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 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

【掛紙】御寿し(100円)調製年月日不詳
Osushi

1960年代頃の調製と思われる、昔の栗山駅弁の掛紙。栗山駅は国鉄室蘭本線と夕張鉄道がクロスする、石炭輸送が華やかりし頃は鉄道の要衝のひとつであり、駅弁も存在した。幕の内と寿司以外の駅弁はなかった模様。

販売駅
室蘭本線 栗山(くりやま)駅 1893(明治26)年7月1日開業 北海道夕張郡栗山町錦4丁目
調製元
株式会社 美津和 北海道夕張郡栗山町 237番

JR北海道 東室蘭(ひがしむろらん)駅2020年8月8日訪問Googleマップ「東室蘭駅」
JR-Hokkaido Higashimuroran Station


札幌駅から特急列車で約1時間半。苫小牧方面行と長万部方面行と室蘭行の室蘭本線が集まる駅。駅弁のない駅であったが、2009年頃から地元の弁当や母恋駅弁が売店に入るようになった模様。1892(明治25)年8月1日開業、北海道室蘭市東町2丁目。

JR北海道 木古内(きこない)駅2016年11月26日訪問Googleマップ「木古内駅」
JR-Hokkaido Kikonai Station


東京駅から新幹線で約4時間。木古内町は北海道の南端で津軽海峡に面する、人口約4千人の町。かつては函館と江差と松前に行く鉄道が集まり、1988(昭和63)年の青函トンネルの開通で本州へ行く鉄道が通り、2016(平成28)年には北海道新幹線の駅ができた。駅弁はおろか、駅に売店さえ無いが、駅前に道の駅があり、駅弁のような弁当を売る。1930(昭和5)年10月25日開業、北海道上磯郡木古内町字木古内。

はこだて和牛弁当(1,320円)
2016年11月26日に道の駅みそぎの郷きこないで購入
Hakodate Wagyu Bento


木古内駅前で2016(平成28)年1月にオープンした道の駅「道の駅みそぎの郷きこない」で売られていたお弁当。同年3月に開業した新幹線木古内駅に売店はなく、同日にJR北海道から道南いさりび鉄道へ転換された在来線木古内駅からは売店も駅員も撤収してしまい、この道の駅が鉄道駅の売店の機能を担う。

道の駅の弁当であるが、掛紙には新幹線電車の側面図と「北海道新幹線始発駅のまち木古内」の文字がある。中身は白御飯を二色の「はこだて和牛」の牛肉煮で覆い、ソーセージ、コーン、きんぴらごぼう、紅生姜を添えるもの。味付けの甘さで、肉の味が飛んでしまった感があるが、見た目と機能は駅弁そのもの。価格は2016年の発売時や購入当時で1,296円、2019年10月の消費税率改定で1,320円。

はこだて和牛とは、函館市内ではなく木古内町内で1990年代から使われる、同町内で生産するあか牛(褐毛和牛)のブランド名。脂肪でなく赤身の柔らかさとうまさが特徴。特段の宣伝も拡販もなく、地元で作られて食べられる。木古内駅近くのそば屋「蕎麦処 瑠瞳(るとう)」では、和牛御膳、和牛バーガー、和牛弁当のメニューを取りそろえ、そのひとつがこの弁当である。

販売駅
道の駅みそぎの郷きこない 2016(平成28)年1月13日開業 北海道上磯郡木古内町字本町
調製元
蕎麦処 瑠瞳 北海道上磯郡木古内町字本町156−3 01392(2)5658

JR北海道 小沢(こざわ)駅2010年9月23日訪問Googleマップ「小沢駅」
JR-Hokkaido Kozawa Station


札幌駅から普通列車を乗り継いで約1時間半。現在は駅員のいないローカル駅であるが、かつては函館本線が岩内線を分け、急行も止まる主要駅であった。駅弁はないが、かつての公式な駅弁屋が今も駅前で商店を構え、かつての駅売り銘菓「トンネル餅」の販売を続けている。1904(明治37)年7月18日開業、北海道岩内郡共和町小沢。

トンネル餅(400円)
2010年9月23日に小沢駅の駅前商店で購入
Tonneru Mochi


1904(明治37)年の小沢駅の開業と共に生まれた、かつての駅売り銘菓。手のひらサイズの経木折に、煉瓦積みのトンネルと蒸気機関車を描いた古めかしい掛紙をかける。中身は上新粉を練って蒸して砂糖を加えるという、マシュマロと名古屋名物のういろうを足して2で割ったような、米と砂糖と着色料でできた和菓子が10個入る。駅前の国道に面した「伯洋軒末次商店」での販売。訪問時はこの商店はトンネル餅の販売のみで営業していた。

現在の小沢駅は急行列車や長距離列車が止まるどころか経由さえもしない、駅員もいない閑散とした駅。しかし過去には文字通りの函館本線として、函館と札幌方面とを結ぶ列車が多く発着したほか、岩内へ至る岩内線の分岐駅でもあり、鉄道の要衝とは言わないが主要駅のひとつであった。トンネル餅もそんな駅構内で立ち売りにて販売されていたそうな。調製元はかつて小沢駅の公式な駅弁屋でもあった。

販売駅
函館本線 小沢(こざわ)駅 1904(明治37)年7月18日開業 北海道岩内郡共和町小沢
調製元
末次敏正 北海道岩内郡共和町小沢95 0135(72)1005

噴火湾名物ほたてめし(520円)
2010年9月23日に道央自動車道有珠山サービスエリアで購入
Funkawan Meibutsu Hotate Meshi


高速道路のサービスエリアの売店で売られていた惣菜。透明なプラ製容器に、厚揚げやコンニャクなどで具を増量した、ホタテも入る五目飯を詰めている。小腹に良い味だが、分量に対する価格は不満が出る感じ。夕暮れの訪問時、有珠山サービスエリアの高速道路弁当「どら弁当」は、犬用の「ポチ」のみで、人間用のものはなかった。掲示によると「洞爺湖モシリ弁当」(1,000円)があるそうな。価格は2010年の購入当時で400円、2019年時点で520円。

※2020年5月補訂:値上げを追記
販売駅
道央自動車道 有珠山(うすざん)サービスエリア 1994(平成6)年3月30日開業 北海道伊達市幌美内町
調製元
有限会社 小玉観光商事 レストランこだま 北海道伊達市萩原町107−4 0142(23)4661

赤飯(小豆)(350円)
2011年9月24日に道の駅とうや湖で購入
Sekihan


北海道虻田郡洞爺湖町の国道230号沿いにある「道の駅とうや湖」で買えた惣菜。透明なプラ製の惣菜容器に赤飯と生姜漬が入る。しかしアズキはおしるこやぜんざいに使うような甘いタイプで、御飯の蛍光ピンクは着色料。すごいものに出会ってしまった気がした。調製元は洞爺湖畔の菓子店。

販売駅
道の駅 とうや湖 2008(平成20)年4月26日開業 北海道虻田郡洞爺湖町香川
調製元
大広昭洞軒 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺町89 0142(82)5448