banner 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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四国の駅弁愛媛県 > 今治駅 > その他の駅弁 (6種類・1枚収蔵)

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JR四国 今治(いまばり)駅 2009年5月24日訪問  Googleマップ

駅名標 駅舎 駅構内

 岡山駅から特急「しおかぜ」で2時間強。今治市は愛媛県の北東部で瀬戸内海に面する人口約17万人の城下町で、第二次大戦後は新産業都市に指定されタオルや造船などの工業で発展した。駅弁は国鉄時代からの駅弁屋が改札脇の専用売店で駅弁を売り、タイを使った駅弁が人気を集めている。1924(大正13)年2月11日開業、愛媛県今治市北宝来町一丁目。

【掛紙】御弁当(?円) 1977年頃調製

掛紙

 入手状況から1977(昭和52)年の調製と思われる、昔の今治駅弁の掛紙。ご覧の通りとにかく何の情報もない紙なので、普通の人が見ても駅弁掛紙であるとは思わないかもしれない。
ばくだん(エビマヨネーズ)(231円) 2009年5月24日に今治駅高架下コンビニキヨスクで購入

掛紙 外観
外観 中身 中身

 駅弁売店ではなくコンビニで売られる、駅弁屋が調製したおにぎり。直径約10センチの直巻きおにぎりを1個、ラップでぐるぐる巻きにして、中身の名前と調製シールを貼り付ける。味は普通のコンビニおにぎりだが、名前と見栄えで印象に残る。人吉駅のあれよりは、インパクトがひとまわり小さいのだが。

【予讃線今治(いまばり)駅】1924(大正13)年2月11日開業 愛媛県今治市北宝来町一丁目
【株式会社二葉】愛媛県今治市北宝来町1−1−10 TEL:0898(22)1859
 http://futabab.jp/
瀬戸内幕の内弁当(840円) 2009年5月24日に今治駅改札脇駅弁売店で購入

掛紙 外観 外観
中身 中身 中身

 駅弁名と掛紙の絵柄に見覚えがなかったため購入したら、中身は下記「お弁当」とほとんど同じ。価格も同一なので、5年の間に掛紙の差し替えを行ったのだろう。今回のデザインは尾道・今治ルートの鳥瞰図風イラスト。古風でも今風でもないものの、拙い前作よりはるかに雰囲気がある。しかし、吊橋を3つ繋げた世界初の構造なのに、主塔が3×2=6基ではなく5基しか描かれていない来島海峡大橋の欠点は、残念ながら引き継がれてしまった。価格は購入当時で780円、2015年時点で840円。

※2015年8月補訂:値上げを追記

【予讃線今治(いまばり)駅】1924(大正13)年2月11日開業 愛媛県今治市北宝来町一丁目
【株式会社二葉】愛媛県今治市北宝来町1−1−10 TEL:0898(22)1859
 http://futabab.jp/
【終売】お弁当(780円) 2007年1月14日に今治駅コンコース駅弁売店で購入

掛紙 外観
外観 中身 中身

 見た目で4種類はあった今治駅の幕の内弁当のうち、最も安いもの。昔ながらの駅弁を思わせる形状の経木枠容器に木目調の紙ぶたをかけ、割りばしを置いて来島海峡大橋を描く掛紙で包み、ビニールひもで十字にしばる。中身は日の丸俵飯にエビフライ、玉子焼、蒲鉾、蒲鉾、焼魚、ウインナー、ミートボール、板昆布、煮豆、りんごなど。

 写真で見れば価格の割に頑張っている印象も受けるが、実物では薄い御飯、フライの細いエビ、白いトレー、その他おかずと掛紙の選定や見栄えや風味がもう一息。これでは年月が経っても古風にならず、全体的なアップデートが必要だと思う。この日は直前に川之江駅で安くて充実の幕の内駅弁を食べた後で、運悪くマイナスの印象が増幅された。

【予讃線今治(いまばり)駅】1924(大正13)年2月11日開業 愛媛県今治市北宝来町一丁目
【株式会社二葉】愛媛県今治市北宝来町1−1−10 TEL:0898(22)1859
 http://futabab.jp/
あなごめし(1,000円) 2009年5月24日に今治駅改札脇駅弁売店で購入

掛紙 外観 外観
中身 中身 中身

 発泡材製の小柄で薄めな惣菜容器に透明なふたをして、商品名と調製元のみを書いた紙帯を締め、割りばしごとラップで包んでから調製シールを貼る。中身は買う前から見えているとおりの穴子飯。タレで染まる御飯の上に、アナゴ蒲焼きのきれいな刻みが並び、錦糸卵やインゲンなどを添えるもの。

 絶対的な分量が少ない割に価格は一人前で、駅弁としては外観もマイナス。しかしふんわり系の焼き穴子がぎっしり詰まっており、その分量は十分で飯との相性も良く、食べて良かった地元の弁当。瀬戸内海沿岸の穴子飯駅弁に、やはりハズレはないと思った。価格は購入当時で950円、2015年時点で1,000円。

※2015年8月補訂:値上げを追記

【予讃線今治(いまばり)駅】1924(大正13)年2月11日開業 愛媛県今治市北宝来町一丁目
【株式会社二葉】愛媛県今治市北宝来町1−1−10 TEL:0898(22)1859
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瀬戸内しまなみ海道ちらしずし(1,100円) 2004年1月11日に京王百貨店駅弁大会で購入

掛紙 外観 外観 中身

 2004年1月頃の登場か。ヒョウタン型の発泡材容器を使用、3本の赤い輪ゴムで縛り割箸を置いて、瀬戸大橋尾道・今治ルート「しまなみ海道」と駅弁の中身の写真を印刷したシールと、食品表示のシールで貼り付ける。中身は穴子やタコや海老などの小片が載るちらしずしと、海老天や巻昆布や蒲鉾、デザートにミカンゼリー。味は悪くないのだが、御飯もおかずも見た目がかなり寂しく、ユニークな容器が生み出す大きな期待に応えられていない感じ。価格は購入当時で950円、2015年時点で1,100円。

 1999年5月1日全通のしまなみ海道は瀬戸大橋3ルートのひとつで、長大橋2本で事足りた神戸・鳴門ルートや、連続する長大橋と高架橋で一気に横断する1988年全通の児島・坂出ルートと異なり、瀬戸内海に浮かぶ島々を10本の橋でくねくねとつなぐ道路。島内道路の整備を待たず橋梁の完成をもって全通としたため数か月間は大渋滞が発生、定時性を失った高速バス路線は多くが廃止されマイカー客からそっぽを向かれる最悪のスタートとなった。景観の多様さと3ルートで唯一自転車や徒歩で利用可能という売りで、どこまで挽回できるか。

※2015年8月補訂:値上げを追記

【予讃線今治(いまばり)駅】1924(大正13)年2月11日開業 愛媛県今治市北宝来町一丁目
【株式会社二葉】愛媛県今治市北宝来町1−1−10 TEL:0898(22)1859
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特製お好み弁当(1,020円) 2007年1月14日に今治駅コンコース駅弁売店で購入

掛紙 外観
外観 中身 中身

 見た目で4種類はあった今治駅の幕の内弁当のうち、2番目に安いもの。今治の名所をあまりうまくないイラストで描く専用のボール紙箱に、白いトレーと割箸とお手ふきを入れる。中身は日の丸御飯、エビフライと鶏唐揚とトンカツとウインナー、焼サバと玉子焼と蒲鉾とカニカマとミートボール、がんもどきとタケノコと椎茸の煮物、板昆布にリンゴなど。

 おかずの見栄えが課題。その内容は盛り沢山だと言えなくもないが、ミートボールや極小のエビフライが品格を落としている。しかしここには、この規模の駅では稀な4種類もの幕の内駅弁が販売されており、こういう見栄えと内容が実は、地元に深く根ざし愛されているのかもしれない。なお、同じ容器を使った1,050円版(2015年時点で1,100円)もあり、こちらは「さくら」、そちらは「さざんか」の副称を付けて区別している。価格は購入当時で980円、2015年時点で1,020円。

 駅弁旅行の楽しみのひとつは、駅弁の街の町歩き。しかしここは市街も駅舎も、地図や案内標識の不備や欠点がはなはだしく、ハードウェアで散策者を近付けない不親切な街に感じた。遠くから書物やネットを眺めると、今治は観光にも力を入れているように見えるのだが、その主役であるしまなみ海道は鉄道やローカルバスとほぼ無縁であり、歩行者や鉄道客ではなく自動車を向いた観光開発をしているのだろう。

【予讃線今治(いまばり)駅】1924(大正13)年2月11日開業 愛媛県今治市北宝来町一丁目
【株式会社二葉】愛媛県今治市北宝来町1−1−10 TEL:0898(22)1859
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2001年6月17日開設 2010年7月3日更新
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