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 旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR東日本・JR東海 東京(とうきょう)駅 JR Tokyo Station
2017(平成29)年1月訪問 GoogleMap「東京駅」

駅名標 駅舎 駅構内

東京と日本の中央駅。東海道・山陽・東北・上越・山形・秋田・北陸の各新幹線、東海道・中央・総武・東北の各線、山手線や京浜東北線などの電車が、一日あたり3000本以上行き交い、100万人以上の利用者で終日賑わう。駅弁はJRの子会社が調製するもので100種類以上とも、エキナカの商品を含めて400種類以上とも、デパ地下の弁当を含めて1000種類以上ともいわれる、世界一の駅弁販売駅。1914(大正3)年12月20日開業、東京都千代田区丸の内1丁目。

男飯(1,188円)2014年7月18日に上野駅の駅弁売店「駅弁屋 匠」で購入
Otokomeshi

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購入時で10年以上前から商品としては存在か。商品名を力強く書いた、黒いボール紙のふたを開けると、白御飯を焼き鮭、笹かまぼこ、ウインナー、鶏唐揚、鶏団子揚げ、玉子焼、牛肉煮、タケノコ煮、豚焼肉、アサリ煮、明太子など、様々な具をドカドカと置いて覆い尽くす丼ものが現れる。

公式発表で「みんな大好きなおかずを豪快にのせたボリューム満点なお弁当」だそうな。具だくさんで贅沢な海苔弁当。ただ、御飯の分量がそうでもないため、見た目、持った感じほど胃に重たくはなかった。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 マコト 東京都大田区東六郷1−25−3 03(3735)2711 http://www.makoto-j.co.jp/

六郷のわたし(1,130円)2003年3月8日に上野駅の駅弁売店で購入
Rokugo no Watashi

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亀甲形の容器にボール紙のふたをかけて輪ゴムでしばる。ふたを開けるとお品書きが登場。中身は赤飯と野沢菜になんと北海道産ハスカップのおむすびにいなりと椎茸ずしと賑やかに5種類もの御飯で半分、鶏肉ごま揚げやタコ入り薩摩揚げなどでさらに半分、残りに人参やタケノコなどの煮物に高野豆腐が入る、「安全・自然・美味」をテーマにした健康志向のお弁当。価格は2003(平成15)年の購入時で1,000円、2017年時点で1,130円。

お品書きには「七つの知恵 土曜日 逆の力を知る」(購入日は土曜日)などとあり、一週間ローテーションの日替わり弁当なのかもしれない。弁当名は製造元の本社に近い多摩川の、旧東海道の渡し船から来ている。

※2017年4月補訂:値上げを追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 マコト 東京都大田区東六郷1−25−3 03(3735)2711 http://www.makoto-j.co.jp/

ハンバーグ弁当(850円)2002年12月1日に東京駅の駅弁売店で購入
Hamberg Bento

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惣菜弁当風ビニール容器を薄いボール紙の箱に詰める。中身は日の丸御飯にデミグラスソースがかかったハンバーグ、海老フライにイカリングフライにクリームコロッケといった、ほかほか弁当タイプのハンバーグ弁当。駅弁の風情は微塵も感じられないが、東京駅で千円以下なのに味が良い。実用本位のお弁当。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 マコト 東京都大田区東六郷1−25−3 03(3735)2711 http://www.makoto-j.co.jp/

【終売】唐揚げ弁当(1,080円)2018年4月21日に東京駅の駅弁売店「膳まい」で購入
Karaage Bento (end of sales)

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2018(平成30)年の発売か。平たく浅く古風なサイズの発泡材製折箱を2段に重ね、商品名を書いた掛紙で巻く。中身は下段が日の丸御飯、上段が鶏塩竜田揚、鶏唐揚、鶏香味唐揚で3種6個の鶏唐揚と、玉子焼、きんぴら、山くらげ。下記のとおり東京駅では過去に、各社が鶏唐揚3種の駅弁を出している。それらとだいたい同じ味と雰囲気を感じた。同年中に終売か。

※2020年12月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 マコト 東京都大田区東六郷1−25−3 0120-353-534

【終売】全国ご当地グルメ(880円)2010年8月20日に上野駅の駅弁売店で購入
Zenkoku Gotochi Gourmet (end of sales)

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2010(平成22)年に発売か。長方形で拙いイラストのボール紙容器を使用、中身は12区画のトレーにその容器に書かれるとおり、北海道の「鮭、いくらご飯」、仙台の「笹かまぼこ」、秋田の「姫竹と山菜の酢味噌合え」、東京の「浅蜊佃煮」、横浜の「チンジャオロースー」、長野の「野沢菜ご飯」、名古屋の「味噌カツ」、京都の「じゃこ黒七味焼きむすび」、大阪の「たこ焼き」、神戸の「ぼっかけ焼きそば」、広島の「牡蠣フライ」、福岡の「白身魚の明太子焼き」と山菜が入っている。味や量は価格相応だと思う。どうしてこの価格でこういう商品を作ってみたくなったのか、聞いてみたいところ。2015年頃までの販売か。

※2017年4月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 マコト 東京都大田区東六郷1−25−3 03(3735)2711

【終売】よくばり幕の内(850円)2005年8月27日に東京駅の駅弁売店で購入
Yokubari Makunouchi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身

ダークブラウンの木目調容器に駅弁名シールと食品表示ラベルを貼り、赤い輪ゴム2本でしばり付ける。中身は俵型風日の丸御飯に鶏竜田揚、焼鮭、玉子焼、牛こま切れ、煮物2点など。価格相応だが明らかに駅弁の名前に負けており、これのどこが「よくばり」かという感想が聞こえてくるのはもったいない。調製元の主力事業である配達ランチより、内容と価格を欲張ったと解釈する。2010年頃までの販売か。

※2017年4月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 マコト 東京都大田区東六郷1−25−3 03(3735)2711

【終売】銀ムツ照り焼き重(850円)2005年8月27日に東京駅の駅弁売店で購入
Ginmutsu Teriyaki Ju (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身

本当に真っ黒なふた付き長方形ボール紙容器を輪ゴム1本で留めて食品表示ラベルを貼る。中身は胡麻振り御飯にたっぷりの銀ムツ照り焼き、カボチャとニンジンと玉子焼というシンプルな構成。駅弁の名前はともかく食品表示に銀ムツという名を記していいのかと思うが、味は普通に美味い。駅では売れていると思うが、駅弁として無名が過ぎて収穫報告が見あたらない。2006年頃までの販売か。

※2017年4月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 マコト 東京都大田区東六郷1−25−3 03(3735)2711

【終売】キングサーモン藻塩焼御膳(850円)2004年5月27日に東京駅の駅弁売店で購入
King Salmon Moshioyaki Gozen (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身

汎用の長方形ボール紙容器に黒いトレーを入れる。中身は日の丸風飯の隣に全長20センチ以上はあるキングサーモンの切り身が焼かれて堂々と横たわり、あとは肉団子や煮物やかき揚げなどの付け合わせ。サーモンはそれなりに油っぽいが見た目ほど大味でなく、分量より雰囲気で満腹を誘うヘビー級駅弁。藻塩とは塩田が登場する前の縄文時代後期から平安時代頃まで使われた、海藻と土器を用いた製法でつくられた塩のことらしい。現存しない模様。

※2017年4月補訂:終売を追記
※2004年10月補訂:藻塩の解説を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 マコト 東京都大田区東六郷1−25−3 03(3735)2711

【終売】鹿児島地鶏弁当(900円)2004年5月27日に東京駅の駅弁売店で購入
Kagoshima Jidori Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身

2002(平成14)年までには登場していたと思われる。駅弁の名前とやや異なる名称を印字した専用の長方形ボール紙容器に黒いトレーを入れる。中身は胡麻振り俵飯にしそ味パスタを敷いた地鶏味噌焼と、焼鮭や煮物や昆布巻などの付け合わせ。東京駅弁でなぜ鹿児島地鶏と思えなくもないが、鶏は唐揚のような照焼のような、甘味も辛味も硬さも柔らかさも程良い感じ。取扱売店の人気駅弁なのか、いつも一番目立つ位置に鎮座しているように見えた。2007年頃までの販売か。

※2017年4月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 マコト 東京都大田区東六郷1−25−3 03(3735)2711

【終売】四季弁当(720円)2002年4月14日に横浜駅の駅弁売店で購入
Shiki Bento (end of sales)

掛紙 外観 中身

八角形の発泡材製容器を春夏秋冬の漢字を記したボール紙のふたで覆う。中身は味が分からないほど薄味の味付け御飯が半分、コンニャクやごぼうや人参などの煮物が4分の1、マグロ焼き魚やカニカマ揚げなどで4分の1。おそらくこれが春バージョンで、年4回中身が変わるのだろう。市中の弁当店でも同種の商品を取り扱う。この商品は現存しない模様。

※2017年4月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 マコト 東京都大田区東六郷1−25−3 03(3735)2711

【終売】森の径(880円)2002年4月14日に横浜駅の駅弁売店で購入
Mori no Komichi (end of sales)

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長方形の容器にボール紙のふたをかける。中身は大切りのタケノコと丸ごとの椎茸を載せた山菜御飯に、菜の花・高野豆腐・出汁巻卵・こんにゃく串・里芋などが入る、肉も魚もない健康志向のお弁当。現存しない模様。

市中のお弁当屋さんが駅構内の売店等に商品を卸すスタイルは、一般的に駅弁とは言われないが、この業者さんは1989年から東京駅構内に直営売店を構え、商品の容器も普通の駅弁並みであるため、公式な駅弁と扱われないが雑誌や書籍では駅弁として紹介されることが多い。旅情はないが品質は高く、既存の駅弁屋さんに良い刺激を与えているはず。

※2017年4月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 マコト 東京都大田区東六郷1−25−3 03(3735)2711

【終売】おむすび弁当(720円)2002年4月14日に横浜駅の駅弁売店で購入
Omusubi Bento (end of sales)

掛紙 外観 中身

薄手の正方形ボール紙製容器に白いトレーを入れる。おむすびが、具が飯の上に乗り海苔を衣に顔をのぞかせている梅とタラコ、そして野沢菜の混ぜ御飯のおにぎりで合計3個。おかずは鳥足唐揚にコロッケや焼き魚や肉団子に玉子焼。運動会やピクニックの行楽弁当をプロが作ればこのようになります、といった感じで、列車内ではなく屋外の広場や公園で食べたくなる。この姿と内容では現存しない模様。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 マコト 東京都大田区東六郷1−25−3 03(3735)2711