banner  旅の友「駅弁」。
 館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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ふるさとSL弁当(1,000円)2017年9月16日に真岡鐵道で予約購入
Furusato SL Bento

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2015(平成27)年10月に下館駅前のホテルが発売。真岡鐵道のSL列車「SLもおか号」の車内販売弁当として2000(平成12)年4月に登場し、2015(平成27)年の調製元の廃業により失われた「野立御膳」や「御弁当幕の内」の後継。ネット上ではSLの車内販売でも買えると紹介されるが、今回現地に行くと真岡鐵道を介しての予約限定販売だった。

市販の仕出し弁当向けボール紙容器を、桜と菜の花に包まれたSLもおか号の走行写真を使う掛紙で包む。中身は俵飯、とんかつ、玉子焼、焼鮭、ハム、ポテトサラダ、漬物、甘味など。つまりだいたい、ミルフィーユカツのトンカツ弁当。かつてのSL車内弁当とは、まるで雰囲気が違う。SLもおか号、真岡市、真岡鐵道は主に栃木県だが、下館駅や調製元は茨城県なので、こちらに収蔵。

調製元
ホテルニューつたや 茨城県筑西市乙907−1 0296(24)8181 http://www.new-tsutaya.com/

千姫釜めし(1,300円)2015年7月17日に調製元から予約購入
Senhime Kamameshi

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これは駅弁ではなく、2008年頃から水海道のお祭りや関東鉄道のイベントなどで売られる、北水海道の割烹のお弁当。焼き物の釜に、弁当の名前を記した掛紙をかけて、ひもで十字にしばる姿は、まるで釜めし駅弁。中身は茶飯をエビ、サトイモ、うずら卵、シイタケ、とりそぼろ、ニンジン、ギンナン、タケノコなどで覆うもの。常温の弁当として特段の美味や特徴を感じなかったが、上品さを備えていたと思う。町おこし弁当か関東鉄道唯一の駅弁として、何かできないかと思った。調製元の割烹には、各種の釜飯がメニューにあるそうな。

茨城県内で取手駅と下館駅を結ぶ関東鉄道の常総線は、古くは湖沼や荒れ地であり、後に水田や工場になった、鬼怒川や小貝川のそばの平坦な地域を南北に走る。水海道は江戸時代に両河川を結ぶ物流の拠点として栄え、昭和時代まで商業都市として地域に君臨した。今は水運や商業で栄えた時代をしのぶ建物が中心市街地に点在する、東京のベッドタウン。水海道市の市名も2006年の合併で失われた。

調製元
割烹 ふか川 茨城県常総市水海道森下町3796−5 0297(23)1919

【掛紙】千姫釜めし(1,300円)2016年4月17日に調製元から予約購入
Senhime Kamameshi

掛紙

2016(平成28)年4月17日に購入した、水海道のお弁当の掛紙。容器も中身も価格も半年前と同じだが、掛紙をよく見比べると文字の形が異なる。掛紙を刷り直すくらい、よく売れているようだ。駅での販売はないので、購入には調製元の食堂へ出向くか、団体予約で届けてもらうか、これを売るイベントに行く必要がある。

調製元
割烹 ふか川 茨城県常総市水海道森下町3796−5 0297(23)1919

牛めし(580円)2011年4月29日に道の駅ごかで購入
Gyumeshi

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茨城県猿島郡五霞町の、新国道4号春日部古河バイパス沿いにある「道の駅ごか」で2010年6月19日から土休日限定で販売されているというお弁当。赤い発泡材のホカ弁容器に、商品名を書いたオレンジ色の掛紙を巻く。中身は白御飯の上を牛すき焼き肉とタマネギ炒めで覆い紅生姜を添える、ファストフードでおなじみの牛丼で、筋の利いた牛肉が昔懐かしいジャンクフード。道の駅のスナックコーナーに山積みな惣菜の中で、これだけが駅弁風の見栄えを持っていた。

五霞町は茨城県の西端部、利根川と江戸川の分流部に位置する人口約9千人の町。太平洋に面する茨城県で唯一、利根川の右岸に位置するため、生活圏や交通網は現在の埼玉県の幸手市や久喜市の側を向いており、いわゆる平成の大合併の頃は埼玉県への越境合併の話も出ていたそうな。国道4号や駅はないが東北新幹線も町域を通過するため、北隣の古河市と共に茨城県という感じがしないエリアである。

販売駅
道の駅ごか 2005(平成17)年4月23日開設 茨城県 猿島郡五霞町大字幸主
調製元
調製元の記載なし 所在地の記載なし 連絡先の記載なし

ひたちなか海浜鉄道 那珂湊(なかみなと)駅2016年5月21日訪問Googleマップ
Hitachinaka Seaside Railway Nakaminato Station

駅名標 駅舎 駅構内

勝田駅から列車で14分。本社と車庫がある、ひたちなか海浜鉄道の中心的な駅。那珂湊は平磯や磯浜(現在の大洗)とともに、江戸時代に漁業や物流の港町として栄え、今も漁港と観光市場が観光客を集める。駅弁はないが、下記のまちおこし弁当が駅で売られたり、駅弁として紹介されることがある。1913(大正2)年12月25日開業、茨城県ひたちなか市釈迦町。

みなとの多幸めし(800円)2011年8月29日に湊線車内で予約購入
Minato no Tako Meshi

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ひたちなか商工会議所と那珂湊料飲組合との共同開発により、2008年10月21日に那珂湊で開催された「第24回みなと産業祭」で登場した、街おこし弁当。昭和30年代から三浜(さんぴん)地区(那珂湊+平磯+磯浜=現在の第三種漁港としての那珂湊の範囲)が日本一の生産地とされる煮ダコが主題。

タコ足とその煮汁で炊き込んだ茨城県産米の御飯の上に、恐ろしく柔らかいマダコ(季節によりミズダコ)煮物や、地元の鮭、豆腐、野菜などを配置する。醤油も地元産のものを使用。掛紙や容器や、鮭と飯とタコを除く中身は一定していない。月1,000食のペースで売れているという。

通常は4〜10月の土日曜日の国営ひたち海浜公園か、みなと産業祭などの商工会が関係するイベントで買うことができるほか、調製を担当する商工会員の飲食店や弁当屋5社への予約により購入できる。つまり通常は駅で買うことができない弁当であるが、2009年4月29日にひたちなか海浜鉄道開業1周年のイベントで那珂湊駅での販売を実施したことで、駅弁としても紹介されるようになった。

販売駅
ひたちなか海浜鉄道 那珂湊(なかみなと)駅 1913(大正2)年12月25日開業 茨城県ひたちなか市釈迦町
調製元
デリカ七つ星 茨城県ひたちなか市湊本町4−10 029(263)6863