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 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR北海道 網走(あばしり)駅2015年3月7日訪問Googleマップ
JR-Hokkaido Abashiri Station


札幌駅から特急列車「オホーツク」で約5時間半、石北本線と釧網本線との接続駅。網走市は北海道の北東部でオホーツク海に面した人口約3.5万人の港町で、オホーツク海の漁業と盛衰を共にしたが、今でも沿岸有数の都市であり、監獄や流氷などの観光資源が客を集める。駅弁は国鉄時代からの駅弁屋がカニの駅弁などを、ホームと改札外待合室に面した店舗で販売するほか、秋冬の駅弁催事へも出品する。1932(昭和7)年12月1日開業、北海道網走市新町。

いくら数の子弁当(1,280円)
2017年1月19日に京王百貨店駅弁大会で購入
Ikura Kazunoko Bento


2015(平成27)年の秋に、駅弁催事向け商品として発売か。2017(平成29)年1月の京王百貨店駅弁大会で実演販売して以降、網走駅でも売り始めた模様。小柄な正方形の容器に醤油飯を詰め、イクラとカズノコと、カズノコのほぐしで覆う。その見た目は、チラシやパッケージの写真と寸分違わない美しさ。カズノコのほぐしは、駅弁以外を含めて初体験。風味はほぐさないほうが良いものの、これで見栄えと個性を備えた感じ。価格は購入当時で980円、2020年時点で1,280円。

※2020年5月補訂:値上げを追記
販売駅
石北本線 網走(あばしり)駅 1932(昭和7)年12月1日開業 北海道網走市新町
調製元
株式会社 モリヤ商店 北海道網走市新町1丁目2−14 0152(43)2015

オホーツク贅沢三昧(1,400円)
2015年3月7日に網走駅待合室駅弁売店で購入
Okhotsk Zeitaku Zanmai


1989(平成元)年頃の発売。流氷がやってきた網走市街の航空写真と、中身の食材のイメージ写真を印刷したボール紙の容器を使用、中身は小さな紙カップに収まる、鮭フレーク丼、カニほぐし身丼、イクラ醤油漬け丼、ベビーホタテ煮丼。柴漬けのプラ製カップも収まる。

新潟県は長岡駅の「越後長岡花火寿し」など、四半世紀前はこのような駅弁が流行ったのだろう。味については、イクラは見たまんま、カニは網走駅弁の味、ベビーホタテはエキスが香り、鮭は色も味もパサパサ。同じ売店で隣に磯宴シリーズがいては、名前負けする感じ。価格は2015年の購入当時で1,300円、2020年時点で1,400円。

※2020年5月補訂:値上げを追記
販売駅
石北本線 網走(あばしり)駅 1932(昭和7)年12月1日開業 北海道網走市新町
調製元
株式会社 モリヤ商店 北海道網走市新町1丁目2−14 0152(43)2015

オホーツク弁当(900円)
2015年3月7日に網走駅待合室駅弁売店で購入
Okhotsk Bento


網走駅の幕の内駅弁で、駅弁の名前は売店での掲示による。ボール紙のパッケージに「味ごよみ」と書いてあるが、これは市販の惣菜弁当向け容器だろう。京都府の山陰本線綾部駅でも使われていた。これに調製元シールと食品表示ラベルを貼り付ける。中身は日の丸御飯にスパゲティ、エビフライ、焼鮭、玉子焼、ホタテ煮、焼売、春巻、うにくらげ、漬物など。古いタイプで普通の幕の内駅弁で、味も値段も普通の駅弁。うにくらげとホタテが「オホーツク」なのだろうか。

販売駅
石北本線 網走(あばしり)駅 1932(昭和7)年12月1日開業 北海道網走市新町
調製元
株式会社 モリヤ商店 北海道網走市新町1丁目2−14 0152(43)2015

かにめし(990円)
2015年2月15日に網走駅の駅弁売店で購入
Kanimeshi


網走駅で人気の駅弁。カニの色と形でデザインしたスリーブに収まる真ん丸な容器に茶飯を詰め、錦糸卵とカニほぐし身で覆い、シイタケと紅生姜と漬物で彩る。見栄えや調味料にあまり頼らない自然なカニの風味を楽しめる。今となっては、特徴のなさが特長のカニ駅弁だとも感じられる。価格は2015年の購入当時で900円、2020年時点で990円。

※2020年5月補訂:値上げを追記
※2019年3月補訂:写真を更新、解説文を全面改訂
販売駅
石北本線 網走(あばしり)駅 1932(昭和7)年12月1日開業 北海道網走市新町
調製元
株式会社 モリヤ商店 北海道網走市新町1丁目2−14 0152(43)2015

【掛紙】かにめし(840円)
2004年4月19日に女満別空港ターミナルビルで購入
Kanimeshi

2004(平成16)年4月19日に購入した、網走駅弁のスリーブ。その絵柄も、容器も中身も、上の11年後と変わらない。その後は女満別空港では、網走駅弁の販売を見掛けていない。

販売駅
石北本線 網走(あばしり)駅 1932(昭和7)年12月1日開業 北海道網走市新町
調製元
株式会社 モリヤ商店 北海道網走市新町1丁目2−14 0152(43)2015

磯宴・うにいくら(1,580円)
2015年2月15日に網走駅の駅弁売店で購入
Isoutage Uni Ikura


ふたと底を上げた容器を窓開きのスリーブにはめる、見栄え重視の体裁。中身は茶飯の上にウニとイクラと錦糸卵を散らし、大根桜漬を添えて彩ったもの。味は見た目のとおりの輝き。11年前に大都会の駅弁催事でボソボソしたものを食べていたので、現地のものは現地ではおいしく感じた。分量は控えめ。価格は2015年の購入当時で1,400円、2020年時点で1,580円。

※2020年5月補訂:値上げを追記
※2019年3月補訂:写真を更新、解説文を全面改訂
販売駅
石北本線 網走(あばしり)駅 1932(昭和7)年12月1日開業 北海道網走市新町
調製元
株式会社 モリヤ商店 北海道網走市新町1丁目2−14 0152(43)2015

【掛紙】磯宴・うにいくら(1,260円)
2004年1月25日に阪神百貨店駅弁大会で購入
Isoutage Uni Ikura

2004(平成16)年1月25日の調製である、網走駅弁のスリーブ。大阪のデパートで実演販売されていたお弁当。見た目や内容は、上の現地での11年後のものと変わらない。2004(平成16)年1月の阪神百貨店駅弁大会で購入した「ウニ・イクラ」で、他に「タラバ・ホタテ」(1,470円)、「タラバ・ウニ」(1,470円)、「タラバ・イクラ」(1,470円)、「鮭・イクラ」(1,050円)、「カニ・イクラ」(1,130円)の5種が、同じ容器で実演販売されていた。

販売駅
石北本線 網走(あばしり)駅 1932(昭和7)年12月1日開業 北海道網走市新町
調製元
株式会社 モリヤ商店 北海道網走市新町1丁目2−14 0152(43)2015

磯宴かにいくら弁当(1,050円)
2008年2月2日に藤崎本店駅弁大会で購入
Isoutage Kani Ikura Bento


2000(平成12)年10月の登場。上げ底の発泡材容器に透明な上げぶたをする催事受けしそうな容器を、海と中身の写真を載せたボール紙の枠にはめる。中身は白御飯の上にカニとイクラと錦糸卵を載せるもの。写真と違い中身の具がシェイクされているが、見栄え良く分かれているより食べてうまいと思う。小柄だけど満足感は出る。ただ、現地に実態があるかは分からない。パッケージにはしっかりと、現地で買えた駅弁にはなかった製造委託の記号が付いていた。価格は2008年の購入当時で1,050円。後に他の磯宴シリーズと同じような姿に変わり、2020年時点で1,480円。

網走は、行政面では網走支庁を擁し、産業面では漁業の、観光面では監獄と流氷の街。鉄道では石北本線と釧網本線がぶつかる運行上の拠点。しかし人口においては、約4万人の網走市は約11万人の北見市の半分以下であり、鉄道は路線図上1本の路線で列車は2方向に出るのみ。

※2020年5月補訂:値上げなどを追記
※2008年5月補訂:写真の更新と内容解説文の改訂
販売駅
石北本線 網走(あばしり)駅 1932(昭和7)年12月1日開業 北海道網走市新町
調製元
株式会社 モリヤ商店 北海道網走市新町1丁目2−14 0152(43)2015

帆立弁当(900円)
2015年2月15日に網走駅の駅弁売店で購入
Hotate Bento


正方形の容器に茶飯を詰め、錦糸卵とホタテを散らし、シイタケときぬさやと小梅でで彩る。メインの帆立は小柄ながら十個以上がゴロゴロと転がり、締まった身と甘く濃いめの味付けで御飯のおかずには最適。

販売駅
石北本線 網走(あばしり)駅 1932(昭和7)年12月1日開業 北海道網走市新町
調製元
株式会社 モリヤ商店 北海道網走市新町1丁目2−14 0152(43)2015

【終売】帆立弁当(840円)
2003年2月1日に上野松坂屋駅弁大会で購入
Hotate Bento (end of sales)


上記の駅弁「帆立弁当」の、2003年時点の姿。スリーブの絵柄や中身や味は変わらない。当時は踏んでも壊れなさそうな、異様に強度のある黒いプラ製容器を使っていた。

※2019年3月補訂:新版の収蔵で解説文を整理
販売駅
石北本線 網走(あばしり)駅 1932(昭和7)年12月1日開業 北海道網走市新町
調製元
株式会社 モリヤ商店 北海道網走市新町1丁目2−14 0152(43)2015

【終売】磯宴オホーツク海鮮三つ巴弁当(1,150円)
2008年2月2日に藤崎本店駅弁大会で購入
Isoutage Okhotsk Kaisen Mitsudomoe Bento (end of sales)


2006(平成18)年の秋に、催事屋製「駅弁の達人」シリーズのひとつとして、現地と催事場に登場か。正八角形の発泡材製容器に透明なふたをして、中身の写真を載せたボール紙の枠にはめる。中身は茶飯の上にタラバ、いくら、サーモンの3種を載せて、きぬさやを添えるもの。具が3種だから三つ巴。こういう内容は道内ではどうしても属地不詳となるが、きぬさやの添付と、軽く焼いたぶつ切りタラバの風味が個性を出す。現存しない模様。

※2015年7月補訂:終売を追記
販売駅
石北本線 網走(あばしり)駅 1932(昭和7)年12月1日開業 北海道網走市新町
調製元
株式会社 モリヤ商店 北海道網走市新町1丁目2−14 0152(43)2015

【掛紙】特製オホーツク弁当(600円)
調製年月日不詳
Tokusei Okhotsk Bento

1980年代の調製と思われる、昔の網走駅弁の掛紙。中身はつまり特製幕の内弁当か。ホタテとサケと、1990年までに廃止された区間を含む国鉄路線略図を描く。

販売駅
石北本線 網走(あばしり)駅 1932(昭和7)年12月1日開業 北海道網走市新町
調製元
株式会社 モリヤ商店弁当部 北海道網走市新町1丁目2−14 01524(3)2015