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 旅の友「駅弁」。実際に食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR九州 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅2021年3月14日訪問Googleマップ「鹿児島中央駅」
JR-Kyushu Kagoshima-chuo Station

駅名標 駅舎 駅構内

博多から新幹線で一時間半前後。鹿児島市は鹿児島県の中部で鹿児島湾に面する、人口約59万人の城下町で県庁所在地。活発な火山活動が続く桜島がシンボル。駅弁は国鉄時代からの駅弁業者が撤退した後は、キヨスクその他の駅構内売店で、出水駅の駅弁屋や市内の食堂などの弁当が入り乱れている。1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町。

鹿児島の牛すき焼きと黒豚炙り焼豚弁当(1,200円)2021年3月13日に博多駅の九州新幹線10周年記念イベントで購入
Kagoshima no Gyu Sukiyaki to Kurobuta Aburi Yakibuta Bento

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2021(令和3)年2月の発売か。3月のJR九州の駅弁キャンペーン「熊本・鹿児島 九州新幹線駅弁シリーズ2021」にエントリー。おそらく前月に京王と阪神の駅弁大会で実演販売された、下記の駅弁「鹿児島黒毛和牛黒豚競演牛すき焼きと黒豚炙り焼豚弁当」の、漫画作品「新・駅弁ひとり旅」タイアップを外し、掛紙を替えて名前を変えて、値段を300円も下げたものだろう。白飯を焼豚と牛肉煮とごぼうで覆い、花人参といんげんで彩り、さつま揚げとサツマイモを添える内容と、肉の固さはほとんど同じ。

販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−3 0996(62)0617 http://shoeiken.com/

【終売】鹿児島黒毛和牛黒豚競演牛すき焼きと黒豚炙り焼豚弁当(1,500円)2021年1月16日に京王百貨店駅弁大会で購入
Kagoshima Kurogewagyu Kurobuta Kyoen Gyu Sukiyaki to Kurobuta Aburi Bento (end of sales)

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2021(令和3)年1月の京王百貨店駅弁大会と阪神百貨店駅弁大会で実演販売。漫画作品「新・駅弁ひとり旅」とのタイアップ商品であり、掛紙には中身のイラストとともにそのキャラクターが描かれる。中身は白飯を焼豚と牛肉煮とごぼうで覆い、はじかみで彩り、さつま揚げとつぼ漬けを添えるもの。牛も豚もアゴを鍛える噛み応え。2月には早くも、上記の駅弁「鹿児島の牛すき焼きと黒豚炙り焼豚弁当」(1,200円)へリニューアル。

販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−3 0996(62)0617

鹿児島極黒豚かつサンド(780円)2017年2月5日に鶴屋百貨店駅弁大会で購入
Kagoshima Kiwami Kurobuta Cutlet Sandwiches

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2017(平成29)年の発売か。ソース漬けにしたロースカツを塗ったパンに挟んで3切れ、マスタードやマヨネーズを別添し、白いプラ製トレーに詰め、商品名を描いた紙箱に収める。駅弁に限らずごく普通の、今風なカツサンド。2019年時点で博多松栄軒の博多駅弁になっている模様。

※2019年8月補訂:現況を追記
販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−3 0996(62)0617 http://shoeiken.com/

ますみつ黒豚弁当(788円)2016年10月23日に鹿児島中央駅の駅弁売り場で購入
Masumitsu Kurobuta Bento

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2009(平成21)年までに発売か。小柄な正方形の容器に白御飯を敷き詰め、黒豚の味噌焼き、高菜の醤油漬け、鶏唐揚、薩摩揚げ、錦糸卵、紅生姜、ニンジンなどで覆う豚丼。豚肉のおこげの香り食が進み、廉価がうれしく、県内駅弁最大手の松栄軒と違う味があることも大切。

販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
有限会社 ますみつ 鹿児島県鹿児島市稲荷町24−25 099(247)8821

黒豚カツ弁当(1,080円)2013年11月30日に鹿児島中央駅の売店で購入
Kurobuta Cutlet Bento

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2006年かそれ以前の発売。真っ黒な容器を二段重ねにして、商品名と材料を描いたシンプルな掛紙をかける。中身は下段が日の丸御飯とタクアン、上段がとんかつ、キャベツの千切り、エダマメ、ミニトマト、玉子焼、筑前煮、ソースとマスタード。まるで食堂のとんかつ定食がそのまま弁当になった感じ。添付のソースで塩辛くしないほうがジューシーな、常温で活きるお弁当の味。価格は発売当時で800円、購入時で880円、2014年時点で972円、2017年時点で1,080円。

※2019年8月補訂:値上げを追記
販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
有限会社 ますみつ 鹿児島県鹿児島市稲荷町24−25 099(247)8821

鹿児島黒豚角煮弁当(1,080円)2013年12月1日に鹿児島中央駅の改札外商業施設「みやげ横丁」で購入
Kagoshima Kurobuta Kakuni Bento

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百貨店催事に空弁に道弁にネット通販にと活躍する豚角煮弁当が、2011年までに鹿児島中央駅にも進出。白御飯の上を、形がきれいでおいしそうで分厚い豚角煮で覆い、半熟卵と豚味噌を添え、高菜炒めと大根桜漬とマスタードを付ける。豚角煮と煮玉子はコテコテでトロトロで、豚味噌はお湯で溶けばとんこつラーメンの汁になりそうな、御飯を濃厚にいただく駅弁。これは駅弁大会に向きそう。価格は購入時で1,050円、2014年4月の消費税率改定により1,080円。2020年はこれが志布志駅の駅弁として、大手スーパーの駅弁大会で売られたらしい。

※2021年3月補訂:現況を追記
販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
株式会社 萬來 鹿児島県志布志市志布志町安楽4623−5 099(472)3835

【終売】鹿児島黒豚弁当(1,200円)2018年11月16日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Kagoshima Kurobuta Bento (end of sales)

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2018(平成30)年11月30日公開の映画「RAILWAYS」シリーズ第3弾「かぞくいろ」とのタイアップ駅弁として、同年11月に発売。2010年の第1弾は「島根牛弁当 東日本版」、2011年の第2弾も「黒部名水ポーク弁当 東日本版」で、それぞれ駅弁になっている。今回は熊本県と鹿児島県を結ぶ肥薩おれんじ鉄道が舞台となったので、鹿児島の駅弁となった。

路線図と映画の名前「かぞくいろ」を中身写真とともに掛紙に記載。中身はタレ焼き豚丼と塩焼き豚丼を煮玉子とサツマイモと薩摩揚で仕切る、どこかで見たような中身と、いつもの出水駅弁の濃くて硬い味。翌年3月頃まで販売された模様。

販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−5 0996(62)0617

【終売】鹿児島黒豚とんかつと焼肉御膳(1,200円)2018年5月3日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Kagoshima Kurobuta Tonkatsu to Yakiniku Gozen (end of sales)

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2017(平成29)年12月に新大阪駅の駅弁売店「旅弁当駅弁にぎわい」でデビューか。商品名のとおり、トンカツ2個分4切れと、御飯の上に焼肉を少々詰め、タケノコなどの煮物、玉子焼、金時豆、紅生姜などを添える。鹿児島の名で増殖繁殖する黒豚駅弁のひとつで、味もそれらと同じ感じ。掛紙には中身と桜島のイラストが描かれる。しかしどうも鹿児島中央駅など鹿児島県内でなく、新大阪駅と東京駅の巨大駅弁売店でのみ売られる商品である模様。2019年までの販売か。

※2021年3月補訂:終売を追記
販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−3 0996(62)0617

【終売】黒豚三昧(1,080円)2016年10月22日に鹿児島中央駅の駅弁売り場で購入
Kurobuta Zanmai (end of sales)

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2016(平成28)年10月に「黒豚三昧」「牛肉三昧」「鶏肉三昧」がまとめてデビュー、同時にJR九州の駅弁キャンペーン「第12回九州駅弁グランプリ」へまとめてエントリー、さらに東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」でまとめて販売。ボール紙製パッケージのデザインもよく似ている。

黒い正六角形の容器の黒豚三昧は、茶飯を豚味噌そぼろと錦糸卵で覆う丼、茶飯を豚肉の塩たれ焼きと高菜漬けで覆う丼、茶飯を豚肉の醤油たれ焼きと紅生姜で覆う丼のセット。冷蔵販売の影響もあるのか、いずれも固く冷たく味付けの濃い味。2018年までの販売か。

※2021年3月補訂:終売を追記
販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−3 0996(62)0617

【終売】黒豚チャーシュー弁当(972円)2013年11月30日に鹿児島中央駅の売店で購入
Kurobuta Charsiu Bento (end of sales)

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2012(平成24)年の秋までに発売か。炊込飯の上を錦糸卵と黒豚チャーシューで覆い、ガネ、薩摩揚、玉子焼、筑前煮などを添える。駅弁の名前あるいは同種の駅弁と違い、メインになるはずの黒豚チャーシューは中小各1切れのみで、これを載せた御飯の部分も全体の半分程度であり、おかずが充実。名前から想像する重さを、良い意味でまったく感じないお食事。買って食べた普通の旅行者にも好評のようだ。価格は2013年の購入時で800円、2016年時点で864円、2018年時点で972円か。2018年か2019年までの販売か。

※2021年3月補訂:終売を追記
※2017年3月補訂:値上げを追記
販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
有限会社 ますみつ 鹿児島県鹿児島市稲荷町24−25 099(247)8821

【終売】かごしま黒豚ハンバーグ弁当(972円)2013年11月30日に鹿児島中央駅の売店で購入
Kagoshima Kurobuta Hamburg Bento (end of sales)

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2012年かそれ以前の発売。掛紙には、噴煙を上げる桜島と豚のキャラクターと商品名と宣伝文を描く。中身は五目飯とゆかりめし、ハンバーグ、エビフライ、サワラ照焼、玉子焼、鶏照焼、大学芋、ハッシュドポテトなど。黒豚ハンバーグは中身のごく一部であり、頭や体を使った後の昼食に向くようなガッツリ系のお弁当。これもまた、味は軽い。価格は2013年の購入時で945円、2014年4月の消費税率改訂により972円、2018年時点で1,080円。2018年までの販売か。

※2021年3月補訂:終売を追記
※2017年3月補訂:値上げを追記
販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
有限会社 ますみつ 鹿児島県鹿児島市稲荷町24−25 099(247)8821

【終売】さつま黒ぶためし(1,000円)2005年12月31日に鹿児島中央駅の売店で購入
Satsuma Kurobuta Meshi (end of sales)

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2004年の九州新幹線部分開業に合わせて発売か。デパ地下の惣菜のような浅く広い容器に、桜島と商品名のみ書いた簡単な掛紙をかけて、ゴムでしばる。中身は鶏の炊込御飯の上に黒豚バラ肉煮を載せて、有頭海老に薩摩揚にきんぴらや玉子焼や煮物やコールスローなどを添えるもの。鹿児島の食材にこだわったそうな。

分量と御飯部分でパワフルな重さと、食材の種類や見栄えとおかずの部分でしなやかな軽さは、合わせればちょうどよい。容器や外装に感じる駅弁らしくなさは、むしろ新しい鉄道に合わせた新しいスタイルを感じる。ただ、JR子会社が市中の弁当を仕入れて売る形態は、失うものがないとは言えない。この駅弁の製造者の所在地と電話番号では、なぜか別名の自動販売機屋が該当する。この駅弁は2014年時点で現存していないのではないかと思う。

販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
有限会社 サイトウ 鹿児島県鹿児島市東谷山1−19−11 099(210)1855
九州キヨスク 株式会社 鹿児島県鹿児島市西田2丁目20−5 099(255)5161

【終売】とんこつ弁当(900円)2006年1月27日に阪神百貨店駅弁大会で購入
Tonkotsu Bento (end of sales)

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1967(昭和42)年に発売。市販の仕出し弁当向けボール紙製の容器に、武将が焚き火で何かを煮込んでいる絵柄の掛紙をかける。中身は、鶏ガラスープの炊込飯に、とんこつ、きびなご南蛮、黒豆、柴漬け、オレンジなど。とんこつとは、黒豚のあばら肉を焼酎と味噌と黒砂糖で煮込んだ郷土料理。角煮より締まりと密度があり、軟骨のようとか、クリームのようとも表現される。

鹿児島中央駅は、日本最南端の公式な駅弁販売駅。鹿児島県の玄関口で、新幹線やすべての特急列車の始発駅や終着駅である駅は、大衆食堂や大待合室を備えた古き時代の駅舎がJR発足まで持ちこたえたが、九州新幹線を受け入れるために撤去され、大階段が特徴的な赤く新しい駅舎に建て替えられた。

鹿児島市民に「西鹿児島駅」と言っても通じず、「西駅(にしえき)」と言うとわかってもらえた。2004年の駅名改称後の通称は分からないが、新聞では「鹿中央駅」と表現している模様。鹿児島駅は「鹿駅(かえき)」と呼ぶ。

なお、2006年4月までに調製元が駅弁から撤退したとの情報がある。この駅弁は駅で買えなくなった模様。新幹線の開業の頃から、掛紙などの駅弁らしい体裁を廃し、スーパーか仕出しの弁当のような姿になっていたとも聞く。

※2006年5月補訂:写真の掲載と解説文の一部追記
※2006年1月補訂:販売現況を追記
※2005年5月補訂:写真の掲載と解説文の一部改訂
販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
株式会社 わたなべ 鹿児島県鹿児島市中央町1−1 099(257)7188

【掛紙】とんこつ弁当(500円)調製年月日不詳
Tonkotsu Bento

掛紙

昭和50年代、1980年前後の、8月3日7時の調製と思われる、昔の西鹿児島駅弁の掛紙。鍋を火にかけた絵柄は、上記の2006年1月購入のものに似る。

販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
株式会社 わたなべ 鹿児島県鹿児島市城山町1番地 (24)1200