banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR九州 出水(いずみ)駅2013年12月1日訪問Googleマップ
JR-Kyushu Izumi Station

駅名標 駅舎 駅構内

鹿児島中央駅から新幹線で2駅25分。出水市は鹿児島県北西端で八代海に面した人口約5万人の城下町で、第2次産業が盛んな工業都市。駅弁は国鉄時代からの駅弁屋「松栄軒」の商品が、新幹線高架下観光売店で取り扱われる。1923(大正12)年10月15日開業、鹿児島県出水市上鯖淵。

黒豚横丁(1,080円)2016年10月23日に鹿児島中央駅の駅弁売り場で購入
Kurobuta Yokocho

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2016(平成28)年10月のJR九州の駅弁キャンペーン「第12回九州駅弁グランプリ」にエントリー。新作ともリニューアルともうたわれず、下記の駅弁とは名前も調製元も同じだが、中身がまったく違う。

真っ黒な正八角形の容器を4区画に仕切り、日の丸御飯、茶飯を豚そぼろと錦糸卵で覆うもの、黒豚のとんこつと炭火焼とトンカツ、煮物や酢の物やサツマイモなどを詰める。豚の料理や駅弁は各地に出ても、とんこつは鹿児島特有なので、もっとご当地駅弁に入れてほしいもの。

販売駅
九州新幹線 出水(いずみ)駅 1923(大正12)年10月15日開業 鹿児島県出水市上鯖淵
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−5 0996(62)0617 http://shoeiken.com/

黒豚横丁(1,130円)2015年7月18日に東京駅駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Kurobuta Yokocho

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JR九州の観光キャンペーン「鹿児島スイッチ」とのタイアップ商品として、2007年10月に発売。ただし、購入したものの中身は、2種の御飯に多種のおかずを詰めた当時の内容とはまるで異なる。白御飯の上にささがきごぼうを敷き、掛紙に書かれるとおり黒豚のステーキ、そぼろ、焼肉で覆い、さつまいもレモン煮とごぼうを添える。

この内容へのリニューアルは、2015年の出来事か、今回の東京駅に限ったことか。こんな豚肉駅弁は東京駅にないので、選ばれやすいと思う。ただし、掛紙の強い絵柄も含め、上品ではない見た目ときつい味は、南九州の旅でこそ味わえるのではないかとは思った。

販売駅
九州新幹線 出水(いずみ)駅 1923(大正12)年10月15日開業 鹿児島県出水市上鯖淵
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−5 0996(62)0617 http://shoeiken.com/

特製黒豚赤ワインステーキ弁当(1,150円)2014年3月9日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Tokusei Kurobuta Aka-wine Steak Bento

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2014(平成26)年1月に、下記の駅弁「鹿児島黒豚赤ワインステーキ弁当」を、改称のうえリニューアルか。サフランライスの上に豚焼肉を貼るという主旨は変わりなく、掛紙を廃しボール紙の枠に変え、添え物がニンジン、インゲン、さつまいも、福神漬、マスタードに変わった。東京都内や各地の駅弁催事ではこの姿で、鹿児島中央駅ではどうもステーキというよりシワシワな豚焼肉の姿で、いずれも盛大に売られている模様。

販売駅
九州新幹線 出水(いずみ)駅 1923(大正12)年10月15日開業 鹿児島県出水市上鯖淵
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−5 0996(62)0617 http://shoeiken.com/

春の黒豚筍めし(1,050円)2014年1月13日にさいか屋藤沢店駅弁大会で購入
Haru no Kurobuta Takenoko Meshi

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2014(平成26)年1月の発売か。抹茶色の容器に味付飯を詰め、半分を黒豚たれ焼き、半分を錦糸卵、タケノコ、煮玉子、サツマイモのレモン煮、高菜漬、紅生姜で覆う。豚肉の分量がおかずに不足するも、鹿児島をしていると思う商品。主に駅弁催事かもしれないが、1月から5月頃か、駅弁大会シーズンが終わるまでの販売。2016年に「春収穫 黒豚筍めし」へリニューアルし、容器の色を変え、ミニ大福を加えた模様。

販売駅
九州新幹線 出水(いずみ)駅 1923(大正12)年10月15日開業 鹿児島県出水市上鯖淵
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−5 0996(62)0617 http://shoeiken.com/

かごしま黒豚極黒豚めし(1,000円)2007年3月21日に京王百貨店九州物産展で購入
Kagoshima Kurobuta Kiwami Kurobuta Meshi

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九州の駅弁ランキング第3弾の開催に合わせて、2006年10月1日に登場。プラ製トレーを接着した長方形の発泡材枠容器を、中身のイメージをプロの写真で撮ったボール紙箱にはめる。中身は白御飯の上を錦糸卵と醤油味の豚肉で半分ずつ覆い、高菜とごぼうと紅生姜を添える。

つまり、下記「かごんま黒ぶた弁当」が、たとえるとステーキの味噌味で、こちらはバラ肉の醤油味。どちらも豚肉が濃厚にうまいのは間違いない。催事に出せば出水と駅弁をPRできる。価格は発売時や購入当時で1,000円、今はJR九州「第11回九州駅弁グランプリ」の開催へ向けて、2014年10月までにリニューアルした1,080円のものが売られている。

出水の駅弁も新幹線の開業で、良く言えばずいぶんと近代化、悪く言えば催事屋の臭いがするようになってきた。例えばこの駅弁を山形空港の空弁だと言われても、違和感があまりない。果たしてここで6種類もの駅弁を維持できるのかどうか。

※2015年9月補訂:リニューアルを追記
販売駅
九州新幹線 出水(いずみ)駅 1923(大正12)年10月15日開業 鹿児島県出水市上鯖淵
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−5 0996(62)0617 http://shoeiken.com/

【終売】鹿児島角煮わっぱめし(1,000円)2014年1月9日に京王百貨店駅弁大会で購入
Tokusei Kurobuta Aka-wine Steak Bento

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駅弁屋とJA鹿児島県経済連養豚課との共同開発により、2013(平成25)年9月21日に鹿児島中央駅と出水駅で発売。「かごしま黒豚」でなく、JAが1998(平成10)年に開発した「茶美豚(チャーミートン)」のアピールのために生まれた。真っ黒で丸いプラ容器に味付飯を詰め、パッケージの写真のように豚角煮、刻み海苔、錦糸卵、きんぴらごぼう、高菜漬、紅生姜、レンコン揚げで覆い、煮玉子を据える。普段の鹿児島中央駅や出水駅の豚丼弁当とは違う肉を使っているはずが、味はいつもの鹿児島黒豚の出水駅弁と同じに思えた。半年ほどで終売か。

販売駅
九州新幹線 出水(いずみ)駅 1923(大正12)年10月15日開業 鹿児島県出水市上鯖淵
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−5 0996(62)0617 http://shoeiken.com/

【終売】鹿児島産黒豚焼肉弁当直火焼(980円)2012年3月29日に横浜そごう全国人気有名駅弁とうまいものまつりで購入
Kagoshima-san Kurobuta Yakiniku Bento Jikabiyaki (end of sales)

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2011〜2012年の駅弁大会シーズンに向けた投入か。中身のイメージ写真を熱く描いたボール紙製のパッケージに収まる黒塗りの発泡材容器の中身は、和風だし味飯を醤油ダレの豚焼肉で覆い、サツマイモと紅生姜を添えるもの。下記「さつま黒豚焼肉重」との違いは、パッケージの絵柄と御飯の味付けの有無だけだと思うし、肉の味や弁当の雰囲気は他の出水駅弁とそっくりだし、サツマイモと紅生姜の不気味な臭いもそのまんま。駅弁催事のために頭数や新商品を揃える役割を持っているように感じた。この内容とパッケージでは、このシーズン限りの販売か。

※2015年9月補訂:終売を追記
販売駅
九州新幹線 出水(いずみ)駅 1923(大正12)年10月15日開業 鹿児島県出水市上鯖淵
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−5 0996(62)0617 http://shoeiken.com/

【終売】鹿児島産黒豚炭火焼釜めし(950円)2012年1月15日に京王百貨店駅弁大会で購入
Kagoshima-san Kurobuta Sumibiyaki Kamameshi (end of sales)

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2011〜2012年の駅弁大会シーズンに向けた投入か。総プラスティック製の釜型容器を、中身を美しすぎる写真で表現したボール紙で留める。中身は茶飯の上をまるで焼き鳥のように刻んだ豚肉焼で覆い、紅生姜を添えるもの。しっかり焼かれてガサガサに丸くなった黒い豚肉が締まる。このシーズン限りで終売か。

※2015年9月補訂:終売を追記
販売駅
九州新幹線 出水(いずみ)駅 1923(大正12)年10月15日開業 鹿児島県出水市上鯖淵
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−5 0996(62)0617 http://shoeiken.com/

【終売】さつま黒豚焼肉重(980円)2010年11月28日に銀座めざマルシェ駅弁大会で購入
Satsuma Kurobuta Yakiniku Ju (end of sales)

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これも駅弁大会専用商品か。丈夫で真っ黒な長方形の発泡材容器を、中身のイメージ写真をとても美しく印刷したボール紙の枠にはめる。中身は白御飯の上に豚焼肉を貼り、サツマイモと紅生姜を添えるだけのシンプルな内容。

しかしこの輸送駅弁はどうしたことか、常温で脂がほのかに白く浮いた駅弁らしくない豚焼肉は、コクもキレも香りもなく少々の臭みしかない感じ。サツマイモからは酸味がして、紅生姜からは塩素系消毒液の臭いがする。この調製元の商品にここまで不味いものは記憶になく、製造委託先のチョンボかと思えば、そんな記号は付いていない。1000kmを超える遠距離輸送のため、安全に気を遣いすぎたのだろうか。この名前と内容とパッケージでは、2010〜2011年の駅弁大会シーズン限りの販売か。

※2015年9月補訂:終売を追記
販売駅
九州新幹線 出水(いずみ)駅 1923(大正12)年10月15日開業 鹿児島県出水市上鯖淵
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−5 0996(62)0617 http://shoeiken.com/

【終売】鹿児島黒豚赤ワインステーキ弁当(1,050円)2009年1月10日に京王百貨店駅弁大会で購入
Kagoshima Kurobuta Aka-wine Steak Bento

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2009年1月の京王百貨店駅弁大会に向けた投入か。 発泡材の枠に黒いトレーを接着した長方形容器に透明なふたをして、商品名を書いた掛紙を巻き、ゴムでしばる。中身はサフランライスの上に豚焼肉を貼って、なぜか福神漬を添え、ミックスベジタブルとリンゴのコンポートを添えるもの。

見た目はBSE騒動前のC級グルメな豚丼で、実演大量製造販売の弊害か、豚肉の見栄えは最悪である。しかし赤ワインソースに漬け込んで焼き上げたという鹿児島県産黒豚は、赤身も脂肪もこってり柔らか。少々くどい感じもあるので、少量の空弁かミニ駅弁が似合いそうな気がした。しかし出水駅弁はいろんなものを実演してくるものだ。2013年までの販売か。

※2017年4月補訂:終売を追記
販売駅
九州新幹線 出水(いずみ)駅 1923(大正12)年10月15日開業 鹿児島県出水市上鯖淵
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−5 0996(62)0617 http://shoeiken.com/

【終売】かごんま黒ぶた弁当(1,080円)2005年12月30日に調製元で予約購入
Kagonma Kurobuta Bento (end of sales)

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下の駅弁を2005年にリニューアル。発泡材の樽断面型容器に真っ黒なフタをして、駅弁名を書いた掛紙で割箸ごと巻いてゴムでしばる。中身は粟入り御飯の上にかごしま黒豚の味噌焼を貼り付けて、薩摩揚や煮物などを添えるもの。

京王百貨店での完敗を受けて、幕の内から脱却し豚丼として再出発。以前も今回もメディア受けは良いのだが、これで確実に催事客受けする内容になったはず。出水駅でもおそらく「えびめし」を抜いて看板商品の地位を得たのではと思う。価格は購入当時で1,050円、2014年4月の消費税率改訂により1,080円。2015年中に終売か。

九州新幹線の部分開業に伴い、出水駅弁は駅裏側にできた新幹線駅の高架下観光物産館での取扱商品となった。不要になった在来線の駅舎には、なんとこの駅弁屋が進出。鉄道駅の面影を残しながら、内部は弁当工場になっている。

※2017年3月補訂:終売を追記
※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
九州新幹線 出水(いずみ)駅 1923(大正12)年10月15日開業 鹿児島県出水市上鯖淵
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−5 0996(62)0617 http://shoeiken.com/

【終売】かごんま黒ぶた弁当(1,000円)2005年1月16日に京王百貨店駅弁大会で購入
Kagonma Kurobuta Bento (end of sales)

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2004年の秋に登場し、2005年1月の京王百貨店駅弁大会で豚対決として主役を演じたもの。真っ黒な正方形の発泡材容器に朱黒の大きな掛紙をかけてゴムで十字にしばる。中身は豚入り幕の内駅弁という感じで、麦や粟も混じる薩摩芋御飯に、メインの黒豚味噌焼、これに薩摩揚や大学芋にタケノコなどの煮物や菜の花おひたしなどを添える。

今までの出水駅弁を凌ぐ手間と技術をかけたような本格派も、都会の買い物客にはシンプルな豚丼のほうが受けたようで、弁当も業者も駅弁の実態がなかった対決相手の「摩周の豚丼」に、ダブルスコアで完敗してしまった模様。九州新幹線の部分開業でおそらく駅弁需要が縮小していると思われる出水駅で、第三の駅弁として定着できるかどうか。

※2006年1月補訂:公式サイトURLの追記
販売駅
九州新幹線 出水(いずみ)駅 1923(大正12)年10月15日開業 鹿児島県出水市上鯖淵
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−5 0996(62)0617 http://shoeiken.com/