在。

販売駅
山陽本線 広島(ひろしま)駅 1894(明治27)年6月10日開業 広島県広島市南区松原町2丁目
調製元
広島駅弁当 株式会社 広島県広島市東区矢賀5−1−2 082(286)0181 http://www.ekibento.co.jp/