banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR西日本 姫路(ひめじ)駅2015年10月17日訪問Googleマップ
JR-West Himeji Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から新幹線で3時間強。姫路市は兵庫県の南西部で瀬戸内海に面する人口約53万人の城下町で、製鉄や液晶などの臨海工業で栄え、国宝で世界遺産の姫路城が観光客を集める。駅弁は明治時代からの駅弁屋「まねき食品」が、アナゴや姫路城などの駅弁を販売。1888(明治21)年12月23日開業、兵庫県姫路市駅前町御殿前。

2004年度JR西日本「駅弁の達人」

幕の内 味づくし(1,050円)2004年7月25日に姫路駅新幹線高架内駅弁売店で購入
Makunouchi Ajizukushi

掛紙 外観 外観 中身

JR西日本の駅弁キャンペーンに伴い、2004(平成16)年5月1日に登場したとされるが、汎用性のあるトレー入りボール紙容器に当たり障りのない御飯とおかずが詰められる、見た目にごく普通な幕の内駅弁。

赤魚西京焼やかぼちゃなどの煮物やイカナゴくぎ煮などのおかずの品質や種類の多さは千円の駅弁として悪くはないが、盛り付けの見栄えがせず、俵飯は型押しが不足し食感を下げて、それより決定的なのは貧弱感の高いトレーと容器。日本で初めて幕の内駅弁を販売した業者さんなのだから、見栄えにもっと工夫が欲しい駅弁。2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。価格は購入当時で1,000円、2015年時点で1,050円。

※2015年9月補訂:値上げを追記
※2004年9月補訂:写真の掲載と解説文の全面改定
販売駅
山陽本線 姫路(ひめじ)駅 1888(明治21)年12月23日開業 兵庫県姫路市駅前町御殿前
調製元
まねき食品 株式会社 兵庫県姫路市北条953番地 079(224)0255 http://www.maneki-co.com/

元祖幕の内弁当(1,250円)2008年1月26日に阪神百貨店駅弁大会で購入
Ganso Makunouchi Bento

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身

姫路駅でイベント時にときどき販売される復刻駅弁。正方形二段重ねの松製経木折に、かなり昔の駅弁掛紙デザインを取り入れた薄手の掛紙をかけて、ひもで十字にしばる。中身は下段がプレーンな白御飯、上段が鯛塩焼、伊達巻、きんとん、玉子焼、焼蒲鉾、百合根、空豆、大豆昆布、フキ、ごぼうと奈良漬や梅干など。今の駅弁にないおかずの組み合わせに、御料理弁当以上、おせち料理以下の風味と雰囲気を感じる。

1888(明治21)年の山陽鉄道(当時)姫路駅の開業とともに構内営業へ進出した竹田木八が、その翌年に駅で売り出した弁当が、全国初の幕の内駅弁とされる。彼を創業者とする現在の姫路駅の駅弁屋が売る幕の内弁当が、特段の評価を得ている感じはないが、このような復刻駅弁を売ることにより、元祖をメディアに対してアピールしている。価格は購入当時で1,250円であったが、一定しない模様。

販売駅
山陽本線 姫路(ひめじ)駅 1888(明治21)年12月23日開業 兵庫県姫路市駅前町御殿前
調製元
まねき食品 株式会社 兵庫県姫路市北条953番地 079(224)0255 http://www.maneki-co.com/

【終売】姫路官兵衛辨當(1,200円)2014年1月19日に京王百貨店駅弁大会で購入
Himeji Kanbe Bento (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2014(平成26)年のNHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」(ぐんしかんべえ)の放送に合わせて、前年2013(平成25)年の8月から2014年12月まで販売された期間限定駅弁。もしかすると、半年ほど早く売り止めたかもしれない。ひょうたん(ひさご)型の容器の3区画にそれぞれ、アナゴ飯、ちらし寿司、菜の花ごま和えときんぴらごぼうを詰めている。アナゴ飯は焼きアナゴもだし飯もたっぷり、ちらし寿司もタコにエビにサバにと具がちょっと豪華で、一食分には重いかなと思うくらいのボリュームがあった。

軍師官兵衛こと黒田孝高(くろだよしたか)は、16世紀の戦国武将。天文15年11月(1546年12月)に現在の兵庫県姫路市内で生まれ、播磨国で出世し、織田信長や豊臣秀吉の家臣として軍功を上げた。関ヶ原の戦いの頃には九州で戦っており、筑前国福岡藩の礎を築くことになるが、以後は歴史の表舞台から姿を消す。もしかすると信長、秀吉、家康の三英傑を上回る活躍をしたかもしれない、もし関ヶ原の戦いが数か月間続いていたら天下を取っていたかもしれないと、研究者や小説家が時々注目し持ち上げていたことで、大河ドラマ化が実現。ここでは兵庫県と滋賀県と福岡県が、大河ドラマを観光客の誘致に活用した。

販売駅
山陽本線 姫路(ひめじ)駅 1888(明治21)年12月23日開業 兵庫県姫路市駅前町御殿前
調製元
まねき食品 株式会社 兵庫県姫路市北条953番地 079(224)0255 http://www.maneki-co.com/

【掛紙】幕の内御弁当(200円)調製年月日不詳
Makunouchi Obento

掛紙

昭和40年代の調製と思われる、昔の姫路駅弁の掛紙。写真は当然、姫路が誇る国宝姫路城。空の塗り分けのミスマッチさに時代を感じさせる。

販売駅
山陽本線 姫路(ひめじ)駅 1888(明治21)年12月23日開業 兵庫県姫路市駅前町御殿前
調製元
まねき食品 株式会社 兵庫県姫路市駅前町 (24)0255

【掛紙】並等御弁當(20銭)1931年1月17日調製
Heito Obento

掛紙

1931(昭和6)年1月17日の調製と思われる、昔の姫路駅弁のとても小さな掛紙。調製元のまねきは今も姫路駅で駅弁を売るまねき食品。姫路といえば昔も今も姫路城か。

販売駅
山陽本線 姫路(ひめじ)駅 1888(明治21)年12月23日開業 兵庫県姫路市駅前町御殿前
調製元
まねき 所在地の記載なし 連絡先の記載なし