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 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR九州 折尾(おりお)駅2017年2月5日訪問Googleマップ
JR-Kyushu Orio Station

駅名標 駅舎 駅構内

博多駅から快速電車で約50分。かつて石炭貨物列車が行き交った、鹿児島本線と筑豊本線が交わる全国初の立体交差駅は、現在は鉄道連続立体交差事業・街路事業・土地区画整理事業で変貌中。駅弁は大正時代からの駅弁屋が販売。「かしわめし」と、鹿児島線ホーム上での立売での販売が有名。1891(明治24)年2月28日開業、福岡県北九州市八幡西区堀川町。

かしわめし(700円)2014年11月4日に折尾駅の駅弁売店で購入
Kashiwameshi

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

1921(大正10)年の登場。日本一の鶏飯駅弁とも評価される、折尾駅のかしわめし。昔ながらの経木の容器に、変わらぬデザインの掛紙をかけた中身は、鶏肉の炊き込み御飯の上に、刻み海苔と錦糸卵とフレーク状のかしわ(鶏)を載せた、九州北部を中心に山口県から鹿児島県まで駅弁で分布するかしわめし。秘伝の材料と製法で炊かれた御飯は口の中で甘く溶け、絶品と唸らせる味。価格は2004年4月1日から630円、2012年2月時点で650円、2014年4月の消費税率改訂により670円、2020年時点で700円。

折尾駅弁は八幡・黒崎・赤間・東郷・福間・若松・直方の各駅でも販売されるが、やはり本元は折尾駅。日中は鹿児島本線のホーム上で昔懐かしい立ち売りも続けられている。

※2020年5月補訂:値上げを追記
※2019年3月:写真を更新
※2015年10月補訂:値上げを追記
※2012年2月補訂:値上げを追記
※2004年5月補訂:値上げを追記
販売駅
鹿児島本線 折尾(おりお)駅 1891(明治24)年2月28日開業 福岡県北九州市八幡西区堀川町
調製元
株式会社 東筑軒 福岡県北九州市八幡西区堀川町4−1 093(601)2345 http://www.tochikuken.co.jp/

【掛紙】かしわめし(610円)2002年3月18日に折尾駅駅舎内駅弁売店で購入
Kashiwameshi

掛紙

2002(平成14)年3月18日に購入した、折尾駅弁の掛紙。さすがは伝統で人気の駅弁であり、内容や風味や容器を含めて上の12年後と何ら変わらない。調製元が所属する団体の差異が、掛紙のアイコンに現れている。

販売駅
鹿児島本線 折尾(おりお)駅 1891(明治24)年2月28日開業 福岡県北九州市八幡西区堀川町
調製元
株式会社 東筑軒 福岡県北九州市八幡西区堀川町4−1 093(601)2345

かしわめし(800円)2014年2月11日に鶴屋百貨店駅弁大会で購入
Kashiwameshi

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

3種類ある折尾駅のかしわめしのうち、価格が2番目に安いバージョン。一番安いものより量が多く、容器の形が正方形になり、付け合わせに緑豆などが付くだけで、かしわめし自体の味は同じ。最も高い1,030円のバージョンでは、同じサイズの容器を使用し、おかずが付いてくる。3種類合わせて一日700本以上は出るという。価格は2004年4月1日から735円、2014年の購入当時で750円、2014年4月の消費税率改訂により770円、2020年時点で800円。

折尾駅では駅弁会社の方針として、駅弁の立ち売りが残されている。火曜日を除く9時頃から17時頃まで鹿児島本線5番ホームで、特急列車への駅弁の積み込みのために駅前の調製元とホームを一日数十往復しながら、「かしわめし」や「鯖棒寿司」の立ち売りを行う。

1996年12月に駅弁販売員となった山口さんは、その明るいキャラクターから人気と注目を集め、多くのメディアでその姿が紹介されるとともに、2003年度には北九州市観光協会から観光功労者(個人)の表彰を受けた。山口さんが体調不良により2011年6月に休業のうえ同年11月末に退社したため、折尾駅弁の立ち売りは一時途絶えたが、2013年2月に小南さんが後任として就任、1年3か月ぶりに復活を遂げた。

※2020年5月補訂:値上げを追記
※2017年9月補訂:写真を更新
※2015年10月補訂:値上げを追記
※2013年5月補訂:立売の復活を追記
※2012年2月補訂:価格と立ち売りに関する内容を改訂
※2004年5月補訂:値上げを追記
販売駅
鹿児島本線 折尾(おりお)駅 1891(明治24)年2月28日開業 福岡県北九州市八幡西区堀川町
調製元
株式会社 東筑軒 福岡県北九州市八幡西区堀川町4−1 093(601)2345 http://www.tochikuken.co.jp/

【掛紙】かしわめし(800円)2020年1月15日に京王百貨店駅弁大会で購入
Kashiwameshi

掛紙

2020(令和2)年1月15日に購入した、折尾駅弁の掛紙。その絵柄は基本的に20年以上変わらないが、イラストのアップデートはなされている。ここでは2018年1月閉園のスペースワールドが消え、小倉駅付近に2017年2月開場の北九州スタジアムが出現している。容器や中身や風味は変わらない。

販売駅
鹿児島本線 折尾(おりお)駅 1891(明治24)年2月28日開業 福岡県北九州市八幡西区堀川町
調製元
株式会社 東筑軒 福岡県北九州市八幡西区堀川町4−1 093(601)2345

【掛紙】かしわめし(価格不明)2009年1月8日調製
Kashiwameshi

掛紙

2009(平成21)年1月8日20時の調製である、折尾駅弁の掛紙。京王百貨店駅弁大会で実演販売されたもので、価格はおそらく750円。下の7年前から、北九州食のブランドのアイコンが増えたことと、販売駅から枝光がなくなったことしか違わない。京王百貨店駅弁大会には常に、折尾のかしわめしの販売要望が多く来ているそうだが、実際に来てみると見た目にほとんど売れず、また来なくなることを繰り返しているように見える。

販売駅
鹿児島本線 折尾(おりお)駅 1891(明治24)年2月28日開業 福岡県北九州市八幡西区堀川町
調製元
株式会社 東筑軒 福岡県北九州市八幡西区堀川町4−1 093(601)2345

【掛紙】かしわめし(710円)2002年6月17日に折尾駅ホーム脇駅弁売店で購入
Kashiwameshi

掛紙

2002(平成14)年6月17日の調製である、折尾駅弁の掛紙。上記の12年後のものと、ベースは同じ。交通機関と注意書きと観光地のアップデートは行われている。

販売駅
鹿児島本線 折尾(おりお)駅 1891(明治24)年2月28日開業 福岡県北九州市八幡西区堀川町
調製元
株式会社 東筑軒 福岡県北九州市八幡西区堀川町4−1 093(601)2345

鉢盛かしわめし(5,200円)2006年11月2日に折尾駅ホーム上うどん屋で予約購入
Hachimori Kashiwameshi

外観 外観 中身 中身

折尾駅弁「かしわめし」の巨大パッケージ。中身が2.5kg、総重量は3kg弱。40.5センチ四方のプラ製容器に、大きな三色のストライプを描いてかしわめしを約3センチ厚でぎっしりと詰め、紅生姜ひとつまみとタクアン約7枚を添えて、2個のさくらんぼで彩る。透明なふたは各所をセロテープで留め、これに割箸5膳、平皿5枚、ミニしゃもじ1本を付けて、ビニール袋に収納する。

調製元の商品案内にもあるとおり、駅弁というより慶弔用の商品であるが、かしわめしは駅弁と同一であり、まれに駅弁として紹介されたり買われることもある。分量は5〜6人前とあるが、写真のとおり一面の御飯であるため、駅弁を5〜6個食べるより腹持ちがするし食べ応えもある。ひとりで完食するケースは、まずないだろうが。2000年10月1日放送の日本テレビ系列「ザ!鉄腕!DASH!!」では、アイドルグループTOKIOの山口達也が平らげていた。

なお、かしわめしの歴史は駅弁より古く、もともとは慶弔用に鶏をつぶして炊込飯等にして振る舞う郷土料理であったそうなので、この駅弁こそが本来のかしわめしに近いものだと思う。価格は購入時点で4,200円、2007年現在で5,000円、2014年4月の消費税率改訂により5,140円、2020年時点で5,200円。

※2020年5月補訂:値上げを追記
※2015年10月補訂:値上げを追記
※2007年7月補訂:価格改訂を追記
販売駅
鹿児島本線 折尾(おりお)駅 1891(明治24)年2月28日開業 福岡県北九州市八幡西区堀川町
調製元
株式会社 東筑軒 福岡県北九州市八幡西区堀川町4−1 093(601)2345 http://www.tochikuken.co.jp/

折尾名物かしわめし驛物語(1,080円)2014年2月9日に鶴屋百貨店駅弁大会で購入
Orio Meibutsu Kashiwameshi Eki Monogatari

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

折尾駅の駅弁「驛物語」の、2014(平成26)年時点での姿。経木折に掛紙という、昔ながらの駅弁の姿を廃し、ボール紙容器を使うようになっていた。かしわめしと白飯、エビフライに鶏唐揚、ミートローフと煮物などという中身は、あまり変わっていない。価格は2014年2月の購入当時で1,000円、同年4月の消費税率改定により1,030円、2020年時点で1,080円。

※2020年5月補訂:値上げを追記
販売駅
鹿児島本線 折尾(おりお)駅 1891(明治24)年2月28日開業 福岡県北九州市八幡西区堀川町
調製元
株式会社 東筑軒 福岡県北九州市八幡西区堀川町4−1 093(601)2345 http://www.tochikuken.co.jp/

【終売】折尾名物かしわめし(1,000円)2011年3月19日に小倉駅新幹線改札内売店で購入
Orio Meibutsu Kashiwameshi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

九州新幹線全線開業記念駅弁22種のひとつとして、2011年1月1日から8月31日まで販売。平たく四角い木製容器に経木でふたをして、九州新幹線の車両の写真や停車駅に2種のロゴマークを印刷した掛紙で包む。中身はかしわめし、赤飯と白御飯の俵飯、アジフライ、「寿」の焼き印入りの玉子焼、鶏唐揚、プチトマト、イカ黄金焼、カボチャやシイタケなどの煮物など。揚げ物がちょっと小粒かなと思うくらいで、身が詰まり味も締まる、気持ちの良い旅の味。

折尾駅に新幹線が止まることは未来永劫ないと思うし、小倉駅は九州新幹線の駅ではない。しかし一応、1987(昭和62)年に国鉄を分割民営化する際に、山陽新幹線のうち小倉駅と博多駅の間を九州会社に持たせるかどうかという話は出たらしい。当時は整備新幹線の建設凍結中であり、順当に新大阪駅から博多駅までを西日本会社が持つことに。ここに北九州と福岡との間で新幹線、在来線、高速バスの三つ巴の戦いが始まった。

販売駅
鹿児島本線 折尾(おりお)駅 1891(明治24)年2月28日開業 福岡県北九州市八幡西区堀川町
調製元
株式会社 東筑軒 福岡県北九州市八幡西区堀川町4−1 093(601)2345 http://www.tochikuken.co.jp/

【終売】かしわめしおりお(1,030円)2006年1月1日に博多駅九州駅弁スタジアムで購入
Kashiwameshi Orio (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身

3種類ある折尾駅弁の「かしわめし」のうち、最も高価なもの。ほぼ同じ大きさの正方形ながら750円のものより背の高い経木の容器は、上げ底なのでかしわめしの分量は同等ないし少量かもしれないが、海老に鮭に玉子焼や蒲鉾やウインナー等のおかずと、デザートのみかんが付いてくるので飽きが来ない。もっとも、折尾のかしわめしに飽きが来る人は少ないと思われる。一見して現代風もよく見るとそうではないデザインの掛紙も特大サイズ。2002年6月の購入時は910円、2004年4月1日から945円、2012年2月時点で1,000円、2014年4月の消費税率改訂により1,030円。2019年8月限りで終売。

※2019年9月補訂:終売を追記
※2015年10月補訂:値上げを追記
※2012年2月補訂:値上げを追記
※2006年2月補訂:写真を更新
※2004年5月補訂:値上げを追記
販売駅
鹿児島本線 折尾(おりお)駅 1891(明治24)年2月28日開業 福岡県北九州市八幡西区堀川町
調製元
株式会社 東筑軒 福岡県北九州市八幡西区堀川町4−1 093(601)2345 http://www.tochikuken.co.jp/

【掛紙】かしわめし(80円)調製年月日不詳
Kashiwameshi

掛紙

1950年代の調製と思われる、昔の折尾駅弁の掛紙。調製元の記載がないが、「折尾駅構内営業所」を第二次大戦後に名乗れるのは東筑軒だけだろう。ニワトリが二羽描かれる。

販売駅
鹿児島本線 折尾(おりお)駅 1891(明治24)年2月28日開業 福岡県北九州市八幡西区堀川町
調製元
調製元の記載なし 所在地の記載なし 連絡先の記載なし

【掛紙】かしわ飯(30銭)調製年月日不詳
Kashiwameshi

掛紙

第二次大戦前の調製と思われる、昔の折尾駅弁の掛紙。現在も折尾駅を、そして九州や日本を代表する駅弁「かしわめし」の掛紙である。

販売駅
鹿児島本線 折尾(おりお)駅 1891(明治24)年2月28日開業 福岡県北九州市八幡西区堀川町
調製元
筑紫軒 所在地の記載なし 連絡先の記載なし