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 旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

駅弁資料館談話室へ2018年1月17日から25日までに投稿された記事です。

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2018京王百貨店駅弁大会の収穫(14) 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2018年 1月24日(水)23時09分9秒

こんばんは、まっこうくじらです。京王の収穫です。

●2018年1月23日(火)
福井県 北陸本線 敦賀駅「若狭海鮮宝箱」(1,080円)※塩荘
北海道 宗谷本線 稚内駅「かにいくら丼」(1,100円)※稚内駅立売
愛媛県 予讃線 今治駅「瀬戸内しまなみ海道ちらしずし」(1,100円)※二葉
滋賀県 東海道本線 草津駅「近江牛焼肉&ハンバーグ弁当」(1,300円)※南洋軒

京王皆勤14日目。
最終日で18時の閉場に15分だけ間に合いませんでしたが、
D−1で輸送駅弁の残りを10種程度販売していました。
パーテーションの向こうでは大会の撤収にドッタンバッタン。
大雪の影響か、この日の残り物は、高知駅「鯖の姿ずし」や
台湾駅弁など、普段の夜には見られないものが多かった気がします

敦賀駅の若狭海鮮宝箱は、極薄のマス2切れとイカ2切れ、
小エビのボイル3個と極小のサバ酢漬けと数十粒のトビッコで
「海鮮」や「宝箱」を名乗るのは、どう見ても力不足。
しかも輸送時の不手際か具が偏り、容器の半分は錦糸卵丼でした。

稚内駅のかにいくら丼の中身は、6年前に京王で買ったものと同じく、
茶飯をカニほぐし身で覆い、小粒なイクラのカップを据えるもの。
正八角形の容器が丸くなり、スリーブの絵柄が変わり、未収穫品だと思いました。
今治駅のしまなみ海道ちらしずしは、意識して14年ぶりに購入。
値段を除き、何も変わっていません。知名度は近年は薄れた感じ。

中地階の第2会場は、まだ「第2会場」の掲示を残していました。
草津駅の焼肉&ハンバーグ弁当は、長方形の加熱機能付き容器に、
ミニハンバーグと牛肉煮、コーンとポテトとニンジンとインゲン。
味はこの前の京王で買って食べた草津駅弁の何かと同じく良好。
肉は少なくても、彩りが豊かで、各地の駅弁と並べるのに向く感じ。

閉場に間に合わない日はありましたが、
初めて京王百貨店駅弁大会を皆勤できました。
14日間で69個の駅弁を買い、91596円を使ったと思います。
(高野商店「かにのり」を含む)
今後は今週末に阪神百貨店駅弁大会へ、
来週末に鶴屋百貨店駅弁大会へ行く予定です

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2018京王百貨店駅弁大会の収穫(13) 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2018年 1月24日(水)22時52分26秒

こんばんは、まっこうくじらです。京王の収穫です。

●2018年1月22日(月)
北海道 函館本線 札幌駅「うに発いくら行」(1,100円)※札幌駅立売商会
岐阜県 高山本線 高山駅「お弁当」(1,600円)※金亀館
長崎県 長崎本線 長崎駅「ながさき鯨カツ」(648円)※くらさき
北海道 根室本線 釧路駅「たらば蟹ちらし」(1,380円)※釧祥館
北海道 函館本線 旭川駅「旭川駅立売商会」(1,728円)※旭川駅立売商会

国土交通省が「不要不急の外出は控える」よう呼びかけ、
東京に大雪警報が発令される中、京王皆勤13日目。
夕ラッシュの横浜から新宿まで、駅に来たらほどなくやってきた
約20分遅れのJR湘南新宿ラインは、約20分遅れのままスムーズに運行。
一方で昼下がりから遅延情報しか出さなかった副都心線と東急は、
実態はほぼ動いておらず、各駅で積み残しながら新宿から横浜まで約2時間。
前回4年前の大雪で電車をぶつけた影響か、東急は雪に弱くなりました。

新宿駅は満員でしたが、大雪の影響か、京王百貨店はガラガラ。
駅弁大会の会場も他のフロアも、客より店員が多いような状態です。
午前中の天気は平常でしたので、不謹慎ながら輸送駅弁祭りを予想したら、
A−0を閉じてD−1で少ない残り物を売るような、普段の夜の光景。
実演販売は広島駅と福井駅が完売。今大会で実演の完売を初めて見ました。

輸送は札幌駅を1個。ここまでほぼ毎晩残っていた、見た目に属地不詳のお弁当。
その名のとおり、ウニ丼とイクラ丼のセット。蒸しウニは小粒が少量で
飯の地肌がよく見えます。イクラはもっと少量で、実態は錦糸卵丼。
ボール紙の窓開きスリーブは切符風のようですが、デザイン力が不足。
札幌駅には良い駅弁があるのに、なぜこれがここに来たのか疑問に思います。

実演は4個。高山駅で毎晩売り切れていた牛肉寿司があったのは雪のおかげか。
掛紙の表記は「お弁当」のみで、商品名は飛騨牛ローストビーフ寿司。
寿司向けな発泡材のトレーに、ローストビーフの上質なにぎり寿司を5個と醤油。
今回の高山駅弁実演販売では、全5種すべて異なる掛紙等を使用。
陳列は中身だけだったので、趣味的には手を出しにくい印象でした。

長崎駅は鯨カツのみのパック売り。駅弁とも竜田揚とも異なる掛紙を使用。
中身は駅弁のそれと同じ。1枚あたり648円で、1〜3枚セットで販売。
釧路駅はつまりカニ丼。
今年の旭川駅と釧路駅は、掛紙や紙袋に樹脂製フィルムを使っています。
北海道物産展タイプの海鮮弁当は引き続き、共通の掛紙や紙枠です。

大催場内で未収穫駅弁が尽きたので、旭川の海鮮弁当を購入。最高額を選択。
商品名「北海の遊善」は、実物のどこにも書かれていません。
上げ底のトレーに透明の上げふたをして、酢飯に海鮮を盛る姿は、
催事向け商品に見えて、このタイプの駅弁を旭川駅で実見しています。
具に苦みがあり、おそらく味だけならば、同じ会場に2軒出ていた
駅弁でない海鮮弁当屋のほうが良かったのかもしれません。

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2018京王百貨店駅弁大会の収穫(12) 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2018年 1月24日(水)22時42分49秒

こんばんは、まっこうくじらです。京王の収穫です。

●2018年1月21日(日)
宮城県 東北本線 仙台駅「厚切り牛たんA5ランク仙台牛Wステーキ弁当」(1,600円)※こばやし
北海道 根室本線 厚岸駅「氏家かきめし海鮮ミックス」(1,280円)※氏家待合所
京都府 東海道新幹線 京都駅「うなぎとちりめんごはん」(1,800円)※立鮮調進なかがわ
山形県 奥羽本線 米沢駅「ステーキとすき焼きめし」(1,600円)※松川弁当店
滋賀県 東海道本線 草津駅「上等御辨當」(1,300円)※南洋軒
北海道 根室本線 釧路駅「かにいくらかき弁当」(1,280円)※釧祥館
山形県 奥羽本線 米沢駅「黒毛和牛焼肉カルビ弁当」(1,100円)※松川弁当店

京王皆勤12日目。この日も朝10時過ぎに訪問。
輸送駅弁の行列は引き続き、階を越えて8階へ奥深く。
実演販売の行列の傾向が変わった感じで、出水駅やいわき駅になく、
神戸駅にできています。常に駅弁があった水戸駅に陳列なし。
7階で5個、中地階の第2会場で2個と、一日分をまとめて購入しました。

今回の仙台駅弁の実演販売は見た目に大苦戦で、週末でも客がいません。
白飯をステーキというよりは焼肉3切れと、牛たん3切れで覆うもの。
牛たんはいつものうまさ、焼肉はうまくも、宣伝文句に対してパンチ不足。
この大催場ではきっと、牛たんだけの駅弁を売るほうが賑わいそうです。
肉の見本写真が美しいスリーブには、NREと同じアレルギー物質アイコンが登場し、
脇腹に商品名が日英中韓の4か国語で記されていました。

厚岸駅は、かきめしと同じ容器と飯を使い、
カキ4個とカニ、ウニ、イクラ、玉子焼、ワカメで覆います。
厚岸駅弁かきめしの味が支配する、海鮮弁当の面白い変わり者。
調製元の公式サイトには【期間限定販売12月から2月まで(予約販売)】とあります。

京都駅も、うまいウナギ弁当を売るのに、客がいません。
タレ御飯をウナギ蒲焼で覆い、柴漬けに加えてちりめんを少々添付。
味は鰻重。ウナギ御飯の味が強いので、ちりめんは食感だけに。

米沢駅のステーキとすき焼きめしは、会期中に実演ブースへ追加投入。
円形の加熱機能付き容器に、レンコンやパブリカも入るステーキ丼と、
ニンジンやゴボウなどの煮物も入るすきやき丼と、漬物を詰めます。
加熱機能付き駅弁のイメージを覆す白飯の多さで、分量は十分。
肉の量は多くありませんが、いずれも旨味のほうも十分。

草津駅の上等御辨當は催事屋の復刻掛紙シリーズ。
容器の構造と中身と価格は、既存の「近江牛すき焼き弁当」と同じ。
引き続き、肉がもう少し欲しくなる、うまいすき焼き丼です。
「草津駅前 南茶店」な掛紙は、何を描いたのでしょうか。

中地階の第2会場の2品は、メイン会場の駅弁リストにない商品。
釧路駅のかにいくらかき弁当はその名のとおり、
茶飯をカキ3個と少量のイクラと過半のカニほぐし身で覆い、
いも茎、菜の花、生姜酢漬を添付。地域性はなくも、それなりの弁当。

米沢駅のカルビ弁当は、白飯を牛焼肉と牛肉煮で覆い、
ナムル、切干大根、きのこ和えを添えるもの。
松川弁当店の牛肉駅弁はいったい何十種類あるのでしょうか。
それらと同じ、無難なおいしさ。掛紙で赤地に白抜きの商品名が目立ちます。

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2018京王百貨店駅弁大会の収穫(11) 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2018年 1月24日(水)22時02分45秒

こんばんは、まっこうくじらです。京王の収穫です。

●2018年1月20日(土)
山口県 山陽本線 下関駅「上等御辨當」(1,200円)※浜吉
愛知県 東海道本線 名古屋駅「名古屋コーチンとり天むす」(930円)※松浦商店
兵庫県 山陽新幹線 新神戸駅「リラックマはちみつチキンランチ」(1,080円)※淡路屋
滋賀県 東海道本線 草津駅「近江の鴨めし重」(1,100円)※南洋軒
滋賀県 東海道本線 草津駅「近江牛焼肉&塩鶏チキンステーキ弁当」(1,190円)※南洋軒
石川県 北陸本線 金沢駅「あつあつかにおこわ」(1,580円)※高野商店

京王皆勤11日目。この日も朝10時過ぎに訪問。
週末なので輸送駅弁の行列は7階をはみ出し、
輸送も森駅いかめしその他いろんな場所に行列ができました。
長いのが出水駅といわき駅であることは、変わりありません。

先週末も朝から買い放題のD−1輸送で、
催事屋マーク付きの福井県立歴史博物館の復刻掛紙を朝飯に1個。
容器と中身は福山駅弁「広島名物あなごめし」で、
掛紙にもその名があります。引き続き、カマボコっぽい焼アナゴ丼。
掛紙の絵柄は、「國民精神總動員」と海峡とトンネルと列車。
第二次大戦中の関門トンネルのイメージでしょう。
糸崎駅のち三原駅、現在は福山駅の浜吉はかつて尾道の旅館であり、
宇野〜高松、尾道〜宇品、尾道〜多度津、徳山〜門司の船内食堂を持ち、
文献により両論ありますが、下関駅の構内食堂も持っていたか否か。

京王に15時半頃にも再度訪問できました。
輸送のA−0に直行すると、まだいろいろ残っていたので、
ここで夕飯を5個買って、すぐに帰宅します。

名古屋駅の天むすは、俵飯にミニ鶏唐揚を海苔で縛ったものが5個。
見た目は天むすでなく、味は天むすのようなもの。
掛紙には「鶏尾張三和」とあり、食品表示ラベルにのみ松浦商店の名があります。

2017年8月3日発売という、新神戸駅のリラックマ駅弁の新作。
過去の「ごゆるりランチ」と同じ色と形で柄違いのタッパーに、
きのこピラフを詰め、鶏肉煮で覆い、煮玉子とブロッコリーと
リラックマのシートを添付。駅弁の名前に明記してあるとおり、
鶏がハチミツ味です。この甘ったるさは、きついかも。

草津駅の鴨めし重はは、白飯を玉子そぼろと鶏そぼろで覆い、
鴨ロース3個と鴨つくね1個と、栗と赤こんにゃくを置いて、
えび豆とうばがもち1個を添えるもの。つまり、ほとんど鶏飯。
今回の鴨肉は、身厚でコンパクトで歯応えも風味も柔らかく、
鶏飯と考えてもカモ駅弁と見なしても、無難においしくいただけます。

もうひとつの草津駅は、駅弁の名前のとおり、
近江牛焼肉弁当と塩鶏チキンステーキ弁当を、
長方形の加熱機能付き容器に、珍しく縦に並べて配置。
牛焼肉はまあまあ、照焼のスライスのような形状の塩鶏3個は
ほんのり塩気の薄味と、柔らかくヘルシーな印象の身がとても美味。

金沢駅のあつあつかにおこわは、これと同じ加熱機能付き容器に
飯を敷き、細かいカニほぐし身で覆い、カニ爪と玉子焼と
ニンジンとサトイモを添える、古典的な内容のカニ駅弁。
スリーブの絵柄のような派手さはなく、これも無難な安心感。

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2018京王百貨店駅弁大会の収穫(10)など 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2018年 1月23日(火)22時49分41秒

こんばんは、まっこうくじらです。京王などの収穫です。

●2018年1月19日(金)
兵庫県 山陰本線 城崎温泉駅「城崎名物あっちっちかにめしとすきやき弁当」(1,200円)※淡路屋
群馬県 高崎線 高崎駅「上州冬の味わい弁当」(1,200円)※高崎弁当
群馬県 高崎線 高崎駅「川魚鮨」(1,000円)※高崎弁当
神奈川県 東海道本線 横浜駅「彩りちらし弁当」(1,000円)※崎陽軒

京王皆勤10日目。この日は朝10時過ぎのみの訪問。
2週目の平日なので全体的に落ち着きを感じます。
輸送は開店時なので行列、実演の行列は出水駅、いわき駅に加えて
福井駅の焼きかにめしにもありました。

今回の目玉の3百貨店対決は結果が明白に見えた感じで、
米沢駅は加熱機能付きの牛肉駅弁をひとつ持ち込んで併売、
神戸は金のひっぱりだこ飯と城崎温泉駅弁のついでに
牛肉弁当の実演販売もやっているような店構えになりました。
ウニ対決も勝敗が見えて、一ノ関駅は既存の「平泉うにごはん」を投入、
小樽駅は最初からウニ駅弁「も」売っているという店構えです。

朝飯に1個だけ。その城崎温泉駅弁を収穫。
「あっちっちスチーム弁当」の長方形の加熱機能付き容器に
かにめしとすきやき弁当をちょうど半分ずつ。
細かいほぐし身や牛肉煮の見栄えと風味に、古典的な安心感があります。

この後は京王でなく、高崎駅で2個。
上州冬の味わい弁当は、その名のとおり高崎弁当の冬駅弁。
駅弁味の陣にエントリーする秋版と同じ、巨大な正方形容器の9区画に、
俵飯、しょうがの俵飯、甘酢生姜の俵飯、レンコンとナガイモとキュウリの磯辺揚、
なめこ生姜和えとゴボウ煮、サツマイモと玉子焼と五目ボール、
豚生姜煮と焼きネギと紅生姜、「おでん」を名乗る煮物類、
ドライフルーツのコンポート。季節のなんでもまるごと弁当。
川魚鮨は、イワナとマスの棒状押寿司に、醤油とガリを添付。他に何も無し。
身が薄く少量なこともあり、淡泊な味わいです。白い掛紙の絵柄も淡泊。

帰路は京王に寄らず、夕飯は横浜の1個だけ。
1月9日〜4月15日販売の彩りちらし弁当は、
過去に「春の彩りちらし弁当」の名で売られた
JR東日本の伊豆箱根湯河原観光キャンペーン商品と同じ。
今年も同キャンペーンは実施中ですが、タイアップは外れたようです。

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2018京王百貨店駅弁大会の収穫(9) 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2018年 1月23日(火)22時17分9秒

こんばんは、まっこうくじらです。京王の収穫です。

●2018年1月18日(木)
青森県 東北新幹線 八戸駅「あわびの三色めし」(1,381円)※吉田屋
東京都 東海道本線 東京駅「ウニのせ焼肉弁当」(1,881円)※吉田屋
鹿児島県 九州新幹線 出水駅「くまもとあか牛御膳」(1,200円)※松栄軒
岡山県 山陽本線 岡山駅「おかやま肉自慢弁当」(1,100円)※三好野本店
北海道 根室本線 釧路駅「釧路いかめし」(650円)※釧祥館

京王皆勤9日目。前日の反省を受けて、18時半に2週目の大催場でなく
中地階の第2会場へ直行。この日は陳列台の半分が駅弁で、5個を購入。
ついでに7階のメイン会場を散策。輸送駅弁はA−0にもD−1にもあり、
実演駅弁の行列はいわき駅、出水駅と、釧路駅のいわしのほっかぶり。
その他も、後半からの常陸大子駅と鳥取駅も買い放題です。
新八代駅は、駅弁よりむしろ焼アユを販売していました。
うまいものは、551がいなくなり行列が消えた一方で、
清水製菓プレミアムいちご大福の行列ができていました。

八戸駅?のあわびの三色めしは、2016年12月までに発売か。
茶飯をあわびスライスで覆い、ウニとイクラを少し添えて、
玉子焼と高菜と柴漬けを付け、その下にも茶飯を敷く重量物。
味やアワビの見栄えや質感と柴漬けとの組合せに既視感を覚えて、
当館内を探したら、2年半前の「重箱あわびめし」が出てきました。

ウニのせ焼肉弁当は、調製元公式サイトで「今年のプレミアム新商品として」
「2017年10月中旬より東京駅で発売」だそうな。
パッケージに「東京阿佐ヶ谷SATOブリアン監修」とある、
見た目は普通の牛肉駅弁+ウニ。「ウニの風味」や「黒毛和牛の旨味」よりも、
タレと実物でニンニクの臭いが強烈なスタミナ食。キムチまでも添付。

出水駅?のくまもとあか牛御膳は、2016年秋の新作か。
白飯+錦糸卵+牛そぼろ+牛すき焼き+レンコン+紅生姜+山菜という中身は
「くまもとあか牛ランチBOX」とまったく同じ。ざらついた味も同じ。

岡山駅のおかやま肉自慢弁当は、ネット上に2017年9〜12月販売とあるも、
こうやって現物が1月の京王にありました。3区画に鶏唐揚丼と
豚角煮丼と牛しぐれ煮丼。輸送の影響か、牛の脂と豚の赤身はカチカチで、
鶏照焼の乱切りの、ササミ風のあっさり感と衣のクリスピーが美味。

釧路駅のいかめしは、昨年秋の新作でしょうか。
醤油の甘辛な煮汁が垂れるイカ飯を2個、透明なプラ製トレーに収め、
掛紙のように商品名や絵柄を印刷したプラ製の袋に密封。
手がおもいっきり汚れますが、この包装はもしかすると優れもの。

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2018京王百貨店駅弁大会の収穫(8) 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2018年 1月21日(日)22時00分45秒

こんばんは、まっこうくじらです。京王の収穫です。

●2018年1月17日(水)
兵庫県 山陽新幹線 新神戸駅「あっちっちKOBEワインステーキ弁当」(1,350円)※淡路屋
神奈川県 東海道本線 小田原駅「じゃこのおもてなし」(880円)※東華軒
東京都 中央本線 新宿駅「新宿弁当」(1,200円)※丸政
東京都 東海道本線 東京駅「東京しゅうまい」(670円)※丸政

京王皆勤8日目。
いつもの18時半に7階大催場に上がると、中日で17時閉店。これは想定どおり。
カーテンで仕切って隠したのは総合案内のラインより奥のみで、
トイレや一部のお休み処は使え、輸送A−0は月曜や火曜と同じ閉じ方。
次週つまり翌日からのチラシが山積みされていたので、もらってきました。
客がひっきりなしに訪れ、閉店を残念がって引き返していました。

この日は中地階の食品売り場の「第2会場」目当て。
しかし前週と違い、駅弁が4種しかありません。これは見込み違い。
しかも、ここに普段おいていない駅弁はゼロ。
売れたのか、入荷しなかったのか、第2会場も17時閉店か。

昨年末に目を付けて買わなかった駅弁を、ふたつだけ購入。
新神戸駅のワインステーキ弁当は、長方形の加熱機能付き容器を使用。
きのこピラフにステーキとジャガイモと菜の花とニンジンとピクルスを散らします。
佃煮を押し固めたような牛の肉質は、赤身の実力か、期待外れか。

小田原駅のじゃこのおもてなしは、調製元公式サイトで昨年9月発売を告知。
茶飯をじゃこ佃煮とアサリとレンコンで覆い、じゃこ天、サワラ唐揚、
玉子焼、梅干、タクアンを添える内容は、一昔前の「じゃこめし」の改良版。

これでは足りないので、JR新宿駅南口コンコースの「駅弁屋 頂」へ。
ここも19時頃では品薄ですが、2個は買えました。
新宿弁当は上野弁当や大宮弁当と同じく、調製元がNREでなくなり、
ここでは小淵沢駅弁の丸政。錦絵の掛紙は昔のままで内容を一新、
白飯に鮭の安養寺みそ焼を置き、ソースカツ2切れ、牛焼肉、
かまぼこ、玉子焼、煮物、漬物、寒天餅などを詰める内容に、
かつてのとりめしの雰囲気は消え、とても肉々しい感じ。

東京しゅうまいは「山水楼」ブランドの焼売なので、たぶん「駅弁屋 祭」向け。
崎陽軒サイズの焼売12個に、醤油と辛子の小袋を付けるのは、駅売り焼売そのもの。
味はスーパーのチルド焼売の食感をクリーミーにした感じでした。
崎陽軒のシウマイや東華軒のシュウマイと違い、
しゅうまいを収めたプラ製トレーごと透明フィルムで密封したお土産品。

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2018京王百貨店駅弁大会の収穫(7) 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2018年 1月21日(日)21時42分31秒

こんばんは、まっこうくじらです。連日の京王の収穫です。

●2018年1月16日(火)
茨城県 常磐線 水戸駅「常陸牛山椒風味カルビ弁当」(1,400円)※しまだフーズ
北海道 留萌本線 留萌駅「にしんおやこ」(890円)※調製元記載なし
岐阜県 高山本線 高山駅「飛騨牛入り手ごねハンバーグ弁当」(1,200円)※金亀館
岐阜県 高山本線 高山駅「牛焼肉めし」(1,300円)※金亀館
岐阜県 高山本線 高山駅「飛騨牛ステーキ&カルビ弁当」(2,300円)※金亀館

今年の京王は皆勤を狙います。京王友の会の積立は日曜で使い切りました。
5個を夕飯とし、実演駅弁の未収穫品はほぼ無くなった感じ。
輸送は前日と同じくD−1へ移動。実演の行列がいわき駅だけなのも、前日と同じ。

水戸駅のカルビ弁当は、通常容器のものがあったので購入。
中身は京王特製どんぶり版と当然に同じ。疑問を感じる肉質も同じ。
今回は山椒の風味が効いている気がしました。

その向かいの留萌駅弁も購入。過去に現地でも催事でも買っています。
留萌駅〜増毛駅の廃線前に買った現地版と、現物で調製元が不明な点を含め共通。
カボチャ揚げに見覚えがないので、自分の写真と見比べたら、
現地版ではこれがゆで卵になっていました。どちらが正解か不明。

高山駅は3個を購入。品揃えは牛肉だらけ。行列も時々できます。
ハンバーグ弁当は飛騨牛によるものか、半分ずつ合挽きの豚肉によるものか、
密度と粘りで常温に向くハンバーグ。容器はコンパクトも、ボリュームあり。
牛焼肉めしは、見た目は普通の牛肉弁当で、長方形容器に飯と肉と付合せ。
肉の味が飛ぶほど、分量も塩味も濃厚なタレをまとっていました。
ステーキ&カルビ弁当は、牛焼肉めしと同じ容器と飯と付合せで、
肉をたっぷりの牛焼肉とレアなステーキで置き換えたもの。
値段は倍でも、肉の量がたっぷりで、柔らかすぎず固すぎず、
牛を喰った気になれます。3種で掛紙等を使い分ける点も趣味的に好感。

>1/21 中年18きっぷさん:
弘前駅弁などの収穫のご報告ありがとうございます。
「津軽弁」一覧は、ネット上では貴重な史料だと思います。
外国人も日本人も、スマホだけを見て行動する旅行者が目に余る中、
津軽弁情報のウェブ掲載が復活しないかなと思います。

>1/21 彦成さん:
いわき駅弁の情報提供ありがとうございます。
上りホーム上の駅弁売店の閉店で、駅ビルの弁当が
どこまで駅弁として見てもらえるか、気がかりなところです。

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2018京王百貨店駅弁大会の収穫(6) 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2018年 1月21日(日)20時59分36秒

こんばんは、まっこうくじらです。6日連続で京王へ行けました。
今年は順調すぎています。まだ京王以外で駅弁を買っていません。

●2018年1月15日(月)
北海道 函館本線 旭川駅「ずわい華ちらし」(1,650円)※旭川駅立売商会
石川県 北陸本線 金沢駅「金澤味づくし」(1,400円)※高野商店
石川県 北陸本線 金沢駅「金沢北陸かにのり」(700円)※高野商店
広島県 山陽本線 広島駅「焼き夫婦あなごめし」(1,300円)※広島駅弁当

6日目にして6回目の京王詣で。
18時半の訪問で、輸送駅弁は残り少なく、A−0を閉鎖しD−1で販売。
実演駅弁の行列はいわき駅だけで、こちらはなんでも買い放題。

旭川駅は、いつもの海鮮弁当群と、ずわい華ちらしを販売。
正方形の海鮮弁当向け容器にカニ脚肉が放射状に盛られます。
脚をペロンとめくると、シメジや玉子焼などカニでない具が一杯。
悪く言えば嵩上げなのですが、これで見栄えが盛り上がり、
味に変化と柔らかさを加えるため、カニだけ盛られるより味わいがあります。

金沢駅の金澤味づくしは、ミニ正方形のノドグロ丼、カニ丼、アマエビ丼のセット。
おかずや付合せや漬物を入れないシンプルさと、飯が酢飯でないことで、
個人的にはかなり好みで好ましいと思うもの。しかし見た目に売れていません。
このブースでカニと海苔佃煮の混ぜ物の瓶詰を販売していました。
駅弁マークはありませんが、掛紙に調製元の名前とロゴが入ります。
ただし、製造者は遠く兵庫県香住の日本海フーズとあります。

初日から数日間だけ行列があった、広島駅の焼きあなごめし。
普通の薄い煮穴子2本の夫婦あなごめしが、焼きあなごになったもの。
好みの問題ですが、このほうが風味が数段上がると感じました。
焼穴子駅弁ばかり食べていれば、通常版の煮穴子が恋しくなるかも。

>1/18 京阪奈さん:
博多駅弁の撤退情報ありがとうございます。
今月末の阪神百貨店駅弁大会で新作駅弁を実演販売するのに、
現地では今月限りで駅弁終了とはびっくりです。

>1/19 京阪奈さん:
城崎温泉駅弁の情報のご提供ありがとうございます。
鳥取駅弁の輸送販売は、同じ日本海側で神戸より近いからOKか、
やっぱり異県なので違和感があるか。三養荘も府県が異なりましたが。

>1/20 MNさん:
名古屋駅弁の情報のご提供ありがとうございます。
JRCPはリニューアルが頻繁なので、しかも公式にも非公式にも
情報が残らない傾向ですので、とても追い切れていません。

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弘前駅弁 投稿者:彦成
投稿日:2018年 1月21日(日)13時02分57秒

12月31日の朝9時頃とお昼12時頃に来ましたが、駅弁の販売ワゴンが見当たりませんでした。
年末年始など特定の日は販売がないのでしょうか。

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弘前駅弁 投稿者:CTS-OKD
投稿日:2018年 1月21日(日)11時22分15秒

中年18きっぷ様の投稿で「月曜は日曜に比べて2/3程度の種類しかない」とレポートされてましたが。
自分は昨年秋の月曜に訪問、その際に “つがる惣菜さんは月曜休み”と販売の方に言われました。
二年前に購入した お魚だらけが激ウマだっただけに残念でした。毛豆だらけもそそられますね。

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いわき駅弁 投稿者:彦成
投稿日:2018年 1月21日(日)02時20分19秒

いわき駅弁
小名浜美食ホテルの売店がいわき駅外の駅ビル(と言っても小規模ですが)で店舗があります。
また湯本駅の2階でも販売されているようです。

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大館、弘前、津軽鉄道駅弁食べてきました 投稿者:中年18きっぷ
投稿日:2018年 1月21日(日)01時46分27秒

京王百貨店の駅弁大会たけなわではありますが、秋田県青森県方面で駅弁を食べた報告です。

大館駅
1月6日「鶏めし」(花善、¥880)
1月6日「比内地鶏の鶏めし」(花善、¥1,180)
1月8日「鶏めし玉手箱」(花善、¥525)
1月8日「から揚げ鶏めし」(花善、¥650)

弘前駅
1月7日「津軽料理遺産、ばっちゃ御膳」(あきたや、¥1,290)
1月7日「ほたてめしとイカメンチ」(ファーマーズキッチン、¥750)
1月7日「津軽」(法定ラベルでは「太宰治生誕記念弁当津軽」)(つがる惣菜、¥1,000)
1月8日「毛豆だらけ」(つがる惣菜、¥1,000)
1月8日「焼肉とん豚弁当」(めいく、\900)

津軽鉄道津軽五所川原駅
1月7日「ストーブ弁当」(神家、¥1,100)

大館駅の「鶏めし」「比内地鶏の鶏めし」は予約のうえ朝7時に駅前の調製元で購入。「比内地鶏」の方は冷え切っていたが、「普通」の方はまだご飯がほんのり暖かいものだった。駅弁大会含め暖かい「鶏めし」は初めてのような気がするが、冷え切った朝に頂くとこれが大変においしかった。「普通」と「比内地鶏」を比べてみると、(1)「比内地鶏」の方の折りが大きくて、しかも模様付きでやや高級に見える。(2)ご飯の上に載る鶏が、「普通」は甘い醤油だし煮だが「比内地鶏」は塩焼き。(3)おかずの構成が異なる。ということで、単純比較はできない状況でちょっと残念。本体の「鶏だし炊きごはん」は「普通」の方が甘く感じられたが、これは恐らく温度による味覚センサーのブレであって、多分同じご飯だと思う。どちらを好むかは人それぞれだろうが、まあ、毎度おなじみの普通版の方が安いし良いかな、と感じた。それに「普通」にある鶏つくねが「比内地鶏」に無いのはちょっとばかり寂しい。ところでこの食べ比べ、わざわざ現地に行かなくても本年は京王でもできたのですね。
 「鶏めし玉手箱」は花善のHPで知りこれも予約のうえ午後3時30分に調製元で購入。小型正方形の2段弁当で、下段は鶏だし炊きご飯、上段がおかず。ご飯の上に鶏肉は無いが、卵そぼろ比率が高く満足。おかずは揚げ鶏や蓮根揚げがおいしく少ないが充実感あり。元々普通の鶏めしはご飯が多いので、小食の人はこちらが良いのではないか。これで525円とは駅弁として全国に例を見ないコストパフォーマンスと思う。
 「から揚げ鶏めし」は昨年の京王で購入した経験有りだが、花善HPにも店頭にも案内が見当たらず廃版かと思っていたら大館駅の売店New Daysにて発見、購入した。棚の掲示を見るとレギュラー販売されている模様。これもコスパ抜群である。
 花善は駅前の本社に買いに行くと、窓口から奥の製造ラインの様子を見て取ることができる。朝も夕方も、次から次へと鶏めしが製造されていた。大館駅構内での販売はどうも寂しい限りですが、市民に愛されるこの「鶏めし」は市内はおろか、県内あちらこちらの小売店に出荷されてゆくのでしょう。

さて「津軽弁プロジェクト」で名を馳せた弘前駅弁だが、現在どのような製品が売られているのか、ネットで調べるとあきたやとつがる惣菜のラインナップはわかるがその他は調製元の名前さえ良く分からない。実際行ってみるしかないだろうということで行ってみました。

1月7日(日)の午前10時20分に弘前駅改札外自由通路で台売りされていたのは、
弘前いがめんち弁当(\910)
ばっちゃ御膳(\1,290)
青森シャモロック弁当(\1,290)
焼肉とん豚弁当(\900)
夕陽海岸弁当(\1,280)
五能線弁当(\1,100)
津軽のいがめし漁火弁当(\750)
津軽のおいなりさん(\290)
津軽(\1,000)
にぎりまんま(\800)
帆立めし(\1,100)
たまご箱(\1,200)
ラブ あおもり弁当(\1,300)
ひとくちだらけ(\1,350)
ふつうの津軽の幕の内弁当(\1,100)
お魚だらけ(\1,300)
漬物だらけ(\1,200)
毛豆だらけ(\1,000)
ほたてめしとイカメンチ(\750)
津軽 イカメンチ(\500)
以上20種類であった。但し翌日の13時に見たところでは2/3程度に減っており、売り切れたのかと思うと「今日の入荷は無し」で初めから無かったものもあったようで、種類が多く出るのは日曜日ということなのかもしれない。
津軽弁プロジェクトでは初期のネット紹介を見ると、それぞれの調製元が販売を競っていたということらしいが、現在では2名の統一販売人?が全種類を売りさばいていた。その商品知識は半端なく、それぞれの中身を詳しく教えてくれた。

なるべく多くの調製元の製品を食べてみた。
「ばっちゃ御膳」は津軽料理弁当中級といったところで、貝焼き味噌(卵だしそぼろ掛けご飯)が評判通りしみじみうまい。多に棒鱈とフキ煮、身欠き鰊醤油煮、いがめんちなどの郷土料理があり、その味付けはそんなに濃くなく食べやすい。
「帆立めしといかめんち」は、帆立ご飯とイカメンチに特化した内容で、これもご飯は比較的薄味。イカメンチはイカげそ入りの練り物という感じで、好きな味でご飯との相性良し。シンプルにしてお値段も安い良い弁当だ。
「津軽」は津軽料理上級編といったところで、鮭の飯寿司やすしこ(もち米と紫蘇の漬物)など発酵系おかずに癖があり、赤くて甘酸っぱいいなり寿司や質量感に富むかぼちゃ餠など馴染みの無い味や食感がローカル食らしさを彩る。
「毛豆だらけ」は”幻の枝豆”と言われる、極めて濃厚な風味を持つ「毛豆」を食材としたおかずを主体に構成された弁当で、鶏の塩焼きと卵焼きも付く、特に「毛豆と嶽きみのコロッケ」で毛豆と特産のトウモロコシである嶽きみの風味が際立ちうまい。こういう他所では味わえないような食材を用いた駅弁は凄くうれしい。イラストで判断するに、さやの外側に毛が密生しているので「毛豆」というらしいが、その本体も是非見てみたいのでおかずに丸ごとの塩ゆでも入れてほしい。
「焼肉とん豚弁当」はあまり津軽に関係なさそうな豚焼肉がご飯に乗った弁当だが、その味付けはこってりして塩分濃厚な青森感全開の趣であった。蓮根揚げ、煮物、卵焼きなど他のおかずも多く、これではご飯が足りないではないか。

 津軽鉄道の駅弁は、HPを見たところ3日前まで2個からの予約が必要ということで、昨年暮れに電話予約して購入。「五所川原駅で受け取り」と伝えたところ、「津軽五所川原駅の切符売り場で受け渡し」と言われ、古色蒼然たる駅舎の出札窓口で名を名乗り購入。出札所で駅弁を購入というのも、初めての経験である。中身は竹籠容器に入った津軽料理初級編といったところで、若い昆布で包まれたおにぎり、イカ和え物、エビフライ等なかなか丁寧に調理されていておいしかった。

 以上、青森県の駅弁に共通していたのは「ご飯のおいしさ」であった。弁当によっては「津軽ろまん」「まっしぐら」などと品種を明記したものもあるが、品種表示が無い製品を含め、県産米の冷めても適度な粘りと甘味とそこはかとないかぐわしい香りは、前の週に食べた南魚沼産コシヒカリに勝るとも劣らない美味しさである。青森県産米、侮るべからず。

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みそかつ弁当 投稿者:MN
投稿日:2018年 1月20日(土)15時54分28秒

名古屋駅で売られているJRCPのみそかつ弁当が最近のリニューアルで再び小袋のみそダレをかけるようになっていました。
なおかつてのような半熟玉子は入っていません。

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城崎温泉駅 駅弁 投稿者:京阪奈
投稿日:2018年 1月19日(金)15時00分53秒

城崎温泉駅の駅弁に変化があります。
神戸の淡路屋の商品に加えて、鳥取のアベ鳥取堂の商品もありました。
アベ鳥取堂の商品はラベルはオリジナルです。「蟹正」(かにしょう)produceとあります。どのような団体なのかはよくわかりません。商品の内容は鳥取駅で販売されている駅弁と似ているのですが、材料には違いがあるのかもしれません。

かにめし(淡路屋)
かにめしとすきやき弁当(淡路屋)
かに寿し(アベ鳥取堂)
お好みかに寿し(アベ鳥取堂)

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博多駅 萬坊 駅弁事業撤退 投稿者:京阪奈
投稿日:2018年 1月18日(木)01時03分35秒

博多駅での萬坊の駅弁の販売が終了になるとの告知がありました。おそらく駅弁事業から撤退し、「駅弁」としての弁当の販売は終了するのではないかと思われます。催事などでも今後は食品一般となるのかもしれません。

http://manbou.typepad.jp/blog/2018/01/%E8%90%AC%E5%9D%8Ajr%E5%8D%9A%E5%A4%9A%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3%E5%BA%97-%E9%96%89%E5%BA%97%E3%81%AE%E5%BE%A1%E6%A1%88%E5%86%85.html

「萬坊」も以前は九州鉄道営業会の会員だったはずですが、すでに退会しているはずです。残念ですが突然の終了や自然消滅とならなかったのは救われます。
九州の駅弁は、中央の九州鉄道営業会にも特に活動が見られず、大手の数社以外は「駅弁」をやめることが最善の手段となっているのだろうかと複雑な気分です。

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2018京王百貨店駅弁大会の収穫(5) 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2018年 1月17日(水)22時34分30秒

こんばんは、まっこうくじらです。5日連続で京王へ行けました。

●2018年1月14日(日)
佐賀県 佐世保線 有田駅「有田焼カレー」(1,800円)※プレアデス
佐賀県 佐世保線 有田駅「ドラえもん有田焼カレー」(1,620円)※プレアデス
兵庫県 山陽本線 姫路駅「陣太鼓牡蛎御飯弁当」(1,250円)※まねき食品
兵庫県 山陽本線 姫路駅「牡蛎まつり丼」(1,380円)※まねき食品
福島県 常磐線 いわき駅「カジキソースカツ丼」(880円)※小名浜美食ホテル
鹿児島県 鹿児島本線 鹿児島中央駅「鹿児島黒豚焼肉西郷どん丼」(1,100円)※松栄軒
台湾 台湾鉄路管理局 台北駅「台鉄パイコー弁当」(2,200円)※日本エアポートデリカ
群馬県 信越本線 横川駅「SL釜めし」(1,800円)※荻野屋

今年の京王で朝10時に行けるのはこの日だけなので、
開店前に列び、階段を上がり、A−0輸送で手当たり次第購入。
茅野駅「信州安養寺味噌弁当」が買えませんでしたが、
丸政の駅弁なので、そのうち東京駅に出てくると思っています。
あるいは現地で買った「信州安養寺味噌の鶏弁当」と同じものでしょうか。
まったく個人的な感想で、未収穫品はあまりない感じ。

有田駅の有田焼カレーは、器の絵柄と価格以外は従前と同じ。
加えて(小)のサイズで、キャラクタータイアップ品がありました。
掛紙に大きく、器に小さく、ドラえもんが描かれます。
今回は製造者が「(株)プレアデス 創ギャラリーおおた」、
「販売元」が東京都港区の「株式会社 ノンビ」とあります。

姫路駅の陣太鼓牡蠣御飯弁当は、京王公式駅弁リストで「初登場」ですが、
3年前に京王で買ったものと同じ。つまり3年ぶりの駅弁大会投入か。
茶飯の上に煮カキを8個も置き、ワカメやくぎ煮やゴボウなども添える、
冷たい状態で、質も量も意外にいけるカキ弁当。
同駅の牡蛎まつり丼は初見か。同じ調製元の製品なので、同じ味。
海鮮弁当向けな小柄のプラ容器に茶飯を詰め、パッケージ写真を裏切らない
たくさんのカキを折り重ねて覆っていました。味はスマートでクリーミー。

現地でも東京駅「祭」でも、いつも売り切れで買えなかった
いわき駅&湯本駅のカジキソースカツ丼に、ここで初めて出会えました。
中身の見た目は今回の京王に来た最安値である千葉駅「トンかつ弁当」風。
メインというより唯一の具であるカジキソースカツは、
ソースと衣と身の質により、魚というよりは肉を食べている印象でした。

鹿児島中央駅の西郷どん丼は、NHK大河ドラマにあやかったものか。
中身はざらついた豚味噌焼丼。何かの出水駅弁で食べたような味。
なお、駅弁の名前は「せごどん」でなく「さいごうどん」のようです。

D−1へ移動し、台湾駅弁を難なく購入。
袋とステンレス容器が2年前とまったく同じで、
「台灣鐵路129週年紀念」のまま。当時のデッドストックでしょうか。
今回の調製元はなんと羽田の空弁屋。ステンレス容器を使わず
台鉄の円形容器に入る排骨飯は、やはり日本向けのきれいな味で、
現地の香りを少し残しながら、だいぶ上品にされています。
メインの豚肉スペアリブ揚げに、骨さえもありません。

最後に、峠の釜めしの入荷待ち行列に入り、SL釜めしを購入。
容器も掛紙も真っ黒で、御飯もイカスミで真っ黒。
具は2切れのローストビーフの他は野菜だらけ、野菜たっぷり。
現地、というか横川のドライブインやサービスエリアで
1800円で売る季節の釜飯と同じような印象です。
普段は漬物を入れるプラ容器には、アンズと煮豆が入っていました。

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2018京王百貨店駅弁大会の収穫(4) 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2018年 1月17日(水)21時59分41秒

こんばんは、まっこうくじらです。4日連続で京王へ行けました。

●2018年1月13日(土)
兵庫県 山陽本線 姫路駅「牛と穴子の重ね重ねありがとう弁当」(1,480円)※まねき食品
京都府 山陰本線 園部駅「鮎寿し」(1,300円)※淡路屋(園部)
京都府 山陰本線 園部駅「栗めし」(1,100円)※淡路屋(園部)
兵庫県 山陽新幹線 新神戸駅「神戸牛めし」(1,500円)※淡路屋
兵庫県 山陽新幹線 新神戸駅「復刻版0系新幹線弁当」(1,080円)※淡路屋
鳥取県 山陰本線 鳥取駅「ゲゲゲの鬼太郎丼」(1,350円)※アベ鳥取堂
岡山県 山陽本線 岡山駅「祭ずし極」(1,480円)※三好野本店

京王4日目にして4回目は所用で訪問。開店時刻に少し遅れて入場。
前日までの余裕はどこへやら、満員電車状態の会場が蘇りました。
長蛇の行列が予想される、A−0の輸送駅弁はハナから無視。
輸送でも、D−1の復刻掛紙と台湾と母恋駅はすぐ買えます。
実演はどこも行列。前日まで誰も来なかった留萌駅にも行列。
金沢駅、青森駅、姫路駅、一ノ関駅、名古屋駅には行列がありません。
富山のぶりかまめしも無行列。京王に来ないと切望されるが
京王に来ると売れない、折尾のかしわめしのような立ち位置なのでしょう。

朝は1個だけ、姫路駅のアナゴと牛肉の駅弁を購入。
焼穴子のアナゴ丼の区画も、ざらついた板状の牛丼の区画も、
飯の上と中層に、アナゴや牛肉が入ります。食感はなかなか固め。

15時半頃に催事場へ戻れたので、整理券キャンセル待ちの行列へ。
京王へ3年ぶりに来た園部駅弁が両方ともあったので買いました。
価格は2割ほど上がりましたが、掛紙や経木折や中身は変わりません。
甘味を加えない栗飯に、容器も中身も昭和の貴重な生き残りだと思う鮎鮨。

あとはA−0の輸送コーナーから。品物はだいぶ少なく、行列も無し。
新神戸駅の神戸牛めしは、牛肉煮を薄く引き延ばして御飯を覆う牛丼。
茶飯の味付けと柔らかさと水気が合い、肉の味が出て、肉の少量を感じません。
同じ駅の0系新幹線弁当は、復刻版ということで購入。
中身と0系R67編成3両の陶器は同じ。紙箱から価格が消え、
淡路屋ロゴマーク付近の「JR新神戸駅」標記に「・西明石駅」を追加。

鳥取駅のゲゲゲの鬼太郎丼は、京王チラシでは「リニューアル」扱いですが、
要は丼の絵柄が砂かけ婆になっただけで、パッケージや中身は同じ。
この器は子泣き爺に続く「第7弾」でしょうか。

岡山駅の祭ずし極は、過去の「塗り箱入り祭ずし」のリニューアルでしょうか。
容器は使い捨てのプラ製になりましたが、丸まっていた有頭海老が開きになり、
少々の豪華さと具の大きさが強調された印象を受けました。

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2018京王百貨店駅弁大会の収穫(3) 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2018年 1月17日(水)21時44分20秒

こんばんは、まっこうくじらです。3日連続で京王へ行けました。

●2018年1月12日(金)
愛知県 東海道本線 名古屋駅「日本一弁当ひつまぶし」(1,350円)※だるま
北海道 函館本線 小樽駅「本ずわいまるごとのっけ飯」(1,860円)※小樽駅構内立売商会
北海道 函館本線 小樽駅「まるごと雲丹と本ずわいのっけめし」(1,480円)※小樽駅構内立売商会
岩手県 東北本線 一ノ関駅「香ばし海苔とうにごはん」(1,100円)※斎藤松月堂
東京都 京王電鉄 新宿駅「京王電鉄5000系弁当」(1,300円)※東華軒

同じく18時半頃の訪問。会場の雰囲気は変わりませんが、
行列が551と広島駅弁に加え、久慈駅「うに弁当」や
出水駅の牛肉めしにもできていました。
新津駅のえんがわ寿司の「たった今入荷」は大雪の影響でしょうか。

名古屋駅のひつまぶしはつまり「抹茶ひつまぶし日本一弁当」。
掛紙での駅弁の名前が、またまた変わりました。
容器や価格や中身や風味、掛紙の意匠は変わりません。

小樽駅の2個は、駅弁名の文字がポップに躍る、小樽駅弁らしからぬデザインの掛紙。
本ずわいまるごとのっけ飯は、御飯の上にカニ脚肉をぼぼぼぼっと並べ、
ほぐし身やカニ爪も詰めたもの。飯より多いと感じるカニだらけ。
まるごと雲丹と本ずわいのっけめしは、同じ長方形の平たい容器を使い、
御飯を蒸しウニで覆い、カニの脚と爪で彩り、ワサビ漬とタクアンを添えるもの。
飯とウニの間には昆布と炒り卵が入り、ウニの見た目と柔らかさを増量します。

一ノ関駅の香ばし海苔とうにごはんのブースは、ここまでいつも閑古鳥。
掛紙にはNREや大船軒と同じ、アレルギー物質アイコンがあります。
小柄な正方形の容器で、御飯をウニと海苔と昆布で覆い、
玉子焼とイクラとワカメと山ごぼうを添えるもの。
見た目は小粒でも、味と分量では会場の他のウニ駅弁に
負けていないとは思います。

輸送は1個。新宿駅?の京王電鉄5000系弁当は、今大会からの新作か。
従前からの、というか会期中だけ毎年復活する9000系弁当と同じく、
鉄道車両型陶器に冷凍食品タイプのお子様ランチを詰めたもの。
昨年9月デビューの新車が駅弁になるも、9000系ともどもこの時間でも買えます。

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