banner  旅の友「駅弁」。
 館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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越前かにめし(1,180円)2017年5月26日にもとまちユニオン元町店駅弁大会で購入
Echizen Kanimeshi

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1961(昭和36)年2月発売。福井駅で伝統の駅弁、かつ一番人気の駅弁であり、全国を代表するカニ駅弁のひとつ。カニの色と形をイメージした赤黒いプラ製容器を、駅弁の名前を書いた袋に詰めて封をする。中身はカニみその炊込飯を、ズワイガニやベニズワイガニのほぐし身で覆った、シンプルなカニ飯。カニ味噌で御飯を炊いた、全国初のカニ駅弁だそうな。駅弁として普通にそのまま食べる以外に、電子レンジの使用や、チャーハンや雑炊にする食べ方を、袋で推奨している点では変わり者。

販売駅
北陸本線 福井(ふくい)駅 1896(明治29)年7月15日開業 福井県福井市中央1丁目
調製元
株式会社 番匠本店 福井県福井市高木町83−18 0776(57)0849 http://www.banjyo.jp/

【終売】越前かにめし(1,100円)2013年1月14日に京王百貨店駅弁大会で購入
Echizen Kanimeshi (end of sales)

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福井駅弁の越前かにめしの、2013(平成25)年時点での姿。2012(平成24)年8月にリニューアルしたという中身は、 セイコガニ(メスのズワイガニ)の身や内臓で炊いた御飯の上に、カニの脚や肩肉を大粒にほぐして覆い、グリーンピースで彩ったもの。

外観の見た目は従前とほぼ同じだが、中身は飯もカニも白い別物になったうえ、この駅弁の特徴であったチャーハンや雑炊の推奨文が消えた。飯にカニ味噌が濃く、細かいほぐし身がしっかり醤油味だった伝統の味が消えて残念だとは思う。しかし、飯を覆うカニを粉からブロックに変えたことでカニ身の香りが出現するなど、全体的に爽やかでジューシーになり、21世紀に売れる駅弁として正しい進化を遂げたとも感じた。上記のとおり、いつの間にか元へ戻った。

※2017年7月補訂:新版の収蔵で解説文を手直し
販売駅
北陸本線 福井(ふくい)駅 1896(明治29)年7月15日開業 福井県福井市中央1丁目
調製元
株式会社 番匠本店 福井県福井市高木町83−18 0776(57)0849 http://www.banjyo.jp/

【終売】越前かにめし(1,000円)2006年3月25日にフーデックスプレス山下公園店駅弁大会で購入
Echizen Kanimeshi (end of sales)

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福井駅弁の越前かにめしの、2013(平成25)年時点での姿。カニの出汁や味噌や内臓で炊いた御飯の上に、カニのほぐし身や脚の身を敷き詰めて、それ以外には何もないカニ丼。当時は、というより上記のリニューアル前までは長らく、飯は味噌で染まり、身は醤油で染まり、今より濃い味がしていた。チャーハンや雑炊にも適していた。この頃の味が懐かしい。

※2017年7月補訂:新版の収蔵で解説文を改訂
※2014年6月補訂:リニューアルを追記
※2011年8月補訂:登場年月日を追記
※2008年7月補訂:調理法を追記
※2006年10月補訂:調製元の移転を反映
※2006年6月補訂:写真の更新と解説文の全面改訂
販売駅
北陸本線 福井(ふくい)駅 1896(明治29)年7月15日開業 福井県福井市中央1丁目
調製元
株式会社 番匠本店 福井県福井市高木町83−18 0776(57)0849 http://www.banjyo.jp/

【掛紙】越前かにめし(1,000円)2001年12月2日に天王町サティ駅弁大会で購入
Echizen Kanimeshi

掛紙

2001年12月2日に購入した、福井駅弁の紙袋。5年後と変わるところはない。

販売駅
北陸本線 福井(ふくい)駅 1896(明治29)年7月15日開業 福井県福井市中央1丁目
調製元
株式会社 番匠本店 福井県福井市高木町83−18 0776(57)0849

金の越前かに寿し(1,380円)2017年1月8日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Kin no Echizen Kanizushi

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2016(平成28)年の春または夏の発売か。越前かにめしの赤いカニ型プラ容器を、2007年の駅弁催事で使われた黄色ないし金色のものに変え、商品名とカニ爪を描いたボール紙の帯にはめる。中身は白い酢飯を錦糸卵、カニほぐし身、カニ身ぶつ切り、カニ脚2本で覆い、カニ味噌を添えるもの。「めし」でなく「寿し」。見栄えは豪勢だけれども、カニ味噌の混じらない酢飯は酸っぱいし、香らないし、「越前かにめし」より味がだいぶ落ちる感じ。

販売駅
北陸本線 福井(ふくい)駅 1896(明治29)年7月15日開業 福井県福井市中央1丁目
調製元
株式会社 番匠本店 福井県福井市高木町83−18 0776(57)0849 http://www.banjyo.jp/

特撰かにめし(1,450円)2013年11月3日に東京駅駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Tokusen Kanimeshi

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2013(平成25)年1月までに発売か。福井駅の名物駅弁「越前かにめし」の赤いプラスティック製容器を、同じ色のボール紙の箱に詰める。中身は御飯の上にズワイガニの棒肉と、かにみそをかけたブロック、蒸しウニ、ホタテを置くもの。カニ駅弁としては、かなり豪華な部類だと感じる。ただ、調製元の公式サイトやそのネット通販に掲載がなく、東京駅駅弁売店「駅弁屋 祭」と阪神百貨店駅弁大会でしか売られた形跡がないことが気にかかる。福井駅に存在するのかどうか。価格は購入当時で1,380円、2015年時点で1,450円。

※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
北陸本線 福井(ふくい)駅 1896(明治29)年7月15日開業 福井県福井市中央1丁目
調製元
株式会社 番匠本店 福井県福井市高木町83−18 0776(57)0849 http://www.banjyo.jp/
2004年度JR西日本「駅弁の達人」

越前ちゅんちゅんかにめし(1,550円)2004年12月30日に福井駅コンコース駅弁売店で予約購入
Echizen Chunchun Kanimeshi

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2004(平成16)年11月1日から2005(平成17)年3月31日まで発売の期間限定駅弁として登場、好評で毎年11〜3月の季節限定駅弁に昇格。円形の加熱機能付き容器を、炎とカニで暖かな色のボール紙パッケージに入れる。中身はおそらくカニのだし汁やかにみそで炊いた茶飯の上に、ズワイガニのオスの棒肉とメスの甲羅の中身だというカニ身が分厚く載り、添付のカップにはかにみそが入る。

「ちゅんちゅん」とは、福井弁で「アツアツ」の意味だという。熱量による制限がある加熱式駅弁なので分量は少なめだが、その中に占めるカニの割合は大きく、カニ丼をもりもり食べた気分をこれほど出す駅弁は他にないと思う。2004年5月の「駅弁の達人」駅弁ブックでは1,600円と紹介されたが、現地で買ったら1,500円だった。2015年時点での価格は1,550円。2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。

※2015年9月補訂:値上げを追記
※2007年4月補訂:季節限定駅弁化を追記
※2006年10月補訂:調製元の移転を反映
※2005年3月補訂:写真の掲載と解説文の全面改訂
販売駅
北陸本線 福井(ふくい)駅 1896(明治29)年7月15日開業 福井県福井市中央1丁目
調製元
株式会社 番匠本店 福井県福井市高木町83−18 0776(57)0849 http://www.banjyo.jp/
催事駅弁

【終売】越前かにめし(40周年記念限定品)(1,100円)2007年1月20日に京王百貨店駅弁大会で購入
Echizen Kanimeshi (end of sales)

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「越前かにめし」登場40周年を記念して、2007(平成19)年1月の阪神百貨店駅弁大会で販売された特別容器版。いつもの袋の中で、いつもの形のプラ容器が金色に輝き、いつもの中身を、特にカニ御飯の色を引き立てる。しかし催事場での人気は「越前ちゅんちゅんかにめし」が断然に上で、演出の認知度がいまいちだったかも。現地や他の駅弁大会で販売があったかは、分からない。

販売駅
北陸本線 福井(ふくい)駅 1896(明治29)年7月15日開業 福井県福井市中央1丁目
調製元
株式会社 番匠本店 福井県福井市高木町83−18 0776(57)0849 http://www.banjyo.jp/

【終売】越前かにめし<陶製容器入>(1,200円)2007年1月20日に京王百貨店駅弁大会で購入
Echizen Kanimeshi (end of sales)

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「越前かにめし」登場40周年を記念して、2007(平成19)年1月の京王百貨店駅弁大会で500個×13日=6,500個、同時期の福井駅で3,500個が限定販売された陶製容器版。いつものプラ容器と同じ色の釜飯型陶器は、陶製のふたでもカニ型を再現。中身は通常版と同じはずだが、それを上回る風味とカニの分量を感じた。しかし催事場での人気は「越前ちゅんちゅんかにめし」が上で、演出がちょっとマニアックだったかも。

販売駅
北陸本線 福井(ふくい)駅 1896(明治29)年7月15日開業 福井県福井市中央1丁目
調製元
株式会社 番匠本店 福井県福井市高木町83−18 0776(57)0849 http://www.banjyo.jp/
2004年度JR西日本「駅弁の達人」

【終売】香ばしい焼かにめし(1,250円)2004年12月30日に福井駅コンコース駅弁売店で予約購入
Kobashi Yakikanimeshi (end of sales)

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2000(平成12)年1月1日の登場。有名な「越前かにめし」と同じ形で色が少々異なるプラスティック製容器と紙袋の包装を使用、中身はカニ味噌で炊いた御飯の上にカニ身が載っている点までは共通だが、そのカニ身が焼いたカニ足と大粒のカニフレークに変わる。

その香りは抜群だが、最近のものはやや醤油辛いような気がする。電子レンジで容器のまま暖めて食べればもっと美味いという。冬季限定の駅弁だと思っていたらそうではなく、しかし「浜焼き」の接尾語が付いた冬バージョンがあるそうで、これが2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。上の写真がそうだが、通常版との違いは分からない。2014年頃までの販売か。

※2017年4月補訂:終売を追記
※2011年8月補訂:登場月日を追記
※2006年10月補訂:調製元の移転を反映
※2005年3月補訂:写真の更新と解説文の手直し
※2004年5月補訂:駅弁の達人情報を追記
販売駅
北陸本線 福井(ふくい)駅 1896(明治29)年7月15日開業 福井県福井市中央1丁目
調製元
株式会社 番匠本店 福井県福井市高木町83−18 0776(57)0849 http://www.banjyo.jp/

【終売】かにめし(690円)2006年1月24日に横浜市内のファミリーマートで購入
Kanimeshi (end of sales)

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コンビニ大手のファミリーマートが2006年1月24日から2月6日まで全国のチェーン店で販売した、福井駅弁の番匠が監修したカニ弁当。赤いプラ製トレーを貼った小さな楕円形発泡材容器に茶飯を詰め、マヨネーズが似合いそうなニュルっとした風味のカニ肉を少々載せて、透明なふたをしてラップで包みボール紙の枠にはめる。調製は地域ごとのコンビニ取引先が手掛けた模様。

現地の駅弁の味を知る側から見ると不満を感じるが、内容も風味もいつものコンビニ弁当にないタイプの商品なので、様々な宣伝効果は出せたと思う。この商品の寿命はわずか14日間。年に何度かテレビで特集番組を見ると思うが、コンビニエンスストアは自社の発展と生き残りのために、定番品をまるで罪悪視するような非常に短いサイクルで次々に新商品を投入し、仁義なき戦いを続けているように見える。