banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
汽車客車客車客車客車客車客車客車客車客車客車

JR西日本 岡山(おかやま)駅2014年10月26日訪問Googleマップ
JR-West Okayama Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から新幹線で約3時間半。岡山市は岡山県の中央に位置する人口約70万人の城下町で、市街に複数の百貨店を抱える商業、臨海部や内陸部に工業団地を抱える工業、桃や米などが特産の農業で栄える。新幹線に8方向からの在来線が集まる鉄道の要衝でもある。駅弁は明治時代の鉄道開業当時からの駅弁屋の駅弁から、地元の弁当屋が駅構内の店舗に卸す弁当まで、様々な駅弁類を朝から晩まで選べる。1891(明治24)年3月18日開業、岡山県岡山市北区駅元町1丁目。

【掛紙】祭ずし(500円)1977年頃調製
Matsurizushi

掛紙

入手状況等から1977(昭和52)年の調製と思われる、昔の岡山駅弁の掛紙。パッケージの形状は現在の岡山駅弁「桃太郎の祭ずし」と同様だが、そのデザインのコンセプトは大きく異なり、こちらは駅弁名どおりお祭りのイメージだ。

販売駅
山陽本線 岡山(おかやま)駅 1891(明治24)年3月18日開業 岡山県岡山市北区駅元町1丁目
調製元
株式会社 三好野本店 岡山県岡山市駅前町1丁目3番3号 0862(25)2251
2004年度JR西日本「駅弁の達人」

桃太郎の祭ずし(1,000円)2004年8月15日に岡山駅新幹線高架内駅弁売店で購入
Momotaro no Matsurizushi

掛紙 外観 外観 外観 中身

1963(昭和38)年に「祭りずし」として登場。岡山駅弁といえば祭ずし。ピンク色をした桃型のプラスティック容器を使用、備前米の寿司飯の上に錦糸卵を敷き詰め、ママカリ・椎茸・えび・アナゴ・タケノコなどを散らしている、名前どおりの華やかな駅弁。量は見た目ほど多くない。

岡山には「ばらずし」という郷土料理があったが、これを駅弁にすると保存性が悪い、しかし具を刻まずに載せれば大丈夫だと駅弁を開発し、これに駅弁屋が祭ずしという名前を付けたもの。そのうちに、日本国民のほぼすべてが童話で知っている「桃太郎」の名を冠し、今や岡山の名産や名物とまで認識されるようになった。

2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁で、その指定に伴い同年5月1日に中身をリニューアル、海老がボイル開きから有頭に、穴子が刻みから切り身になるなど、価格を変えないままグレードアップされ、見栄えも風味も増した。価格はその当時で950円、2015年時点で1,000円。

※2015年10月補訂:値上げを追記
※2007年1月補訂:エピソードの追記
※2004年10月補訂:写真の更新、調製元の所在地と電話番号の変更
※2004年5月補訂:「駅弁の達人」対象化とリニューアルの内容を追記
販売駅
山陽本線 岡山(おかやま)駅 1891(明治24)年3月18日開業 岡山県岡山市北区駅元町1丁目
調製元
株式会社 三好野本店 岡山県岡山市中区桑野131−6 086(200)1717 http://www.miyoshino.com/
2004年度JR西日本「駅弁の達人」

塗り箱入り祭ずし(1,250円)2004年8月15日に岡山駅新幹線高架内駅弁売店で購入
Nuribako iri Matsurizushi

掛紙 外観 外観 中身

上記「桃太郎の祭ずし」の一人用豪華版。容器にプラスティック製の塗り箱容器を使い、中身の具にシャコやイクラや花蓮根が加わる。外観も中身も見栄えは格段にこちらが上で、味は当然にほぼ同じ、つまりすぐ食べるのは「桃太郎」で持ち帰るのは「塗り箱」と使い分けるのが良いと思う。

2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。価格は購入当時で1,250円。後に「祭ずし「匠」」と改称し、2015年時点での価格は1,300円。

※2015年10月補訂:値上げと改称を追記
※2004年10月補訂:写真の掲載、調製元の所在地と電話番号の変更
販売駅
山陽本線 岡山(おかやま)駅 1891(明治24)年3月18日開業 岡山県岡山市北区駅元町1丁目
調製元
株式会社 三好野本店 岡山県岡山市中区桑野131−6 086(200)1717 http://www.miyoshino.com/

贈答用祭ずし(3,100円)2004年1月24日に阪神百貨店駅弁大会で購入
Zoutouyou Matsurizushi

掛紙 外観 外観 外観 中身

岡山駅の祭ずし駅弁の最高峰。ふたの絵柄も美しいプラスティック製の立派な重箱を桃色の和紙製風呂敷で包み、それを手に持つとかなりの重量感。中身はつまり岡山駅弁の祭ずしだが、甘みのある酢飯がたっぷり敷かれ、海老が有頭になり、ママカリやサワラの酢締めに焼穴子などの具は、個々も全体の配置も見た目に格段に美しく、それらになんとなく厚みと旨味を感じる。

朝飯用にひとりで平らげてしまったが、後で聞くと三人前とのことで、確かに具はすべて3の倍数個入っていた。分量が一人前という通常の駅弁の制約が外れたことで、より備前伝統のばらずしに近付いているのだと思う。購入には事前の予約が必要とされるが、売店に置かれていることもある。価格は購入時点で2,500円、2008年から2,800円、2015年時点で3,100円。

※2015年10月補訂:値上げを追記
※2011年2月補訂:価格の改定を追記
※2004年10月補訂:調製元の所在地と電話番号の変更
販売駅
山陽本線 岡山(おかやま)駅 1891(明治24)年3月18日開業 岡山県岡山市北区駅元町1丁目
調製元
株式会社 三好野本店 岡山県岡山市中区桑野131−6 086(200)1717 http://www.miyoshino.com/

贈答用祭ずし(2,800円)2011年9月21日に東京都内で入手
Zoutouyou Matsurizushi

掛紙 掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

上記「贈答用祭ずし」の、2011(平成23)年時点での姿。プラスティック製容器の表面加工がつや消しになり、掛紙を巻くようになり、割りばしが3膳入っていた。中身や味は変わらず、甘めの酢飯の上を錦糸卵で覆い、有頭海老、煮穴子の刻み、も貝(赤貝)煮、シイタケ煮、サワラ酢漬、ママカリ酢漬、シャコ酢漬、サヨリ酢漬、レンコン酢漬、紅生姜を載せている。

販売駅
山陽本線 岡山(おかやま)駅 1891(明治24)年3月18日開業 岡山県岡山市北区駅元町1丁目
調製元
株式会社 三好野本店 岡山県岡山市中区桑野131−6 086(200)1717 http://www.miyoshino.com/