banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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ダイジ飯(800円)2016年10月8日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Daiji Meshi

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2016(平成28)年10月1日の発売。宇都宮駅で定評の駅弁「玄氣いなり」5個に、ごぼうの金平、ダイスチーズ、人参とレーズンのラペ、葱のぬた和え、かんぴょうの胡麻酢和え、椎茸煮のトッピング6種を添え、鶏の照焼、モロのフライを詰める。「お弁当箱の中でお料理しよう!!」と掛紙に書いてあるとおり、おいなりさんに好きなトッピングを載せて食べるのだろう。しかし宇都宮駅弁のおいなりさんは、飯が単品でうまいので、実はトッピング要らず。

「雷様剣士(らいさまけんし)ダイジ」は、とちぎテレビで2014(平成26)年4月から毎週放送されている、実写県民ヒーロー番組。栃木弁で「大丈夫」を意味する名を持つヒーローが、栃木弁を話し、下野国つまり栃木県内で、謎の鬼「鬼怒乱(きどら)」と対決する。例えば秋田が誇るご当地ヒーロー「超神ネイガー」の人気や知名度に、どこまで迫れるか。

販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 松廼家 栃木県宇都宮市駅前通3−3−1 028(634)2426 http://www.ekiben-matsunoya.co.jp/

芭蕉気分(500円)2003年7月5日に宇都宮駅コンコース駅弁売店で購入
Basho Kibun

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2003(平成15)年の夏に発売。台湾の駅弁を思い起こす牛乳パック素材の容器に、表面に芭蕉と曽良に栃木県内の行程に初夏の日光で詠んだ一句を描き、裏面に能書きを記した掛紙をかける。中身はヒョウタン型の玄米と白米の御飯に、ししとうやかんぴょうなどの揚げ物に人参や里芋の煮物とシメジ等を添える、芭蕉の好物を取り入れたという肉も魚もないヘルシーな内容。価格や分量や内容の軽さが好ましく感じられる。

販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 松廼家 栃木県宇都宮市駅前通3−3−1 028(634)2426 http://www.ekiben-matsunoya.co.jp/

玄氣いなり(500円)2015年10月16日に宇都宮駅改札脇駅弁屋台で予約購入
Genki Inari

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

宇都宮駅の開業120周年を記念して、2005(平成17)年8月頃にリニューアル。中身も風味も価格も駅弁名も変わらないが、容器が変わった。見栄えが派手になりアピール度が上がったという声もあり、ここでも駅弁掛紙がフタ兼用ボール紙に変わってしまったという嘆きあり。

宇都宮駅も2005年8月20日にリニューアルされ、エレベータやエスカレータが整備されたバリアフリーの駅になると共に、最近のJR東日本の方針により商業施設を大増設。改札外の駅弁売店はイートインスペースを設けた「駅弁屋旨囲門」に変わり、改札内の駅弁売店はますます駅利用者の主要動線から外れた。これが駅弁にとって、吉と出るか、凶と出るか。

そんな改札外の駅弁売店も、宇都宮駅弁の売店に戻されたあと、再度のリニューアルで撤去。2015年10月の訪問日時点での改札外での駅弁販売は、改札口付近での移動店舗に変わっていた。

※2015年10月補訂:写真と販売現況を更新
販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 松廼家 栃木県宇都宮市駅前通3−3−1 028(634)2426 http://www.ekiben-matsunoya.co.jp/

【掛紙】玄氣いなり(500円)2005年10月1日に宇都宮駅「駅弁屋旨囲門」で購入
Genki Inari

掛紙

2005(平成17)年10月1日の調製である、宇都宮駅弁のパッケージ。デザインも価格も容器も中身も、10年後と変わらないが、売り続けるうちに駅開業120周年が130周年になったため、後のものは「宇都宮駅開業120周年(平成12年)記念弁当」と、時点表記の括弧書きが追加されている。

販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 松廼家 栃木県宇都宮市駅前通3−3−1 028(634)2426

【終売】玄氣いなり(500円)2002年5月5日に宇都宮駅コンコース駅弁売店で購入
Genki Inari (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身

スーパーの惣菜コーナーで見たような発泡材の長方形容器に、市販の包装紙に駅弁名などのシールを貼った掛紙をかける、しかし駅弁らしさを失わない工夫が凝らされた外装。中身はコシヒカリの玄米にひじきやこんにゃくなどを混ぜた御飯を油揚げの中に詰めた、寿司ではないおいなりさんを3つと、竹の子や人参などの煮物に串コンニャク。早い(その場で買える)・旨い・安いと三拍子揃ったエコノミーな、若者の小腹とお年寄りの腹を満たすのに十分な駅弁。2005(平成17)年8月頃に上記へリニューアル。

販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 松廼家 栃木県宇都宮市駅前通3−3−1 028(634)2426 http://www.ekiben-matsunoya.co.jp/

下野玄米弁当(700円)2003年7月12日に宇都宮駅コンコース駅弁売店で購入
Shimotsuke Genmai Bento

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御飯に玄米を使用した幕の内風弁当。黒い発泡材容器に透明蓋をかけて大きめの掛紙で包み割り箸ごと紙ひもでしばる。茶飯は玄米に大豆を混ぜ胡麻をたくさん振り掛けた、歯ごたえと風味が豊かな仕上がり。ぜんまい・ひじき・グルテンミート(大豆たんぱく)などのおかずでもヘルシーさをアピールし、掛紙と茶系に染まる中身で田舎の故郷を印象付けるもの。掛紙のデザインは玄米とどういう関係にあるのだろう。

販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 松廼家 栃木県宇都宮市駅前通3−3−1 028(634)2426 http://www.ekiben-matsunoya.co.jp/

うわさの弁当古代米入り(700円)2002年5月5日に宇都宮駅コンコース駅弁売店で購入
Uwasa no Bento Kodaimai Iri

掛紙 外観 中身

駅弁らしいサイズの経木枠の長方形容器に駅弁らしい掛紙をかけ、駅弁らしく赤い紙ひもでしばる。容器の半分はコシヒカリの赤飯をベースに古代米、丸麦、そば、緑豆、きびを混ぜた赤黒い御飯が敷かれ、残り半分にトレーが入り、竹の子と人参の煮物にひじきやぜんまい、みそだれ付きの串こんにゃく、そして何だか分からないが油揚げと湯葉と蒸しパンを足して3で割ったようなものが入る。

メインの御飯は、味や香りはほとんど赤飯だが、歯ごたえがある粒がたくさん混じっていて、風味もなんとなく赤飯と異なる感じがする、何だろうと考えているうちに食べ尽くしてしまうもの。本来赤飯は白米+小豆ではなく赤い古代米の御飯であったので、実はこれこそ本当の赤飯弁当。

販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 松廼家 栃木県宇都宮市駅前通3−3−1 028(634)2426 http://www.ekiben-matsunoya.co.jp/

宮小町(1,000円)2003年7月5日に宇都宮駅コンコース駅弁売店で購入
Miya Komachi

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宇都宮駅開業110周年記念ということは、1995(平成7)年に登場か。発泡材+ボール紙製ながら経木折風の正方形容器を二段重ねにして、桜色の紙製風呂敷で包む。中身は下段に御飯として白米と玄米茶飯の円形握り飯に、かんぴょうを外に巻いた玄米いなり寿司、上段におかずとして、焼鮭やエビフライや鶏肉の他に、こんにゃくの味噌田楽や湯葉など、デザートに小福餅という具合。見た目も味も上品な内容で、同時になんとなく駅弁らしさが薄い感じはする。

販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 松廼家 栃木県宇都宮市駅前通3−3−1 028(634)2426 http://www.ekiben-matsunoya.co.jp/

玄氣亭(1,000円)2003年7月5日に宇都宮駅コンコース駅弁売店で購入
Genkitei

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大きめの正八角形の発泡材容器を大きな掛紙で包む。中身は、かんぴょう混じりの玄米いなり寿司に、かんぴょうの天ぷらに、小麦タンパクでできた人造肉「グルテンミート」に、日光ゆば巻きという、宇都宮駅弁ならではの食材に、豚ロースくわ焼きや海老フライなどという、かなり独特な内容。好みは分かれるかもしれないが、少なくともゲテモノを食べている感じはしないはず。私はおいしくいただけた。

掛紙に描かれたイラストは、スイカほどの大きさがあるユウガオの実「ふくべ」の皮で作る魔除けのお面で栃木の工芸品。この実の果肉を細くはぎ取って干したものがかんぴょうとなる。約300年の歴史を刻み、全国の生産量の9割を占める栃木のかんぴょうも、1980年頃に約3,000ヘクタールがあった作付面積が、1990年頃には半減の約1,700ヘクタール、2000年頃には激減して約270ヘクタールと、衰退の一途。

販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 松廼家 栃木県宇都宮市駅前通3−3−1 028(634)2426 http://www.ekiben-matsunoya.co.jp/

【終売】とちぎ日和(700円)2013年10月13日に東京駅駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Tochigi Biyori (end of sales)

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JR東日本の駅弁キャンペーン「駅弁味の陣2013」の開催に合わせた、2013(平成15)年10月の発売か。JR東日本大宮支社の毎年10〜11月の観光キャンペーン「BIGREDとちぎ」との関連も、掛紙の絵柄に感じられる。

正八角形の容器に、かんぴょうを載せた玄米いなり、古代米いなり、牛スープ玄米むすび、鶏照焼、ゴボウやニンジンなどの煮物、甘栗を詰める。駅弁の名前は栃木の食材の多用と結びつくが、中身は「玄氣いなり」の上等版といった感じ。既存駅弁どおりの風味で、おかずの味や分量が物足りなくても、飯だけで食が進む。3か月間ほどの販売か。

※2016年10月補訂:終売を追記
販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 松廼家 栃木県宇都宮市駅前通3−3−1 028(634)2426 http://www.ekiben-matsunoya.co.jp/
催事駅弁

【終売】玄米なのにモチモチ玄氣(580円)2006年9月17日にワールドポーターズビブレで購入
Genmai Nanoni Mochimochi Genki (end of sales)

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2006(平成18)年秋の駅弁催事で登場した催事用商品。駅弁ではなく「駅弁屋の味」。実在の駅弁屋が作っているようだが、駅売りはないようで、パッケージにも「こちらの商品は駅では販売しておりません。」の注記もある。

約11センチ四方の発泡材容器の中に、うるち米ともち米の玄米を混ぜた茶飯を詰め、湯葉やグルテンミートやかんぴょうなどを載せる。内容は宇都宮駅弁らしいし、風味も宇都宮駅弁のものだが、分量に対する価格は感覚的に2割ほど高い。駅弁屋と催事屋とスーパーの三層構造でマージンがかかっていると思えば、そんなものか。このシーズンだけの販売であったと考えられる。

※2015年8月補訂:終売を追記
販売駅
東北本線 宇都宮(うつのみや)駅 1885(明治18)年7月16日開業 栃木県宇都宮市川向町
調製元
有限会社 松廼家 栃木県宇都宮市駅前通3−3−1 028(634)2426 http://www.ekiben-matsunoya.co.jp/