banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR東日本 越後湯沢(えちごゆざわ)駅2010年7月24日訪問Googleマップ
JR-East Echigo-yuzawa Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から上越新幹線で約1時間20分。新潟県南魚沼郡湯沢町は新潟県の最南部の山中に位置する人口約8千人の宿場町で、温泉やスキーで観光客を集め、新幹線と高速道路の開通により高層マンションが林立するリゾート都市へと変貌し、バブル経済の崩壊とスキー人口の激減で痛手を負っている。駅弁は国鉄時代からの駅弁屋がコンコースの専用売店で10種弱を販売するほか、他駅の駅弁が売店や仮設売店で販売されることがある模様。1925(大正14)年11月1日開業、新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢。

牛〜っとコシヒカリ(1,050円)2010年7月24日に越後湯沢駅コンコース駅弁売店で購入
Gyuuutto Koshihikari

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2009(平成21)年11月22日の新潟駅での「天地人駅弁合戦」で、新潟・福島・山形の各県で10軒の駅弁屋による新作駅弁のひとつとして登場か。赤いプラ製トレーを接着した長方形の発泡材枠容器に透明なふたをして、駅弁名と収穫期の水田の風景などを書いた掛紙で包む。中身は魚沼産コシヒカリを使うという白御飯の上を、新潟県産牛の牛肉で覆い、はじかみを載せ、玉子焼と蒲鉾と大根つぼ漬を添えるもの。購入品はしょぼしょぼとしか入らない肉が固くかつずいぶん甘く、飯はべちゃっとした残念な感じであった。価格は購入当時で1,000円、2015年時点で1,050円。

※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
上越線 越後湯沢(えちごゆざわ)駅 1925(大正14)年11月1日開業 新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢
調製元
合資会社 川岳軒 新潟県南魚沼郡塩沢町関115−1 025(783)2004 http://ekiben.jp/

越後林道かまめし(1,050円)2007年7月28日に越後湯沢駅コンコース駅弁売店で購入
Echigo Rindo Kamameshi

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演歌歌手のプロデュースにより、2007(平成19)年7月9日に登場。円形の加熱機能付き容器を入れる大きなパッケージに、駅弁名と田園風景に歌手の名前と顔写真が描かれる。中身は魚沼産コシヒカリのもちっとした炊込飯の上を、豚肉や鶏肉や舞茸やレンコンなどで覆うもの。ひもを引いてフタを開けると紅生姜の刺激臭が飛び出してきて迷惑だったが、中身は豚スライスも鶏スライスも茶飯もうまい秀作。ボリューム感もある。

これのどこが歌手とつながるのか、現物には何も書かれていないが、スポーツ誌などによると次のとおり。2007年2月7日に新曲「越後湯沢駅」を発売した演歌歌手の香田晋が、そのプロモーションのためか越後湯沢で挨拶回りに行った際に、町長が駅弁のプロデュースを持ちかけたらしい。発売日には本人自ら80個を駅売りし、5分で完売したそうな。価格は購入当時で1,000円、2015年時点で1,050円。演歌歌手は2012年に引退したが、駅弁の販売は続いている。

※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
上越線 越後湯沢(えちごゆざわ)駅 1925(大正14)年11月1日開業 新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢
調製元
合資会社 川岳軒 新潟県南魚沼郡塩沢町関115−1 025(783)2004 http://ekiben.jp/

特製かにずし(950円)2005年8月11日に越後湯沢駅コンコース駅弁売店で購入
Tokusei Kani Zushi

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無印はないが特製はある越後湯沢のカニ駅弁。強度があるようなないような井形のプラ容器に木目調の紙蓋をかけて、掛紙で包んで紙ひもでしばる。中身はかにちらしずし。つややかで風味の良い御飯と、見栄えも分量も品質もいまいちなカニその他の載せ物の組み合わせ。そもそも新幹線と高速道路の時代とはいえ、海からの遠さは日本一級の越後湯沢にて、海のカニが駅弁になっているのは、なんとなく納得がいかない。価格は購入当時で900円、2015年時点で950円。

コシヒカリを「魚沼産」と名乗れるのは、「いくらたらこめし」の解説を書いた2003年現在では16市町村と書いたが、市町村合併が進んだ結果、2005年時点で4市4町に整理されている。一方でかつてエリア外だった地域が合併でエリア内となり、逆に産地は拡大している。

※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
上越線 越後湯沢(えちごゆざわ)駅 1925(大正14)年11月1日開業 新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢
調製元
合資会社 川岳軒 新潟県南魚沼郡塩沢町関115−1 025(783)2004 http://ekiben.jp/

越後もち豚すきすき弁当(1,050円)2005年8月11日に越後湯沢駅コンコース駅弁売店で購入
Echigo Mochibuta Sukisuki Bento

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2004(平成16)年までに登場か。長方形の発熱式容器を、この種の駅弁としては控えめなデザインのボール紙にはめる。中身は白御飯の上に豚肉を糸コンニャクや椎茸やごぼうなどと共に貼り付けるもの。パッケージのイラストでもすき焼きをイメージさせる割には、中身の豚肉はトンカツやステーキになるような厚みがあるものの、名前を先に見ているので、なんとなくもちっとした感触が。価格は購入当時で900円、2015年時点で1,050円。

※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
上越線 越後湯沢(えちごゆざわ)駅 1925(大正14)年11月1日開業 新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢
調製元
合資会社 川岳軒 新潟県南魚沼郡塩沢町関115−1 025(783)2004 http://ekiben.jp/

いくらたらこめし(1,050円)2003年3月16日に越後湯沢駅コンコース駅弁屋台で購入
Ikura Tarako Meshi

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他駅の駅弁でも見掛ける上げ底の円形プラスティック容器に、ふたをして掛紙をかけて紙ひもでしばる。掛紙はかかしと黄金色の稲穂が描かれ、裏面に塩沢コシヒカリを絶賛する文章を印刷する。中身は塩沢産コシヒカリの上をいくら、たらこ、刻み椎茸、錦糸卵で4分割し、真ん中に刻み海苔を載せる。

コシヒカリを「魚沼産」と名乗れる魚沼地域16市町村(当時)の中でも、十日町市、川西町、中里村、六日町、大和町と塩沢町は最高評価「特A」を受けている。その塩沢産の魚沼コシヒカリを用いたというこの駅弁、コシヒカリの特徴である粘りが物凄く、掛紙の宣伝文句「魚沼産コシヒカリ」使用は確かなようだ。というのも、魚沼産コシヒカリは生産量の十倍量が流通するというから、どうしても偽物を疑ってしまうため。購入時には高価に感じるが、食べてみればイクラもタラコも添え物でしかない。価格は購入当時で1,000円、2015年時点で1,050円。

なお、この駅弁のジャンボ版で4〜5人前の分量がある「ジャンボいくらたらこめし」という駅弁が、過去に予約制で売られていた。

※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
上越線 越後湯沢(えちごゆざわ)駅 1925(大正14)年11月1日開業 新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢
調製元
合資会社 川岳軒 新潟県南魚沼郡塩沢町関115−1 025(783)2004 http://ekiben.jp/

【終売】雪国の五目弁当(750円)2010年7月24日に越後湯沢駅コンコース駅弁売店で購入
Yukiguni no Gomoku Bento (end of sales)

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冷凍食品かコンビニ弁当のようなプラ製パッケージを、商品名や各種イラストを描いたボール紙の枠にはめる。中身は茶飯の上にとりそぼろ、たけのこ、にんじん、しいたけ、きぬさや、錦糸卵などを載せるもの。電子レンジを使っていつでも温かい弁当を提供しようとした作品なのだろうが、見栄えも味もまるで懐かしの「O−bento」。普段の軽食であればともかく、旅先で買って食べた駅弁と思うとガッカリしてしまう。価格は購入当時で700円、2015年時点で750円。2015年または2012年頃に終売か。

※2016年10月補訂:終売を追記
※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
上越線 越後湯沢(えちごゆざわ)駅 1925(大正14)年11月1日開業 新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢
調製元
合資会社 川岳軒 新潟県南魚沼郡塩沢町関115−1 025(783)2004 http://ekiben.jp/

くびきの押し寿司(750円)2002年1月13日に京王百貨店駅弁大会で購入
Kubiki no Oshizushi

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1997(平成9)年3月22日の北越急行ほくほく線開業に合わせて、越後湯沢駅での駅売りが開始された押寿司弁当で、現在は駅弁として認識されている。価格は購入時で800円、2005年6月現在で750円。

酢飯に野菜を乗せて笹を敷き、その上に酢飯とシソと玉子を乗せて笹を敷き、さらに酢飯とアミエビを乗せてまた笹を敷き、しっかり押したものを紙箱に収めてボール紙のパッケージに入れる。とても目立つ注意書きのしおり入り。狭い車内では非常に食べ辛いものの、具と米の自然な甘さが口の中に広がる味はなかなかのもの。

頸城地方の伝統食を村おこしに使おうと、1990年代に地元の主婦5名が農業組合法人をつくり製造販売を始めた。駅弁としての販売希望をJRに断られたものの、開業イベントでの販売の盛況を目の当たりにして、ようやく駅弁の仲間入りができたとか。その後は注文の増加で主婦の副業では対応できなくなり、組織は第3セクターの有限会社に拡大、地域振興の成功例として、法人代表に講演の声がかかる。

この商品は2010年かそれ以前に、越後湯沢駅での販売を終えたようで、今では越後湯沢駅の駅弁と紹介されることはなくなった。商品そのものには、直江津駅、長岡駅、上越妙高駅など、新潟県内の主要駅で見たり買ったりしたという報告が見られる。

※2016年10月補訂:販売現況を追記
販売駅
上越線 越後湯沢(えちごゆざわ)駅 1925(大正14)年11月1日開業 新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢
調製元
有限会社 あやめフード 新潟県上越市頸城区百間町1035 025(530)4365