banner  旅の友「駅弁」。
 館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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日本全国で6100個以上の駅弁を食べた館長が、日本を代表する駅弁10個、ぜひ食べておきたい駅弁10個、うまい駅弁10個を選びました。

日本を代表する駅弁10選2017年選定10 Best Ekiben in Japan

北海道 函館本線 森駅「いかめし
Mori Station "Ikameshi"

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1941(昭和16)年に誕生した、日本を代表する駅弁のひとつ。マイカに餅米とうるち米を1:2の割合で詰め、熱湯で15分、しょうゆとざらめの煮汁でさらに15分煮込んだものを、小さな紙箱にふたつ入れている。たまに3〜4個入っていることもある。

宮城県 東北本線 仙台駅「網焼き牛たん弁当
Sendai Station "Amiyaki Gyutan Bento"

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1990(平成2)年に登場した、仙台駅を代表する駅弁。発熱材入りの丸い容器をボール紙のパッケージで包む。中身は麦飯の上に牛たん焼が5〜6枚載るだけのシンプルなもの。仙台駅のほか、東北新幹線の車内や秋冬シーズンの駅弁催事でも購入できる。

山形県 奥羽本線 米沢駅「牛肉どまん中
Yonezawa Station "Gyuniku Domannaka"

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1993(平成5)年に登場。米沢と日本を代表する、有名で名物の駅弁。1992年に公募で名前が付けられた山形生まれのお米「どまんなか」の白御飯を、米沢の名物である牛肉にちなみ、甘辛な牛肉煮と牛そぼろで覆い、サトイモ、ニンジン、ニシン昆布巻、かまぼこ、玉子焼、大根桜漬を添える。米沢の名物と山形の米を、デザインでも内容でもシンプルに組み合わせた。

群馬県 高崎線 高崎駅「だるま弁当
Takasaki Station "Daruma Bento"

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1960(昭和35)年に登場した、全国有数の有名駅弁。駅弁名はだるまで有名な高崎市内の少林山達磨寺にちなむ。ダルマ型の真っ赤なプラスティック製容器を使用、中身は群馬の山の幸ということで、茶飯の上をコールドチキン、鶏八幡巻、赤と黒のこんにゃく玉、シイタケ、タケノコ、山菜きのこ煮、山ごぼう漬、山くらげで覆い、小ナス漬と栗と花豆煮を添えるもの。

群馬県 信越本線 横川駅「峠の釜めし
Yokokawa Station "Toge no Kamameshi"

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1958(昭和33)年2月の公式登場。前年12月に非公式登場とする文献もある。今さら説明することもない、日本で最も有名な駅弁の一つ。焼き物を容器とした初めての駅弁でもある。益子焼の釜の中に茶飯を詰め、その上に鶏肉・タケノコ・ゴボウささがき・椎茸・栗・アンズ・うずらの卵に紅生姜とグリーンピースを載せる。ふたも陶製で、掛紙をかけて紙ひもでしばり、釜型の別容器で付け合わせを添付して出来上がり。

神奈川県 東海道本線 横浜駅「シウマイ弁当
Yokohama Station "Siumai Bento"

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駅弁の名前は「シウマイ弁当」でもOK。1954(昭和29)年4月1日に登場した、駅弁の枠を超えて横浜を代表する著名なお弁当。時刻表掲載の横浜・新横浜・保土ケ谷駅などの他に市内の多くの私鉄駅や地下鉄駅や百貨店などでも購入でき、会議の昼食としても重宝される。一日で約2.3万個、年間で800万個以上が売れると言われる、おそらく日本一販売個数の多い駅弁。

富山県 北陸新幹線 富山駅「ますのすし
Toyama Station "Masu no Sushi"

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駅弁としては1912(明治45)年に登場した、今や駅弁の範ちゅうを超えて富山の名物となった、非常に有名な駅弁。こうやって富山駅でない場所でも簡単に購入できるが、例えば北海道・函館本線森駅の「いかめし」などの著名な駅弁と異なり、富山駅でもしっかりたくさん販売する。円形の薄い木桶に、笹の葉に包まれたマスの押寿司がぴったり収まる。

兵庫県 山陽本線 西明石駅「ひっぱりだこ飯
Nishi-Akashi Station "Hipparidakomeshi"

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1998(平成10)年4月5日の明石海峡大橋開通を記念して登場した新しい駅弁ながら、すでに全国的な知名度を獲得している名物駅弁。たこつぼ状の茶色い焼き物容器の中に、明石のタコのうま煮やすり身天ぷらを、醤油味の炊き込み御飯やタケノコ・穴子・松茸・人参などと共にぎっしり詰める。

広島県 山陽本線 宮島口駅「あなごめし
Miyajimaguchi Station "Anagomeshi"

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1901(明治34)年に15銭で登場したアナゴ蒲焼き丼。その当時の姿のまま21世紀の現在まで生き残る、駅弁のシーラカンス。多くの駅弁ファンや専門家に、そして多くの雑誌やテレビなどでの駅弁特集で、日本一の駅弁と評価されている。

鹿児島県 肥薩線 嘉例川駅「百年の旅物語かれい川
Kareigawa Station "Hyakunen no Tabimonogatari Kareigawa"

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九州新幹線の開業と臨時特急「はやとの風」登場を記念して、2004年3月13日に一日限りのイベント用弁当として登場。好評のため5月2日から駅前物産館での販売が開始され、6月18日から金土日曜の「はやとの風」車内販売でも一日五個の販売が始まった。

ぜひ食べておきたい駅弁10選2017年選定10 Recommended Ekiben in Japan

北海道 根室本線 厚岸駅「かきめし
Akkeshi Station "Kakimeshi"

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1960(昭和35)年または1963(昭和38)年に登場した、北海道内では森駅「いかめし」に次ぐであろう有名駅弁。経木枠の長方形容器に透明なふたをかけて、厚岸湖カキ島の写真を載せた光沢ある緑色の掛紙をかけて同色のビニールひもでしばる。中身はカキの煮汁で炊いた御飯の上にひじきを散らしてカキ、あさり、つぶ貝、ふきを載せるもの。

岩手県 三陸鉄道 久慈駅「うに弁当
Kuji Station "Uni Bento"

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1986(昭和61)年7月26日に、三陸鉄道北リアス線の車内販売弁当として登場。日本有数の「幻の駅弁」であり、全国最強のウニ駅弁。赤い発泡材の正方形容器をラップで包み、木目調のボール紙でふたをして、三陸鉄道の列車やウニなどを描いた青い厚手の掛紙を巻く。中身はウニの混ぜ御飯の上を大量の蒸しウニで覆い尽くし、レモンとタクアンを添えるもの。

秋田県 奥羽本線 大館駅「鶏めし
Odate Station "Torimeshi"

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1947(昭和22)年に発売。大館と言えば鶏めし、鶏めしと言えば大館。物資がなく全国の駅弁が販売休止に追い込まれていた終戦直後の1945(昭和20)年8月に、米・砂糖・醤油等の支給を受けた駅弁屋さんがこれをまとめて炊いてみたことが「鶏めし」の原型になったという。

東京都 東海道本線 東京駅「チキン弁当
Tokyo Station "Chicken Bento"

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1964(昭和39)年10月に登場した、現在の東京駅や上野駅で最も歴史が長く伝統のある駅弁。バスケット型とされるオレンジ色のボール紙製容器を使用、白いトレー2個に収まる中身は、1個がグリーンピースや玉子そぼろを振り掛けたケチャップ味のチキンライス、1個が濃厚な味の衣が付いた鶏唐揚、ポテトサラダ、スモークチーズ、レモン汁の袋。懐かしい家庭料理の味がする。

福井県 北陸本線 福井駅「越前かにめし
Fukui Station "Echizen Kanimeshi"

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1961(昭和36)年2月発売。福井駅で伝統の駅弁、かつ一番人気の駅弁であり、全国を代表するカニ駅弁のひとつ。カニの色と形をイメージした赤黒いプラ製容器を、駅弁の名前を書いた袋に詰めて封をする。中身はカニみその炊込飯を、ズワイガニやベニズワイガニのほぐし身で覆った、シンプルなカニ飯。カニ味噌で御飯を炊いた、全国初のカニ駅弁だそうな。

滋賀県 東海道本線 米原駅「湖北のおはなし
Maibara Station "Kohoku no Ohanashi"

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1987(昭和62)年11月に「新幹線グルメ」キャンペーンで登場した駅弁。唐草模様の紙製風呂敷で包まれた竹すだれの容器を使用、春は山菜、夏は枝豆(過去にはそら豆)、秋は栗、冬は黒豆(過去には正月三が日に赤飯)となる季節のおこわに、鴨ロースト、鶏肉くわ焼き、小芋とコンニャクの煮物などが入る。

大阪府 東海道新幹線 新大阪駅「八角弁当
Osaka Station "Hachikaku Bento"

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2011(平成23)年2月15日にまずは配送専用商品として復活した、かつての大阪駅や新大阪駅の名物駅弁で、大阪を代表する弁当のひとつ。ほどなくデパ地下や催事での販売も始まり、3月15日には新幹線新大阪駅での取り扱いも始まった。容器や中身や価格は下記の終売前と変わらないが、ボール紙のふたから駅弁マークが消え、水了軒というブランドネームを明記したデザインに差し替えられている。

岡山県 山陽本線 岡山駅「桃太郎の祭ずし
Okayama Station "Momotaro no Matsurizushi"

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1963(昭和38)年に「祭りずし」として登場。岡山駅弁といえば祭ずし。ピンク色をした桃型のプラスティック容器を使用、備前米の寿司飯の上に錦糸卵を敷き詰め、ママカリ・椎茸・えび・アナゴ・タケノコなどを散らしている、名前どおりの華やかな駅弁。量は見た目ほど多くない。

広島県 山陽本線 広島駅「しゃもじかきめし
Hiroshima Station "Shamoji Kakimeshi"

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1968(昭和43)年の登場か。この駅弁のためだけに作られている、しゃもじ型の赤いプラスティック製容器を使用、これを中身の写真や商品名を大きく書いて、宮島の大鳥居のシルエットを描いたボール紙の箱に詰める。中身はカキ飯だし汁で炊いた御飯の上を錦糸卵、紅生姜、青のりで覆ったうえで煮カキを4個置き、カキフライ2個、カキの味噌和え、じゃこ煮、広島菜漬を添えるもの。10月頃から3月頃までの冬季限定発売。

福岡県 鹿児島本線 折尾駅「かしわめし
Orio Station "Kashiwameshi"

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1921(大正10)年の登場。日本一の鶏飯駅弁とも評価される、折尾駅のかしわめし。昔ながらの経木の容器に、変わらぬデザインの掛紙をかけた中身は、鶏肉の炊き込み御飯の上に、刻み海苔と錦糸卵とフレーク状のかしわ(鶏)を載せた、九州北部を中心に山口県から鹿児島県まで駅弁で分布するかしわめし。秘伝の材料と製法で炊かれた御飯は口の中で甘く溶け、絶品と唸らせる味。

うまい駅弁10選2017年選定10 Delicious Ekiben in Japan

北海道 函館本線 函館駅「鰊みがき弁当
Hakodate Station "Nishin Migaki Bento"

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1966(昭和41)年に登場した、函館駅定番の駅弁。長方形の経木枠容器に木目柄のボール紙でふたをして、ニシンの漢字を大きく描いた掛紙をかけて、ひもで十字にしばる。中身は白御飯の上をニシン甘露煮と味付けカズノコで覆い、茎わかめと大根味噌漬を添えるもの。

青森県 奥羽本線 弘前駅「ばっちゃ御膳
Hirosaki Station "Baccha Gozen"

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2009(平成21)年2月に地元の「津軽料理遺産プロジェクト」で開発され、ゴールデンウィーク期間中の試験販売を経て内容を見直しのうえ、弘前駅の新駅舎開業5周年記念行事に合わせて同年12月12日から弘前駅2階自由通路での販売が開始された駅弁。

福島県 東北本線 郡山駅「海苔のりべん
Koriyama Station "Nori Nori Ben"

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2010(平成22)年の登場か。2008(平成20)年10月の東京駅駅弁大会で売られたメガ駅弁「ビッグのり弁」の通常版か。2015(平成27)年8月の「マツコの知らない世界」や、2016(平成28)年9月の「この差って何ですか?」など、いくつかのテレビ番組や特集コーナーで駅弁マニアの1位その他高い評価を得て、今では最も有名な郡山駅弁。

新潟県 信越本線 新潟駅「えび千両ちらし
Niigata Station "Ebi Senryo Chirashi"

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JR東日本のシニア向け商品「大人の休日」の駅弁として、2002(平成14)年3月に管内各地で15種類が発売されたもののうちひとつ。新潟県産米の酢飯におぼろ昆布を敷き、甘くて厚めの玉子焼を貼り付け、えびそぼろを撒いたもの。具は実は飯と玉子焼の間に挟まれており、ウナギ蒲焼き、イカ一夜干し、コハダ酢締め、蒸しエビをていねいに並べる。

山梨県 中央本線 小淵沢駅「元気甲斐
Kobuchizawa Station "Genkikai"

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テレビ番組の企画から誕生した駅弁の元祖。1985(昭和60)年10月27日正午の販売開始時には、駅に祝砲の花火が上がり、三千人のファンが列を作ったという。テレビ朝日の料理番組「愛川欽也の探検レストラン」で、番組司会の愛川欽也氏、映画監督の伊丹十三氏、料理評論家の山本益博氏、デザイナーの島崎信氏、駅弁に詳しい林順信氏の5名で企画を練り、ネーミングをコピーライターの岩永嘉弘氏が、掛紙の絵柄をイラストレーターの安西水丸氏が担当した。

静岡県 伊豆箱根鉄道 修善寺駅「武士のあじ寿司
Shuzenji Station "Takeshi no Ajizushi"

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1999(平成11)年の登場。黒く小さく底が深い専用のボール紙製容器に、駅弁の名前や宣伝文句を記した小さな掛紙を巻く。中身は、限りなく白御飯に近い感じの酢が薄い酢飯の上に、限りなく刺身に近い感じの酢が薄い鯵の酢締めをたっぷり折り重ねて、松崎特産の桜葉塩漬けにレモンスライスを添えるもの。胡麻や生姜や青ジソや醤油やワサビの風味も一切れ毎に楽しむことができる、噂どおりの絶品。

愛知県 東海道本線 豊橋駅「稲荷寿し
Toyohashi Station "Inarizushi"

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日本一美味いと評価されることの多い、豊橋駅の稲荷寿司駅弁。木目を印刷した発泡材容器と青いビニール紐を使用するものの、掛紙はとても古風なデザインで伝統をアピール。中身は見た目は何の変哲もないいなりずしが7個入るだけ。口の中に放り込めばきっと違いが分かるはず。約20分間熱湯で油抜きをした油揚げを、醤油と砂糖のタレで約40分間煮て、酢飯を詰めて作られる。

鳥取県 山陰本線 鳥取駅「元祖かに寿し
Tottori Station "Ganso Kanizushi"

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1952(昭和27)年11月に登場したカニ寿司駅弁の元祖。1958(昭和33)年に保存技術の開発で一年中カニ駅弁を提供するようになったのも鳥取が元祖である。カニを描いたボール紙のケースに、またカニを描いた掛蓋をかける八角形の容器が入り、その中で、因幡米の酢飯を覆い隠すようにカニのほぐし身とカニ足が錦糸卵と共に敷き詰められている。

愛媛県 予讃線 今治駅「瀬戸の押寿司
Imabari Station "Seto no Oshizushi"

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今治駅弁のフラッグシップ。1986(昭和61)年の登場か。押寿司の雰囲気がある、木枠がしっかりした長方形の容器を、ボール紙のパッケージに詰める。中身は容器に笹の葉を1枚敷き、酢飯を詰め、大葉を1枚貼り、タイの身を一面に敷き詰めるもの。全国の押し寿司駅弁で最も見た目が美しい駅弁ではないだろうか。

佐賀県 佐世保線 武雄温泉駅「佐賀牛すき焼き弁当
Takeo-Onsen Station "Sagagyu Sukiyaki Bento"

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2011(平成23)年4月に武雄温泉駅の駅弁として登場。商品名や宣伝文を細かく描いたクリーム色の掛紙で、黒いトレーを接着したふたが透明な長方形の発泡材枠容器を包む。中身は白御飯を佐賀牛のすき焼きで覆い、レンコンきんぴらを添えるもの。