banner 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR東海・西日本 東海道本線・北陸本線 米原(まいばら)駅 2008年8月10日訪問  Googleマップ

駅名標 駅舎 駅構内

 新大阪駅から新幹線で35分。米原市は滋賀県の東部で琵琶湖に面した人口約4万人の宿場町で、重要な街道や鉄道や高速道路が交わる交通の要衝である。駅弁は明治時代からの駅弁屋が健在で、マスや牛肉などの駅弁を売る。1889(明治22)年7月1日開業、滋賀県米原市米原。

【掛紙】御辨當(30銭) 1938年3月26日調製

昔の駅弁掛紙

 昭和(または大正)13年3月26日2時の調製と思われる、昔の米原駅弁の掛紙。上と同じでやはり何を描いているのか分からないが、湖はたぶん琵琶湖だろう。デザインが地味なのは、世情なのか駅弁屋の個性なのか。
井筒屋のおかかごはん(900円) 2004年7月25日に米原駅ホーム上そば屋で購入
 
2004年度JR西日本「駅弁の達人」
掛紙
外観 外観 中身

 いつも脇役のおかかが主役になった、珍しいコンセプトの駅弁。駅弁らしい経木の長方形容器に、駅弁名を大きく書いた掛紙をかけて紫色の紙ひもでしばる。中身は白御飯の上に薄く均一におかかを敷いた文字通りのおかかごはんに、出汁巻卵や焼タラコや薩摩芋やタコなどを添え、揚げ物がないヘルシーさをうたう。2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。

 メインのおかかごはんは当然に常温ながら風味食感がふんわりあたたかい感じで、駅弁名から来る安っぽさを良い意味で裏切り、その存在の渋さを魅力とする声に納得できる。その点で掛紙に残る「食べる気101%」のフレーズは、ちょっと浮いている。調製数が少ないようで、確実な入手には予約が無難。価格は購入当時で800円、2015年時点で900円。

※2015年8月補訂:値上げを追記
※2006年10月補訂:調製元URLの改訂を反映
※2005年7月補訂:市町村合併に伴う調製元所在地の変更を反映
※2004年9月補訂:写真の掲載と解説文の一部改訂

【東海道本線米原(まいばら)駅】1889(明治22)年7月1日開業 滋賀県米原市米原
【株式会社井筒屋】滋賀県米原市下多良2丁目1 TEL:0749(52)0006
 http://www.izutsuya.cc/
【終売】伊吹釜めし(900円) 2007年1月27日に阪神百貨店駅弁大会で購入

掛紙 外観
外観 中身 中身

 JR発足を記念して1987(昭和62)年に登場。クリーム色のプラ製釜飯容器に、伊吹山や昔の茅葺き屋根の家を描いた掛紙をかける。中身は刻み油揚げ混じりのかやくごはんの上に、蒲鉾、鳥、海老、鶉卵、おかか、栗、椎茸、タケノコ、グリーンピース、紅生姜などが載せるもの。

 よくありがちな釜飯駅弁ではあるが、風味も内容も何を言いたいのかよく分からない印象。また、季節の品物を入れているという具に季節は感じられなかった。釜飯駅弁容器は2003年3月に買ったときはプラ製、今回は陶製だった。価格は購入時に900円、後に950円、2008年3月から1,000円。2011年までに終売か。

※2015年8月補訂:終売を追記
※2008年4月補訂:値上げを追記
※2007年5月補訂:写真の更新と解説文の改訂
※2006年10月補訂:調製元URLの改訂を反映
※2005年7月補訂:市町村合併に伴う調製元所在地の変更を反映

【東海道本線米原(まいばら)駅】1889(明治22)年7月1日開業 滋賀県米原市米原
【株式会社井筒屋】滋賀県米原市下多良2丁目1 TEL:0749(52)0006
 http://www.izutsuya.cc/
【終売】いづつやのおばんざい(1,000円) 2007年8月12日に米原駅乗換改札付近売店で購入

掛紙 外観
外観 中身 中身

 新幹線700系のぞみ号の登場に伴い、1999年4月に登場か。おばんざいとは日常のおかずという味の京言葉、あるいは京滋(けいじ)地方の方言で家庭料理の意味だそうな。デザインも構造も簡素な長方形のボール紙容器を使用する。

 中身は表面に書いてあるとおり、梅ごはんに肉じゃが、磯辺巻たまご、ナス煮、揚げだし豆腐、白菜の煮浸し、白あえなど。これが白いトレーに機械的に詰められているが、料理の見栄えと風味には家庭料理風の美しさがある。買って食べて良かったと思える駅弁は、出張にも観光にも向く。購入後ほどなく終売か。

※2015年8月補訂:終売を追記

【東海道本線米原(まいばら)駅】1889(明治22)年7月1日開業 滋賀県米原市米原
【株式会社井筒屋】滋賀県米原市下多良2丁目1 TEL:0749(52)0006
 http://www.izutsuya.cc/
(幕の内弁当)(1,000円) 2003年8月29日に米原駅新幹線下りホーム上駅弁売店で購入

掛紙 外観 中身

 米原駅の上等幕の内弁当。近江の古民家が描かれるが駅弁名らしい記述が一切ない、大きな正方形のボール紙製容器の中に白いトレーを入れる。中身は日の丸御飯に鮭塩焼・蒲鉾・玉子焼の幕の内駅弁三種の神器に、海老フライや薩摩芋の天ぷら、かぼちゃや里芋の煮物、そして米原駅弁を主張するような牛すきやき肉が少しと、デザートにこんにゃくゼリー。おかずの質は高いが内容は標準的で価格も四桁であり、美味いものの新幹線主要駅にだけ存立できそうな幕の内駅弁。容器と駅弁名を変えれば大化けするかも。

※2006年10月補訂:調製元URLの改訂を反映
※2005年7月補訂:市町村合併に伴う調製元所在地の変更を反映

【東海道本線米原(まいばら)駅】1889(明治22)年7月1日開業 滋賀県米原市米原
【株式会社井筒屋】滋賀県米原市下多良2丁目1 TEL:0749(52)0006
 http://www.izutsuya.cc/
湖北のおはなし(1,150円) 2003年6月1日に米原駅ホーム上そば屋で購入

掛紙 外観 外観 中身

 1987(昭和62)年11月に「新幹線グルメ」キャンペーンで登場した駅弁。唐草模様の紙製風呂敷で包まれた竹すだれの容器を使用、春は山菜、夏は枝豆(過去にはそら豆)、秋は栗、冬は黒豆(過去には正月三が日に赤飯)となる季節のおこわに、鴨ロースト、鶏肉くわ焼き、小芋とコンニャクの煮物などが入る。御飯の脇に置かれる全部5の目のサイコロ(購入時は通常の1〜6の目があった)は「御縁がある」のだとか。

 琵琶湖北部の村に住むおばあちゃんが囲炉裏端で子供たちにお話を聞かせているようなほのぼのとした光景をコンセプトとした、新幹線グルメ1の人気駅弁。駅名が「まいばら」、地名が「まいはら(Maihara)」と読みが異なることは昔から鉄道雑学的に有名であったが、北海道の旭川駅と異なり2005年2月14日の3町合併による米原市の誕生で、地名が駅名に合わせてくれた。

 価格は登場時に900円、その後長らく1,000円であったが、2008年3月1日に1,100円へ値上げ。2015年時点で1,150円。

※2015年8月補訂:値上げを追記
※2013年3月補訂:夏のおこわを更新
※2008年4月補訂:値上げを追記
※2006年10月補訂:調製元URLの改訂を反映
※2005年7月補訂:米原市の誕生を内容と調製元所在地に反映

【東海道本線米原(まいばら)駅】1889(明治22)年7月1日開業 滋賀県米原市米原
【株式会社井筒屋】滋賀県米原市下多良2丁目1 TEL:0749(52)0006
 http://www.izutsuya.cc/
湖北のおはなし(1,150円) 2011年1月22日に京王百貨店駅弁大会で購入

掛紙 外観 外観 外観
中身 中身 中身

 上記「湖北のおはなし」の2011年1月時点での姿。価格の改定を除き、7年半前と何も変わらない。中身でおこわが包装されているのは、おそらく遠隔地への輸送に対応したものであろう。冬なのでおこわが黒豆になっている。価格は購入当時で1,100円、2015年時点で1,150円。

※2015年8月補訂:値上げを追記

【東海道本線米原(まいばら)駅】1889(明治22)年7月1日開業 滋賀県米原市米原
【株式会社井筒屋】滋賀県米原市下多良2丁目1 TEL:0749(52)0006
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【掛紙】幕の内辨當(100円) 調製年月日不詳

昔の駅弁掛紙

 昭和30年代頃の調製と思われる、昔の米原駅弁の掛紙。琵琶湖をバックに竹生島と賊ヶ嶽を描くが、いずれも今となってはけっこう不気味な絵柄のような。電話番号はなんと一桁。
【掛紙】御弁当(400円) 調製年月日不詳

昔の駅弁掛紙

 昭和50年代頃の調製と思われる、昔の米原駅弁の掛紙。「近江民家シリーズ6」ということで、昔の商家の建物の絵が2枚掲載されている。米原そのものは鉄道の開通で町になったが、この地域が滋賀県ではなく近江の国であった頃は、全国を股に掛ける商人の拠点として賑わった。
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2001年6月17日開設 2011年9月10日更新
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