空弁資料館ロゴマーク 旅の友「空弁」。館長が実際に食べた空弁を中心に、日本全国と海外の空弁を紹介します。
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徳島空港の空弁(2種類を収蔵)

 徳島飛行場(徳島阿波おどり空港) 2017年6月3日訪問
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 1941年に海軍が開設し、現在も防衛省が運営する飛行場。長らく羽田便と国内最古の歴史を持つ大阪便が主力であったが、1998年の瀬戸大橋神戸鳴門ルートの開通で打撃を受けた大阪便が2002年に廃止、現在は利用者数の9割が羽田便で占められる。空弁は「花へんろ」が大当たり。その後続商品やJR徳島駅の駅弁も販売されていたが、すべて現存しない模様。

花へんろ(400円) 2006年9月9日に徳島空港出発ロビー売店で購入
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 2006年5月1日に登場。直径7センチの小さな透明プラ製円形カップにデザート用フォークを付け、薄い紙枠にはめる。中身はちりめん酢飯の上に鳴門のタイになると金時、県産のスダチやタケノコやれんこんなどを詰めるもの。食べにくくて小腹にも満たないという文句が出なければ、おしゃれな風味で人気を集めそう。

 JALUX、徳島空港ビル、徳島市内食品メーカーの三者が1年かけて開発した商品。東京便の水平飛行時間が30分しかないため、その間に消費できる全国最小サイズを目指したという。登場2か月で2,768個を売るヒット商品となり、みんなにっこり。

【徳島飛行場】1941(昭和16)年開設 徳島県板野郡松茂町 http://www.tokushima-airport.co.jp/
【有限会社鹿禄】徳島県徳島市東沖洲1丁目5−4 088(664)8601
徳島名物特撰阿波地鶏弁当(950円) 2004年11月9日に小田急百貨店藤沢店駅弁大会で購入
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 徳島駅弁として2003年8月に登場した「徳島名物特撰阿波地鶏弁当」の、徳島空港の空弁版。外観や内容や価格は駅弁と同じで、掛紙の「駅弁」の部分が「空弁」に変わっている。価格は登場時より150円アップ。

 徳島空港は愛称で、正式な名称は「徳島飛行場」、海上自衛隊が管理し、三沢や米子などと同じく「その他飛行場」に分類される軍民共用の空港。徳島の空港の歴史は古く、1922(大正11)年11月12日に開設された国内初の定期民間旅客航空路は、大阪府堺市の大浜海岸と徳島県小松島の横須海岸を水上飛行機が結んだ。

 それが後の大阪・徳島線。直線距離で100km程度の短距離区間に、最盛期は一日22本で年間47万人の利用者があったが、1998年4月5日の瀬戸大橋明石・鳴門ルートの開通で高速バスに旅客を喰われ、減便小型化を繰り返した後に2002年1月7日限りで廃止された。

【徳島飛行場】1941(昭和16)年開設 徳島県板野郡松茂町 http://www.tokushima-airport.co.jp/
【株式会社ヨシダ】徳島県徳島市八万町大坪176番地1 088(668)5128
2006年2月19日開館 2011年6月26日再編 URL:https://kfm.sakura.ne.jp/soraben/
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