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 旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

【終売】2018年東京総合車両センター一般公開記念弁当(1,000円)2018年8月25日にJR東日本夏休みフェア2018東京総合車両センター一般公開の弁当販売で購入
2018-nen Tokyo Sogo Sharyo Center Ippan Kokai Kinen Bento (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2018(平成30)年8月25日の鉄道工場公開イベントで販売されたお弁当。他に東京駅のキャラクターや新幹線型容器の駅弁も売っていた。掛紙は赤い電気機関車EF8195が牽くカシオペア向け寝台客車と、茶色い電気機関車EF641001が牽く旧型客車の走行写真。

4区画の中身は掛紙の裏面に記され、鮭フレークとシラス油炒めで覆う白飯、いなり寿司と黒糖いなり寿司、ひじきとアサリとかまぼこと玉子焼と野菜の煮物、ミートソース鶏つくねとアジフライに牛肉とどぼうの時雨煮などを詰めていた。イベントと中身の関連はないようだが、味と中身で近年では最も、特製弁当という感じがしたと思う。

この日は会場内で、赤い電気機関車EF81形81号機と茶色い電気機関車EF64形1032号機に加え、EF58形61号機を展示。主に東海道本線や山陽本線の列車を牽き、昭和時代の現役当時からその流れる姿で人気が高かった電気機関車EF58の、お召し列車牽引指定機として特別に製造された61号機が、8年ぶりに公衆の面前へ引き出されたためか、入場に1時間、撮影に3時間以上もかかる大変な人出となった。

販売駅
東京総合車両センター 2004(平成16)年6月1日発足 東京都品川区広町2丁目1番19号
調製元
株式会社 大船軒 神奈川県鎌倉市岡本2丁目3番3号 0120-014541

【終売】2017年東京総合車両センター一般公開記念弁当(1,100円)2017年8月26日にJR東日本夏休みフェア2017東京総合車両センター一般公開の弁当販売で購入
2017-nen Tokyo Sogo Sharyo Center Ippan Kokai Kinen Bento (end of sales)

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2017(平成29)年8月26日の鉄道工場公開イベントで販売されたお弁当。この年も、記念弁当はこの1種類のみ。ネット上にEF65とEF81の記念弁当が出るとあり、今年は久々に複数の公開記念弁当が出るのかと思ったら、実物では1枚の掛紙にEF65とEF81の写真を載せていた。

ということで掛紙の絵柄は、上側が国鉄のEF65形式直流電気機関車の、下側が国鉄のEF81形式交直流電気機関車の写真。中身は鮭フレーク飯に鶏のつくねとそぼろ、スパゲティ、煮物、たこボール、かまぼこ、玉子焼、牛肉煮、しらすなどで、最近の大船軒のセンスとNREの品質を兼ね備えたような印象。

EF65は1965(昭和40)年から15年間で国鉄電気機関車史上最多となる308両も製造された電気機関車。東海道〜山陽本線を中心に、関東地方から西日本までの本州と四国で貨物列車や寝台特急列車を牽引した。老朽化や寝台特急列車の廃止で廃車が進んだが、製造終了後40年が経過しても40両以上が現役で、コンテナ貨物を東へ西へ牽引している。この日は寝台特急列車「出雲」のヘッドマークを付けた1115号機を展示。

EF81は1968(昭和43)年から25年間で164両が製造された電気機関車。歴史的経緯から電気の種類や周波数が異なる国鉄の電化区間について、直流1500V、交流20000V50Hz、交流20000V60Hzのすべての区間に対応したオールラウンダーとして、東北地方から関西地方にかけて貨物列車や寝台特急列車を牽引した。こちらも老朽化や寝台特急列車の廃止で廃車が進んだが、製造終了後30年近くが経過しても30両以上が現役で、JR東日本の団体列車や回送電車や、九州の貨物列車を牽引している。この日はお召し列車使用の81号機を展示。

販売駅
東京総合車両センター 2004(平成16)年6月1日発足 東京都品川区広町2丁目1番19号
調製元
株式会社 大船軒 神奈川県鎌倉市岡本2丁目3番3号 0120-014541

【終売】2016年東京総合車両センター一般公開記念弁当(1,000円)2016年8月27日にJR東日本夏休みフェア2016東京総合車両センター一般公開の弁当販売で購入
2016-nen Tokyo Sogo Sharyo Center Ippan Kokai Kinen Bento (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2016(平成28)年8月27日の鉄道工場公開イベントで販売されたお弁当。この年の記念弁当は大船軒の1種類しかなく、NREの東京駅弁もあまり多くなく、遠く兵庫県神戸の淡路屋の新幹線型容器の駅弁が幅を利かせていた。前年は不参加だが、1種類だけ、山手線E235系電車の掛紙を使う記念弁当が出ていた模様。掛紙の写真は、横浜線、中央線、東海道線、京葉線のE233系電車。掛紙の裏面には、E233系の運用線区らしくない、埋立地でなさそうな海沿いを走る風景の塗り絵が印刷された。

中身はおそらく既存の大船駅弁と同一でなく、鮭そぼろ丼、鶏そぼろ丼、タケノコやニンジンなどの煮物とひじき煮と「祝」入り玉子焼、ハンバーグとスパゲティとキノコと甘味。掛紙目的の記念弁当とはいえ、弁当としての出来や味は感心しない。

E233系電車は、2006(平成18)年に中央線でデビューしたJR東日本の通勤電車。1999(平成11)年デビューのE231系電車の改良版で、主要な機器を複数積むなど故障に強い車両を目指したという。2007(平成19)年に京浜東北線と東海道本線、2009(平成21)年に常磐緩行線、2010(平成22)年に京葉線、2013(平成25)年に埼京線、2014(平成26)年に横浜線と南武線という具合に、異なる色と細かな仕様の差で、主にJR東日本の自社工場や、これを引き継いだ総合車両製作所で大量に製造中。当日の車両撮影スポットにも、掛紙写真の4編成が展示されていた。

販売駅
東京総合車両センター 2004(平成16)年6月1日発足 東京都品川区広町2丁目1番19号
調製元
株式会社 大船軒 神奈川県鎌倉市岡本2丁目3番3号 0120-014541

【終売】東京総合車両センター公開記念弁当(1,000円)2014年8月23日にJR東日本夏休みフェア2014東京総合車両センター一般公開の弁当販売で購入
Tokyo Sogo Sharyo Center Ippan Kokai Kinen Bento (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2014(平成26)年8月23日の鉄道工場公開イベントで販売されたお弁当。この年の記念弁当は、NREこそ前年と同じく3種類を用意したが、大船軒のものは無かった。しかしよく見ると、この弁当のみ食品表示ラベル上は、調製元が大船軒である。掛紙は皇室用客車の代替として2007(平成19)年にJR東日本が製造した「ハイグレード車両」E655系電車。

市販の惣菜弁当向けボール紙製容器を使う。中身はバターライスっぽい御飯にオムレツやハンバーグやカニクリームコロッケなどを詰める、ちょっとした洋食弁当。

E655系は、天皇や皇族や国賓や関係者のみが乗れた従前の皇室用客車と異なり、6両編成のうち1両を除き団体専用列車で使われることがあり、JRや大手旅行会社が主催する乗車ツアーで誰もが乗ることができる。ただ、デビュー直後はそういうツアーがよく作られたが、最近はほとんど見ない気がする。当日の車両撮影スポットにも、この編成が展示されていた。

販売駅
東京総合車両センター 2004(平成16)年6月1日発足 東京都品川区広町2丁目1番19号
調製元
株式会社 大船軒 神奈川県鎌倉市岡本2丁目3番3号 0120-014541

【終売】東京総合車両センター公開記念弁当(1,000円)2014年8月23日にJR東日本夏休みフェア2014東京総合車両センター一般公開の弁当販売で購入
Tokyo Sogo Sharyo Center Kokai Kinen Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2014(平成26)年8月23日の鉄道工場公開イベントで販売されたお弁当。この年の記念弁当は、NREこそ前年と同じく3種類を用意したが、大船軒のものは無かった。掛紙は東海道本線のE217系電車。中身は普段「さがみの」の名称でNREが受注生産している宅配弁当。日の丸御飯にサーモン味噌焼、豚生姜焼、玉子焼、がんもやニンジンなどの煮物、マイタケ天ぷら、大豆たんぱく甘辛煮など。

JR東日本のE217系電車は、1994(平成6)年に総武快速・横須賀線向け車両として登場。5年間で745両を製造し、両路線のすべての電車を置き換え、以後一貫して、この2路線と、この2路線との直通列車にのみ使用されてきた。ところが2006(平成18)年に、普段は青と白の帯色を緑と橙に貼り替えて、東海道本線の東京・熱海間に進出してきた。これは2004(平成16)年3月ダイヤ改正での横須賀線の減便で余った車両を、東海道本線の旧型電車の置き換えに活用したものとされる。この色の編成は最大で3本しかなく、出会えたらラッキー。当日の車両撮影スポットにも、この編成が展示されていた。

販売駅
東京総合車両センター 2004(平成16)年6月1日発足 東京都品川区広町2丁目1番19号
調製元
株式会社 NRE大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7334

【終売】東京総合車両センター公開記念弁当(1,000円)2014年8月23日にJR東日本夏休みフェア2014東京総合車両センター一般公開の弁当販売で購入
Tokyo Sogo Sharyo Center Kokai Kinen Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2014(平成26)年8月23日の鉄道工場公開イベントで販売されたお弁当。この年の記念弁当は、NREこそ前年と同じく3種類を用意したが、大船軒のものは無かった。掛紙は総武快速・横須賀線のE217系電車。中身は普段「ありあけ」の名称でNREが受注生産している宅配弁当。日の丸御飯にトンカツ、サワラ西京焼、有頭海老、ニシン昆布煮、玉子焼、がんもやサトイモなどの煮物、マイタケ煮など。

JR東日本のE217系電車は、この姿が本業。デビューから十数年を経過し、電子機器が劣化してきたため、2007から5年間ですべての車両の主な制御装置などを交換する機器更新を実施した。見た目や乗った感じではほぼ変わらないが、青と白の帯色が明るくなった、車内放送が自動になったなどの変化はある。当日の車両撮影スポットにも、この編成が展示されていた。もうひとつ、業務用車両のクモヤ143形電車も展示されていたが、これは記念弁当の掛紙にならなかった。

販売駅
東京総合車両センター 2004(平成16)年6月1日発足 東京都品川区広町2丁目1番19号
調製元
株式会社 NRE大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7334

【終売】東京総合車両センター一般公開記念弁当(1,000円)2013年8月24日にJR東日本夏休みフェア2013東京総合車両センター一般公開の弁当販売で購入
Tokyo Sogo Sharyo Center Ippan Kokai Kinen Bento (end of sales)

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2013(平成25)年8月24日の鉄道工場公開イベントで販売されたお弁当。この年も前年に引き続き、4種類がすべて同じ値段で用意された。掛紙はJR東日本の長野地区の115系近郊形電車。中身は普段「はつらつ」の名称でNREが受注生産している宅配弁当。白御飯に豚肉照焼、エビフライ、カニクリームコロッケ、大豆たんぱく甘辛煮、ごぼうサラダ、切り干しダイコン、玉子焼など。今回の3つのNREの弁当もまた、東京駅でおなじみの安定した味。

JR東日本長野支社では、1998年の長野オリンピックの開催に向けて、管内の115系電車を、青と白と緑帯に塗り替えた。これが掛紙の写真となる。中央東線では下の「スカ色」な115系と同じ区間を走っており、普通列車で立川駅や高尾駅までやってくる。撮影会場には来ていなかったが、なぜか掛紙に採用された。

販売駅
東京総合車両センター 2004(平成16)年6月1日発足 東京都品川区広町2丁目1番19号
調製元
株式会社 NRE大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7551

【終売】東京総合車両センター一般公開記念弁当(1,000円)2013年8月24日にJR東日本夏休みフェア2013東京総合車両センター一般公開の弁当販売で購入
Tokyo Sogo Sharyo Center Ippan Kokai Kinen Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2013(平成25)年8月24日の鉄道工場公開イベントで販売されたお弁当。この年も前年に引き続き、4種類がすべて同じ値段で用意された。掛紙はJR東日本の中央本線の115系近郊形電車。中身は大船駅の夏季限定駅弁「夏越し」。つまり調製元は大船軒で、食品表示ラベルもそうであるが、掛紙にはNREのロゴマークのみが印刷されていた。

中身はアサリと玉子そぼろとゆかりとグリーンピースを少し載せた御飯に、シラス入り押寿司、赤魚の粕漬、豚生姜焼、アナゴの煮こごり、アジフライ、ニンジンや竹輪などの煮物、かまぼこ、ビワ甘露煮など。今回はどうしたことか、ごはんもおかずも付合せも個々に臭く、山椒昆布に至っては舌が麻痺した感じ。これは味の好みの問題ではなく、味付けの失敗ではと思った。

115系は国鉄が1963(昭和38)年から20年間で1900両以上を製造、本州の主に山の中で普通列車として活躍した。中央東線では1966(昭和38)年の電化からこの時点に至るまで、普段の通勤通学輸送から、かつては急行列車や夜行列車まで担当した登山客輸送までを担い、長らく走り続けている。この日は訓練車に転用された白帯付きの編成が、撮影会場に据え付けられていた。

販売駅
東京総合車両センター 2004(平成16)年6月1日発足 東京都品川区広町2丁目1番19号
調製元
株式会社 大船軒 神奈川県鎌倉市岡本2丁目3番3号 0120-014541

【終売】うまい!たこ焼(300円)2013年8月24日にJR東日本夏休みフェア2013東京総合車両センター一般公開の弁当販売で購入
Umai! Takoyaki (end of sales)

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2013(平成25)年8月24日の鉄道工場公開イベントで販売された軽食。おそらくイベント向けの冷凍食品だろう。「箱のまま電子レンジで温めてお召し上がりください」と、ふたに書かれている。駅弁や記念弁当とともに売られていたので、買ってみただけ。

販売駅
東京総合車両センター 2004(平成16)年6月1日発足 東京都品川区広町2丁目1番19号

【終売】東京総合車両センター一般公開記念弁当(1,000円)2013年8月24日にJR東日本夏休みフェア2013東京総合車両センター一般公開の弁当販売で購入
Tokyo Sogo Sharyo Center Ippan Kokai Kinen Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2013(平成25)年8月24日の鉄道工場公開イベントで販売されたお弁当。この年も前年に引き続き、4種類がすべて同じ値段で用意された。掛紙はJR東日本の南武線の205系通勤形電車。中身は普段「ありあけ」の名称でNREが受注生産している宅配弁当。日の丸御飯にサワラ西京焼、有頭海老、とんかつ、昆布豆、玉子焼、煮物など。

南武線の205系は、国有化後の南武線では初めての新車として、1989年から1990年にかけて投入。しかし従前の103系電車の約半数を置き換えたところで打ち止めとなり、1993年に2編成だけ投入された209系も加えて、長らく3種類の電車が混在した。21世紀に入ると山手線から中古の205系が入り、2004年に103系を全廃してここに至る。イベント開催の前月に、JR東日本が2014年度からのE233系電車の投入を発表しており、撮影は今のうちだと注目され始めたところ。やはりこのときは山手線から南武線に転じた205系の1編成が、撮影会場に据え付けられていた。

販売駅
東京総合車両センター 2004(平成16)年6月1日発足 東京都品川区広町2丁目1番19号
調製元
株式会社 NRE大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7551

【終売】東京総合車両センター一般公開記念弁当(1,000円)2013年8月24日にJR東日本夏休みフェア2013東京総合車両センター一般公開の弁当販売で購入
Tokyo Sogo Sharyo Center Ippan Kokai Kinen Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2013(平成25)年8月24日の鉄道工場公開イベントで販売されたお弁当。この年も前年に引き続き、4種類がすべて同じ値段で用意された。掛紙はJR東日本の埼京線の205系通勤形電車。中身は普段「さがみの」の名称でNREが受注生産している宅配弁当。日の丸御飯にサーモン味噌焼、豚肉生姜焼、大豆たんぱく甘辛煮、マイタケ天、玉子焼、煮物など。

埼京線の205系は、1989年から1990年にかけて新車で投入されて従前の103系電車をすべて置き換え、後に増発で山手線からも仲間が来て、2013から2014年にかけてE233系電車の新車ですべて置き換えられた。この時は置き換えの最中であり、山手線から埼京線に転じた205系の1編成が、撮影会場に据え付けられていた。

販売駅
東京総合車両センター 2004(平成16)年6月1日発足 東京都品川区広町2丁目1番19号
調製元
株式会社 NRE大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7551

【終売】東京総合車両センター一般公開記念弁当(1,000円)2012年8月25日にJR東日本2012夏休みフェア東京総合車両センター一般公開の弁当販売で購入
Tokyo Sogo Sharyo Center Ippan Kokai Kinen Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2012(平成24)年8月25日の鉄道工場公開イベントで販売されたお弁当。この年は4種類がすべて同じ値段で用意された。掛紙はJR東日本のE259系特急形電車。中身は普段「せせらぎ」の名称でNREが受注生産している宅配弁当。シメジやタケノコなどの五目飯に有頭海老、鮭塩焼、鶏照焼、野菜かき揚、かまぼこと玉子焼、肉団子と昆布やニンジンなどの煮物、煮豆と紅生姜。今回の4種の中では最もうまかった。

E259系は、都心や横浜と成田空港を結ぶ特急列車「成田エクスプレス」向けに2009年に製造された特急形電車。2010年7月の成田スカイアクセス(京成成田空港線)の開業により所要時間で劣勢に立たされる同列車のテコ入れのために、1991年の同列車の登場時から使用される253系電車をすべて置き換えた。意匠は旧型を継承し、個室や向かい合わせ固定の座席など旧型の尖った個性は継承せず、増発もスピードアップもなく、乗客が増えたり便利になったとも聞かず、粛々と置き換わっていった感がある。世間からは英国ワトフォード会議「ブルネル賞」や鉄道友の会「ブルーリボン賞」の受賞という形で高く評価されている。

販売駅
東京総合車両センター 2004(平成16)年6月1日発足 東京都品川区広町2丁目1番19号
調製元
株式会社 NRE大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7551

【終売】東京総合車両センター一般公開記念弁当(1,000円)2012年8月25日にJR東日本2012夏休みフェア東京総合車両センター一般公開の弁当販売で購入
Tokyo Sogo Sharyo Center Ippan Kokai Kinen Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2012(平成24)年8月25日の鉄道工場公開イベントで販売されたお弁当。この年は4種類がすべて同じ値段で用意された。掛紙はE233系電車のうち東海道線などで使われる3000番台。中身は普段「はつらつ」の名称でNREが受注生産している宅配弁当。日の丸御飯にサーモン味噌焼、豚肉生姜焼、マイタケ天、玉子焼、レンコンやタケノコなどの煮物、人造肉(大豆たんぱく)甘辛煮。豚肉と人造肉がえらく臭かったような。

E233系は2006年に中央快速線でデビューした通勤電車。1999年から2632両も量産されたE231系電車の新バージョンで、車両故障により列車の遅れや運休を招く輸送障害の低減を目的に、主要機器の二重化や冗長化に車体の強化などの信頼性の向上を図った。その後に京浜東北・根岸線、東海道線、常磐緩行線などで国鉄末期や平成初期の電車を猛烈に置き換え始め、製造数も3000両を超える勢い。

販売駅
東京総合車両センター 2004(平成16)年6月1日発足 東京都品川区広町2丁目1番19号
調製元
株式会社 NRE大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7551

【終売】東京総合車両センター一般公開記念弁当(1,000円)2012年8月25日にJR東日本2012夏休みフェア東京総合車両センター一般公開の弁当販売で購入
Tokyo Sogo Sharyo Center Ippan Kokai Kinen Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2012(平成24)年8月25日の鉄道工場公開イベントで販売されたお弁当。この年は4種類がすべて同じ値段で用意された。掛紙は185系国鉄色(日光形)で2012年7月15日に上野駅と横川駅との間で運転された臨時特急そよかぜの走行写真。中身は普段「ありあけ」の名称でNREが受注生産している宅配弁当。日の丸御飯にトンカツ、サワラ西京焼、エビ煮、かまぼこ、玉子焼、サトイモやコンニャクなどの煮物、ニシン昆布巻、昆布豆、柴漬けなど。

185系電車は、国鉄が首都圏で特急列車にも普通列車にも使うために、1981(昭和56)年に東海道本線へ、翌1982(昭和57)年に東北本線へ投入した電車。東京と伊豆を結ぶ特急「踊り子」、上野駅から宇都宮方面や高崎方面への新特急、東北・上越新幹線が大宮駅止まりだった時代に上野駅と大宮駅を結んだ新幹線リレー号として活躍した。

同じ時期に国鉄は近畿圏へ117系電車を投入、185系と同じ座席と性能を備えるのに料金がいらない「新快速」として走らせ始めたため、こんな電車に首都圏では金を(特急料金を)取るのかと非難されたりもした。あれから30年、117系は廃車も出たというのに、こちらはこの時点でいまだに全車が特急列車向けとして健在という古豪ぶり。2010年以降、湘南電車や国鉄時代やこの日光形(上野駅と日光駅を結んだ157系準急電車)の色に塗り替えられた編成が出てきており、撮り鉄を楽しませてくれている。「そよかぜ」はかつて主に上野駅と軽井沢駅を全車指定席で結んだ在来線特急。

販売駅
東京総合車両センター 2004(平成16)年6月1日発足 東京都品川区広町2丁目1番19号
調製元
株式会社 NRE大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7551

【終売】東京総合車両センター一般公開記念弁当(1,000円)2012年8月25日にJR東日本2012夏休みフェア東京総合車両センター一般公開の弁当販売で購入
Tokyo Sogo Sharyo Center Ippan Kokai Kinen Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2012(平成24)年8月25日の鉄道工場公開イベントで販売されたお弁当。この年は4種類がすべて同じ値段で用意された。掛紙は国鉄時代に製造されJR東日本が保有し東京総合車両センターで保管されている193系事業用電車で、走りながら直流電化区間の信号や架線の状態をチェックする電気検測車。

中身は大船駅の夏季駅弁「夏越し」で、おしながきにもそう書いてある。サクラエビとシラスと鮭フレークを添えた白御飯に、ヒレカツ、マグロ西京焼、アサリ時雨煮、かまぼこ、玉子焼、そら豆、ようかん、アジ酢漬、アナゴ押寿司、さくらつぼ漬け、パプリカやナスなどの素揚げ。

193系電車は1980年代に首都圏の国電各線で時々走っていたから、通勤や通学で毎日利用していれば、特急電車を青く塗ったような奇抜な回送列車を見たことがあるかもしれない。2002年に交流電化区間や軌道の検測もできるオールマイティなE491系電車が製造されると失業し、この大井の工場で長らく寝ていたが、この日突然に公衆の面前へ引き出されて、ごく一部の鉄道ファンの間で話題になった。翌2013年の6月にスクラップになったそうな。

販売駅
東京総合車両センター 2004(平成16)年6月1日発足 東京都品川区広町2丁目1番19号
調製元
株式会社 大船軒 神奈川県鎌倉市岡本2丁目3番3号 0120-014541

【終売】東京総合車両センター一般公開記念弁当(1,200円)2011年8月27日にJR東日本2011夏休みフェア東京総合車両センター一般公開の弁当販売で購入
Tokyo Sogo Sharyo Center Ippan Kokai Kinen Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2011(平成23)年8月27日の鉄道工場公開イベントで販売されたお弁当。今年は3種類が用意された。掛紙はJR東日本のEF510形500番台電気機関車のトップナンバーが寝台特急列車「カシオペア」を牽引している写真。

中身は普段「味だより」の名称でNREが受注生産している宅配弁当。大きな正方形の容器に9区画の黒いプラ製トレーを入れ、その中身は日の丸御飯、玉子ふりかけ茶飯、梅ふりかけ御飯、かまぼこと玉子焼と鮭塩焼、海老焼売と春雨サラダ、とうふステーキとマイタケ天、シイタケや根菜などの煮物、トンカツにウインナー、春巻にエビチリ。

EF510形はJR貨物が2002年から製造中の電気機関車。直流、交流50Hz、交流60Hzと電化方式が異なる、関西地方から津軽海峡までの日本海沿岸の鉄道路線を通して貨物列車を牽引するため、同じ目的で1968(昭和43)年から使用されてきたEF81形を置き換える目的で開発したもの。JR旅客鉄道各社も寝台特急その他旅客列車の牽引のために電気機関車を保有しており、しかし客車列車や夜行列車の減少というか安楽死政策のためその数を減らす一方であるが、JR東日本は老朽機の置き換えとしてJR貨物のこの機関車を指名、自社向けカスタマイズを施したタイプを15両も発注し、JR旅客鉄道各社で唯一となる会社発足後の新製機関車を保有することとなった。

販売駅
東京総合車両センター 2004(平成16)年6月1日発足 東京都品川区広町2丁目1番19号
調製元
株式会社 NRE大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7551

【終売】東京総合車両センター一般公開記念弁当(1,000円)2011年8月27日にJR東日本2011夏休みフェア東京総合車両センター一般公開の弁当販売で購入
Tokyo Sogo Sharyo Center Ippan Kokai Kinen Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2011(平成23)年8月27日の鉄道工場公開イベントで販売されたお弁当。今年は3種類が用意された。掛紙はJR東日本のE233系電車の中央線バージョン。

中身は普段「さがみの」の名称でNREが受注生産している宅配弁当。黒い長方形の容器に黒いプラ製トレーを入れ、その中身は日の丸御飯、鮭味噌焼、豚生姜焼、玉子焼、マイタケ天、野菜の煮物、大豆タンパク甘辛煮、肉団子、野沢菜漬など。

E233系はJR東日本が首都圏向けに大量製造している通勤電車。電車の故障によるダイヤの乱れが多かったのか、前作のE231系電車より機器の信頼性を高めたそうで、2006年から中央線、2007年から京浜東北線、2008年から東海道線、2009年から常磐緩行線、2010年から京葉線で走り始めている。

販売駅
東京総合車両センター 2004(平成16)年6月1日発足 東京都品川区広町2丁目1番19号
調製元
株式会社 NRE大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7551

【終売】東京総合車両センター一般公開記念弁当(1,000円)2011年8月27日にJR東日本2011夏休みフェア東京総合車両センター一般公開の弁当販売で購入
Tokyo Sogo Sharyo Center Ippan Kokai Kinen Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2011(平成23)年8月27日の鉄道工場公開イベントで販売されたお弁当。今年は3種類が用意された。掛紙はJR東日本の185系電車の湘南色バージョン。

中身は大船駅の夏期駅弁「涼蔭(りょういん)」。正方形の容器の中身は、ちりめん山椒をかけた白御飯に、ハンバーグ、ガーリックパスタ、ポテトサラダ、サバ照焼、かまぼこ、玉子焼、シイタケやニンジンなどの煮物、くずまんじゅうなど。

185系は国鉄が首都圏で伊豆方面への特急・急行列車の車両の置き換えと東北・上越新幹線開業後の東北本線や高崎線での新タイプ特急列車の運行のために、1981(昭和56)年から2年間で227両を製造した特急電車。白い車体に緑のストライプを描くという国鉄としては斬新な塗色で注目を集めた一方で、通勤輸送での使用も視野に入れた客室構造と、同時期に近畿圏で新快速列車向けに投入した117系と同等の性能という、特急列車向けとしては物足りない作りについて特急料金のぼったくりだと非難されたりもした。

あれから30年。今では首都圏のJR線では最も旧式の電車となったが全車が健在であり、MT54形直流直巻電動機のうなりも高らかに「踊り子」などの特急列車に使われ続ける。2010年から鉄道ファン向けの塗り分けを始めており、写真の編成は湘南電車タイプに、別の編成は日光形タイプに、他の編成はデビュー当初のストライプ塗装に塗られて、普段どおり走っている。

販売駅
東京総合車両センター 2004(平成16)年6月1日発足 東京都品川区広町2丁目1番19号
調製元
株式会社 大船軒 神奈川県鎌倉市岡本2丁目3番3号 0120-014541

【終売】東京総合車両センター夏休みフェア記念弁当(800円)2008年8月23日に東京総合車両センター夏休みフェア弁当販売で購入
Tokyo Sogo Sharyo Center Natsuyasumi Fair Kinen Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身

2008(平成20)年8月23日の鉄道工場公開イベントで販売されたお弁当。調製はNREで、今年は東海道線に1編成だけ投入されたE233系3000番台電車の写真を掛紙に採用した。中身や価格およびボール紙製の容器は昨年と同じ。今年も多くの家族連れと鉄道ファンで賑わっていた。

販売駅
東京総合車両センター 2004(平成16)年6月1日発足 東京都品川区広町2丁目1番19号
調製元
株式会社 NRE大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7551

【終売】東京総合車両センター夏休みフェア記念弁当(800円)2007年8月25日に東京総合車両センター夏休みフェア弁当販売で購入
Tokyo Sogo Sharyo Center Natsuyasumi Fair Kinen Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身

2007(平成19)年8月25日の鉄道工場公開イベントで販売されたお弁当。調製はNREで、新型電車の写真を載せた掛紙の下には見慣れた絵柄の紙箱があり、中身は日の丸御飯、ゆかり白飯、玉子ふりかけ御飯、鳥唐揚、焼鮭ととんかつ、蒲鉾と卵焼きとミートボール、野菜かき揚、桜道明寺など。東京駅その他に同種商品はないと思うが、上のように同時開催の江戸東京博物館での鉄道展では中身がほぼ同じ弁当が売られており、こういうレシピを記念駅弁用で持っているのだろう。ここでは他にもNREの東京駅弁などが販売されていた。

東京総合車両センターは、山手線大崎駅と京浜東北線大井町駅との間に広がる車両基地。戦前から電車の修繕や改造を手掛けるほか皇室専用の車両も担当する大井工場と、山手線電車の車庫である山手電車区が、2004年に合併し改称した。鉄道ファンの間では毎年夏の工場公開も知られ、今でも大井工場の名前が定着していると思う。

販売駅
東京総合車両センター 2004(平成16)年6月1日発足 東京都品川区広町2丁目1番19号
調製元
株式会社 NRE大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7551