banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR北海道 摩周(ましゅう)駅2007年6月15日訪問Googleマップ
JR-Hokkaido Mashu Station

駅名標 駅舎 駅構内

釧路駅から列車で約1時間半。摩周駅のある弟子屈町(てしかがちょう)は北海道の東部に位置する人口約8千人の開拓地で、19世紀末には硫黄が採掘されたほか、戦後は摩周湖や屈斜路湖や川湯温泉などへ行ける道東観光の拠点のひとつとなっている。駅弁は弟子屈駅時代の1980年代頃に駅弁屋が撤退して以来存在しなかったが、2005年1月の東京のデパートでの駅弁大会を機に「摩周の豚丼」が登場、現在はシリーズを増やし、改札外駅舎内の売店と駅前で売られる模様。1929(昭和4)年8月15日開業、北海道川上郡弟子屈町朝日1丁目。

摩周の豚丼(1,080円)2005年1月16日に京王百貨店駅弁大会で購入
Mashu no Butadon

掛紙 外観 外観 中身

京王百貨店の駅弁大会で実演販売するために、2005(平成17)年1月13日に会場で登場、会期中の1月20日から摩周駅でも販売を開始したらしい。掛紙には「摩周駅前」と駅弁でないことを明記するが、百貨店のチラシにワイドショーなどでは摩周駅弁と宣伝していたから、現地にないぞと苦情でも出たのだろう。

市販の赤いプラ容器に、商業的な派手さを持ちデザイン料が高そうな掛紙をかけて、輪ゴムでしばる。中身は十穀米混じりの御飯にたっぷりタレをかけて、焼き豚で覆いさらにタレをかけて、山くらげや胡麻団子などを添える。二週間で22,901個が売れる人気で、これに続く駅弁催事でもよく見かける。価格は発売当時で1,050円、2016年時点で1,080円。

摩周駅は1990(平成2)年11月19日まで弟子屈(てしかが)駅。かつては急行列車が発着する公式な駅弁販売駅であったが、地元客がマイカーに、観光客も観光バスやレンタカーで移動する時代になり、急行も駅弁も人知れず消滅した。ここでの駅弁の復活は非現実的だが、食堂の副業として駅でもたまに売るし冬場は都会で稼ぐ駅前弁当としてなら生き残れるだろう。

※2017年4月補訂:値上げの追記、公式サイトURLの変更
※2006年1月補訂:公式サイトURLの追記
販売駅
釧網本線 摩周(ましゅう)駅 1929(昭和4)年8月15日開業 北海道川上郡弟子屈町朝日1丁目
調製元
ぽっぽ亭 北海道川上郡弟子屈町朝日1丁目7−18 015(482)2412 http://poppotei.wixsite.com/home
疑義駅弁

摩周のあったか豚丼(1,150円)2011年10月8日に東京駅「第14回東日本縦断駅弁大会」で購入
Mashu no Attaka Butadon

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2011〜2012年の駅弁大会シーズンに向けた投入か。長方形の加熱機能付き容器を、中身のイメージ写真と商品名を印刷したボール紙の枠にはめる。中身は白御飯の上にタレまみれの豚肉を詰めただけというシンプルな内容。付合せも入る通常版に比べて、見た目の賑やかさでは劣るが、こんな割り切りもよい。しかし今では注文販売をしているという現地では、加熱機能付きの駅弁など売られるはずがないのではと疑うところ。

販売駅
釧網本線 摩周(ましゅう)駅 1929(昭和4)年8月15日開業 北海道川上郡弟子屈町朝日1丁目
調製元
ぽっぽ亭 北海道川上郡弟子屈町朝日1丁目7−18 015(482)2412 http://poppotei.wixsite.com/home
疑義駅弁

北海道産黒毛和牛牛めしVS豚めし(1,150円)2015年11月15日にピアゴイセザキ店駅弁大会で購入
Hokkaido Kurogewagyu Gyumeshi VS Butameshi

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2015〜2016年の駅弁大会シーズンに向けて投入された、主にスーパーの駅弁大会や北海道催事で摩周駅弁を名乗り販売される疑義駅弁だと考えられる。中身は牛丼と豚丼と玉子焼と紅生姜。豚丼にふりかかる荒粒なコショウの辛さを除き、普通の牛飯や豚飯であった。摩周駅弁は2011年を最後に、発祥地である京王百貨店駅弁大会に来なくなっている。価格は発売時や購入時点で1,150円、2016年時点で1,180円。

販売駅
釧網本線 摩周(ましゅう)駅 1929(昭和4)年8月15日開業 北海道川上郡弟子屈町朝日1丁目
調製元
ぽっぽ亭 北海道川上郡弟子屈町朝日1丁目7−18 015(482)2412 http://poppotei.wixsite.com/home

【終売】摩周の牛丼(1,100円)2007年3月25日にダイエー横浜店駅弁大会で購入
Mashu no Gyudon (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身

2006(平成18)年秋の投入か。赤いプラ製トレーを接着した長方形の発泡材枠容器を、人気駅弁「摩周の豚丼」と似たデザインの紙枠にはめる。中身は白御飯の上に牛すき焼き肉と牛そぼろを半分ずつ載せ、玉子焼や薩摩芋などを添えるもの。

つまり米沢の名駅弁「牛肉どまん中」の模倣で、本家越えはさすがに無理。これで摩周シリーズは豚丼、ラム丼、牛丼と揃ったが、豚丼以外はどれだけ、現地や地域とのつながりがあるのか。少なくとも今回買った商品が摩周から送られたとは思えない。購入時点で現地の食堂に同名のメニューはあるそうだが、それは牛バラ肉の丼なので、この弁当との共通点はない模様。

なお、この駅弁は2007年頃までに「摩周の豚丼」「摩周のラム丼」と共に現地での販売が開始された模様。駅舎内改札外のキオスク型売店に3種の駅弁(か見本)が陳列され、駅前の食堂でも購入が可能。ただ、駅弁大会で販売される商品には製造委託と思われる記号が付いている。2010年頃までの販売か。

※2017年4月補訂:終売を追記
※2008年10月補訂:疑義駅弁のマークを削除、解説文を追加
販売駅
釧網本線 摩周(ましゅう)駅 1929(昭和4)年8月15日開業 北海道川上郡弟子屈町朝日1丁目
調製元
ぽっぽ亭 北海道川上郡弟子屈町朝日1丁目7−18 015(482)2412 http://poppotei.wixsite.com/home

【終売】摩周のラム丼(1,050円)2005年10月22日にダイエー横浜店駅弁大会で購入
Mashu no Lamb Don (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身

2005(平成17)年10月登場の、スーパー駅弁催事用駅弁か。加熱機能付き容器に見えてそうではない丼型の発泡材容器を、中身の写真を大きく載せたボール紙の枠にはめる。中身は白御飯の上にラム肉やキャベツ炒めとピーマン・人参・ポテト・山くらげを載せた、商品名どおりのラム丼。常温なのに臭みなく炭火香るラム丼のラムや具は、主力商品の豚丼を超える出来だと思ったが、どうも現地での販売はない模様。

この弁当は「摩周の豚丼」と同様、商品には駅弁ではなく駅前弁当と記されるが、スーパーの駅弁催事では堂々と駅弁を名乗るか名乗らされるので、誰もが駅弁と認識していると思われる。2005年最大の駅弁サクセスストーリーがおかしなことにならないよう、少なくともスーパーには正直な商売を期待したい。

なお、この駅弁は2007年頃までに「摩周の豚丼」「摩周の牛丼」と共に現地での販売が開始された模様。駅舎内改札外のキオスク型売店に3種の駅弁(か見本)が陳列され、駅前の食堂でも購入が可能。ただ、駅弁大会で販売される商品には製造委託と思われる記号が付いている。2010年頃までの販売か。

※2017年4月補訂:終売を追記
※2008年10月補訂:疑義駅弁のマークを削除、解説文を追加
販売駅
釧網本線 摩周(ましゅう)駅 1929(昭和4)年8月15日開業 北海道川上郡弟子屈町朝日1丁目
調製元
ぽっぽ亭 北海道川上郡弟子屈町朝日1丁目7−18 015(482)2412 http://poppotei.wixsite.com/home