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 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR北海道 登別(のぼりべつ)駅2004年9月12日訪問Googleマップ
JR-Hokkaido Noboribetsu Station

駅名標 駅舎 駅構内

札幌駅から特急列車で1時間強。登別市は北海道の南西部で太平洋に面する人口約5万人の温泉町で、湧出量と多種の泉質で全国的に有名な登別温泉を抱える。駅弁は国鉄時代からの駅弁屋が2004年9月限りで駅弁から撤退したため、現在は売られていない。1892(明治25)年8月1日開業、北海道登別市登別東町2丁目。

【終売】洋寿司(650円) 
Yozushi (end of sales)

1959(昭和34)年の登場。千歳駅のサーモン寿司に似た体裁の押し寿司ではあるが、そのネタはトンカツ・焼豚・チーズ・ハム・きゅうりと、ユニークというかゲテモノというか迷うところ。醤油ではなくソースを添付。客を選ぶ駅弁のため、中身を確かめてから購入すると良い。駅弁屋の社長がすしめしを食べながら間違えてチーズを口に入れたことから誕生したというエピソードが伝わる。調製元の駅弁撤退により、2004年9月限りで失われたらしい。

※2005年1月補訂:駅弁消滅の可能性を追記
販売駅
室蘭本線 登別(のぼりべつ)駅 1892(明治25)年8月1日開業 北海道登別市登別東町2丁目
調製元
有限会社 登別駅構内立売商会 北海道登別市登別東町1−1−1 0143(83)1027

【終売】のぼりべつ温泉まんじゅう(735円)2004年9月12日に駅弁屋で購入
Noboribetsu Onsen Manju (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 外観 外観 中身

登別駅の駅弁屋の温泉饅頭。白いボール紙の箱を、商品名を記した包装紙と取扱商品名を散らした橙色の包装紙で二重に包む。中身は脱酸素剤入り密封パックの栗まんじゅうが10個。こういう飾り気の薄い温泉饅頭に出会う機会は減少したし、駅弁屋の名で販売されるというだけで買いたくなる。

製造者は、かつて栗山駅の公式な駅弁屋であった、室蘭本線栗山駅前の菓子製造業兼仕出し業者。三十年以上前に駅弁から撤退した一方で、1931(昭和6)年に発売した「栗まんじゅう」が地元の銘菓へ成長し、現在も販売が続けられている。この商品は、その栗まんじゅう。

2014年に登別駅へ再訪したら、この商品は売られていなかった。駅前の駅弁屋も、建物は健在ながら営業を止め、広告看板となっていた。

※2016年12月補訂:終売を追記
※2007年1月補訂:製造者の情報を追加
販売駅
室蘭本線 登別(のぼりべつ)駅 1892(明治25)年8月1日開業 北海道登別市登別東町2丁目
調製元
株式会社 美津和商会 北海道夕張郡栗山町中央2丁目182番地 01237(2)0237

【終売】マリン弁当(850円)2004年9月12日に駅弁屋で購入
Marine Bento (end of sales)

掛紙
外観 外観 中身

登別駅の近くの観光施設「登別マリンパークニクス」の開業を記念して1990年に登場。ラッコやアシカなどと水面に映る観光施設の建物を描いたボール紙容器を使用、中身は俵型になり切れていないホカホカ御飯に、冷蔵おかずとして筋子や海老や焼鮭や玉子焼や帆立など、一見して幕の内駅弁の三級品に見えて、中身をよく見ると肉類のない海の幸のヘルシー駅弁に仕上がっており、しかし味はそれなり。調製元の駅弁撤退により、2004年9月限りで失われたらしい。

北欧ロマンと海洋ファンタジーを主題にしたテーマパークである登別マリンパークニクスの開館は、1990(平成2)年。バブル経済と水族館の人気で、翌年には年間65万人の入館者を集めたものの、以後は他のバブル期開業のテーマパークと同様に来客の激減で経営が行き詰まった。2001年に登別市が約40億円の債務を整理し運営を観光会社に任せて営業を継続、その経営手腕に加えて特急停車駅から徒歩5分の一大温泉地の入口という立地からか、入館者は増加に転じ再建策が回り始めている。

※2004年11月補訂:写真の掲載と解説文の全面改訂
販売駅
室蘭本線 登別(のぼりべつ)駅 1892(明治25)年8月1日開業 北海道登別市登別東町2丁目
調製元
有限会社 登別駅構内立売商会 北海道登別市登別東町1−1−1 0143(83)1027