banner  旅の友「駅弁」。
 館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
汽車客車客車客車客車客車客車客車客車客車客車

JR北海道 岩見沢(いわみざわ)駅2004年9月11日訪問Googleマップ
JR-Hokkaido Iwamizawa Station

駅名標 駅舎 駅構内

札幌駅から特急電車で23分、函館本線が室蘭本線を分ける駅。岩見沢市は北海道の石狩平野の東部に位置する、人口約8万人の開拓都市。石狩炭田からの石炭の集積地や交通の要衝として発展、現在は農業や工業の他、札幌のベッドタウンとしての性格を帯びる。駅弁は1990年代に国鉄時代からの駅弁屋が撤退、最近はキヨスクで地元の弁当屋の釜飯が販売されている模様。1884(明治17)年8月15日開業、北海道岩見沢市有明町。

とり釜めし(1,080円)2010年8月8日に南千歳駅待合室内キヨスクで購入
Tori Kamameshi

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2000年代に駅売りが始まったらしい釜飯弁当。内地ではよく見るが北海道では珍しい、ふたまで陶製の釜型容器を使用、商品名を書いた正方形の掛紙をかけて、ひもで十字にしばる。中身は茶飯の上に鶏肉、シイタケ、栗、うずら卵、花かまぼこ、タケノコ、グリーンピースなどを載せるもの。内容も駅弁の釜飯としてありふれているが、こういう駅弁が東北・北海道地方にあったかどうか。鶏肉がレバーというかすり身というか、独特の食感を備える。価格は2010年の購入当時で1,050円、2014年4月の消費税率改定により1,080円。

他に「ホタテ釜めし」「えび釜めし」がある模様。この弁当は岩見沢駅では不定期販売ということで、旅行者にはなかなか入手が難しかった。しかし訪問時には札幌都市圏の駅のキヨスクでたくさんかつ手広く売られる商品となっており、難なく入手できている。キヨスクが札幌圏の主要弁当として力を入れているのだろう。一方で岩見沢との関係はだいぶ薄まってしまった。

※2017年8月補訂:値上げを追記
販売駅
函館本線 岩見沢(いわみざわ)駅 1884(明治17)年8月15日開業 北海道岩見沢市有明町南
調製元
有限会社 花扇 北海道岩見沢市美園5条3丁目1−19 0126(25)9292

【掛紙】とりめし若当里(300円)1984年10月7日調製
Torimeshi Wakadori

掛紙

1984(昭和59)年10月7日6時の調製と思われる、昔の岩見沢駅弁の掛紙。これを読むと「とりめし」が名前で、「若当里」が愛称のようだ。駅弁に愛称が付いたり、それが掛紙に書かれることは、他には思い付かない。

販売駅
函館本線 岩見沢(いわみざわ)駅 1884(明治17)年8月15日開業 北海道岩見沢市有明町南
調製元
有限会社 岩見沢駅構内立売商会 北海道岩見沢市1条西6丁目8 (22)2970

【掛紙】特製幕の内弁当(400円)1980年8月27日調製
Tokusei Makunouchi Bento

掛紙

1980(昭和55)年8月27日の調製と思われる、昔の岩見沢駅弁の掛紙。岩見沢の誇りについてイラストとコメントがちりばめられている。岩見沢は「とりめし」や「いくら弁当」が有名で味には定評があり、遠隔地の駅弁大会にも積極的に出品されていたそうだが、意外にも平成初期に撤退してしまった。

販売駅
函館本線 岩見沢(いわみざわ)駅 1884(明治17)年8月15日開業 北海道岩見沢市有明町南
調製元
有限会社 岩見沢駅構内立売商会 北海道岩見沢市1条西6丁目8番地 (2)2970

【掛紙】御壽司(20銭)1922年頃調製
Osushi

掛紙

1922(大正11)年頃の調製と思われる、昔の岩見沢駅弁の掛紙。同年に上野公園で開催された平和記念東京博覧会で英国の皇太子殿下が来日されたことを記念して、全国各地の駅弁屋が同じデザインの記念掛紙を使用したもの。周囲に日本と英国の国旗を配し、右に駅弁名、左下に調製元、下部に日英の歓迎文、上部の2枠は広告枠。

販売駅
函館本線 岩見沢(いわみざわ)駅 1884(明治17)年8月15日開業 北海道岩見沢市有明町南
調製元
冨久屋 所在地の記載なし 連絡先の記載なし