banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR西日本 富山(とやま)駅2007年10月6日訪問Googleマップ
JR-West Toyama Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から北陸新幹線で約2時間。富山市は日本海の富山湾に面した、富山県の面積の3割を占めるの県庁所在地で、人口約42万人の城下町。かつて市内を流れる神通川のサクラマスを使った押寿司の郷土料理「ますのすし」が、鉄道の開通で駅弁となり全国に知名度を広げ、富山と駅弁を代表する商品として君臨する。1899(明治32)年3月20日開業、富山県富山市明輪町。

すき焼風牛丼弁当(800円)2005年8月7日に富山駅改札外駅舎内駅弁売店で購入
Sukiyaki fu Gyudon Bento

掛紙 外観 外観 中身 中身

もとは2005(平成17)年7〜9月の期間限定駅弁だったらしい。真っ黒な長方形発泡材容器に、文明開化がちょっと薫る正方形の掛紙をかけて、金色の輪ゴムでしばる。中身は御飯の上に牛すき焼き肉が敷かれ、タマネギや煮豆腐や椎茸などが載る、見た目も内容も風味もまさに駅弁名どおり。漂う香りと牛肉の風味はすき焼き以外の何者でもなく、廉価なのにただ者ではない感じ。価格は購入当時で700円、2015年時点で夏季販売の800円。

※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100 http://www.minamoto.co.jp/

おばあちゃんの栗おこわ(820円)2003年10月11日に富山駅コンコース駅弁売店で購入
Obaachan no Kuriokowa

掛紙 外観 外観 外観 中身

富山駅の9〜10月限定の栗駅弁。楕円形の発泡材容器にその形の白枠でデザインした掛紙をかけて金色のゴムでしばる。中身は白く輝くプレーンなおこわの上に金色の銀杏と小粒な栗がちりばめられ、煮物や漬物が付け合わせ程度に添えられ、デザートはぶどう一粒。

駅弁や弁当として買える栗おこわは、通常は飯の中にも栗が混ぜられて黄色くなっているもの。このスタイルでは栗の風味が少なくなるが、それを補い余るほどの飯と銀杏の食感や香りにはとても満足できた。控えめな価格にも、そして掛紙へのシールではなくスタンプでの消費期限表示にも満足。価格は購入当時で750円、2015年時点で9〜11月販売の820円。

※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100 http://www.minamoto.co.jp/

松茸弁当(1,200円)2003年10月11日に富山駅コンコース駅弁売店で購入
Matsutake Bento

掛紙 外観 外観 外観 外観 中身

富山駅の秋季限定の松茸駅弁。中仕切を除き枠も底も蓋も経木のわっぱ型容器に上品なデザインの掛紙をかけて金色のゴムでしばる。中身は半分が松茸御飯、半分が上品な煮物や揚げ物に鶏照焼とデザートの団子。上げ底であることくらいしか欠点を感じない、見ても食べても上品なお弁当。価格は購入当時で1,000円、2015年時点で1,200円。

富山駅の駅弁と言えばイコール「ますのすし」、通でせいぜい「ぶりのすし」で、その他の駅弁は影が薄いどころではなく、紹介されることさえもない。しかしその品質は高く、現地で駅弁を買うのなら遠隔地や通信販売でも買える二種の押寿司よりもその他の駅弁に挑戦してみたい。

※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100 http://www.minamoto.co.jp/