banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR北海道 網走(あばしり)駅2015年3月7日訪問Googleマップ
JR-Hokkaido Abashiri Station

駅名標 駅舎 駅構内

札幌駅から特急「オホーツク」で約5時間半、石北本線と釧網本線との接続駅。網走市は北海道の北東部でオホーツク海に面した人口約4万人の港町で、オホーツク海の漁業と盛衰を共にしたが、今でも沿岸有数の都市であり、網走監獄や冬場の流氷観光などの観光面でも知られる。駅弁は国鉄時代からの駅弁屋がカニ駅弁などを、ホームと改札外待合室に面した店舗で販売するほか、秋冬の駅弁催事へも出品される。1932(昭和7)年12月1日開業、北海道網走市新町。

オホーツク贅沢三昧(1,300円)2015年3月7日に網走駅待合室駅弁売店で購入
Okhotsk Zeitaku Zanmai

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1989(平成元)年頃の発売。流氷がやってきた網走市街の航空写真と、中身の食材のイメージ写真を印刷したボール紙の容器を使用、中身は小さな紙カップに収まる、鮭フレーク丼、カニほぐし身丼、イクラ醤油漬け丼、ベビーホタテ煮丼。柴漬けのプラ製カップも収まる。

新潟県は長岡駅の「越後長岡花火寿し」など、四半世紀前はこのような駅弁が流行ったのだろう。味については、イクラは見たまんま、カニは網走駅弁の味、ベビーホタテはエキスが香り、鮭は色も味もパサパサ。同じ売店で隣に磯宴シリーズがいては、名前負けする感じ。

販売駅
石北本線 網走(あばしり)駅 1932(昭和7)年12月1日開業 北海道網走市新町
調製元
株式会社 モリヤ商店 北海道網走市新町1丁目2−14 0152(43)2015

オホーツク弁当(900円)2015年3月7日に網走駅待合室駅弁売店で購入
Okhotsk Bento

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網走駅の幕の内駅弁で、駅弁の名前は売店での掲示による。ボール紙のパッケージに「味ごよみ」と書いてあるが、これは市販の惣菜弁当向け容器だろう。京都府の山陰本線綾部駅でも使われていた。これに調製元シールと調製シールを貼り付ける。中身は日の丸御飯にスパゲティ、エビフライ、焼鮭、玉子焼、ホタテ煮、焼売、春巻、うにくらげ、漬物など。古いタイプで普通の幕の内駅弁で、味も値段も普通の駅弁。うにくらげとホタテが「オホーツク」なのだろうか。

販売駅
石北本線 網走(あばしり)駅 1932(昭和7)年12月1日開業 北海道網走市新町
調製元
株式会社 モリヤ商店 北海道網走市新町1丁目2−14 0152(43)2015

かにいくら弁当(1,050円)2008年2月2日に藤崎本店駅弁大会で購入
Kani Ikura Bento

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2000(平成12)年10月の登場。上げ底の発泡材容器に透明な上げぶたをする催事受けしそうな容器を、海と中身の写真を載せたボール紙の枠にはめる。中身は白御飯の上にカニとイクラと錦糸卵を載せるもの。写真と違い中身の具がシェイクされているが、見栄え良く分かれているより食べてうまいと思う。小柄だけど満足感は出る。ただ、現地に実態があるかは分からない。パッケージにはしっかりと、現地で買えた駅弁にはなかった製造委託の記号が付いていた。

網走は、行政面では網走支庁を擁し、産業面では漁業の、観光面では監獄と流氷の街。鉄道では石北本線と釧網本線がぶつかる運行上の拠点。しかし人口においては、約4万人の網走市は約11万人の北見市の半分以下であり、鉄道は路線図上1本の路線で列車は2方向に出るのみ。

※2008年5月補訂:写真の更新と内容解説文の改訂
販売駅
石北本線 網走(あばしり)駅 1932(昭和7)年12月1日開業 北海道網走市新町
調製元
株式会社 モリヤ商店 北海道網走市新町1丁目2−14 0152(43)2015

かにめし(900円)2004年4月19日に女満別空港ターミナルビルで購入
Kanimeshi

掛紙 外観 外観 中身

網走駅で人気の駅弁。容器は最近にリニューアルされたようで、発泡材の円形容器に透明蓋をかけて赤い厚紙のパッケージに入れている。中身は味付飯の上にカニほぐし身を厚めに敷き椎茸や昆布や錦糸卵などを載せるもの。見栄えや調味料にあまり頼らない自然なカニの風味を楽しめる。女満別空港のターミナルビル内観光売店でも購入可能。価格は購入当時で840円、2015年時点で900円。

※2015年7月補訂:値上げを追記
※2004年5月補訂:現地版の入手により解説文を一部修整
販売駅
石北本線 網走(あばしり)駅 1932(昭和7)年12月1日開業 北海道網走市新町
調製元
株式会社 モリヤ商店 北海道網走市新町1丁目2−14 0152(43)2015

磯宴・うにいくら(1,400円)2004年1月25日に阪神百貨店駅弁大会で購入
Isoutage Uni Ikura

掛紙 外観 外観 中身

ざらついた経木枠の正方形容器に透明なふたをして、窓付きのボール紙の枠にはめる。中身は茶飯の上にウニとイクラと錦糸卵が散らされる。味は良く見栄えも抜群だが、激しい上げ底上げ蓋のため分量は極少、それでいて価格は一人前だから、自分で購入すると不満が大きい。但し現地では注文生産ながら上げ蓋が生きる分量が入っている模様。

写真は2004(平成16)年1月の阪神百貨店駅弁大会で購入した「ウニ・イクラ」で、他に「タラバ・ホタテ」(1,470円)、「タラバ・ウニ」(1,470円)、「タラバ・イクラ」(1,470円)、「鮭・イクラ」(1,050円)、「カニ・イクラ」(1,130円)の五種が、同じ容器で実演販売されていた。駅弁の皮を被った高級ホカ弁なのかもしれない。価格は購入当時で1,260円、2015年時点で1,400円。

※2015年7月補訂:値上げを追記
販売駅
石北本線 網走(あばしり)駅 1932(昭和7)年12月1日開業 北海道網走市新町
調製元
株式会社 モリヤ商店 北海道網走市新町1丁目2−14 0152(43)2015

帆立弁当(900円)2003年2月1日に上野松坂屋駅弁大会で購入
Hotate Bento

掛紙 外観 中身

踏んでも壊れなさそうな異様に強度のあるプラスティック製容器に、オホーツク海の夕景を印刷した掛紙と蓋を兼ねるボール紙をかける。中身は御飯の上に錦糸卵と椎茸と帆立とインゲン豆を載せるもので、メインの帆立は小柄ながら十個以上がゴロゴロと転がり、締まった身と甘く濃いめの味付けで御飯のおかずには最適。北海道らしさはやや薄いか。価格は購入当時で840円、2015年時点で900円。

1997年3月の訪問では、流氷を期待して海に出ると、真夏を思わせる真っ青な空と海が一面に広がっていた。当時から変化がなければ、駅弁は改札外駅舎内の待合室の売店で販売されているはず。

※2015年7月補訂:値上げを追記
販売駅
石北本線 網走(あばしり)駅 1932(昭和7)年12月1日開業 北海道網走市新町
調製元
株式会社 モリヤ商店 北海道網走市新町1丁目2−14 0152(43)2015

【終売】磯宴オホーツク海鮮三つ巴弁当(1,150円)2008年2月2日に藤崎本店駅弁大会で購入
Isoutage Okhotsk Kaisen Mitsudomoe Bento (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身

2006(平成18)年の秋に、催事屋製「駅弁の達人」シリーズのひとつとして、現地と催事場に登場か。正八角形の発泡材製容器に透明なふたをして、中身の写真を載せたボール紙の枠にはめる。中身は茶飯の上にタラバ、いくら、サーモンの3種を載せて、きぬさやを添えるもの。具が3種だから三つ巴。こういう内容は道内ではどうしても属地不詳となるが、きぬさやの添付と、軽く焼いたぶつ切りタラバの風味が個性を出す。現存しない模様。

※2015年7月補訂:終売を追記
販売駅
石北本線 網走(あばしり)駅 1932(昭和7)年12月1日開業 北海道網走市新町
調製元
株式会社 モリヤ商店 北海道網走市新町1丁目2−14 0152(43)2015