banner  旅の友「駅弁」。
 館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR東日本 盛岡(もりおか)駅2017年7月29日訪問Googleマップ
JR-East Morioka Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から新幹線で2時間十数分。盛岡市は岩手県の中部に位置する人口約29万人の城下町で県庁所在地。盛岡駅は東北新幹線から秋田新幹線が分岐し、東北本線、田沢湖線、山田線、花輪線列車、IGRいわて銀河鉄道線が接続する鉄道の要衝。駅弁は国鉄時代からの駅弁屋2社が消え、東京資本の駅弁屋2社の支店も消え、今は仙台や青森県のものを売る。1890(明治23)年11月1日開業、岩手県盛岡市盛岡駅前通。

岩手のおべんとう(1,000円)2005年2月27日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋旨囲門」で購入
Iwate no Obento

掛紙 外観 外観 外観 外観 中身

2005年時点で最近の登場と思われる、盛岡駅のNRE製幕の内弁当。角を落とした長方形の発泡材容器に、木目の紙蓋をかけてお品書きの小片を添え、シンプルで風情ある墨字の掛紙をかけて、べったりと食品表示ラベルを貼り紙ひもでしばる。

中身は日の丸御飯に煮物主体のおかず、南部鼻曲鮭トバ味噌和えや豆腐田楽、ネギ入り玉子焼やニシン甘露煮などと、酒飲みなら呑まずにいられない食材がたくさん入るような気がする、中身も掛紙も地味で渋い幕の内弁当。ただ、都内ならともかく東北で千円でこの内容は、やや割高感がある。

この駅弁は調製元の盛岡支店の閉店により、仙台支店へ引き継がれて仙台駅の駅弁となった。2017年時点での価格は1,100円。

※2017年8月補訂:現況を追記
販売駅
東北本線 盛岡(もりおか)駅 1890(明治23)年11月1日開業 岩手県盛岡市盛岡駅前通
調製元
株式会社 日本レストランエンタプライズ 岩手県盛岡市盛岡駅前通り1−48 019(623)4773 http://www.nre.co.jp/

【終売】青森のおべんとう(1,000円)2012年3月16日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋旨囲門」で購入
Aomori no Obento (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

東北新幹線新青森開業1周年を記念し、おそらく2011(平成23)年12月に登場。上記「岩手のおべんとう」と同じ容器とほぼ同じ掛紙を使う。中身は青森県産「つがるロマン」の日の丸御飯に、玉子焼、タラ西京焼、有頭海老、ホヤ西京焼、カニと菊の和え物、イクラ、ミョウガ、ホタテやヤリイカなどの煮物、カズノコなど。青森県産の食材を多用したという、海を感じる幕の内。これは青森の駅弁にしか見えないが、調製元が盛岡で販売駅も盛岡、八戸、新青森の各駅ということで、盛岡駅の駅弁として収蔵する。これを買ったのは東京駅。半年か1年ほどの販売か。

※2017年8月補訂:終売を追記
販売駅
東北本線 盛岡(もりおか)駅 1890(明治23)年11月1日開業 岩手県盛岡市盛岡駅前通
調製元
株式会社 日本レストランエンタプライズ 岩手県盛岡市盛岡駅前通り1−48 019(623)4773 http://www.nre.co.jp/

【終売】イーハトーブ花巻(故郷弁当)(1,100円)2011年7月16日に新花巻駅改札外駅弁売り場で購入
Ihatobu Hanamaki (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2009(平成21)年11月10日の販売開始。豪華な絵柄の紙箱に、花巻エリアの風景写真を掲載した掛紙をかける。6区画に分けられた中身は、十穀米、蒸しウニを載せたおにぎりとチャグチャグ漬、かしわそば、白金豚のごましゃぶ、鮭西京焼とホタテ焼にシイタケなどの煮物、みそまんじゅうとさくらんぼ。

調製元が調製元なので盛岡駅の駅弁だと思うが、お品書きによると食材の産地や調達先が花巻にこだわられており、新花巻駅の駅弁として恥ずかしくない仕上がりに見える。内容や風味にも安定感がある。宮沢賢治と中身との関係は読めない。地元の駅弁屋が残る新花巻駅にもNREが進出してきてしまったことは、ちょっと残念。2014年頃までの販売か。

※2017年8月補訂:終売を追記
販売駅
東北本線 盛岡(もりおか)駅 1890(明治23)年11月1日開業 岩手県盛岡市盛岡駅前通
調製元
株式会社 日本レストランエンタプライズ 岩手県盛岡市盛岡駅前通り1−48 019(623)4773 http://www.nre.co.jp/

【終売】啄木弁当(1,000円)2010年12月5日に盛岡駅新幹線改札内コンコース駅弁売店で購入
Takuboku Bento (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

石川啄木の歌集「一握の砂」の発刊100周年を記念し、2010(平成22)年8月11日に盛岡、一ノ関、青森、八戸の各駅で登場。13センチ角の正方形の発泡材容器を二段重ねにして、中身と岩手山の写真と雑穀の内容を印刷したボール紙の枠にはめる。中身は下段が雑穀の鶏飯、上段が鮭西京焼、鶏つくね、牛肉煮、冷麺、ニシンや山菜などの煮物など。

 盛岡名物の冷麺をは一口分しかないが、よくぞ駅弁に突っ込んだもの。それ以外の内容もヘルシーと味気を両立しており、旅の飯でも移動中の食事でも良い感じ。食材も岩手県産のものが多く使われている。2014年頃までの販売か。

石川啄木は1886(明治19)年の岩手に生まれた明治時代の詩人で歌人。函館、小樽、釧路、東京の新聞社で勤務しながら短歌や長詩を投稿し注目を集める。25歳で第一歌集「一握の砂」を、27歳で第二歌集「悲しき玩具」を出すが、第二歌集の出版前に肺結核で死去している。パッケージに記される「ふるさとの山に向ひて言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな」は「一握の砂」に収録されており、これは岩手県の最高峰である岩手山を歌ったものである。

販売駅
東北本線 盛岡(もりおか)駅 1890(明治23)年11月1日開業 岩手県盛岡市盛岡駅前通
調製元
株式会社 日本レストランエンタプライズ 岩手県盛岡市盛岡駅前通り1−48 019(623)4773 http://www.nre.co.jp/

【終売】南部いなか御膳(1,000円)2010年12月5日に盛岡駅新幹線改札内コンコース駅弁売店で購入
Nanbu Inaka Gozen (end of sales)

掛紙 外観 外観
中身 中身 中身

2010(平成22)年の夏までに盛岡、八戸、秋田、北上の各駅で登場か。駅弁名と岩手の馬型玩具「チャグチャグ馬コ」を描いた黒いボール紙容器を使用、黒いプラ製トレーに収まる中身は、岩手米ひとめぼれの日の丸御飯に玉子焼、鮭西京焼、豆腐田楽、鶏つくね、鶏照焼、大きな結び昆布、ほうれんそうとなめこのおひたし、シイタケや山菜などの煮物、牛肉煮など。

岩手県産にこだわって、おかずが内容も分量もかなり充実している幕の内駅弁。一昔前のご馳走をイメージしたお弁当なのだという。東京都内の岩手県アンテナショップ「いわて銀河プラザ」へも輸送されていた。2014年頃までの販売か。

※2017年8月補訂:終売を追記
販売駅
東北本線 盛岡(もりおか)駅 1890(明治23)年11月1日開業 岩手県盛岡市盛岡駅前通
調製元
株式会社 日本レストランエンタプライズ 岩手県盛岡市盛岡駅前通り1−48 019(623)4773 http://www.nre.co.jp/