banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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バーベキュー弁当(565円)2012年6月23日に木更津駅西口駅前の弁当店で購入
Barbecue Bento

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木更津の街弁で、過去の駅弁。長方形のプラ製惣菜容器に白御飯を詰めてタレをかけ、豚肉の生姜焼き、半身のジャガイモ2個、柴漬けを貼り付ける。訪問時はほんのり暖かい作り置きで売られていた。鼻と口でサクサク香る、上質なB級グルメ。

これは1962(昭和37)年に木更津駅で登場し、長らく名物駅弁として親しまれてきたバーベキュー弁当そのものである。調製元の駅弁からの撤退に伴い千葉駅の駅弁屋に引き継がれ、しかし駅弁としては2009年の秋頃に消えて、その間一貫して木更津の市街地で販売されてきたもの。浜屋のバーベキュー弁当は木更津のソウルフードであり、「バー弁」の略称があるのだとか。価格は購入当時で550円、2014年4月の消費税率改定により565円。

※2017年1月補訂:値上げを追記
販売駅
内房線 木更津(きさらづ)駅 1912(大正元)年8月21日開業 千葉県木更津市富士見1丁目
調製元
株式会社 泉屋(吟米亭浜屋) 千葉県木更津市富士見1−10−24 0438(22)7201 http://www.5han.co.jp/

バーベキュー弁当(772円)2012年6月23日に木更津駅西口駅前の弁当店で購入
Barbecue Bento

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

木更津の街弁で、過去の駅弁。容器を収めるボール紙枠の底面でバーベキュー弁当の歴史を紹介する。電子レンジ対応タイプの白いプラ製容器に白御飯を詰めてタレをかけ、たっぷりの豚肉の生姜焼きで覆い、半身のジャガイモ2個、きんぴらごぼう、柴漬けを貼り付ける。訪問時はほんのり暖かい作り置きで売られていた。鼻と口でサクサク香る上質なB級グルメ。2015年までに木更津駅での販売が復活し、JR東日本の駅弁キャンペーン「駅弁味の陣2015」にもエントリー。価格は購入当時で750円、2014年4月の消費税率改定により772円。

酒のCMやカバー曲などでもそのメロディーが知られる「証城寺の狸囃子(しょうじょうじのたぬきばやし)」により、木更津はタヌキの街になった。これは、市内の浄土真宗本願寺派護念山證誠寺に伝わる狸伝説で、1924(大正13)年12月に野口雨情が作詞し、翌1925(大正14)年1月に中山晋平の作曲により童謡として発表されたものだとされる。同寺の境内には石碑が立ち、木更津駅の発車メロディに採用され、市内のマンホールやこの元駅弁のパッケージにタヌキが描かれる。

※2017年1月補訂:駅弁化を追記
※2015年8月補訂:値上げを追記
販売駅
内房線 木更津(きさらづ)駅 1912(大正元)年8月21日開業 千葉県木更津市富士見1丁目
調製元
株式会社 泉屋(吟米亭浜屋) 千葉県木更津市富士見1−10−24 0438(22)7201 http://www.5han.co.jp/

吟米亭浜屋あさり飯(772円)2012年6月23日に木更津駅西口駅前の弁当店で購入
Ginmaitei Hamaya Asarimeshi

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木更津の街弁で、過去の駅弁。長方形の発泡材枠容器に炊込飯を敷き、たっぷりのタケノコ煮スライスと少々のアサリ生姜煮で覆い、レンコン挟み揚げ、チェリー、柴漬けを添えるもの。訪問時はほんのり暖かい作り置きで売られていた。磯だ潮だ貝だという刺激を抑えた、水気も風味も柔らかくモリモリ食べられる炊き込みごはん。

これもまた木更津駅で、駅弁として親しまれてきた。調製元の駅弁からの撤退に伴い千葉駅の駅弁屋に引き継がれ、今も上記のとおり「漁り(弁当)」の名で販売されている。その姿も形も中身も味は、これとはだいぶ異なると思うが、いずれもかつて千葉県の東京湾で獲れ、今でも木更津の名物とされるアサリを伝える。2015年までに木更津駅での販売が復活し、JR東日本の駅弁キャンペーン「駅弁味の陣2015」にもエントリー。価格は購入当時で750円、2014年4月の消費税率改定により772円。

※2017年1月補訂:駅弁化を追記
※2015年8月補訂:値上げを追記
販売駅
内房線 木更津(きさらづ)駅 1912(大正元)年8月21日開業 千葉県木更津市富士見1丁目
調製元
株式会社 泉屋(吟米亭浜屋) 千葉県木更津市富士見1−10−24 0438(22)7201 http://www.5han.co.jp/

漁り(1,150円)2009年2月11日に上野松坂屋駅弁大会で購入
Asari

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下記の駅弁「漁り」の、2009(平成21)年時点での姿。メインのアサリ御飯の内容と風味は何ら変わらないが、おかずがイワシ蓮根挟み揚げ、マグロ照焼、きんぴらごぼう、タケノコとニンジンの煮物、ほうれん草ピーナッツ和えに切り替わり、容器が楕円形になり、ボール紙の箱が掛紙に切り替えられた。分量が減った感じはしないが、容器は確実にコンパクトになった。価格は購入当時で1,000円、2015年時点で1,100円、2016年時点で1,150円。

※2017年1月補訂:値上げを追記
※2015年8月補訂:値上げを追記
販売駅
内房線 木更津(きさらづ)駅 1912(大正元)年8月21日開業 千葉県木更津市富士見1丁目
調製元
株式会社 万葉軒 千葉県千葉市中央区要町3−6 043(224)0666 http://www.manyouken.co.jp/

漁り(1,000円)2006年5月14日に千葉駅ホーム上駅弁売店で購入
Asari

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厚みがある円形の発泡材容器に透明なふたをかけて輪ゴムで留め、潮干狩り風景のイラストが楽しいボール紙のパッケージにはめて、また輪ゴムで留める。中身は生姜混じりの茶飯にたっぷりアサリを載せたアサリ御飯と、カキフライ2個、人参と里芋とタケノコの煮物、玉子焼、ひじき。

味はよいし、食材や容器やパッケージの見栄えもいい感じなので、駅弁大会にもっと推せば売れるような気がする。もともと木更津駅の駅弁屋の駅弁であったが、バーベQ弁当と共に千葉県の万葉軒に引き継がれ、今は事実上の千葉駅弁。しかし木更津駅でも売っている模様。

※2006年6月補訂:写真の掲載と解説文の全面改訂
販売駅
内房線 木更津(きさらづ)駅 1912(大正元)年8月21日開業 千葉県木更津市富士見1丁目
調製元
株式会社 万葉軒 千葉県千葉市中央区要町3−6 043(224)0666 http://www.manyouken.co.jp/

【終売】バーベキュー弁当(730円)2009年1月25日に阪神百貨店駅弁大会で購入
Barbecue Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

下記の駅弁「バーベQ弁当」を、2008(平成20)年12月5日にリニューアルしたもので、今回は遠く大阪・梅田の阪神百貨店駅弁大会にて実演販売で購入。しかし中身も値段も容器も変わっておらず、パッケージがボール紙から掛紙に変わっただけだと思う。あるいは1,000円の通常版がなくなってしまったのだろうか。調製元の公式サイトや市販の時刻表に掲載がなく、最近は現地にも行っていないので、詳細は不詳。この駅弁大会では不人気を極めていたが、千葉と駅弁とバーベキューなど普通は絶対に結び付かないから、仕方がない。

掛紙にこの駅弁のはじまりに関する記述がある。ここに記載の「横田家」が、かつて木更津駅の駅弁屋であった浜屋の創業家とすれば、国鉄時代の駅弁紹介本に描かれていた内容と一致する。浜屋は弁当の駅売りをやめているが、木更津駅西口で弁当屋「吟米亭浜屋」を経営、ここで今でも駅弁当時の味でバーベキュー弁当を販売し、かつての木更津の若者に親しまれている。2009年秋頃から駅で買えなくなっている模様。

※2010年11月補訂:終売可能性を追記
販売駅
内房線 木更津(きさらづ)駅 1912(大正元)年8月21日開業 千葉県木更津市富士見1丁目
調製元
株式会社 万葉軒 千葉県千葉市中央区要町3−6 043(224)0666 http://www.manyouken.co.jp/

【終売】こだわり横丁バーベQ弁当(730円)2001年11月17日に千葉駅コンコース駅弁売店で購入
Kodawari Yokocho Barbecue Bento (end of sales)

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下記「バーベQ弁当」の廉価版。中身も味も1,000円のものと変わらないが、豚ロースが3枚から2枚に減り、添え物も省略され、量もそれだけ少ない。「レンジでもOK」と持ち帰って食べることが推奨されているが、暖める時間の記載がなく、駅弁なので暖めない常温のほうがおいしくいただけた。この駅弁も千葉駅の万葉軒が製造しているため、千葉駅でも入手可能。購入時は720円、2007年12月から730円。2009年秋頃から駅で買えなくなっている模様。

※2010年11月補訂:終売可能性を追記
※2007年11月補訂:値上げを追記
販売駅
内房線 木更津(きさらづ)駅 1912(大正元)年8月21日開業 千葉県木更津市富士見1丁目
調製元
株式会社 万葉軒 千葉県千葉市中央区要町3−6 043(224)0666 http://www.manyouken.co.jp/

【終売】こだわり横丁バーベQ弁当(1,000円)2001年8月18日に木更津駅駅弁等売店で購入
Kodawari Yokocho Barbecue Bento (end of sales)

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1962(昭和37)年の登場。ボール紙製の長方形の容器を開けると、一枚一枚網焼きしているという豚ロースが3枚、特製のタレの染み込んだ白飯の上を覆い、きんぴらごぼうと海老フライが添えられる。木更津でなぜバーベキューかというと、創業時の店主の家庭でよく食べていたからだそうな。

木更津は東京湾アクアラインの開通で房総の玄関口になると期待されたものの、2000年度にはそごうとダイエーが相次いで撤退し地価下落率が日本一になるなど、激烈な中心市街地の空洞化に見舞われている。「バーベキュー弁当」の浜屋も駅弁の製造から撤退、現在は千葉駅の万葉軒が製造している。2009年秋頃から駅で買えなくなっている模様。

※2010年11月補訂:終売可能性を追記
販売駅
内房線 木更津(きさらづ)駅 1912(大正元)年8月21日開業 千葉県木更津市富士見1丁目
調製元
株式会社 万葉軒 千葉県千葉市中央区要町3−6 043(224)0666 http://www.manyouken.co.jp/

【終売】木更津簀立て(すだて)(1,000円)2007年1月27日に阪神百貨店駅弁大会で購入
Kisarazu Sudate (end of sales)

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2006(平成18)年9月頃の登場。かつて木更津で磯遊びに使った「簀立て」を模した容器に、中身を詰めた発泡材カップを入れて、掛紙代わりのシールを貼る。中身は茶飯の上に有頭海老、焼き穴子、煮アサリ、海苔、ワタリガニ唐揚などを載せるもの。今の千葉駅や木更津駅からは想像もできない磯の雰囲気が、内容でも風味でもよく出ている。

ただ、横浜の人間が千葉の駅弁を大阪で買うのは変な感じ。関東最大の京王百貨店駅弁大会は西日本方面の品揃えが弱いのに対し、関西最大の阪神百貨店駅弁大会は東日本方面の品揃えも強く、私が千葉駅に行っても定番品しか置いていないことが多いため、こういうことが起きる。1シーズンで販売を終えた模様。

※2015年8月補訂:終売を追記
販売駅
内房線 木更津(きさらづ)駅 1912(大正元)年8月21日開業 千葉県木更津市富士見1丁目
調製元
株式会社 万葉軒 千葉県千葉市中央区要町3−6 043(224)0666 http://www.manyouken.co.jp/